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繋がる体と募る不安
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美奈子はお風呂から上がり、ドキドキしながら薄暗いベッドルームに入った。
本当に今夜、裕介と身体を重ねられるのか、そして心のどこかで重ねて良いのか不安になる。
千秋と関係した数日で、裕介に求められると思ってもみなかった。
「ゆっくりだったね。あったまった?」
裕介がベッドの中で起きていたことに、美奈子の胸は更に騒がしくなる。
もしかしたら寝ているかもと少し期待していた。
「ええ。気持ち良くて長湯しちゃった」
美奈子がベッドに近づくと、裕介は起き上がり美奈子の手首を握った。
そのまま美奈子を引き寄せると抱きしめてベッドに押し倒し、美奈子の上に裕介が乗る形で見つめ合う。
美奈子は裕介の真っ直ぐな目が恥ずかしくて目をそらしたが、視線を外された裕介は、美奈子の頬に手を触れて優しく自分に向けた。
「どうしてそっぽ向くの?僕を見て」
裕介の優しい瞳に、汚れた自分が映っていると美奈子は思った。
「ごめんなさい。なんだか恥ずかしくて」
裕介はサイドチェストからライトのリモコンを手に取ると部屋を明るくした。
「んッ!」
眩しくて美奈子は目を閉じた。
「やッ!どうして明るくするのッ!恥ずかしいッ!」
「ごめん。感じてる美奈子が見たいんだ。最近明るいところでシてなかったし」
今夜は裕介も本気なんだと美奈子は思った。
「みなちゃん」
付き合い始めた頃の呼び方で呼ばれて美奈子はドキッとする。
「大好きだよ。みなちゃん」
「裕介………君」
美奈子も当時の呼び方をすると裕介は微笑む。
「大好きだよ。大好き」
裕介は囁くと美奈子にキスをする。
滑らかな舌が美奈子の舌に絡まる。そのまま舌を吸われ、美奈子は裕介の背中に手を回す。
「美奈子……………美奈子」
パジャマを捲し上げられ、裕介の手のひらが美奈子の胸を揉む。
両手で揉みしだかれ、胸の突起を舌先で刺激され、美奈子は身体の芯が熱くなる。
喘ぎ声が漏れてしまう。
「あん!……………あッ!」
裕介は美奈子の胸を愛撫しながらキスをする。
キスで口を塞がれ美奈子は声を封じられ、その分美奈子も裕介の唇を貪る。
美奈子が積極的に舌を絡ませてくるので、裕介もキスが気持ち良くて興奮してきた。
激しいキスを繰り返しながら、裕介は美奈子の下を脱がし太ももを開く。
ヌルッとした感触に、美奈子がもう十分濡れている事を確認した。
「裕介……………んんッ!」
裕介の舌が、美奈子の敏感な部分をねっとりと攻め続ける。
音をわざと立てるようにして、美奈子の蜜を吸い取る。
「あんッ!やぁッ!」
美奈子の敏感な部分が激しく痙攣すると裕介は起き上がり、美奈子の蜜で濡れた唇を手の甲で拭う。
裕介ももう十分に硬くなり、上に向かって反り勃っていた。
美奈子の太ももを両手で広げると、裕介は再び美奈子の上に覆い被さった。
本当に今夜、裕介と身体を重ねられるのか、そして心のどこかで重ねて良いのか不安になる。
千秋と関係した数日で、裕介に求められると思ってもみなかった。
「ゆっくりだったね。あったまった?」
裕介がベッドの中で起きていたことに、美奈子の胸は更に騒がしくなる。
もしかしたら寝ているかもと少し期待していた。
「ええ。気持ち良くて長湯しちゃった」
美奈子がベッドに近づくと、裕介は起き上がり美奈子の手首を握った。
そのまま美奈子を引き寄せると抱きしめてベッドに押し倒し、美奈子の上に裕介が乗る形で見つめ合う。
美奈子は裕介の真っ直ぐな目が恥ずかしくて目をそらしたが、視線を外された裕介は、美奈子の頬に手を触れて優しく自分に向けた。
「どうしてそっぽ向くの?僕を見て」
裕介の優しい瞳に、汚れた自分が映っていると美奈子は思った。
「ごめんなさい。なんだか恥ずかしくて」
裕介はサイドチェストからライトのリモコンを手に取ると部屋を明るくした。
「んッ!」
眩しくて美奈子は目を閉じた。
「やッ!どうして明るくするのッ!恥ずかしいッ!」
「ごめん。感じてる美奈子が見たいんだ。最近明るいところでシてなかったし」
今夜は裕介も本気なんだと美奈子は思った。
「みなちゃん」
付き合い始めた頃の呼び方で呼ばれて美奈子はドキッとする。
「大好きだよ。みなちゃん」
「裕介………君」
美奈子も当時の呼び方をすると裕介は微笑む。
「大好きだよ。大好き」
裕介は囁くと美奈子にキスをする。
滑らかな舌が美奈子の舌に絡まる。そのまま舌を吸われ、美奈子は裕介の背中に手を回す。
「美奈子……………美奈子」
パジャマを捲し上げられ、裕介の手のひらが美奈子の胸を揉む。
両手で揉みしだかれ、胸の突起を舌先で刺激され、美奈子は身体の芯が熱くなる。
喘ぎ声が漏れてしまう。
「あん!……………あッ!」
裕介は美奈子の胸を愛撫しながらキスをする。
キスで口を塞がれ美奈子は声を封じられ、その分美奈子も裕介の唇を貪る。
美奈子が積極的に舌を絡ませてくるので、裕介もキスが気持ち良くて興奮してきた。
激しいキスを繰り返しながら、裕介は美奈子の下を脱がし太ももを開く。
ヌルッとした感触に、美奈子がもう十分濡れている事を確認した。
「裕介……………んんッ!」
裕介の舌が、美奈子の敏感な部分をねっとりと攻め続ける。
音をわざと立てるようにして、美奈子の蜜を吸い取る。
「あんッ!やぁッ!」
美奈子の敏感な部分が激しく痙攣すると裕介は起き上がり、美奈子の蜜で濡れた唇を手の甲で拭う。
裕介ももう十分に硬くなり、上に向かって反り勃っていた。
美奈子の太ももを両手で広げると、裕介は再び美奈子の上に覆い被さった。
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