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イエスかノーで
第392話
しおりを挟む【木崎亮平視点】
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神戸高の校舎は、敷地が広いだけあって、どこに何があるのかがイマイチわからない。
須磨高に比べて歴史が古く、改装してるとことそうじゃないところが、有り合わせの服みたいにない混ぜになってる。
須磨高はどっちかっていうと斬新な作りをしてた。
背の高い堤防の内側にグラウンドがあって、海と学校の境界線には、楠木の並木道が。
屋上からは淡路島がよく見える。
校舎と校舎を結ぶ3階の渡り廊下からも、海釣り公園の沖合に伸びる浅橋が。
駅の近くにある学校だから、電車が通る音が、授業中にも聞こえてくる。
窓を開けて、外の風に揺られるカーテン越しの街の景色が、海に浮かぶ島のように見えてた。
朝の小テストで答えがわかんなくて苦戦してると、松村さんがそっと教えてくれてさ?
応援ありがとうございます!
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彼女に惹かれながらも秘密によって複雑になっていく二人の関係。おもしろかったです!
天災、SF要素と、青春や恋愛といったリアルな感情の対比にあると思いました。二人は、時には楽しく、時には切なく、時には危険にさらされながら、共に成長していきます。 スリリングな展開が読者の興味を引くのだと思いました。
読ませていただきありがとうございました。