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1章 ロンテーヌ兄妹
58 やらかした件
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「ようこそお出で下さいました。ジェシカ様」
ナダルはニコニコと私たちを案内してくれる。
今日は今までの部屋と違い、豪華な広いお部屋だった。VIP待遇ってやつ?部屋はシンプルながら上品で、一面の壁が布やリボンなどで埋め尽くされていた。
「ええ。今日もよろしくね。ではエリ、よろしく」
と、今度のドレスの説明をエリに丸投げした。
私はと言うと、素材がある壁へ進み色々見て回る。
へ~、リボンもこんなにあると並んでいるだけでかわいく見える。前世のマスキングテープが並ぶかわいいお店のようだな。布も全部シルク?かな?光沢のある手触りのいい布が色鉛筆のようにずらっと並んでるし。レースも繊細な柄が多いな~。今の流行りは花かな?
「お嬢様、お気に召した物がありましたか?おっしゃっていただければお席にお持ちしますので」
と、ナダルに声をかけられソファーにエスコートされる。
あっ!やっちゃった。。。お嬢様は自分からは見に行かないんだね。。。とほほ。エリはちょっと眉毛がハの字になっていた。ごめんエリ。
「おほほほほ。いえ、とてもキレイだったもので、つい足が向いてしまったわ。失礼」
ごまかせたかな。。。
「いえいえ。お褒め頂きありがとうございます。では、本日は5着とのことですが、取り急ぎは新年の夜会の分でしょうか?」
「ええ。その後は、そうね、2月までには仕上げて欲しいの。5着もあるでしょう。間に合うかしら?」
「問題ございません。新年の夜会が終われば、こちらは作る側ですので、一番の繁忙期は過ぎておりますので」
あ~、そうか。服屋さんは夜会までが忙しいのか。
「では、よろしくね。デザインは、シンプルなかわいい系で。今回はデザイン画の確認や仮縫いに来られないから、全てお任せになってしまうのだけれど。よろしくて?」
「かしこまりました。お任せ頂けるのでしたら、こちらとしても腕が鳴ります」
そう言うと、ナダルは丸っと引き受けてくれた。
「エリからは何かある?ごめんなさいね。この子、私のドレスを担当してくれている侍女なのよ。ドレスが好きで造詣が深いの。許してね」
ナダルにお断りを入れてから、エリの好きなようにしていいよと許可を出す。
「ありがとうございます。お嬢様。では店主、お嬢様の4着のドレスは花のモチーフを必ず1着は使って下さい。あとは、淡い色の布でお願いいたします。新年の夜会のドレスは深い緑の布で赤と金の刺繍をしてはいかがでしょう?」
「賜りました。そのように致します」
ナダルもエリの意見を組み取ってくれるようだ。メモメモしている。うん、よしよし。
「お嬢様、私からも少しよろしいでしょうか?」
ナダルはまた話があると言ってくる。
「ええ。どうかしたの?」
「はい。お嬢様のおかげで、成人の儀を境にドレスの注文が引っ切りなしに来ております。本当にありがとうございます」
と、ナダルはガバッと90度の礼をする。
「そう。それは、よかったわね。力になれたようでホッとしたわ」
私はニコッとお返しする。
「あぁ、そうそう、ナダル。私からもお願いがあるのよ。ヒマな時でいいので私が考えた服を形にしてくれないかしら?」
びっくりした顔でナダルは困惑している。
「服ですか?お嬢様がデザインされたのですか?では、今のドレスのお話とは別なのでしょうか?」
「ええ。突然でごめんなさい。自領で着る服を仕立てたくて。相談できるのがナダルしかいなかったのよ。ほほほほほ。お恥ずかしい話、我が領は東北の田舎街。城下街に服飾店がないのよ」
ちょっとうつ向き加減で、ちらっと恥ずかしそうにしてみる。どうだ?
「誠でございますか!それならば是非、ご協力させて頂きます。何なりとお申し付け下さい」
「よかったわ!ではこんな感じの服を作りたいの」
と、差し出したのは私が考えた領の服のイメージ画。
それを見たナダルは一瞬考え『お待ちください』と、お針子さんに耳打ちする。
「これは、男性用ですか?少しばかりシンプルでかわいらしい感じですね」
ナダルはイメージ画を見てふむふむとしている。
「いえ、これは女性用よ。このズボンは裾に向かって広がるの。履いた時にスカートのように見せるのよ。裾は膝下でお願い。でも、これでは足が見えてしまうので、長いブーツを履く予定よ。大丈夫。あとは、通常の女性服ってワンピースよね。これは、ツーピースに分けるの。男性物のシャツとズボンのように。上の服は裾を長くして、このスカートズボンの腰の部分に紐をつけて縛れるようにしたら、中に入れられるでしょう?しかも、この紐で腰元を調整できるから、ちょっと太ろうが痩せようが服を新調しなくて済むのよ。それに、何着か持っていれば、組み合わせ次第で、数通りの格好が楽しめるわ。その日によって、上下の組み合わせを変えるのよ。どうかしら?」
はぁ。一気に話したぞ!ナダルはどうかな?
「お待ちください。。。」
と、イメージ画を片手に職人の顔になっている。
しばらくすると、失礼しますと女性が顔を出した。
「あぁ、デリア、こちらへ。紹介します、妻のデリアです。当店の筆頭デザイナーをしております」
スッキリ切れ長の目の美人奥様が挨拶をしてくれた。
「よろしくお願いいたします、お嬢様。デリアでございます。お会いしとうございました。この度は当店に、ナダルに素敵なデザインを授けてくださり、誠にありがとうございました」
デリアは最敬礼のカーテシーで感謝を表してくれる。
「ええ。よろしく。でも、そんなに畏まらないでちょうだい。お願いよ」
と、笑顔で返す。
「お嬢様、少しお待ち頂いてよろしいでしょうか?デザイナーであるデリアに先ほどの事を説明いたします」
ええ。と、私は紅茶を飲んで待ってみる。エリをちらっと見たら、ちょっとオロオロしている。そうだよね~、相談もなしに急に言ったから、ロダンに叱られるよね~。でも内緒って事にしてもらおうかな~。エリを釣るには、あの貴族街のお菓子屋さんでいけるかな?
「ごほん。お嬢様。お待たせいたしました。こちらを服にしてみたいとの事ですが、まずは試作品と言う事でお間違いないでしょうか?」
ナダルは話を進めてくれるようだ。よし!
「そうね。まずは1着。私用に。上手くいけば領民の服にしたいの」
「領民ですか?」
「ええ。実は、城下街へ降りた時に感じたのだけれど。平民の服って私たちと同じで、裾の長いワンピース型よね?平民は女性でも田畑の作業や家で家事をしているじゃない?それに歩いているだけで、裾がほつれたりして、すごく汚れやすいのよ。ふと、それを見た時、何とか出来ないかしらと思ったの。ズボンなら作業もしやすいだろうし、このようにスカートっぽくすれば問題ないんじゃないかと思ってね。フリルを付けてもいいわね。どうかしら?」
説明を聞いてナダルは口を開けて固まってしまった。一方、デリアは真剣にイメージ画を見ている。
「なるほど。これは流行るかもしれませんね。。。お嬢様、このお話は誰かにしましたでしょうか?」
デリアは言い寄って来る。
「いえ、まだ誰にも。想像していただけで、お恥ずかしい事に絵もそんな感じですし。。。」
どうなの?出来そう?自分で型紙のパターンとか引けないんだよ!お願い!
「わかりました。ナダル、魔法誓約書の準備をお願い」
デリアはナダルに指示し、お針子たちを全て下がらせた。ナダルは急いで部屋を出ていく。
ん?何事?魔法誓約書って?
「お嬢様、これは画期的な、いえ、一つの流行を起こさせる代物です。本日はロダン様はいらっしゃらないのでしょうか?」
あ~。ロダンか。。。バレたくないのになぁ。。。
「ええ。ロダンは屋敷にいると思うわ」
「そうですか。わかりました。この服の事は絶対に誰にも秘密でお願いします。明日、お屋敷にお邪魔してもよろしいでしょうか?」
デリアは真剣な目で詰め寄って来る。
えっ!来るの?本当にバレちゃうじゃん。。。
「どうしても?」
「ええ。どうしても。。。これは、デザイナーとしての勘です。それほどのモノです。ちょっとお忍びの服を作ると言うような、よくあるご令嬢の遊び心では済みません」
バッサリ私の楽しみを切られたよ。遊び心しかないのに。領内で遊びたいんだよ!ぐすん。
「そうね。。。そんな大事なら、諦めようかしら。でも、遊びたいし。。。」
ガバッとデリアに両手をつかまれ懇願される。
「いえ。お嬢様、絶対に形にしましょう!お願いです。明日、改めてお話をさせて下さい!後生です。お願いします!」
「えぇ。わかったわ。。。ロダンに伝えます。。。明日の午後でいいかしら?」
「はい。ナダルと共に午後一番にお伺いいたします。決して、お嬢様を悪いようにはいたしません」
と、デリアはニコッと笑ってくれた。
本当に~???ロダンは怖いんだよ!ケイトも。。。
「そう?では、お願いね。本当に、お願いね。ロダンに絶対に怒られてしまうから。。。」
その後ナダルが部屋に戻ってきたが、事の成り行きがわからないようで、完全にはてなマークになっていた。
帰りの馬車では、エリが慰めてくれる。
「お嬢様。一緒に怒られましょう。大丈夫です。私がいますよ」
よしよしと頭を撫でてくれる。マジ泣きそう。
「お嬢、あんなにケイトに言われていたのに。。。懲りないなぁ~」
と、リットはクスクス笑っている。ランドに至っては呆れ顔で、やっぱり笑われた。
は~、ロダンが怖い。
ナダルはニコニコと私たちを案内してくれる。
今日は今までの部屋と違い、豪華な広いお部屋だった。VIP待遇ってやつ?部屋はシンプルながら上品で、一面の壁が布やリボンなどで埋め尽くされていた。
「ええ。今日もよろしくね。ではエリ、よろしく」
と、今度のドレスの説明をエリに丸投げした。
私はと言うと、素材がある壁へ進み色々見て回る。
へ~、リボンもこんなにあると並んでいるだけでかわいく見える。前世のマスキングテープが並ぶかわいいお店のようだな。布も全部シルク?かな?光沢のある手触りのいい布が色鉛筆のようにずらっと並んでるし。レースも繊細な柄が多いな~。今の流行りは花かな?
「お嬢様、お気に召した物がありましたか?おっしゃっていただければお席にお持ちしますので」
と、ナダルに声をかけられソファーにエスコートされる。
あっ!やっちゃった。。。お嬢様は自分からは見に行かないんだね。。。とほほ。エリはちょっと眉毛がハの字になっていた。ごめんエリ。
「おほほほほ。いえ、とてもキレイだったもので、つい足が向いてしまったわ。失礼」
ごまかせたかな。。。
「いえいえ。お褒め頂きありがとうございます。では、本日は5着とのことですが、取り急ぎは新年の夜会の分でしょうか?」
「ええ。その後は、そうね、2月までには仕上げて欲しいの。5着もあるでしょう。間に合うかしら?」
「問題ございません。新年の夜会が終われば、こちらは作る側ですので、一番の繁忙期は過ぎておりますので」
あ~、そうか。服屋さんは夜会までが忙しいのか。
「では、よろしくね。デザインは、シンプルなかわいい系で。今回はデザイン画の確認や仮縫いに来られないから、全てお任せになってしまうのだけれど。よろしくて?」
「かしこまりました。お任せ頂けるのでしたら、こちらとしても腕が鳴ります」
そう言うと、ナダルは丸っと引き受けてくれた。
「エリからは何かある?ごめんなさいね。この子、私のドレスを担当してくれている侍女なのよ。ドレスが好きで造詣が深いの。許してね」
ナダルにお断りを入れてから、エリの好きなようにしていいよと許可を出す。
「ありがとうございます。お嬢様。では店主、お嬢様の4着のドレスは花のモチーフを必ず1着は使って下さい。あとは、淡い色の布でお願いいたします。新年の夜会のドレスは深い緑の布で赤と金の刺繍をしてはいかがでしょう?」
「賜りました。そのように致します」
ナダルもエリの意見を組み取ってくれるようだ。メモメモしている。うん、よしよし。
「お嬢様、私からも少しよろしいでしょうか?」
ナダルはまた話があると言ってくる。
「ええ。どうかしたの?」
「はい。お嬢様のおかげで、成人の儀を境にドレスの注文が引っ切りなしに来ております。本当にありがとうございます」
と、ナダルはガバッと90度の礼をする。
「そう。それは、よかったわね。力になれたようでホッとしたわ」
私はニコッとお返しする。
「あぁ、そうそう、ナダル。私からもお願いがあるのよ。ヒマな時でいいので私が考えた服を形にしてくれないかしら?」
びっくりした顔でナダルは困惑している。
「服ですか?お嬢様がデザインされたのですか?では、今のドレスのお話とは別なのでしょうか?」
「ええ。突然でごめんなさい。自領で着る服を仕立てたくて。相談できるのがナダルしかいなかったのよ。ほほほほほ。お恥ずかしい話、我が領は東北の田舎街。城下街に服飾店がないのよ」
ちょっとうつ向き加減で、ちらっと恥ずかしそうにしてみる。どうだ?
「誠でございますか!それならば是非、ご協力させて頂きます。何なりとお申し付け下さい」
「よかったわ!ではこんな感じの服を作りたいの」
と、差し出したのは私が考えた領の服のイメージ画。
それを見たナダルは一瞬考え『お待ちください』と、お針子さんに耳打ちする。
「これは、男性用ですか?少しばかりシンプルでかわいらしい感じですね」
ナダルはイメージ画を見てふむふむとしている。
「いえ、これは女性用よ。このズボンは裾に向かって広がるの。履いた時にスカートのように見せるのよ。裾は膝下でお願い。でも、これでは足が見えてしまうので、長いブーツを履く予定よ。大丈夫。あとは、通常の女性服ってワンピースよね。これは、ツーピースに分けるの。男性物のシャツとズボンのように。上の服は裾を長くして、このスカートズボンの腰の部分に紐をつけて縛れるようにしたら、中に入れられるでしょう?しかも、この紐で腰元を調整できるから、ちょっと太ろうが痩せようが服を新調しなくて済むのよ。それに、何着か持っていれば、組み合わせ次第で、数通りの格好が楽しめるわ。その日によって、上下の組み合わせを変えるのよ。どうかしら?」
はぁ。一気に話したぞ!ナダルはどうかな?
「お待ちください。。。」
と、イメージ画を片手に職人の顔になっている。
しばらくすると、失礼しますと女性が顔を出した。
「あぁ、デリア、こちらへ。紹介します、妻のデリアです。当店の筆頭デザイナーをしております」
スッキリ切れ長の目の美人奥様が挨拶をしてくれた。
「よろしくお願いいたします、お嬢様。デリアでございます。お会いしとうございました。この度は当店に、ナダルに素敵なデザインを授けてくださり、誠にありがとうございました」
デリアは最敬礼のカーテシーで感謝を表してくれる。
「ええ。よろしく。でも、そんなに畏まらないでちょうだい。お願いよ」
と、笑顔で返す。
「お嬢様、少しお待ち頂いてよろしいでしょうか?デザイナーであるデリアに先ほどの事を説明いたします」
ええ。と、私は紅茶を飲んで待ってみる。エリをちらっと見たら、ちょっとオロオロしている。そうだよね~、相談もなしに急に言ったから、ロダンに叱られるよね~。でも内緒って事にしてもらおうかな~。エリを釣るには、あの貴族街のお菓子屋さんでいけるかな?
「ごほん。お嬢様。お待たせいたしました。こちらを服にしてみたいとの事ですが、まずは試作品と言う事でお間違いないでしょうか?」
ナダルは話を進めてくれるようだ。よし!
「そうね。まずは1着。私用に。上手くいけば領民の服にしたいの」
「領民ですか?」
「ええ。実は、城下街へ降りた時に感じたのだけれど。平民の服って私たちと同じで、裾の長いワンピース型よね?平民は女性でも田畑の作業や家で家事をしているじゃない?それに歩いているだけで、裾がほつれたりして、すごく汚れやすいのよ。ふと、それを見た時、何とか出来ないかしらと思ったの。ズボンなら作業もしやすいだろうし、このようにスカートっぽくすれば問題ないんじゃないかと思ってね。フリルを付けてもいいわね。どうかしら?」
説明を聞いてナダルは口を開けて固まってしまった。一方、デリアは真剣にイメージ画を見ている。
「なるほど。これは流行るかもしれませんね。。。お嬢様、このお話は誰かにしましたでしょうか?」
デリアは言い寄って来る。
「いえ、まだ誰にも。想像していただけで、お恥ずかしい事に絵もそんな感じですし。。。」
どうなの?出来そう?自分で型紙のパターンとか引けないんだよ!お願い!
「わかりました。ナダル、魔法誓約書の準備をお願い」
デリアはナダルに指示し、お針子たちを全て下がらせた。ナダルは急いで部屋を出ていく。
ん?何事?魔法誓約書って?
「お嬢様、これは画期的な、いえ、一つの流行を起こさせる代物です。本日はロダン様はいらっしゃらないのでしょうか?」
あ~。ロダンか。。。バレたくないのになぁ。。。
「ええ。ロダンは屋敷にいると思うわ」
「そうですか。わかりました。この服の事は絶対に誰にも秘密でお願いします。明日、お屋敷にお邪魔してもよろしいでしょうか?」
デリアは真剣な目で詰め寄って来る。
えっ!来るの?本当にバレちゃうじゃん。。。
「どうしても?」
「ええ。どうしても。。。これは、デザイナーとしての勘です。それほどのモノです。ちょっとお忍びの服を作ると言うような、よくあるご令嬢の遊び心では済みません」
バッサリ私の楽しみを切られたよ。遊び心しかないのに。領内で遊びたいんだよ!ぐすん。
「そうね。。。そんな大事なら、諦めようかしら。でも、遊びたいし。。。」
ガバッとデリアに両手をつかまれ懇願される。
「いえ。お嬢様、絶対に形にしましょう!お願いです。明日、改めてお話をさせて下さい!後生です。お願いします!」
「えぇ。わかったわ。。。ロダンに伝えます。。。明日の午後でいいかしら?」
「はい。ナダルと共に午後一番にお伺いいたします。決して、お嬢様を悪いようにはいたしません」
と、デリアはニコッと笑ってくれた。
本当に~???ロダンは怖いんだよ!ケイトも。。。
「そう?では、お願いね。本当に、お願いね。ロダンに絶対に怒られてしまうから。。。」
その後ナダルが部屋に戻ってきたが、事の成り行きがわからないようで、完全にはてなマークになっていた。
帰りの馬車では、エリが慰めてくれる。
「お嬢様。一緒に怒られましょう。大丈夫です。私がいますよ」
よしよしと頭を撫でてくれる。マジ泣きそう。
「お嬢、あんなにケイトに言われていたのに。。。懲りないなぁ~」
と、リットはクスクス笑っている。ランドに至っては呆れ顔で、やっぱり笑われた。
は~、ロダンが怖い。
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