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38ずるい・ナニしてる
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遥加の部屋にまだ残っている八尋はボーと考え事をしていた。
「な?マジ可愛かっただろ?内名先輩。俺の今、1番のお気に入り。田辺の恋人ってのは残念でならんが。って、どうした?眠くなったか?」
遥加が飲み会にしつこかったのは、田辺と言うより、諭が目的だった。
「あ、いえ。同性のカップルって初めて見たんで、ちょっと衝撃って言うか」
「まぁな。俺も初めて見たわ。でもなんでかな。不思議と嫌悪感ないんだよねー、あの2人」
遥加の素直な感想に八尋も頷く。
「俺もっす。相手が内名さんだからかなぁやっぱり。小さくて可愛くて、女の子っぽいですよね。あのまま年取らないで欲しい」
無理な願望を八尋は口に出す。
「……………お前がもしなんかしらのキッカケがあって、内名先輩とキスとかする事になったらどうする?」
遥加の冗談半分の言葉に八尋は笑う。
「俺っすか?いやいやいやいや。無理ですよー」
「ふーん。俺、内名先輩ならできるわ」
断言する遥加に八尋はびっくりする。
「えー!マジっすか?もしかして内名さんのこと実は本気で好きとか?田辺さんを羨ましいとか思ってるとか?」
「んー。今のまんまの内名先輩は無理だけど、この内名先輩ならイケる」
遥加はスマホを出して、諭の女装姿の写真を開くと八尋に見せる。
「これ、マジやばくない?スッゲー可愛いべ?俺が内名先輩のファンになったのもこの写真のせい」
「なんすか!これッ!ヤバッ!めっちゃ可愛い!嘘だろぉ……………ヤバいです!キスできます!」
プリンセス姿の諭の写真に、八尋も釘付けになってしまった。
「な?マジ可愛かっただろ?内名先輩。俺の今、1番のお気に入り。田辺の恋人ってのは残念でならんが。って、どうした?眠くなったか?」
遥加が飲み会にしつこかったのは、田辺と言うより、諭が目的だった。
「あ、いえ。同性のカップルって初めて見たんで、ちょっと衝撃って言うか」
「まぁな。俺も初めて見たわ。でもなんでかな。不思議と嫌悪感ないんだよねー、あの2人」
遥加の素直な感想に八尋も頷く。
「俺もっす。相手が内名さんだからかなぁやっぱり。小さくて可愛くて、女の子っぽいですよね。あのまま年取らないで欲しい」
無理な願望を八尋は口に出す。
「……………お前がもしなんかしらのキッカケがあって、内名先輩とキスとかする事になったらどうする?」
遥加の冗談半分の言葉に八尋は笑う。
「俺っすか?いやいやいやいや。無理ですよー」
「ふーん。俺、内名先輩ならできるわ」
断言する遥加に八尋はびっくりする。
「えー!マジっすか?もしかして内名さんのこと実は本気で好きとか?田辺さんを羨ましいとか思ってるとか?」
「んー。今のまんまの内名先輩は無理だけど、この内名先輩ならイケる」
遥加はスマホを出して、諭の女装姿の写真を開くと八尋に見せる。
「これ、マジやばくない?スッゲー可愛いべ?俺が内名先輩のファンになったのもこの写真のせい」
「なんすか!これッ!ヤバッ!めっちゃ可愛い!嘘だろぉ……………ヤバいです!キスできます!」
プリンセス姿の諭の写真に、八尋も釘付けになってしまった。
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