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第十三話
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絢斗と向葵もそれぞれ風呂に入り、1階の電気を消して3人は2階に上がる。
絢斗は渋々客間のドアノブを掴む。
「おい。夜中に茉理に変なことすんなよ」
橋を渡りながら茉理と向葵が振り向く。
「夜中に襲うとか、友達の俺がするわけないじゃないですか。柳井先輩こそ、夜中にこっち側に来ないでくださいね」
向葵にピシャリと釘を刺されて絢斗はムッとする。
「茉理!怖くなったら俺の部屋来いよ!」
絢斗が言うと茉莉は恥ずかしくなる。
「そこまで子供じゃないよ!」
ムッとしながら茉理は部屋に入って行った。向葵はフッと勝ち誇ったように絢斗を見る。
「おやすみなさい。柳井先輩」
嫌な予感がするが、さすがに茉理に夜這いをかけるわけも行かず、絢斗は腹立たしく思いながら部屋に入った。
向葵も部屋に入ると、茉理がびっくりした顔で向葵を見る。
「この部屋………………2つ繋がってたのかよ」
ドアはそれぞれあるが、中はひとつに繋がっていて茉理は驚く。
到着した時は、ちゃんと部屋は別々だったはずだった。
クローゼットの扉だと思っていたのは、可動式の壁だったんだと分かった。
きっと茉理が風呂に入っている間に、向葵が開けたんだと思った。
「茉理先輩が寝るベッドは俺のベッドなんで気兼ねなく使ってください。俺は弟のベッド使うし」
「そう言うことじゃなくてッ!向葵君とふたりきりで同じ部屋に寝れないよ!」
絢斗から、向葵と2人きりになることを禁止されているので、そこは茉理も素直に従おうとしていた。
「万が一、柳井先輩が茉理先輩のところに来ても、これなら悪さできないでしょ」
向葵の言葉に茉理は何も言い返せず真っ赤になる。
絢斗ならやりかねないと思ってしまったからだ。
「………………俺、ずっと茉理先輩を見ていました。先輩の可愛い笑顔に癒されてました。俺が欲しいのは茉理先輩だけです」
淡々と向葵は語る。だが決して近付いては来ない。
「友達になれたじゃない。それだけじゃダメなの?」
向葵が近づいてこないので、茉理も安心して向葵に普通に話しかけられた。
「………………ダメじゃないけど、柳井先輩の特別になって欲しくないです。柳井先輩だけのものになるのは嫌です」
向葵の言っていることが茉理には理解できない。
「………………だけど、俺は絢斗が好きだよ?絢斗も俺が好きだよ。向葵君に対する気持ちは友達以上にならないよ」
「じゃあ、俺とも付き合ってください。俺も茉理先輩が好きです。俺のことも好きになってください」
向葵が無茶苦茶なことを言い出して、茉理はなんて言っていいか分からない。
「俺と柳井先輩のものになってください」
「無理だよ!自分が言ってること分かってる?そんな考えおかしいよ!」
「俺なら、茉理先輩が嫌がる事はしません。ただ茉理先輩に優しくしたい」
向葵がまるで、茉理の悩んでる事を知っているようで茉理は焦る。
「俺のことも考えてください。俺のこと、好きになってください」
向葵の突然の謎の告白に、茉理はプチパニックになった。
どう答えるのが正解なのか分からなかった。
絢斗は渋々客間のドアノブを掴む。
「おい。夜中に茉理に変なことすんなよ」
橋を渡りながら茉理と向葵が振り向く。
「夜中に襲うとか、友達の俺がするわけないじゃないですか。柳井先輩こそ、夜中にこっち側に来ないでくださいね」
向葵にピシャリと釘を刺されて絢斗はムッとする。
「茉理!怖くなったら俺の部屋来いよ!」
絢斗が言うと茉莉は恥ずかしくなる。
「そこまで子供じゃないよ!」
ムッとしながら茉理は部屋に入って行った。向葵はフッと勝ち誇ったように絢斗を見る。
「おやすみなさい。柳井先輩」
嫌な予感がするが、さすがに茉理に夜這いをかけるわけも行かず、絢斗は腹立たしく思いながら部屋に入った。
向葵も部屋に入ると、茉理がびっくりした顔で向葵を見る。
「この部屋………………2つ繋がってたのかよ」
ドアはそれぞれあるが、中はひとつに繋がっていて茉理は驚く。
到着した時は、ちゃんと部屋は別々だったはずだった。
クローゼットの扉だと思っていたのは、可動式の壁だったんだと分かった。
きっと茉理が風呂に入っている間に、向葵が開けたんだと思った。
「茉理先輩が寝るベッドは俺のベッドなんで気兼ねなく使ってください。俺は弟のベッド使うし」
「そう言うことじゃなくてッ!向葵君とふたりきりで同じ部屋に寝れないよ!」
絢斗から、向葵と2人きりになることを禁止されているので、そこは茉理も素直に従おうとしていた。
「万が一、柳井先輩が茉理先輩のところに来ても、これなら悪さできないでしょ」
向葵の言葉に茉理は何も言い返せず真っ赤になる。
絢斗ならやりかねないと思ってしまったからだ。
「………………俺、ずっと茉理先輩を見ていました。先輩の可愛い笑顔に癒されてました。俺が欲しいのは茉理先輩だけです」
淡々と向葵は語る。だが決して近付いては来ない。
「友達になれたじゃない。それだけじゃダメなの?」
向葵が近づいてこないので、茉理も安心して向葵に普通に話しかけられた。
「………………ダメじゃないけど、柳井先輩の特別になって欲しくないです。柳井先輩だけのものになるのは嫌です」
向葵の言っていることが茉理には理解できない。
「………………だけど、俺は絢斗が好きだよ?絢斗も俺が好きだよ。向葵君に対する気持ちは友達以上にならないよ」
「じゃあ、俺とも付き合ってください。俺も茉理先輩が好きです。俺のことも好きになってください」
向葵が無茶苦茶なことを言い出して、茉理はなんて言っていいか分からない。
「俺と柳井先輩のものになってください」
「無理だよ!自分が言ってること分かってる?そんな考えおかしいよ!」
「俺なら、茉理先輩が嫌がる事はしません。ただ茉理先輩に優しくしたい」
向葵がまるで、茉理の悩んでる事を知っているようで茉理は焦る。
「俺のことも考えてください。俺のこと、好きになってください」
向葵の突然の謎の告白に、茉理はプチパニックになった。
どう答えるのが正解なのか分からなかった。
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