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第二章
第10話 授業
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手応えはない。
無名は勢い良く剣を振り下ろしたが、斬った感触はなかった。
逃げる場所は無かったはずだと即座に辺りを見回すがハルファスの姿はない。
「勇者だからもしやとは思ったが……まさか転移魔法まで使えるとは。やはりここで始末しておくに限る」
ハルファスの声は無名の頭上から聞こえてきた。
無名が咄嗟に見上げると自分よりも高い位置に浮かび睨みつけてくるハルファスと目が合った。
想定外の状況に無名の動きも固まる。
「……無名!下がれ!」
レイオールの激が飛び我に返った無名はすぐにハルファスから距離を取った。
「……妖精達は死ぬまで踊る!」
レイオールが風属性の中でも上級に位置する魔法をハルファスに向けて放つとさっきまで無名がいた場所も巻き込みながら暴風が吹き荒れた。
流石のハルファスも上級魔法は危険と判断したのか飛行魔法でその場を離脱する。
「邪魔をするなエルフ」
「……無名は簡単に殺せなはしないぞ」
「たかがエルフ如きが私に歯向かうなど……万死に値する!解き放たれる魂!」
激昂したハルファスが片手をレイオールへと向けると無名も聞いたことのない魔法名を口にした。
目にも止まらぬ速さで、紫が混じる淡い光がレイオールの心臓を貫くと、そのまま地面に倒れ伏した。
「レイオール!」
「ふん、エルフ如きが調子に乗るからだ」
無名は即座に駆け寄りレイオールの身体を揺する。
しかし何度揺らしても反応はなかった。
「勇者、貴様の知らぬ魔法だ」
「一体何をしたんですか……」
「そいつの身体に収まる魂を蹴散らしてやっただけだ」
魂を散らす。
つまり死に至らしめる一撃だったという事である。
「レイオール……」
仲間意識が芽生えていた無名にとって初めての喪失感だった。
レイオールは決して弱くはなかった。
相手が悪かっただけ。
そう思いながらももどかしい気持ちが無名の心を支配する。
「そいつはもう抜け殻だぞ勇者。次は貴様の番だ」
聞いたこともない魔法で殺されたレイオールの仇を討ちたくとも自分より遥かに強いハルファス相手ではどう足掻いても勝てない。
頭の中ではこの場から逃げなければならないと分かっているのに無名の身体は動かなかった。
「ふん、死が訪れる事に恐怖を感じたか」
ハルファスはそんな無名の気持ちなどよそにゆっくりと掌を向ける。
「死ぬがいい――」
ハルファスの言葉は途中で遮られ、突風が無名の頬を凪いだ。
「おっと、それ以上は辞めてもらおうかな」
剣を片手に無名の危機を救ったのはカイルだった。
「カイルさん!レイオールが……」
「魔族相手によく持ったもんだよ。後は任せればいい。私が何とかしよう」
頼もしい言葉と共にカイルはハルファスへ向けて剣を振るいそのまま地面へと突き立てた。
「剣山迷宮」
カイルが呟くと同時に地面から剣が突き出てくると、視界を埋め尽くした。
その全ての刃がハルファスへと向けられる。
数百にものぼる剣が襲い掛かればハルファスといえども無傷では済まず全力で防御魔法を展開した。
「オオオオオオッッッ!!」
雄叫びを上げながらも身体を突き刺されていく。
やがて穴だらけになったハルファスは片膝を突き肩で息をする。
足元は既に血だらけで人間ならば死んでいるだろう。
魔族は驚異的な回復力を有するため血だらけになっても出血多量で死ぬ事はない。
ただ、痛みは人間と同じように感じるのだ。
「カイル……貴様ァァッッッ!」
「まあまあそう怒らないでよ。さ、詳しい話は後でするとして、続きやるかい?この私と」
「クソッ!覚えていろカイル!」
無名には何の話か理解できず、カイルとハルファスは二言三言と言葉を交わしていた。
ハルファスは捨て台詞を吐くとそのまま翼を広げ何処かへと飛び立っていった。
「無名君、無事かい?」
「……はい。僕は無事ですが……」
無名の視線の先にはピクリとも動かないレイオールがいる。
カイルはしゃがみ込むと無名の背中を優しく撫でた。
「悲しいかい?」
「はい……仲間を失う辛さが理解できた気がします」
その言葉にカイルは微笑みを浮かべる。
「試験はクリアとしよう。明日から同じ時間に湖のほとりへ来るといい。私が君に技術を教えて上げよう」
何も言わない無名をその場に残し、カイルは去って行った。
残された無名は黙ってレイオールを見つめる。
蘇生魔法があれば躊躇いなく使っていただろう。
だが、勇者であっても蘇生魔法は簡単ではない。
涙なく項垂れる無名はそれから夜が明けるまでずっとレイオールの側にいた。
場面は変わり、カイルの行き先は魔国であった。
「やぁ、さっきぶりだね」
カイルは相変わらずの態度で廃屋で傷を癒すハルファスへと声を掛けた。
「貴様……何のつもりだ」
「いやいや、まあそう怒らないでくれよ」
のらりくらりとした態度に苛つきハルファスは殺意を込めて睨み付けた。
「あれは私の教育方法だったんだよ」
「何だと?」
「ほら、利用できるものは何でも利用しろって言うだろう?」
「そんな言葉聞いたこともないわクソが」
カイルは無名に命の重みを、価値を、教える為にハルファスを利用した。
彼は焚き付ければ確実に勇者を殺そうと動く。
実際面白い程簡単にハルファスは動いた。
それもカイルの望んでいた形で。
仲間意識が芽生えていたレイオールを亡き者にすれば、無名は変わる。
結果はカイルが想定していた以上に良かった。
無名の悲しみに暮れるその様は完全に命の大切さを学んだ者の感情だった。
しかし利用されたと分かったハルファスの怒りは頂点に達していた。
「私を勇者教育の為に利用しただと?貴様……ふざけるのも大概しろ」
「いいのかい?そんな事言って。私はお前を逃がしてやったんだよ?なんならここで続きをやるかい?」
カイルは何もない空間から剣を生成し切っ先をハルファスへと向けた。
「チッ……」
ハルファスは舌打ちをすると、殺気を消す。
カイルとは正面からぶつかっても勝てないのだ。
既に過去の経験が物語っている。
万全の態勢で挑んだカイルに完膚なきまでに敗北したハルファスは、命からがら逃げ出したのだ。
だからこそ今がある。
その時はまだカイルの両腕があったが、彼ならば腕が一本でも二本でも強さは変わらないだろう。
今この場で続きをしたとて勝ち目はないと分かっているからこそ、カイルに剣を向けられた時ハルファスは顔を背けた。
「それで、その勇者はお前が望む成長を見せたのか?」
「もちろん。お前のお陰でね」
「ふん。私にも痛覚があるという事を忘れるなよ」
「ごめんごめん。流石にあれ以上は見過ごせないかなぁと思ってね」
あのままカイルが横槍を入れなければ無名は死んでいた。
無名はハルファスにとって脅威足り得る器の持ち主ではあったが、まだ完成してはおらずあのまま戦闘を続けた所で殺す事ができただろう。
「せめて最初から言っておけ。私を利用するのならな」
「痛い目に合いたくないからかい?」
「当然だ。お前のアレはとんでもなく痛いのだぞ!」
縦横無尽に突き出てくる刃をその身で受ければどれ程の痛みが襲い掛かるか知らないくせにとハルファスはジトッとした目つきを向ける。
「まあとにかく助かったよ。というかこれでお前も魔神を裏切った形だけどいいのかな?」
「私は騙されただけだ。お前にな!」
「ものは言いようだね。まあまた何か用があったらくるよ。せめてもの感謝のしるしだ、受け取ってくれ」
そう言いながらカイルはポケットから一本の小瓶をハルファスへと投げ渡す。
それは無名達にも渡した上級回復薬だった。
「こんな高価なものを手軽に渡せるのなどお前くらいだろうがな……」
ハルファスは去っていくカイルを眺めながらポツリと呟いた。
無名は勢い良く剣を振り下ろしたが、斬った感触はなかった。
逃げる場所は無かったはずだと即座に辺りを見回すがハルファスの姿はない。
「勇者だからもしやとは思ったが……まさか転移魔法まで使えるとは。やはりここで始末しておくに限る」
ハルファスの声は無名の頭上から聞こえてきた。
無名が咄嗟に見上げると自分よりも高い位置に浮かび睨みつけてくるハルファスと目が合った。
想定外の状況に無名の動きも固まる。
「……無名!下がれ!」
レイオールの激が飛び我に返った無名はすぐにハルファスから距離を取った。
「……妖精達は死ぬまで踊る!」
レイオールが風属性の中でも上級に位置する魔法をハルファスに向けて放つとさっきまで無名がいた場所も巻き込みながら暴風が吹き荒れた。
流石のハルファスも上級魔法は危険と判断したのか飛行魔法でその場を離脱する。
「邪魔をするなエルフ」
「……無名は簡単に殺せなはしないぞ」
「たかがエルフ如きが私に歯向かうなど……万死に値する!解き放たれる魂!」
激昂したハルファスが片手をレイオールへと向けると無名も聞いたことのない魔法名を口にした。
目にも止まらぬ速さで、紫が混じる淡い光がレイオールの心臓を貫くと、そのまま地面に倒れ伏した。
「レイオール!」
「ふん、エルフ如きが調子に乗るからだ」
無名は即座に駆け寄りレイオールの身体を揺する。
しかし何度揺らしても反応はなかった。
「勇者、貴様の知らぬ魔法だ」
「一体何をしたんですか……」
「そいつの身体に収まる魂を蹴散らしてやっただけだ」
魂を散らす。
つまり死に至らしめる一撃だったという事である。
「レイオール……」
仲間意識が芽生えていた無名にとって初めての喪失感だった。
レイオールは決して弱くはなかった。
相手が悪かっただけ。
そう思いながらももどかしい気持ちが無名の心を支配する。
「そいつはもう抜け殻だぞ勇者。次は貴様の番だ」
聞いたこともない魔法で殺されたレイオールの仇を討ちたくとも自分より遥かに強いハルファス相手ではどう足掻いても勝てない。
頭の中ではこの場から逃げなければならないと分かっているのに無名の身体は動かなかった。
「ふん、死が訪れる事に恐怖を感じたか」
ハルファスはそんな無名の気持ちなどよそにゆっくりと掌を向ける。
「死ぬがいい――」
ハルファスの言葉は途中で遮られ、突風が無名の頬を凪いだ。
「おっと、それ以上は辞めてもらおうかな」
剣を片手に無名の危機を救ったのはカイルだった。
「カイルさん!レイオールが……」
「魔族相手によく持ったもんだよ。後は任せればいい。私が何とかしよう」
頼もしい言葉と共にカイルはハルファスへ向けて剣を振るいそのまま地面へと突き立てた。
「剣山迷宮」
カイルが呟くと同時に地面から剣が突き出てくると、視界を埋め尽くした。
その全ての刃がハルファスへと向けられる。
数百にものぼる剣が襲い掛かればハルファスといえども無傷では済まず全力で防御魔法を展開した。
「オオオオオオッッッ!!」
雄叫びを上げながらも身体を突き刺されていく。
やがて穴だらけになったハルファスは片膝を突き肩で息をする。
足元は既に血だらけで人間ならば死んでいるだろう。
魔族は驚異的な回復力を有するため血だらけになっても出血多量で死ぬ事はない。
ただ、痛みは人間と同じように感じるのだ。
「カイル……貴様ァァッッッ!」
「まあまあそう怒らないでよ。さ、詳しい話は後でするとして、続きやるかい?この私と」
「クソッ!覚えていろカイル!」
無名には何の話か理解できず、カイルとハルファスは二言三言と言葉を交わしていた。
ハルファスは捨て台詞を吐くとそのまま翼を広げ何処かへと飛び立っていった。
「無名君、無事かい?」
「……はい。僕は無事ですが……」
無名の視線の先にはピクリとも動かないレイオールがいる。
カイルはしゃがみ込むと無名の背中を優しく撫でた。
「悲しいかい?」
「はい……仲間を失う辛さが理解できた気がします」
その言葉にカイルは微笑みを浮かべる。
「試験はクリアとしよう。明日から同じ時間に湖のほとりへ来るといい。私が君に技術を教えて上げよう」
何も言わない無名をその場に残し、カイルは去って行った。
残された無名は黙ってレイオールを見つめる。
蘇生魔法があれば躊躇いなく使っていただろう。
だが、勇者であっても蘇生魔法は簡単ではない。
涙なく項垂れる無名はそれから夜が明けるまでずっとレイオールの側にいた。
場面は変わり、カイルの行き先は魔国であった。
「やぁ、さっきぶりだね」
カイルは相変わらずの態度で廃屋で傷を癒すハルファスへと声を掛けた。
「貴様……何のつもりだ」
「いやいや、まあそう怒らないでくれよ」
のらりくらりとした態度に苛つきハルファスは殺意を込めて睨み付けた。
「あれは私の教育方法だったんだよ」
「何だと?」
「ほら、利用できるものは何でも利用しろって言うだろう?」
「そんな言葉聞いたこともないわクソが」
カイルは無名に命の重みを、価値を、教える為にハルファスを利用した。
彼は焚き付ければ確実に勇者を殺そうと動く。
実際面白い程簡単にハルファスは動いた。
それもカイルの望んでいた形で。
仲間意識が芽生えていたレイオールを亡き者にすれば、無名は変わる。
結果はカイルが想定していた以上に良かった。
無名の悲しみに暮れるその様は完全に命の大切さを学んだ者の感情だった。
しかし利用されたと分かったハルファスの怒りは頂点に達していた。
「私を勇者教育の為に利用しただと?貴様……ふざけるのも大概しろ」
「いいのかい?そんな事言って。私はお前を逃がしてやったんだよ?なんならここで続きをやるかい?」
カイルは何もない空間から剣を生成し切っ先をハルファスへと向けた。
「チッ……」
ハルファスは舌打ちをすると、殺気を消す。
カイルとは正面からぶつかっても勝てないのだ。
既に過去の経験が物語っている。
万全の態勢で挑んだカイルに完膚なきまでに敗北したハルファスは、命からがら逃げ出したのだ。
だからこそ今がある。
その時はまだカイルの両腕があったが、彼ならば腕が一本でも二本でも強さは変わらないだろう。
今この場で続きをしたとて勝ち目はないと分かっているからこそ、カイルに剣を向けられた時ハルファスは顔を背けた。
「それで、その勇者はお前が望む成長を見せたのか?」
「もちろん。お前のお陰でね」
「ふん。私にも痛覚があるという事を忘れるなよ」
「ごめんごめん。流石にあれ以上は見過ごせないかなぁと思ってね」
あのままカイルが横槍を入れなければ無名は死んでいた。
無名はハルファスにとって脅威足り得る器の持ち主ではあったが、まだ完成してはおらずあのまま戦闘を続けた所で殺す事ができただろう。
「せめて最初から言っておけ。私を利用するのならな」
「痛い目に合いたくないからかい?」
「当然だ。お前のアレはとんでもなく痛いのだぞ!」
縦横無尽に突き出てくる刃をその身で受ければどれ程の痛みが襲い掛かるか知らないくせにとハルファスはジトッとした目つきを向ける。
「まあとにかく助かったよ。というかこれでお前も魔神を裏切った形だけどいいのかな?」
「私は騙されただけだ。お前にな!」
「ものは言いようだね。まあまた何か用があったらくるよ。せめてもの感謝のしるしだ、受け取ってくれ」
そう言いながらカイルはポケットから一本の小瓶をハルファスへと投げ渡す。
それは無名達にも渡した上級回復薬だった。
「こんな高価なものを手軽に渡せるのなどお前くらいだろうがな……」
ハルファスは去っていくカイルを眺めながらポツリと呟いた。
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