45 / 101
44.全ては彼女のために②~ジャックside~
しおりを挟む
次に目を覚ました時にはベッドの上で寝かされており、王宮医と母が居た。
「ジャック、大丈夫なの?」
目を覚ました俺にひと足早く気が付くと俺の顔を両手でそっと包んで持ち上げて、心配そうに目線を合わせた。
「……うん、大丈夫だよ」
いつも以上に大人しく、されるがままになりながら素直に返事をすると、今度は驚いた顔をされた。
「ジャック、本当に大丈夫?ねぇ、あなたも過労で倒れただけって言ったわよね?」
俺の顔から手を話すと、母は近くで控えていた王宮医に近寄り、問いただし始めた。
アエーマ王国の王妃である母から質問攻めに合っている王宮医は、涙目になりながらもしどろもどろに答えている。
精神年齢が10歳も上がったジャックフリートは王宮医である彼を可哀想に思い、「母上、落ち着いてください」と声をかける。
「……ジャック、本当に大丈夫なの?もしかして何処かで変な物とか摘み食いしてないわよね?」
いつも使用人や両親を困らせるだけで気遣っても来なかった9歳の悪童が、この日を境に鳴りを潜めた。
それから謹慎が明け、一週間後くらいにベネットに会う機会があった。
今まではただ彼女に一目惚れして嫌なことをしているただの嫌な奴だったが、この日再会した時に新たな感情が芽生えた。
直感がベネットを"坂本美緒"だと言っている。
でも、彼女には"坂本美緒"としての記憶が無いようで……記憶が無いのに変なことを言えば、今以上に避けられるような気がしてただ、木登りの一件を謝罪した。
他にも色々と嫌なことをしたことを詫びれば、最初こそ俺の変わりように驚いていたベネットもしつこくてうんざりしたのか、しばらくして彼女から「もう謝るのはなしね!うっとおしいから!」と言われ、内心泣きたくなったのは、自分だけの秘密だ。
それからは関係改善をするため、両親から『外遊び禁止』を言い渡されたことを良いことに、彼女と色んな話をした。
特に白熱したのが『この国の今後』に関する話だ。
喧嘩も沢山したが、それでもお互いがこの国をどう思っているのか知るきっかけになった。
何より、"正樹"と"美緒"の間柄では起きなかった喧嘩がジャックフリートとベネットの間では起こるから、実は新鮮で楽しかった。
きっと結婚してれば互いの結婚観の違いや子育ての仕方で喧嘩して、仲直りする場面もあっただろう。
そう思うと、あの時に彼女をちゃんと守れなかった自分の不甲斐なさに悲しくなることもあったが、いつまでもくよくよしてはいられない。
いつしか成長していく内に、ベネットによく見られたいと思い、国政のことも学び始めた。
俺の親とベネットの親が密かに「ジャックとベネットを婚約させたらどうか」と言うようになった。
ベネット本人に俺がこの話をどう思っているのか聞かれた時は、流石に恥ずかし過ぎて「……別にいいんじゃないか?」としか言えなくて、我ながら情けないと思った。
でも、世の中そんなに上手く行く訳もなく、ベネットが10歳になるとヘーリオス帝国側から「ベネットをクリストファーの婚約者に」という話が持ち上がった。
俺は当然、ショックを受けた。
今度こそ彼女を幸せにしたかったのに……。
だが、ヘーリオス帝国側にも何か事情があるようでクリストファーからは「確かにベネット嬢と婚約したけど、時期が来たら婚約を白紙に戻すつもりだから安心して」と笑われた。
クリスは、俺がベネットのことを好きなのを理解していたから、その一言以降はベネットとの接触は婚約者として最低限なものだった。
だが、ベネット側にはそういった込み入った事情が説明されていなかった。
だから彼女は過度な期待を両親からかけられ、皇后教育も厳しいものだった。
彼女も自分も多忙で中々会えず、1年後に久しぶりに会えたと思ったら、ベネットはかなり憔悴しきっていた。
ベネットを守るためになんとか手を回して皇后教育に関して口を出し、少しは緩和させることに成功したが、これ以上の口出しをしないように両親から言われてしまった。
例え形ばかりの婚約だとクリスが言っていても、世間では彼がベネットの正式な婚約者なのだ。
クリスが直接働きかけなければ、これ以上ベネットの環境が良くなるとは思えない。
クリスに会った日に言った。
「今のままだとベネットが可哀想だ」
少しでもベネットの環境がどうにかなれば……という気持ちで、ローガン公爵夫妻にこの婚約の事情を話してくれるようにお願いした。
だが、クリスは申し訳なさそうに首を横に振るだけだった。
「ジャック……君にもベネット嬢にも事情が言えないし、なんなら彼女には婚約が白紙になるかもしれないことも話せないんだ。本当は君に話すのも駄目だったんだけど、僕は親友の前で平気な顔出来ないからさ――だから君にだけ話したんだ。時期が来るまでは申し訳ないけど、耐えて欲しい」
それだけ言って、頭を下げられた。
(……今まで頑張ってきたベネットに、これ以上どうやって耐えろと言うんだ)
クリスは昔から自分の関心がない事柄に関しては、動いてくれない部分があった。
ようは――一時的な婚約者にしか過ぎないベネットが苦労しようが知ったことではない、ということだった。
クリスに対する怒りと殺意でどうにかなりそうだったが、何とか3日頭を冷やして冷静に考えた。
(これ以上、皇后教育に関しては俺からどうにも出来ない……ならば、せめてベネットの心の支えになろう)
そう考えて、暇を見つけてはローガン公爵家に足を運んだり、逆にベネットに息抜きにと王宮まで遊びに来てもらったりした。
以前に比べればベネットの顔色は良くなり、頬も健康的にふっくらとしてきた。
そんな穏やかな時間が続いていたから、セーラス神から言われていた"ベネットの体のタイムリミット"が近いことをうっかり忘れていた。
14歳の誕生日パーティーを終えてしばらくすると、ベネットは急に倒れた。
最近各国で流行っている原因不明の病だった。
怪我であれば治癒魔法でどうにかなることもあったが、体内で起こる病には治癒魔法は使い物にならない。
セーラス神の言う通り、ベネットの体は持たないのであろう。
それでも居ても立っても居られず、どうにかしてベネットの流行病を治す術は無いか探したが、どの医者に聞いても『何か方法があれば他の患者にも対応が出来ていた』と首を振られ、絶望した。
結局はどうしようも無いことだったとようやく理解出来た俺は、ベネットに会いに行くことにした。
ベネットが流行病で倒れてから、これまで何度かローガン公爵家に『面会を希望する』という内容の手紙を送っていたが、断られていた。
自分が"王太子"という立場だから、流行病が移ったらいけないという配慮だろう。
特にクリスなんかは分かりやすく、ここ1週間くらいこちらから手紙を送っても、なんのリアクションも返して来ない。
(薄情な奴だな……)
そう思いもしたが、その国のトップである王族とはそれが当たり前だった。
でも俺は、どうしてもベネットに一目会ってちゃんとお別れが言いたかった。
今までは事前に手紙を出していたから断られたに違いない。
(だったら、突然訪ねて無理やり中に入れてもらおう)
普段はこんな傲慢な態度を取らないが、ベネットの最後に会えなくなるのは嫌だった。
いくらこの後、別の体に移るとしても"ベネット"として会うのは最後になる。
次に会った時に、あの時は見舞いにも来なかった薄情な男だと彼女にだけは思われたくない。
俺は執務室の椅子から立ち上がると、部屋を出た。
「ジャック、大丈夫なの?」
目を覚ました俺にひと足早く気が付くと俺の顔を両手でそっと包んで持ち上げて、心配そうに目線を合わせた。
「……うん、大丈夫だよ」
いつも以上に大人しく、されるがままになりながら素直に返事をすると、今度は驚いた顔をされた。
「ジャック、本当に大丈夫?ねぇ、あなたも過労で倒れただけって言ったわよね?」
俺の顔から手を話すと、母は近くで控えていた王宮医に近寄り、問いただし始めた。
アエーマ王国の王妃である母から質問攻めに合っている王宮医は、涙目になりながらもしどろもどろに答えている。
精神年齢が10歳も上がったジャックフリートは王宮医である彼を可哀想に思い、「母上、落ち着いてください」と声をかける。
「……ジャック、本当に大丈夫なの?もしかして何処かで変な物とか摘み食いしてないわよね?」
いつも使用人や両親を困らせるだけで気遣っても来なかった9歳の悪童が、この日を境に鳴りを潜めた。
それから謹慎が明け、一週間後くらいにベネットに会う機会があった。
今まではただ彼女に一目惚れして嫌なことをしているただの嫌な奴だったが、この日再会した時に新たな感情が芽生えた。
直感がベネットを"坂本美緒"だと言っている。
でも、彼女には"坂本美緒"としての記憶が無いようで……記憶が無いのに変なことを言えば、今以上に避けられるような気がしてただ、木登りの一件を謝罪した。
他にも色々と嫌なことをしたことを詫びれば、最初こそ俺の変わりように驚いていたベネットもしつこくてうんざりしたのか、しばらくして彼女から「もう謝るのはなしね!うっとおしいから!」と言われ、内心泣きたくなったのは、自分だけの秘密だ。
それからは関係改善をするため、両親から『外遊び禁止』を言い渡されたことを良いことに、彼女と色んな話をした。
特に白熱したのが『この国の今後』に関する話だ。
喧嘩も沢山したが、それでもお互いがこの国をどう思っているのか知るきっかけになった。
何より、"正樹"と"美緒"の間柄では起きなかった喧嘩がジャックフリートとベネットの間では起こるから、実は新鮮で楽しかった。
きっと結婚してれば互いの結婚観の違いや子育ての仕方で喧嘩して、仲直りする場面もあっただろう。
そう思うと、あの時に彼女をちゃんと守れなかった自分の不甲斐なさに悲しくなることもあったが、いつまでもくよくよしてはいられない。
いつしか成長していく内に、ベネットによく見られたいと思い、国政のことも学び始めた。
俺の親とベネットの親が密かに「ジャックとベネットを婚約させたらどうか」と言うようになった。
ベネット本人に俺がこの話をどう思っているのか聞かれた時は、流石に恥ずかし過ぎて「……別にいいんじゃないか?」としか言えなくて、我ながら情けないと思った。
でも、世の中そんなに上手く行く訳もなく、ベネットが10歳になるとヘーリオス帝国側から「ベネットをクリストファーの婚約者に」という話が持ち上がった。
俺は当然、ショックを受けた。
今度こそ彼女を幸せにしたかったのに……。
だが、ヘーリオス帝国側にも何か事情があるようでクリストファーからは「確かにベネット嬢と婚約したけど、時期が来たら婚約を白紙に戻すつもりだから安心して」と笑われた。
クリスは、俺がベネットのことを好きなのを理解していたから、その一言以降はベネットとの接触は婚約者として最低限なものだった。
だが、ベネット側にはそういった込み入った事情が説明されていなかった。
だから彼女は過度な期待を両親からかけられ、皇后教育も厳しいものだった。
彼女も自分も多忙で中々会えず、1年後に久しぶりに会えたと思ったら、ベネットはかなり憔悴しきっていた。
ベネットを守るためになんとか手を回して皇后教育に関して口を出し、少しは緩和させることに成功したが、これ以上の口出しをしないように両親から言われてしまった。
例え形ばかりの婚約だとクリスが言っていても、世間では彼がベネットの正式な婚約者なのだ。
クリスが直接働きかけなければ、これ以上ベネットの環境が良くなるとは思えない。
クリスに会った日に言った。
「今のままだとベネットが可哀想だ」
少しでもベネットの環境がどうにかなれば……という気持ちで、ローガン公爵夫妻にこの婚約の事情を話してくれるようにお願いした。
だが、クリスは申し訳なさそうに首を横に振るだけだった。
「ジャック……君にもベネット嬢にも事情が言えないし、なんなら彼女には婚約が白紙になるかもしれないことも話せないんだ。本当は君に話すのも駄目だったんだけど、僕は親友の前で平気な顔出来ないからさ――だから君にだけ話したんだ。時期が来るまでは申し訳ないけど、耐えて欲しい」
それだけ言って、頭を下げられた。
(……今まで頑張ってきたベネットに、これ以上どうやって耐えろと言うんだ)
クリスは昔から自分の関心がない事柄に関しては、動いてくれない部分があった。
ようは――一時的な婚約者にしか過ぎないベネットが苦労しようが知ったことではない、ということだった。
クリスに対する怒りと殺意でどうにかなりそうだったが、何とか3日頭を冷やして冷静に考えた。
(これ以上、皇后教育に関しては俺からどうにも出来ない……ならば、せめてベネットの心の支えになろう)
そう考えて、暇を見つけてはローガン公爵家に足を運んだり、逆にベネットに息抜きにと王宮まで遊びに来てもらったりした。
以前に比べればベネットの顔色は良くなり、頬も健康的にふっくらとしてきた。
そんな穏やかな時間が続いていたから、セーラス神から言われていた"ベネットの体のタイムリミット"が近いことをうっかり忘れていた。
14歳の誕生日パーティーを終えてしばらくすると、ベネットは急に倒れた。
最近各国で流行っている原因不明の病だった。
怪我であれば治癒魔法でどうにかなることもあったが、体内で起こる病には治癒魔法は使い物にならない。
セーラス神の言う通り、ベネットの体は持たないのであろう。
それでも居ても立っても居られず、どうにかしてベネットの流行病を治す術は無いか探したが、どの医者に聞いても『何か方法があれば他の患者にも対応が出来ていた』と首を振られ、絶望した。
結局はどうしようも無いことだったとようやく理解出来た俺は、ベネットに会いに行くことにした。
ベネットが流行病で倒れてから、これまで何度かローガン公爵家に『面会を希望する』という内容の手紙を送っていたが、断られていた。
自分が"王太子"という立場だから、流行病が移ったらいけないという配慮だろう。
特にクリスなんかは分かりやすく、ここ1週間くらいこちらから手紙を送っても、なんのリアクションも返して来ない。
(薄情な奴だな……)
そう思いもしたが、その国のトップである王族とはそれが当たり前だった。
でも俺は、どうしてもベネットに一目会ってちゃんとお別れが言いたかった。
今までは事前に手紙を出していたから断られたに違いない。
(だったら、突然訪ねて無理やり中に入れてもらおう)
普段はこんな傲慢な態度を取らないが、ベネットの最後に会えなくなるのは嫌だった。
いくらこの後、別の体に移るとしても"ベネット"として会うのは最後になる。
次に会った時に、あの時は見舞いにも来なかった薄情な男だと彼女にだけは思われたくない。
俺は執務室の椅子から立ち上がると、部屋を出た。
2
あなたにおすすめの小説
よくある父親の再婚で意地悪な義母と義妹が来たけどヒロインが○○○だったら………
naturalsoft
恋愛
なろうの方で日間異世界恋愛ランキング1位!ありがとうございます!
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
最近よくある、父親が再婚して出来た義母と義妹が、前妻の娘であるヒロインをイジメて追い出してしまう話………
でも、【権力】って婿養子の父親より前妻の娘である私が持ってのは知ってます?家を継ぐのも、死んだお母様の直系の血筋である【私】なのですよ?
まったく、どうして多くの小説ではバカ正直にイジメられるのかしら?
少女はパタンッと本を閉じる。
そして悪巧みしていそうな笑みを浮かべて──
アタイはそんな無様な事にはならねぇけどな!
くははははっ!!!
静かな部屋の中で、少女の笑い声がこだまするのだった。
悪役令嬢の心変わり
ナナスケ
恋愛
不慮の事故によって20代で命を落としてしまった雨月 夕は乙女ゲーム[聖女の涙]の悪役令嬢に転生してしまっていた。
7歳の誕生日10日前に前世の記憶を取り戻した夕は悪役令嬢、ダリア・クロウリーとして最悪の結末 処刑エンドを回避すべく手始めに婚約者の第2王子との婚約を破棄。
そして、処刑エンドに繋がりそうなルートを回避すべく奮闘する勘違いラブロマンス!
カッコイイ系主人公が男社会と自分に仇なす者たちを斬るっ!
悪役令嬢だったので、身の振り方を考えたい。
しぎ
恋愛
カーティア・メラーニはある日、自分が悪役令嬢であることに気づいた。
断罪イベントまではあと数ヶ月、ヒロインへのざまぁ返しを計画…せずに、カーティアは大好きな読書を楽しみながら、修道院のパンフレットを取り寄せるのだった。悪役令嬢としての日々をカーティアがのんびり過ごしていると、不仲だったはずの婚約者との距離がだんだんおかしくなってきて…。
私を選ばなかったくせに~推しの悪役令嬢になってしまったので、本物以上に悪役らしい振る舞いをして婚約破棄してやりますわ、ザマア~
あさぎかな@コミカライズ決定
恋愛
乙女ゲーム《時の思い出(クロノス・メモリー)》の世界、しかも推しである悪役令嬢ルーシャに転生してしまったクレハ。
「貴方は一度だって私の話に耳を傾けたことがなかった。誤魔化して、逃げて、時より甘い言葉や、贈り物を贈れば満足だと思っていたのでしょう。――どんな時だって、私を選ばなかったくせに」と言って化物になる悪役令嬢ルーシャの未来を変えるため、いちルーシャファンとして、婚約者であり全ての元凶とである第五王子ベルンハルト(放蕩者)に婚約破棄を求めるのだが――?
悪役令嬢ですが、当て馬なんて奉仕活動はいたしませんので、どうぞあしからず!
たぬきち25番
恋愛
気が付くと私は、ゲームの中の悪役令嬢フォルトナに転生していた。自分は、婚約者のルジェク王子殿下と、ヒロインのクレアを邪魔する悪役令嬢。そして、ふと気が付いた。私は今、強大な権力と、惚れ惚れするほどの美貌と身体、そして、かなり出来の良い頭を持っていた。王子も確かにカッコイイけど、この世界には他にもカッコイイ男性はいる、王子はヒロインにお任せします。え? 当て馬がいないと物語が進まない? ごめんなさい、王子殿下、私、自分のことを優先させて頂きまぁ~す♡
※マルチエンディングです!!
コルネリウス(兄)&ルジェク(王子)好きなエンディングをお迎えください m(_ _)m
2024.11.14アイク(誰?)ルートをスタートいたしました。
楽しんで頂けると幸いです。
※他サイト様にも掲載中です
ヒロインだと言われましたが、人違いです!
みおな
恋愛
目が覚めたら、そこは乙女ゲームの世界でした。
って、ベタすぎなので勘弁してください。
しかも悪役令嬢にざまあされる運命のヒロインとかって、冗談じゃありません。
私はヒロインでも悪役令嬢でもありません。ですから、関わらないで下さい。
悪役令嬢の物語は始まりません。なぜならわたくしがヒロインを排除するからです。
霜月零
恋愛
わたくし、シュティリア・ホールオブ公爵令嬢は前世の記憶を持っています。
流行り病で生死の境を彷徨った時に思い出したのです。
この世界は、前世で遊んでいた乙女ゲームに酷似していると。
最愛のディアム王子をヒロインに奪われてはなりません。
そうと決めたら、行動しましょう。
ヒロインを排除する為に。
※小説家になろう様等、他サイト様にも掲載です。
人見知りと悪役令嬢がフェードアウトしたら
渡里あずま
恋愛
転生先は、乙女ゲーの「悪役」ポジション!?
このまま、謀殺とか絶対に嫌なので、絶望中のルームメイト(魂)連れて、修道院へ遁走!!
前世(現代)の智慧で、快適生活目指します♡
「この娘は、私が幸せにしなくちゃ!!」
※※※
現代の知識を持つ主人公と、異世界の幼女がルームシェア状態で生きていく話です。ざまぁなし。
今年、ダウンロード販売を考えているのでタイトル変更しました!(旧題:人見知りな私が、悪役令嬢? しかも気づかずフェードアウトしたら、今度は聖女と呼ばれています!)そして、第三章開始しました!
※重複投稿作品※
表紙の使用画像は、AdobeStockのものです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる