低学歴 高脂肪

暗黙 了

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いつから?

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多分だけど、俺んちんにいて、ボロい玄関の隙間から出てきたんだなと思った。よーく見ると、薄っぺらい羽、弱々しい足、全てが平べったい。太陽の光が余計に羽を透き通らせて貧弱に見える。しかしだよ。家の中じゃ、さわさわ出てきたら、きゃー、やだー、って、大騒ぎになるんだよな。つまりみんながお前を怖くて、逃げるって、訳だよ。今のお前は弱々しいすぎて、足で踏むこともできないな。また、タバコに火をつけて、俺はみている、家の中の素早さはどうしたんだよ。そんなによちよち歩いたら暑さで死んじゃうぞ。俺の頭にお客さんの林のじいさんがうかんできた。どこぞの国立をでて、有名な水産会社に就職して、定年、妻とは離婚して、いまは、シングルだといってるじーさん。とにかく人を見下げる天才で、俺が何かテレビで見た情報を話したら、は?と、首を傾げてマスターわかってないなー。と、長い例え話を織り交ぜてはなしてくる。店の女の子も、唯一一人だけ相手にしてるくらいだ。は?そのバカにした顔、客じゃ無ければ殴りたいと何度も思った。そのじーさんが、買い物らしく一人で歩いてるとき、俺はすれ違ったことがある。白髪のただのくそじじいだった。
目の前のゴキブリが少し移動している。どうしたのかまたタバコに、火をつけて、じーさんのこと考えてる。うちの店では、高学歴で有名会社にいて、林のじーさんは、すごいひとなんだよな。それくらいしか、褒め言葉ないのも、事実だが。金出せばだれでも、客なんだよ、ボトルの値段は社長でも、ニートでも、同じ。勘違いなんだよ。会社なんてやめたら、おわり、どこぞの大学卒、は?だから何?俺には関係ないし。石ころの上を、歩き始めたゴキブリ、暑いから早くどこかの家に入り込めよ、別に俺んちでもいいからさ。お前は人間を怖がらせて、きゃーきゃー言わせる黒い悪魔だろ、太陽と熱した石にやられる前に早くいけよ。
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