私には勿体ない人

瑠渡

文字の大きさ
7 / 10

7

しおりを挟む
 「キャー、いやぁー」



ガバッ!ハァハァハァ

「なに?」また嫌な夢

この頃何かに追いかけられる夢を見る


落ちていくような痛い夢

ズキッ「痛!」

なにか忘れていることがある?
でも、思い出したくない。



園芸部に行ったらシュー様がいた。



「シュー様、この頃変な夢を見るのよねぇ。怖くて何なのか?それに忘れてることがあるような……………わからない」



「クララちゃん、忘れてることが、大事だと思うなら、怖がらず向かっていこうよ。。
まぁ、でも無理することはないよ」




「うーん」





「クララー、おい、浮気してるんじゃないだろうな?」

「カーク様、言いかげにしてください。
私は婚約解消をお願いしてます」



「ダメだ」



そう言うカーク様がとても辛そうな顔をした

私が辛いのに。






園芸部の仕事も終わって、馬車停まで向かっていたら


「クララさん、ちょっとよいかしら?」



うへーっ、怖い黒塊軍団に呼ばれてしまったぁ




「貴女ね、いい加減早く婚約解消しなさいよ!
カーク様の隣にいて良いのは公爵令嬢のユリアン・シュミット様だけよ!」


「ユリアン様……?」


あぁいつも塊の中でもカーク様の横に必ずいる、ちよっと気の強そうな美女か……



その人が、ユリアン様がスッーと前に出て、私の前にきた。



「クララ様、貴女の気持ちを聞きたいの。
カーク様はどういう方か知ってますの?
文武両道、眉目麗し、家は公爵家
誰もが憧れ恋ごがれてる。
貴女の家は何をしたの?
何故、貴女みたいな取り柄のない人が婚約者になるの?」


「それは、カーク様が……公爵家からの打診だと聞いてます」


「だからぁ~、それがおかしいと申してるのです!何かしたに決まってます!」


「ユリアン様、後はお任せください!ちよっと来なさいよ!」



「やめてください!」




ガラッ

「お待たせ!この子好きにしていいわよ」

バンッ

「えっ?」



「どんな子を連れてくるかと思ったら可愛い子じゃん」

ニヤニヤニヤニヤ


「痛めつけていいわよ。じゃ、お願いね」

ガチャ




「えっ?やめてください!近寄らないで!キャーやめて!」



「おとなしくしてればすぐに終わるよ。犯して欲しいと言われてるんだからさ」




「やだぁー…………や…め…て」



ビリビリッ ビリッ




「やだっ、たす…けて」











しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

とある伯爵の憂鬱

如月圭
恋愛
マリアはスチュワート伯爵家の一人娘で、今年、十八才の王立高等学校三年生である。マリアの婚約者は、近衛騎士団の副団長のジル=コーナー伯爵で金髪碧眼の美丈夫で二十五才の大人だった。そんなジルは、国王の第二王女のアイリーン王女殿下に気に入られて、王女の護衛騎士の任務をしてた。そのせいで、婚約者のマリアにそのしわ寄せが来て……。

なくなって気付く愛

戒月冷音
恋愛
生まれて死ぬまで…意味があるのかしら?

王子様への置き手紙

あおき華
恋愛
フィオナは王太子ジェラルドの婚約者。王宮で暮らしながら王太子妃教育を受けていた。そんなある日、ジェラルドと侯爵家令嬢のマデリーンがキスをする所を目撃してしまう。ショックを受けたフィオナは自ら修道院に行くことを決意し、護衛騎士のエルマーとともに王宮を逃げ出した。置き手紙を読んだ皇太子が追いかけてくるとは思いもせずに⋯⋯ 小説家になろうにも掲載しています。

思い出さなければ良かったのに

田沢みん
恋愛
「お前の29歳の誕生日には絶対に帰って来るから」そう言い残して3年後、彼は私の誕生日に帰って来た。 大事なことを忘れたまま。 *本編完結済。不定期で番外編を更新中です。

不倫の味

麻実
恋愛
夫に裏切られた妻。彼女は家族を大事にしていて見失っていたものに気付く・・・。

すべてはあなたの為だった~狂愛~

矢野りと
恋愛
膨大な魔力を有する魔術師アレクサンダーは政略結婚で娶った妻をいつしか愛するようになっていた。だが三年経っても子に恵まれない夫妻に周りは離縁するようにと圧力を掛けてくる。 愛しているのは君だけ…。 大切なのも君だけ…。 『何があってもどんなことをしても君だけは離さない』 ※設定はゆるいです。 ※お話が合わないときは、そっと閉じてくださいませ。

義兄のために私ができること

しゃーりん
恋愛
姉が亡くなった。出産時の失血が原因だった。 しかも、子供は義兄の子ではないと罪の告白をして。 入り婿である義兄はどこまで知っている? 姉の子を跡継ぎにすべきか、自分が跡継ぎになるべきか、義兄を解放すべきか。 伯爵家のために、義兄のために最善の道を考え悩む令嬢のお話です。

すれ違う思い、私と貴方の恋の行方…

アズやっこ
恋愛
私には婚約者がいる。 婚約者には役目がある。 例え、私との時間が取れなくても、 例え、一人で夜会に行く事になっても、 例え、貴方が彼女を愛していても、 私は貴方を愛してる。  ❈ 作者独自の世界観です。  ❈ 女性視点、男性視点があります。  ❈ ふんわりとした設定なので温かい目でお願いします。

処理中です...