バクオン エッセイ

ぽむぽむ

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推し

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突然だが。
私は創作に当たるときに、音楽から着想を得ることが多い。
小説を描くことで広がった世界の話をしたい。

アルファポリスさんで上げさせてもらっている小説の前に書いたのが、ライトファンタジーな恋愛小説だ。
このお話の主人公の少女が恋するのがアイドルという設定だった。
アイドルは管轄外だった。
資料集めのために、某事務所のアイドル達の動画を漁り始めたのだが、そこでまぁ、私にも推しのグループができたのだ。
人生で最推しのバンドは解散しているし。
塞ぎ込んでいてもしょうがないのでライブの予定を入れるようにしていたのだが。
まぁ、そんなこんなで、そこから広がって、まだそれほどメジャーではない、推しのグループができた。

そのスタンディングライブに先日行ってきた。

スタンディングライブだから、荷物を少なめに、ヒールのない靴を、と思っていたのだが。
真逆だった。
靴はヒールであるべきで、ペンライトにタオル、うちわ等、そして会場で買うグッツのためにカバンは大きめが良いのだ。

そう言えば、推し活をしている友人から聞いた話では、他の人の迷惑にならないように、うちわなどは掲げてはならないと聞いた気がする。
今回はスタンディングだったので、うちわは禁止されていたが、ペンライトはどうなのだろうか。掲げて良いのか?
などと思ったが、結局正解はわからない。

ボッチ参戦だったので。

今回観に行ったグループは、フェスで見かけてファンになったグループで、そのフェスではファンっぽい子が少なかったので、ひょっとしたら私の様に新規でファン層が広がっていたタイミングだったのだろうか。
運営の想定よりも人が動いていて、うまく回っていない印象だ。
まぁ、人気が出るならそれは良いことだ。もう少し運営には頑張ってほしい所だが。

そんな会場で、今回隣に居た子が、同じくボッチの青年だった。
雰囲気的に学生だろうか。
少し昔のペンライトにネームが入っている物を持っていた。
若い子たちに紛れてあれだなー
等と思っていた自分よりも数倍も勇気がいるのではないだろうか。と考えたりした。
だって隣が空いてたんだもん。
ファン層が未経験すぎてよくわかんないけれども、君の事も応援してるよ。

と思ったライブでした。

ペンライト振るので、頭振ったりジャンプしなくて良いので少し楽だな。
などとも考えながら、この世界が自分の中でどう広がっていくのかが楽しみなのであります。





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