新人メイド桃ちゃんのお仕事

さわみりん

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旦那様の寵愛

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 その日の夜、珍しく恭介は早めに帰宅した。例のごとく食事は済ませてきたそうで、桃の作った料理に手をつけることはなかったのがなんとも寂しい。
 キッチンで洗い物をしていた桃に、恭介が声をかけてきた。
​「桃ちゃん、すまないけどコーヒーを淹れてくれないか」
​ 桃は慣れた手つきで温かいコーヒーを用意する。
 見ると疲れた様子の恭介がリビングの椅子に腰掛けていた。
​「ミルクと砂糖はどういたしますか、旦那様」
「どっちもお願いするよ」眉間を指で揉んでいた恭介が答えた。
 桃は言われた通りミルクと砂糖を入れる。
「こちらに置いておきますね」
 桃がそっとカップを置いた。
「桃ちゃん、ありがとう」
​ 踵を返そうとした桃に恭介が声をかけてきた。
 恭介は立ち上がり、ゆっくりと桃に近づいてくる。
 桃の手に恭介の大きな手が触れた。
「ここでの生活はもう慣れた?」
恭介はその長身を屈めて覆いかぶさるように覗き込んできた。
 身長の低い桃は、こんなに間近で恭介の顔をまじまじと見るのは初めてで顔が赤らんでしまった。
​「桃ちゃんの手は柔らかいね」
 恭介の触れた手は大きく少しカサついていた。その指で桃の手のひらの肉感を確かめるように擦る。
​ 恭介の熱い視線に、桃は体の自由を奪われたように身動きができない。
 桃は大人の男性にそんな目で見つめられた事がこれまでなかった。
​「旦那様⋯⋯酔っていらっしゃいますね」
​ 桃は戸惑う声を上げるも、恭介の指先は桃の細い腕から、華奢な腰へと回され、いつの間にか抱きしめられていた。
 初めて感じる異性の熱。重さ。桃はパニックとは裏腹に心臓が高鳴り、身体が熱くなっていた。それは恐怖でありながら、どこか甘い誘惑でもあった。
​「君さえよければ、今夜はそばにいてくれないか」
 ご恩がある一ノ瀬家、恭介の囁きに、桃は抗うことができなかった。


 気づけばリビングの机に仰向けにされた桃は、あられもなく脚を広げ、そこへ恭介が顔を埋めていた。レースの多いメイド服をかい潜って一心不乱に舌を使ってくる。
 桃は初めての感覚に声を抑えるのに必死で、その快楽にビクビクと腰が脈打ってしまう。
「だ、旦那様っ……あぁっ!」
 何度目かの絶頂に桃は意識が朧朧としてきた。
 すると、やっとスカートの中から顔を出してきた恭介は、汗なのか桃の愛液なのか分からないが、しっとりと顔面が濡れていた。
「桃ちゃんは本当に桃みたいに甘くて美味しいね……止まらなくなってしまったよ」
 上気した顔の恭介はもっと飲みたいと言わんばかりだ。
 恥ずかしい行為とその言葉に桃は顔を手で覆った。
すると急に太く熱いものが、さっきまでトロトロと物欲しそうに訴えていた箇所に押し付けられる。
「あっ!」
 急な痛みにびっくりした桃が声を上げた。
 その声にびっくりしたのは恭介も同じだったようで、動きがピタリと止まった。
「桃ちゃん、もしかして……?」
 指の隙間から潤んだ目で桃はコクンとうなずいて返した。
 すると、さっきよりも強く押し込まれたと思えば、激しく腰を打ち付けてきた。
 恭介が夢中で腰を揺らす中、次第に桃も高まりを感じてくる。
 揺さぶられるたびに抑えきれない声が溢れ出てくる。
「あっ、あっ、うっん、あぁっ!」
 桃がふとドアの方に目を向けると、慧と目が合った。びっくりした桃は肉の擦れる内側を無意識に締め付けた。
「うっ⋯⋯!!」
 恭介が停止する。
 慧は何を考えているのか読み取れない表情をしており、そのまま何も言わずに行ってしまった。
「っはぁ、はぁっ……急に締めるからイッちゃったよ……」
 息も荒く恭介が満足気に言った。
 桃を先ほどまで硬く突いてきた肉棒が徐々に萎えていくのが分かった。
「桃ちゃん、気持ちよかったよ。ありがとう」
 恭介は褒めるように桃の髪を撫でてきた。
 桃は慧に見られたドキドキと相まって、まだ中に残るそれを締め上げた。
「ッッ!! 桃ちゃん、すまないけど、私はもう歳だからそんなに何度もは、ちょっと無理なんだよ」
 なんのことかまだ桃にはわからなかった。しかし中で恭介のものを感じようとギュッと力を入れてみれば、柔らかくなってきたそれも、また硬さを取り戻したような気がした。それが堪らなく嬉しい。
 開かれたばかりの桃のそこは、まだ疼くようで、その先を求めていた。
「旦那様……」
潤んだ瞳の上目遣いに、恭介は堪らず突き上げた。
「あぁんっ!!」
 急な快感に大きな声が出てしまった。
 どうしよう、慧様がいらっしゃるのに!
 桃は声が慧に聞こえてしまったかもしれないと思うと余計に内側が締まって、恭介のものを奥へ奥へと飲み込んでいく。
「はぁっ、はぁっ、あんまり、長くは、あっぁっぁっ……!」
 二回目の射精は速かった。
 だが桃はさっきより少し満たされた気がしていた。


​ その日から、桃は旦那様のお手付きとなった。
​ 夜、恭介の寝室に呼ばれることは、桃の密かな日課となった。
 恭介は桃の若さと純粋さをむさぼるように求めた。桃は初めて人から求められる喜びに落ちていった。
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