私には勿体ない人

瑠渡

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ダメだ、怖がってはいけない


「だれかぁーたすけてーーーー」


「カーク!カークたすけてーーーー



「なんだ?何をしてるんだ!!」


「ひっ、先生!」

「お前はぁー、そんなことをして良いと思ってるのかぁ!」

ドォーン、バタン

「そこで伸びてろ!」

「君、大丈夫か?なんでこんな事になった?

保健室に連れてってやるから安心しろ。」

「カーク、ううぅ~、カーク」



バタバタバタバタ

バタンッ

「クララー!
あぁクララ大丈夫か?くそっ!」


「カーク、カーク助けて」



「もう大丈夫だ。先生が助けてくれた。早く家に帰ろうな。」



フラ~ッ。クララは意識を無くした









「僕となんて婚約したから……すみません。クララをこんな目に合わせてしまって言葉もありません。
僕の我が儘で婚約を解消なんてしたくなかったし、クララを愛してるから思い出してくれると信じていたからっ……うっ、すみません
クララをこれ以上傷つけたくない。僕は僕は……クララと「やめたまえ!」」



「カーク君?クララを幸せにしたい気持ちはあるかい?」

「もちろんです!でも、クララを傷つける者が、僕のまわりにいて」

「今まで、静観して見てたんだろ?それをやめてまたクララの側にいてやってくれ。
そしてクララに手をだした奴らを……」

ニヤッ「カーク君、痛めつけろ」



「わかりました。全力で」






「クララ?目が覚めた?」

「お母様。はい」

「カーク君が心配で今までいてくれたのよ」


「お母様、わたし、思い出したことがあります。カーク様、カークは私の婚約者です!ずーっと、私の婚約者です」

「クララッ?思い出したの?良かった。まだカーク君いるかもしれないわ。待ってて」





バタバタバタ

慌ててる足音が聞こえる

バーンッ

「クララ?クララ?思い出してくれたの?」


「カーク、カークごめん。逃げててごめん。」


「クララァー、ごめんね。いつも僕のせいで」

「ふふっ、俺呼びじゃなかったの?」

「だって、クララが忘れちゃって。生まれ変わった人間でいようとして……でも、いつも嫌な奴らが僕に近づいてきてクララを傷つけて。」

「カーク、泣かないの」


「うん。クララ、大丈夫?」

「また元のカークに戻っていいよ!2人で頑張ろ。だって、私達は相思相愛だもんね」

「クララァー良かった。
よし、クララが僕を思いだしてくれたから、僕が必ず守るよ」

そう言って抱きしめる


イチャイチャ

「おい、親の前でやめてくれ……」

「あなた、まぁいいじゃありませんか」ふふふっ



クララが思い出して皆が安堵した。


「あっ、カーク君、あいつら懺悔させるの忘れなくね」

「わかっております。色んな手を使って調べぬき、潰してさしあげましょう。フフフッ」

「カーク?なにその顔?怖いよ」


「僕の大事なクララに危害を加えようとしたのだから、仕方ないよ」






カークにいつも引っ付いてた、公爵令嬢とその他まわりにいた数名が、
いつの間にか学校から消えていたのは………カークの執拗な調べによってお家が没落  悪いことはできないということです。

もちろん、手をだそうとした子息は、いち早く何処かへ……










    
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