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23ずるい・エプロン
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目の前に広げられたエプロンに諭は釘付けになる。
「それ、この前買ったエプロンだよねッ!なんで?なんで今?しかも裸でって!」
プチパニックになる諭。
「デートの時、本屋で料理の本見たらみんなエプロンしてたんで、諭先輩にもエプロン着けてもらおうと思って」
ご機嫌な顔の田辺。
「待って!待って!料理の時じゃなくて、今裸でって、おかしいでしょ!」
「食材はここにあります」
田辺は自分をさす。
「え?」
「それ着けて、俺を美味しく料理してください」
諭は頭の中が真っ白になる。
田辺が何を言ってるのかもはや理解不能。
「田辺のエッチ!無理だよッ!だっていつも俺が、お前に料理されてるのにぃ」
潤んだ目で、真っ赤になって言う諭。
「ったく。そうやって可愛くする。でも今夜はダメです。ほら、早く脱いでこれ着ける」
問答無用の田辺。
諭は恥ずかしくて、涙目になりながら裸になるとエプロンを着ける。
「やべぇ。想像以上にクルわ」
つい生唾を飲む田辺。
正座したエプロン姿で、胸を両手で隠して諭はプルプル震えた。
「それ、この前買ったエプロンだよねッ!なんで?なんで今?しかも裸でって!」
プチパニックになる諭。
「デートの時、本屋で料理の本見たらみんなエプロンしてたんで、諭先輩にもエプロン着けてもらおうと思って」
ご機嫌な顔の田辺。
「待って!待って!料理の時じゃなくて、今裸でって、おかしいでしょ!」
「食材はここにあります」
田辺は自分をさす。
「え?」
「それ着けて、俺を美味しく料理してください」
諭は頭の中が真っ白になる。
田辺が何を言ってるのかもはや理解不能。
「田辺のエッチ!無理だよッ!だっていつも俺が、お前に料理されてるのにぃ」
潤んだ目で、真っ赤になって言う諭。
「ったく。そうやって可愛くする。でも今夜はダメです。ほら、早く脱いでこれ着ける」
問答無用の田辺。
諭は恥ずかしくて、涙目になりながら裸になるとエプロンを着ける。
「やべぇ。想像以上にクルわ」
つい生唾を飲む田辺。
正座したエプロン姿で、胸を両手で隠して諭はプルプル震えた。
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