最強のチー

プロローグ

第0話 少年も歩けば軽トラに当たる

   彼、夏目 秋は真っ白な空間で神々しい美人の女性と対面しながらあることを叫んでいた。

「なんで神様がが軽トラのっとんね！｣


##1時間前##


   いつも通りの時間に起床し、慌てることなく家を出て、何も無い通学路を歩き、退屈な授業を受け、恋人も居ない、退屈な日常。


「ふぃ～、今日も学校疲れたなぁ」

   そう言いながら自分のスマホで時間を確認する。

「お？、もう4時か、家に早く帰りたいけど本屋よって新作買うか！｣

   俺の名前は夏目 秋、東京の高校2年生でよくいる大量生産型の普通スペック男子である。
   しかし、そんな俺にも趣味はある。

「よし、新刊ゲット～ あ、このラノベ、コミックになったんだっけ？……困ったらとりあえず検索」

  歩きながらスマホをいじり、周りへの警戒心が薄くなる。
  何気ないいつもの行動が秋の運命を変えることはまだ誰も知らない…神でさえ……

「あぁ～俺も異世界に行ってみてぇーなぁ、でも大抵神様から貰えるのってスキル一つなんだよな、俺が異世界にスキル一つ持ってくならやっぱりアレだよな！」

   秋は自分が考えていたスキルについてあることに確信をした。

「これ1つで最強なんだよね」

   普通スペックだがオタクであるの自分が考えるスキルはまさに万能であった。
   そんな他愛も無い夢物語を想像していてこのときは全くと言っていいほど周りが見えてなかった。

   そして…秋が最後に見た景色は、
東京とは思えない綺麗な夕日に足元の黒い猫、視界の端に自動車らしき物が自分にまっすぐ向かっているところだった。

   人間の本能が働き、秋は死を覚悟した。

「キィーッ！がぁっしゃん！！」

   その音を最後に地球のまだ若い命2つが
なかなかなかシュールな音が周りに響かせ、そこで秋の意識と命が途切れた……






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どうも、こんばんは、クマキです。

   素人ですので誤字脱字、また誤った表現があると思いますが暖かい目で見守って頂けると嬉しく思います。

   これらよろしくお願いします。