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どんなに会いたくても、こんなに離れていては直ぐに飛んで行かれない。
マイク様は大丈夫なのだろうか?マイク様の体調が悪く手紙に返事も書けないだろうから弟のマック様にお手紙を書いた。
お返事は直ぐに届いた。
熱も下がり体調は戻りつつあるけれど、元気がないので心配している。
だが1カ月ぐらいで復職できるはずだと書いてあり、少し安心した。
ずっとこれからの事を考え、悩んで先に進めなかった就業試験。
やっと私は決断した。
マイク様のいる国に行こう!そして、カラマン国で生きていこうと。
カラマン国の文官試験を受けることに決めた私は、まだ試験に間に合うか?マイク様に相談した。
「シェリーがこの国に来てくれることは凄く嬉しい。僕も今回の事で離れては会うこともなかなか出来ず、悩んでいたんだ。僕がユング国へ行こうかとも。文官の試験は終わってしまったが、一般の二次試験が少しだが残っている」と教えてもらえたので、今回その試験を受けて、来年また文官の試験に挑戦することとした。
家族にカラマン国で生活したい。
マイク様の側に行きたいと話し、試験に間に合うようにカラマン国へ行く事になった。
カラマン国へ到着しても、試験当日になっても、監査で忙しいマイク様には会えずじまいだが、寝る間も惜しんで勉強し、試験が終わった日にやっとマイク様と会えた。
久しぶりに会えたマイク様と抱き合い涙し「結婚しよう」と話た。
そして今日、マイク様とマイク様の両親が、ユング国の我が邸にいらっしゃった。
そして晴れて私達は婚約者となった。
カラマン国から前日に合否の書類を受け取り、無事に受かっていたので、2重の祝杯を両家で祝った。
高校を卒業し、カラマン国へ私は旅立つ。
旅立つ時に永遠の別れでもないが、家族皆で泣いてばかりだ。
弟のニックは憎まれ口ばかり言う子なのに1番泣いていたのではないだろうか?
私の勤務場所は、何故か王太子の執務室勤務。
そして住む所はマイク様の家。
ここから2人いや、マック様をいれて3人で王宮へ出勤する。
因みにマック様は、女性の憧れの近衛騎士だ。マック様は高校生の時より身長も伸び、顔も眉目麗しい。
この兄弟は何故こんなに顔が良いのだろう?と考えていたら、私の隣にいるマイク様が「勤務が始まってからが心配だ。シェリーの近くにくる勘違い野郎をどう牽制しようか」とかブツブツ言っている。
その向こうでお義母様まで「シェリーちゃんを変装させて出勤させようかしら……」と、お茶を飲みながらブツブツ独り言を言っている。独り言なのに「変装かぁ」と答えるマック様。
この親子は顔もそっくりだが、考えることも似ている親子だ。
勤務が始まり、この時の話が現実のように私に襲った。
仕事中にもかかわらず、アプローチしてくる男性が沢山いるのにはビックリしてしまった。
そしてマイク様マック様の人気が凄すぎてため息しか出ない。
女性の嫉妬は怖いと初めて経験し、マイク様には休み時間も近寄らないと決めた私である。
秋になり…………今日は私達の結婚式
カラマン国での結婚式になったが、
親友の2人は絶対に結婚式には出る!と行って来てくれた。
2人とも結婚してるので無理だろうと思っていたのにとても嬉しい。
初めてマイク様に会う2人は、「どうしたらあんな素敵な人に出会えるの?もう美男美女夫婦で嫌みねっ!」と、訳わからない事を言っていたが、マイク様に「シェリーは私達がずっと守っておりました。これからはマイク様に託しますね!大事にしてもらわないと困ります!」なんて言うものだからマイク様は「シェリーの友達は威勢がいいなぁ。僕もあんな友達が欲しかった。シェリーは恵まれてたね」と、微笑んだ。
結婚式が終わり披露宴。
披露宴の途中で私一人先に私室へ向かう。
湯浴みをし、寝室へ。
恥ずかしさと、この後の事を考えただけで顔が赤くなる。
夫婦になれた喜びと、夫が監禁された辛い日々の事を考えていたらマイク様が部屋に来た。
「シェリー、なに考えてたの?」
「いろんな事があったなと思って」
「うん。シェリーとやっと夫婦になれた」
そう言うと私を抱きしめ「絶対に幸せにするよ」と言って初めてキスをした。
何もかも初めての私は寝台へ連れて行かれ、マイク様に翻弄されながら無事に初夜を迎えたが、マイク様がずっと離してくださらず、私がやっと部屋を出たのは次の日の夕食の時だった。
マイク様は満面の笑顔をしながら私を抱いて移動し、家族の目の前で私の口に食事を運ぶ。私は真っ赤になりながらそれを食べる。
マック様は「貴方は兄上ですよね?」なんて不思議なことを言うし、お義母様は「シェリーちゃん、辛かったら言ってね。マイクがこんな子だなんて知らなかったわ。」
と言いながら、「勉強ばかりで結婚できないかと思ってたから嬉しい」と涙ぐむ。
その隣でお義父様はニコニコ笑顔だ。
その後に湯浴みをした私は、自分の肌についた赤い跡に絶句。(マイク様、やりすぎです)
侍女の方は見ないようにして笑顔で支度を手伝ってくれた。
そしてまた、マイク様に翻弄される時間が訪れるのであった。
マイク様は、勉強家でとことん突き止める男である。
なので自分の手と口で翻弄される私を見て、マイク様にとってこの時間も勉強になってしまったようだ。それプラス絶倫マイクであった。
私は毎回失神する手前まで追い込まれては意識失うように寝る毎日である。
マイク様は大丈夫なのだろうか?マイク様の体調が悪く手紙に返事も書けないだろうから弟のマック様にお手紙を書いた。
お返事は直ぐに届いた。
熱も下がり体調は戻りつつあるけれど、元気がないので心配している。
だが1カ月ぐらいで復職できるはずだと書いてあり、少し安心した。
ずっとこれからの事を考え、悩んで先に進めなかった就業試験。
やっと私は決断した。
マイク様のいる国に行こう!そして、カラマン国で生きていこうと。
カラマン国の文官試験を受けることに決めた私は、まだ試験に間に合うか?マイク様に相談した。
「シェリーがこの国に来てくれることは凄く嬉しい。僕も今回の事で離れては会うこともなかなか出来ず、悩んでいたんだ。僕がユング国へ行こうかとも。文官の試験は終わってしまったが、一般の二次試験が少しだが残っている」と教えてもらえたので、今回その試験を受けて、来年また文官の試験に挑戦することとした。
家族にカラマン国で生活したい。
マイク様の側に行きたいと話し、試験に間に合うようにカラマン国へ行く事になった。
カラマン国へ到着しても、試験当日になっても、監査で忙しいマイク様には会えずじまいだが、寝る間も惜しんで勉強し、試験が終わった日にやっとマイク様と会えた。
久しぶりに会えたマイク様と抱き合い涙し「結婚しよう」と話た。
そして今日、マイク様とマイク様の両親が、ユング国の我が邸にいらっしゃった。
そして晴れて私達は婚約者となった。
カラマン国から前日に合否の書類を受け取り、無事に受かっていたので、2重の祝杯を両家で祝った。
高校を卒業し、カラマン国へ私は旅立つ。
旅立つ時に永遠の別れでもないが、家族皆で泣いてばかりだ。
弟のニックは憎まれ口ばかり言う子なのに1番泣いていたのではないだろうか?
私の勤務場所は、何故か王太子の執務室勤務。
そして住む所はマイク様の家。
ここから2人いや、マック様をいれて3人で王宮へ出勤する。
因みにマック様は、女性の憧れの近衛騎士だ。マック様は高校生の時より身長も伸び、顔も眉目麗しい。
この兄弟は何故こんなに顔が良いのだろう?と考えていたら、私の隣にいるマイク様が「勤務が始まってからが心配だ。シェリーの近くにくる勘違い野郎をどう牽制しようか」とかブツブツ言っている。
その向こうでお義母様まで「シェリーちゃんを変装させて出勤させようかしら……」と、お茶を飲みながらブツブツ独り言を言っている。独り言なのに「変装かぁ」と答えるマック様。
この親子は顔もそっくりだが、考えることも似ている親子だ。
勤務が始まり、この時の話が現実のように私に襲った。
仕事中にもかかわらず、アプローチしてくる男性が沢山いるのにはビックリしてしまった。
そしてマイク様マック様の人気が凄すぎてため息しか出ない。
女性の嫉妬は怖いと初めて経験し、マイク様には休み時間も近寄らないと決めた私である。
秋になり…………今日は私達の結婚式
カラマン国での結婚式になったが、
親友の2人は絶対に結婚式には出る!と行って来てくれた。
2人とも結婚してるので無理だろうと思っていたのにとても嬉しい。
初めてマイク様に会う2人は、「どうしたらあんな素敵な人に出会えるの?もう美男美女夫婦で嫌みねっ!」と、訳わからない事を言っていたが、マイク様に「シェリーは私達がずっと守っておりました。これからはマイク様に託しますね!大事にしてもらわないと困ります!」なんて言うものだからマイク様は「シェリーの友達は威勢がいいなぁ。僕もあんな友達が欲しかった。シェリーは恵まれてたね」と、微笑んだ。
結婚式が終わり披露宴。
披露宴の途中で私一人先に私室へ向かう。
湯浴みをし、寝室へ。
恥ずかしさと、この後の事を考えただけで顔が赤くなる。
夫婦になれた喜びと、夫が監禁された辛い日々の事を考えていたらマイク様が部屋に来た。
「シェリー、なに考えてたの?」
「いろんな事があったなと思って」
「うん。シェリーとやっと夫婦になれた」
そう言うと私を抱きしめ「絶対に幸せにするよ」と言って初めてキスをした。
何もかも初めての私は寝台へ連れて行かれ、マイク様に翻弄されながら無事に初夜を迎えたが、マイク様がずっと離してくださらず、私がやっと部屋を出たのは次の日の夕食の時だった。
マイク様は満面の笑顔をしながら私を抱いて移動し、家族の目の前で私の口に食事を運ぶ。私は真っ赤になりながらそれを食べる。
マック様は「貴方は兄上ですよね?」なんて不思議なことを言うし、お義母様は「シェリーちゃん、辛かったら言ってね。マイクがこんな子だなんて知らなかったわ。」
と言いながら、「勉強ばかりで結婚できないかと思ってたから嬉しい」と涙ぐむ。
その隣でお義父様はニコニコ笑顔だ。
その後に湯浴みをした私は、自分の肌についた赤い跡に絶句。(マイク様、やりすぎです)
侍女の方は見ないようにして笑顔で支度を手伝ってくれた。
そしてまた、マイク様に翻弄される時間が訪れるのであった。
マイク様は、勉強家でとことん突き止める男である。
なので自分の手と口で翻弄される私を見て、マイク様にとってこの時間も勉強になってしまったようだ。それプラス絶倫マイクであった。
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