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久利・約束
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「それともう一つお願いがあるんだけど、一度家に帰って、明日会社に来ていく着替え取ってきてくれないか?帰ってきた時に、茉莉花に出迎えて欲しい。今夜も一緒にいたい。ダメかな?」
俺の申し出に茉莉花の頬は赤く染まり、とびきりの笑顔を見せてくれた。
「あとね、確かしほなの彼はマスコミ関係の仕事してたはずなんだよ。あの写真、もしかしたらしほなの彼に見てもらえるかも。プロが見たら、犯人の手がかりがつかめるかもしれないし、しほなが預かってくれたらしほなに渡してもいい?」
「うん。誰があんな酷いことしたのか早く解決したいし。頼めるといいね」
茉莉花も前向きになってくれて良かった。もう疑いは晴れているけど、犯人だけは許せない。
ピザが届くと二人で頬張った。さっきまで食欲を忘れていたが、ピザの匂いはとても魅惑的だった。
食事を済ませ、二人で玄関を出ると、茉莉花に合鍵を渡した。
「なるべく早くに帰るからね」
外廊下だったのも忘れて茉莉花にキスをした。幸い誰にも見られはしなかった。
俺の申し出に茉莉花の頬は赤く染まり、とびきりの笑顔を見せてくれた。
「あとね、確かしほなの彼はマスコミ関係の仕事してたはずなんだよ。あの写真、もしかしたらしほなの彼に見てもらえるかも。プロが見たら、犯人の手がかりがつかめるかもしれないし、しほなが預かってくれたらしほなに渡してもいい?」
「うん。誰があんな酷いことしたのか早く解決したいし。頼めるといいね」
茉莉花も前向きになってくれて良かった。もう疑いは晴れているけど、犯人だけは許せない。
ピザが届くと二人で頬張った。さっきまで食欲を忘れていたが、ピザの匂いはとても魅惑的だった。
食事を済ませ、二人で玄関を出ると、茉莉花に合鍵を渡した。
「なるべく早くに帰るからね」
外廊下だったのも忘れて茉莉花にキスをした。幸い誰にも見られはしなかった。
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