1 / 26
※朝の支度
しおりを挟む
半年前まで北の国の元王子で今は異国の地で奴隷として、この地の王族に仕えているのは、今年で18歳になるオメガのリュートという美しい青年であった。
この温暖な気候の地では珍しい金の髪と碧い眼を持ち、肌も白い。浅黒い肌と黒い眼をした者が大半のこの国ではかなり目立つ。
リュートは、自分の支度を済ませると主人である王弟の居室へ朝の支度をするために向かう。
といっても扉を隔てた向こう側に行くだけだ。
扉を開けると広間があり、そこには大勢の側仕え達が部屋の主人であるアーディルが起きて来るのを待っていた。しかし、主人の寝室に入れるのは、今やこの奴隷であるリュートだけである。
「おはようございます。」
リュートはか細く挨拶するが、誰も返事はしない。戦争に敗れた北の国の賠償金代わりとして、連れてこられたリュートの身分は奴隷。部屋にある高級な家具よりも粗末な存在として扱われている。
リュートは気にすることなく広間を突っ切り、重厚な扉を開けた。
そこには一際豪華な寝台が鎮座しており、天幕がそこに眠る主人を隠していた。
リュートは天幕を開けて紐で固定する。
そして窓際に行き、陽の光を遮る布も開けて部屋に日差しを入れたところで、寝台の側に跪き、アーディルに声をかけた。
「殿下、朝でございます。」
「ん。」
すでに起きていたのだろう、すぐに返事がある。
頭を垂れながら水を差し出すとアーディルはそこに座ってコップを受け取る。
リュートは、飲み干された空の容器を受け取り、いつものように聞く。
「今朝は、ご所望ですか。」
「ああ。」
短い返事だが男らしい低い声が響くと、リュートは、『失礼いたします。』と言って寝台の上に上がる。
薄掛けをめくると、既にアーディルの陽根は兆していて、下履きを押し上げていた。
リュートは、下履きの紐を緩めて陽根を慣れた手つきで取り出すと口に含む。
かなり立派なモノは、リュートの口の中で質量を増し、鈴口から透明の液体を出す。
苦しいが歯に当たらぬよう慎重に奥深く飲み込み、喉を窄めて亀頭を刺激する。
「うっ。」
アーディルが思わず声をもらす。
リュートは、こう言った時に滅多に声を漏らさないアーディルの声を聞けたことで、かなり気持ち良くなってくれていると感じ、苦しくてもさらにさらに深く飲み込む。
そして、頭を上下に動かし口の中で精一杯陽根をしごく。
朝の光の中で音だけがじゅぼじゅぼと淫猥に響く。
すると、陽根はますます大きくなり口に含むのが限界になってくると、リュートの口の中は白濁した液でいっぱいになる。
それを零すことなく飲み干す。
そして、再び陽根を口に含み綺麗にしてから、あらかじめ用意していた濡れた布で綺麗にしようとすると、その手をアーディルが止めた。
「入れろ。」
「承知いたしました。」
リュートは素早く下履きと一緒にズボンを脱ぎ下半身をあらわにする。
「ふん。」
アーディルは、軽く勃ち上がったリュートの白いモノを見て満足そうに口元を緩める。
リュートは香油を手に取り、自身の孔に塗りたくる。アーディルはたまに朝から繋がることを望むので、リュートは、朝起きて一番にすることは、男根を象った陶器の棒を入れ孔を柔らかくしておくことだ。
今朝もそれは欠かさなかった。
「御前を失礼いたします。」
そう言ってリュートはアーディルに跨る。
柔らかいリュートのソコは、猛々しいアーディルのモノでも何なく受け入れる。
とはいえ、アーディルが一度、欲を吐き出したからだが。
「んふっ…はぁ…」
リュートはアーディルを受け入れただけで、イキそうになる。
リュートの孔は、アーディルの形に慣れていて良い所にすぐ当たるのだ。
「殿下!!」
リュートは上下に動いてさらなる快楽を得ようとする。
「入れただけでそのように乱れるとは、淫乱なやつめ。」
「あっ、あっ、」
仕置きとばかりにアーディルは、下から激しく突き上げる。
「ひうんっ!!んっ…んあっ…」
激しく突き上げられてリュートは息も絶え絶えになる。
華奢なリュートはアーディルの上でいいように動かされていた。
アーディルの体躯は南の王族らしく逞しく強靭な作りをしている。
リュートの太腿より太い腕とリュートの腰ぐらいの太腿を持ち合わせている。
「はあっはあっ、も、もうっ…」
「まだ出してはならぬ。」
ギュッとリュートの根元を掴み吐き出す欲望を止める。
「殿下、お許しを。」
リュートは白い肌を欲望の桃色に染める。
うっとりした艶めく碧い瞳でアーディルに懇願した。
アーディルは、リュートを抱いたまま起き上がり、今度はリュートを組み敷いて上から攻め立てる。
「あっあっ、出したいっ」
「後少し我慢しろ。」
尚も攻め立て、リュートの中でアーディルのモノが大きく膨らむと熱い液体がリュートの中で広がる。それと同時にリュートも欲望を吐き出すのを許された。
「あ、あああんっ。」
リュートの白い液体がアーディルの腹に少し掛かる。
「殿下、申し訳ございません。」
リュートは、快楽の余韻そのままに、急いで自分の孔に綿を詰めて、アーディルが吐き出したものが、落ちないようにした後、濡れた布でアーディルの体を綺麗にする。
リュートは清潔な丈の長い真っ白な室内着をアーディルに渡し、自身は脱いだ服を再び着た。
「殿下、私は寝室を掃除いたしますので、ご朝食をお召し上がりくださいませ。」
いつもなら一緒に広間に行き、アーディルの給仕をするのだが、アーディルを受け入れた朝は、寝室の片付けと共に孔の中の処置も簡単にしてからにしている。
「そんなもの他の者にやらせれば良い。一緒に来い。」
普段なら、リュートの事情を察して先に朝食を取るのだが、今朝のアーディルは少々意地悪だった。
「で、ですが…。」
「ん!」
アーディルは不機嫌な声を発する。
仕方なくリュートは心許ない後の孔を放置したままアーディルに付き従う。
広間に行くと一斉に側仕え達が頭を垂れる。
高級な手触りの良い敷布にクッションがいくつも重ねられていて、そこにアーディルがゆったりと座ると幾人もの側仕えが、食べ物や飲み物を運ぶ。
いつものように給仕するためにリュートは両膝を床に付いて中腰になる。
しかしその体制では、孔に入れた綿が抜けそうになる。
「あぁっ。」
原則、奴隷は主人に求められない限り、声を発してはいけない決まりであった。ただ、二人きりの時は、必要なことも黙っていられると面倒なので自由にしていいと言われている。しかし、今は大勢の側仕えがいる。
「どうした?」
アーディルが楽しそうにニヤリとする。
「申し訳ございません。」
リュートは、深く頭を下げた。
するとお尻を突き出す格好になり、綿が外れてしまう。ドロリとアーディルの吐き出したものがリュートの皮膚を伝う。
「んっ。」
つい声を漏らしてしまった。
「なんだ?今日はお喋りだな。」
アーディルは人差し指でリュートの顎を持ち上げる。リュートは大勢の前で艶声を出してしまったことに羞恥して、涙目になっていた。
それが、リュートの美しい顔をより美しく見せている。
側仕えの一人がその顔をみて息を呑む。
アーディルがその気配に振り向くと側仕えが、さっと俯くが少し顔が赤いのが見てとれた。
「ふん、不作法なやつは部屋に戻れ。」
アーディルは苛立ったようにリュートに告げる。
リュートは言われて去ろうとするが、なんせ綿は外れてしまったし、白濁液がトロトロと流れ出ている。このまま立ってしまったら、皆の前で醜態を晒すことになってしまうだろう。
その場でモジモジとしていると、アーディルが音もなくリュートを抱きかかえた。
「で、殿下!」
「大人しくしとけ。」
そのまま、リュートの居室に連れていく。
側仕えがリュートの部屋の扉を開けた。
アーディルは、部屋に着くと乱暴にリュートを寝台へ下ろす。
「今日は、部屋に篭っておけ。」
そう言うと部屋を出ていった。
「リュートさん!」
奴隷であるリュートだが、元王子ということで同じく奴隷の少年宦官がリュートの世話係として付けられていた。
少年は、また粗相をしてしまったと落ち込むリュートを部屋の中にある小さい洗い場に連れていき、アーディルの精液を洗い流す。
「ハミル、ありがとう。」
「あな、腫れてなかったよ。今日はひどくされなかったみたいだね。」
「う、うん。」
「でも何で殿下は怒ってたんだろ?」
「私が食事の場で声を出したからなんだ。」
「え?あな洗ってないのに給仕したの?ああ、情事の後のエロエロの顔を他の側仕えに見せたからかぁ。それって、自分のせいなのに、リュートさんに怒るのって変なの。リュートさんは、全然悪くないから気にしなくていいよ。」
そうは言われても、王弟殿下の機嫌を損ねれば、祖国の民や数少ないが残った女の王族の処遇に影響が出るかもしれない。リュートは、気落ちするのを止められなかった。
ハミルはここまでの待遇の奴隷なんだから、そこまで気にしなくいいのになあと考えている。
この部屋は、本来アーディル専属の侍従の個室で、奴隷が使える部屋ではない。しかしアーディルはその部屋を与え、必要な物は何もかもその部屋に揃えていた。世話係までも。
そしてリュートの左足首には、リュートの瞳の色と同じ色の貴重な石である藍玉を使ったアンクレットがはめられている。
アーディルから与えられた物だ。このような高価な装飾をしている奴隷は、王族の私物の証であった。所有者の許可なくその奴隷に無体を働くことがないようにするためである。
この温暖な気候の地では珍しい金の髪と碧い眼を持ち、肌も白い。浅黒い肌と黒い眼をした者が大半のこの国ではかなり目立つ。
リュートは、自分の支度を済ませると主人である王弟の居室へ朝の支度をするために向かう。
といっても扉を隔てた向こう側に行くだけだ。
扉を開けると広間があり、そこには大勢の側仕え達が部屋の主人であるアーディルが起きて来るのを待っていた。しかし、主人の寝室に入れるのは、今やこの奴隷であるリュートだけである。
「おはようございます。」
リュートはか細く挨拶するが、誰も返事はしない。戦争に敗れた北の国の賠償金代わりとして、連れてこられたリュートの身分は奴隷。部屋にある高級な家具よりも粗末な存在として扱われている。
リュートは気にすることなく広間を突っ切り、重厚な扉を開けた。
そこには一際豪華な寝台が鎮座しており、天幕がそこに眠る主人を隠していた。
リュートは天幕を開けて紐で固定する。
そして窓際に行き、陽の光を遮る布も開けて部屋に日差しを入れたところで、寝台の側に跪き、アーディルに声をかけた。
「殿下、朝でございます。」
「ん。」
すでに起きていたのだろう、すぐに返事がある。
頭を垂れながら水を差し出すとアーディルはそこに座ってコップを受け取る。
リュートは、飲み干された空の容器を受け取り、いつものように聞く。
「今朝は、ご所望ですか。」
「ああ。」
短い返事だが男らしい低い声が響くと、リュートは、『失礼いたします。』と言って寝台の上に上がる。
薄掛けをめくると、既にアーディルの陽根は兆していて、下履きを押し上げていた。
リュートは、下履きの紐を緩めて陽根を慣れた手つきで取り出すと口に含む。
かなり立派なモノは、リュートの口の中で質量を増し、鈴口から透明の液体を出す。
苦しいが歯に当たらぬよう慎重に奥深く飲み込み、喉を窄めて亀頭を刺激する。
「うっ。」
アーディルが思わず声をもらす。
リュートは、こう言った時に滅多に声を漏らさないアーディルの声を聞けたことで、かなり気持ち良くなってくれていると感じ、苦しくてもさらにさらに深く飲み込む。
そして、頭を上下に動かし口の中で精一杯陽根をしごく。
朝の光の中で音だけがじゅぼじゅぼと淫猥に響く。
すると、陽根はますます大きくなり口に含むのが限界になってくると、リュートの口の中は白濁した液でいっぱいになる。
それを零すことなく飲み干す。
そして、再び陽根を口に含み綺麗にしてから、あらかじめ用意していた濡れた布で綺麗にしようとすると、その手をアーディルが止めた。
「入れろ。」
「承知いたしました。」
リュートは素早く下履きと一緒にズボンを脱ぎ下半身をあらわにする。
「ふん。」
アーディルは、軽く勃ち上がったリュートの白いモノを見て満足そうに口元を緩める。
リュートは香油を手に取り、自身の孔に塗りたくる。アーディルはたまに朝から繋がることを望むので、リュートは、朝起きて一番にすることは、男根を象った陶器の棒を入れ孔を柔らかくしておくことだ。
今朝もそれは欠かさなかった。
「御前を失礼いたします。」
そう言ってリュートはアーディルに跨る。
柔らかいリュートのソコは、猛々しいアーディルのモノでも何なく受け入れる。
とはいえ、アーディルが一度、欲を吐き出したからだが。
「んふっ…はぁ…」
リュートはアーディルを受け入れただけで、イキそうになる。
リュートの孔は、アーディルの形に慣れていて良い所にすぐ当たるのだ。
「殿下!!」
リュートは上下に動いてさらなる快楽を得ようとする。
「入れただけでそのように乱れるとは、淫乱なやつめ。」
「あっ、あっ、」
仕置きとばかりにアーディルは、下から激しく突き上げる。
「ひうんっ!!んっ…んあっ…」
激しく突き上げられてリュートは息も絶え絶えになる。
華奢なリュートはアーディルの上でいいように動かされていた。
アーディルの体躯は南の王族らしく逞しく強靭な作りをしている。
リュートの太腿より太い腕とリュートの腰ぐらいの太腿を持ち合わせている。
「はあっはあっ、も、もうっ…」
「まだ出してはならぬ。」
ギュッとリュートの根元を掴み吐き出す欲望を止める。
「殿下、お許しを。」
リュートは白い肌を欲望の桃色に染める。
うっとりした艶めく碧い瞳でアーディルに懇願した。
アーディルは、リュートを抱いたまま起き上がり、今度はリュートを組み敷いて上から攻め立てる。
「あっあっ、出したいっ」
「後少し我慢しろ。」
尚も攻め立て、リュートの中でアーディルのモノが大きく膨らむと熱い液体がリュートの中で広がる。それと同時にリュートも欲望を吐き出すのを許された。
「あ、あああんっ。」
リュートの白い液体がアーディルの腹に少し掛かる。
「殿下、申し訳ございません。」
リュートは、快楽の余韻そのままに、急いで自分の孔に綿を詰めて、アーディルが吐き出したものが、落ちないようにした後、濡れた布でアーディルの体を綺麗にする。
リュートは清潔な丈の長い真っ白な室内着をアーディルに渡し、自身は脱いだ服を再び着た。
「殿下、私は寝室を掃除いたしますので、ご朝食をお召し上がりくださいませ。」
いつもなら一緒に広間に行き、アーディルの給仕をするのだが、アーディルを受け入れた朝は、寝室の片付けと共に孔の中の処置も簡単にしてからにしている。
「そんなもの他の者にやらせれば良い。一緒に来い。」
普段なら、リュートの事情を察して先に朝食を取るのだが、今朝のアーディルは少々意地悪だった。
「で、ですが…。」
「ん!」
アーディルは不機嫌な声を発する。
仕方なくリュートは心許ない後の孔を放置したままアーディルに付き従う。
広間に行くと一斉に側仕え達が頭を垂れる。
高級な手触りの良い敷布にクッションがいくつも重ねられていて、そこにアーディルがゆったりと座ると幾人もの側仕えが、食べ物や飲み物を運ぶ。
いつものように給仕するためにリュートは両膝を床に付いて中腰になる。
しかしその体制では、孔に入れた綿が抜けそうになる。
「あぁっ。」
原則、奴隷は主人に求められない限り、声を発してはいけない決まりであった。ただ、二人きりの時は、必要なことも黙っていられると面倒なので自由にしていいと言われている。しかし、今は大勢の側仕えがいる。
「どうした?」
アーディルが楽しそうにニヤリとする。
「申し訳ございません。」
リュートは、深く頭を下げた。
するとお尻を突き出す格好になり、綿が外れてしまう。ドロリとアーディルの吐き出したものがリュートの皮膚を伝う。
「んっ。」
つい声を漏らしてしまった。
「なんだ?今日はお喋りだな。」
アーディルは人差し指でリュートの顎を持ち上げる。リュートは大勢の前で艶声を出してしまったことに羞恥して、涙目になっていた。
それが、リュートの美しい顔をより美しく見せている。
側仕えの一人がその顔をみて息を呑む。
アーディルがその気配に振り向くと側仕えが、さっと俯くが少し顔が赤いのが見てとれた。
「ふん、不作法なやつは部屋に戻れ。」
アーディルは苛立ったようにリュートに告げる。
リュートは言われて去ろうとするが、なんせ綿は外れてしまったし、白濁液がトロトロと流れ出ている。このまま立ってしまったら、皆の前で醜態を晒すことになってしまうだろう。
その場でモジモジとしていると、アーディルが音もなくリュートを抱きかかえた。
「で、殿下!」
「大人しくしとけ。」
そのまま、リュートの居室に連れていく。
側仕えがリュートの部屋の扉を開けた。
アーディルは、部屋に着くと乱暴にリュートを寝台へ下ろす。
「今日は、部屋に篭っておけ。」
そう言うと部屋を出ていった。
「リュートさん!」
奴隷であるリュートだが、元王子ということで同じく奴隷の少年宦官がリュートの世話係として付けられていた。
少年は、また粗相をしてしまったと落ち込むリュートを部屋の中にある小さい洗い場に連れていき、アーディルの精液を洗い流す。
「ハミル、ありがとう。」
「あな、腫れてなかったよ。今日はひどくされなかったみたいだね。」
「う、うん。」
「でも何で殿下は怒ってたんだろ?」
「私が食事の場で声を出したからなんだ。」
「え?あな洗ってないのに給仕したの?ああ、情事の後のエロエロの顔を他の側仕えに見せたからかぁ。それって、自分のせいなのに、リュートさんに怒るのって変なの。リュートさんは、全然悪くないから気にしなくていいよ。」
そうは言われても、王弟殿下の機嫌を損ねれば、祖国の民や数少ないが残った女の王族の処遇に影響が出るかもしれない。リュートは、気落ちするのを止められなかった。
ハミルはここまでの待遇の奴隷なんだから、そこまで気にしなくいいのになあと考えている。
この部屋は、本来アーディル専属の侍従の個室で、奴隷が使える部屋ではない。しかしアーディルはその部屋を与え、必要な物は何もかもその部屋に揃えていた。世話係までも。
そしてリュートの左足首には、リュートの瞳の色と同じ色の貴重な石である藍玉を使ったアンクレットがはめられている。
アーディルから与えられた物だ。このような高価な装飾をしている奴隷は、王族の私物の証であった。所有者の許可なくその奴隷に無体を働くことがないようにするためである。
52
あなたにおすすめの小説
結婚初夜に相手が舌打ちして寝室出て行こうとした
紫
BL
十数年間続いた王国と帝国の戦争の終結と和平の形として、元敵国の皇帝と結婚することになったカイル。
実家にはもう帰ってくるなと言われるし、結婚相手は心底嫌そうに舌打ちしてくるし、マジ最悪ってところから始まる話。
オメガバースでオメガの立場が低い世界
こんなあらすじとタイトルですが、主人公が可哀そうって感じは全然ないです
強くたくましくメンタルがオリハルコンな主人公です
主人公は耐える我慢する許す許容するということがあんまり出来ない人間です
倫理観もちょっと薄いです
というか、他人の事を自分と同じ人間だと思ってない部分があります
※この主人公は受けです
運命じゃない人
万里
BL
旭は、7年間連れ添った相手から突然別れを告げられる。「運命の番に出会ったんだ」と語る彼の言葉は、旭の心を深く傷つけた。積み重ねた日々も未来の約束も、その一言で崩れ去り、番を解消される。残された部屋には彼の痕跡はなく、孤独と喪失感だけが残った。
理解しようと努めるも、涙は止まらず、食事も眠りもままならない。やがて「番に捨てられたΩは死ぬ」という言葉が頭を支配し、旭は絶望の中で自らの手首を切る。意識が遠のき、次に目覚めたのは病院のベッドの上だった。
【完結】愛されたかった僕の人生
Kanade
BL
✯オメガバース
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
お見合いから一年半の交際を経て、結婚(番婚)をして3年。
今日も《夫》は帰らない。
《夫》には僕以外の『番』がいる。
ねぇ、どうしてなの?
一目惚れだって言ったじゃない。
愛してるって言ってくれたじゃないか。
ねぇ、僕はもう要らないの…?
独りで過ごす『発情期』は辛いよ…。
〈完結〉【書籍化・取り下げ予定】「他に愛するひとがいる」と言った旦那様が溺愛してくるのですが、そういうのは不要です
ごろごろみかん。
恋愛
「私には、他に愛するひとがいます」
「では、契約結婚といたしましょう」
そうして今の夫と結婚したシドローネ。
夫は、シドローネより四つも年下の若き騎士だ。
彼には愛するひとがいる。
それを理解した上で政略結婚を結んだはずだったのだが、だんだん夫の様子が変わり始めて……?
【完結済】あの日、王子の隣を去った俺は、いまもあなたを想っている
キノア9g
BL
かつて、誰よりも大切だった人と別れた――それが、すべての始まりだった。
今はただ、冒険者として任務をこなす日々。けれどある日、思いがけず「彼」と再び顔を合わせることになる。
魔法と剣が支配するリオセルト大陸。
平和を取り戻しつつあるこの世界で、心に火種を抱えたふたりが、交差する。
過去を捨てたはずの男と、捨てきれなかった男。
すれ違った時間の中に、まだ消えていない想いがある。
――これは、「終わったはずの恋」に、もう一度立ち向かう物語。
切なくも温かい、“再会”から始まるファンタジーBL。
全8話
お題『復縁/元恋人と3年後に再会/主人公は冒険者/身を引いた形』設定担当AI /c
番解除した僕等の末路【完結済・短編】
藍生らぱん
BL
都市伝説だと思っていた「運命の番」に出逢った。
番になって数日後、「番解除」された事を悟った。
「番解除」されたΩは、二度と他のαと番になることができない。
けれど余命宣告を受けていた僕にとっては都合が良かった。
流れる星、どうかお願い
ハル
BL
羽水 結弦(うすい ゆずる)
オメガで高校中退の彼は国内の財閥の一つ、羽水本家の次男、羽水要と番になって約8年
高層マンションに住み、気兼ねなくスーパーで買い物をして好きな料理を食べられる。同じ性の人からすれば恵まれた生活をしている彼
そんな彼が夜、空を眺めて流れ星に祈る願いはただ一つ
”要が幸せになりますように”
オメガバースの世界を舞台にしたアルファ×オメガ
王道な関係の二人が織りなすラブストーリーをお楽しみに!
一応、更新していきますが、修正が入ることは多いので
ちょっと読みづらくなったら申し訳ないですが
お付き合いください!
【WEB版】監視が厳しすぎた嫁入り生活から解放されました~冷徹無慈悲と呼ばれた隻眼の伯爵様と呪いの首輪~【BL・オメガバース】
古森きり
BL
【書籍化決定しました!】
詳細が決まりましたら改めてお知らせにあがります!
たくさんの閲覧、お気に入り、しおり、感想ありがとうございました!
アルファポリス様の規約に従い発売日にURL登録に変更、こちらは引き下げ削除させていただきます。
政略結婚で嫁いだ先は、女狂いの伯爵家。
男のΩである僕には一切興味を示さず、しかし不貞をさせまいと常に監視される生活。
自分ではどうすることもできない生活に疲れ果てて諦めた時、夫の不正が暴かれて失脚した。
行く当てがなくなった僕を保護してくれたのは、元夫が口を開けば罵っていた政敵ヘルムート・カウフマン。
冷徹無慈悲と呼び声高い彼だが、共に食事を摂ってくれたりやりたいことを応援してくれたり、決して冷たいだけの人ではなさそうで――。
カクヨムに書き溜め。
小説家になろう、アルファポリス、BLoveにそのうち掲載します。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる