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第二章 ダンジョンの奥に行けないんだが?
第十話 隠れザル
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「なっ!? よもや中級モンスターが現れるとは……! 気を付けろ、グレン! 尾の蛇に噛まれれば石化してしまうぞ!!」
「知ってるわそんぐらい。いいからさっさと雷打ちな、レオ。足止めなら幾らでも、引き受けてやるよ!」
尾の蛇をしならせ、コッ、コッ、コッ、コッと鳴き声に合わせて頭を不気味に揺らしながら、鋭い爪でザリザリと通路の床を引っ掻くコカトリス。
グレンはそんないつ突っ込んでくるかわからないコカトリスへ視線を固定しつつ、ゆっくりとしゃがみ込み、足元に転がっていたゴブリンの頭を鷲掴んだ。
「うおりゃあっ!」
そしてコカトリスに向け思い切り投げた。
「コケ~ッ!?」
鶏頭の視界を遮るように投げられたゴブリンに、コカトリスは混乱が混じった雄叫びをあげる。
だがグレンはコカトリスの反応など気にせずゴブリンを投げ続け、距離を保ちつつ視界不良にさせると、間髪入れずに瓦礫の破片を投石。尾の蛇へクリーンヒットさせた。
「よし! 怯んだ!」
武器であり弱点でもある尾の蛇が頭を打ったことにより、コカトリスの動きが鈍る。
それと同時に、レオナルトの詠唱が終わった。
「サンダーボルト!!」
直後、コカトリスの頭上に青い稲妻が落ち、その身を焦がした。一拍遅れて大きな雷鳴が通路中に轟く。
その音が鳴り終わる頃には、コカトリスは床に伏し絶命した。
「お、お、お? 倒せたのか?」
「おう、バッチリだ。これで明日の飯にも困らねぇぞ。そんじゃ、血抜きするか」
「こ、ここでか!? 臭いがこもるから外でやらないか!?」
「あぁ? 血抜きは早ければ早い方がいいんだが……」
「しかしその、血の臭いがこびり付けばモンスターにも狙われやすくなるだろう!?」
「はぁ~……。仕方ねぇな」
レオナルトの必死の提案を受けたグレンは、面倒臭そうにしながらも絶命したコカトリスの頭を鷲掴み、引き摺りながら歩き始める。レオナルトも彼の後を小走りに追いかけ、たまに絶命した尾の蛇と目が合いビク付きつつ、《ラマニア》の出口へと向かうのだった。
――そんな二人の様子を通路の物陰から伺う、一つの人影があったことに気付かぬまま。
◇
クェーッ! クェーッ!
「ガキの落書きにしか見えん」
「ちっがーう!!」
夜の空を飛ぶジズが通り過ぎた密林の中、《ラマニア》の側に作った新たな拠点にて。
レオナルトはグレンに肌身離さず持っていたロケットペンダント、その蓋の裏に刻まれた魔法陣を見せていた。
だが幾らレオナルトが鼻高々にロケットペンダントを掲げても、魔法の知識がないグレンからすると円の中に無秩序に線が引かれたように見えてしまう。
「この魔法陣は計算し尽くされた円と線そして古代エルフ文字が使われており効果はわからないものの繊細かつ複雑な魔力操作が必要な魔法が刻まれているのは確かで解明できれば我々人間にとって想像もできない効果のある魔法が使えることは自明の理で」
「お、焼けたぞ」
レオナルトの熱弁をグレンは右から左へ聞き流し、焚き火で直火焼したコカトリスの焼き鳥の串を手に取った。
話を聞いてくれないグレンにレオナルトは口を尖らせたが、今は食欲を優先し彼もまた焼き鳥の串を頂戴する。
「もう少しスパイスが欲しいな……」
「贅沢言うな。貴重なんだぞコショーの実は」
「うぅ……。あとオリープオイルも欲しい……」
「お前ほんと根っからの坊ちゃんだな」
物のない密林で香辛料は希少。だが今まで食うに困る経験がなく、舌も肥えているレオナルトにとって、基本的にただ焼いただけの肉は味気なく、しょんぼりとうつ向く。
……がさり
その時、焚き火の音に紛れ聞こえた物音。レオナルトは反射的にハッと顔をあげ、音が聞こえた茂みへ視線を向けた。
「グレン」
「あぁ」
レオナルトの目配せにグレンは一つ頷くと、すっくと立ち上がり茂みを睨み付け、
「おい! 隠れてんのバレバレだぞ! 腹に風穴空けられたくなきゃ姿見せな!!」
腹から声を出し、威嚇するように怒鳴った。
「ひゃああああっ!」
すると茂みの中から、隠れていた人物が小動物のように飛び出してくる。
その人物はレオナルトよりも少し年下に見える、丸眼鏡をかけた小柄な少年であった。
「ごめんなさいごめんなさい! 暴力はやめてぇ~っ!」
茂みに身を潜めていた小柄な少年は、地面にめり込ませる勢いで頭をさげている。
しかしそのままでは様子が伺えないので、少年は少しだけ顔をあげグレンの様子を伺った。そして威圧感を纏って仁王立つ彼の姿を見て、「ひぇっ」と短い悲鳴をあげる。
「ぼ、ぼ、僕を食べても美味しくないですよぉっ!?」
「はぁ? モンスターじゃないんだ、んなことするかよ」
「そうだぞ! 人が人を食してしまうと病(※寄生菌や寄生虫含む)を引き継いでしまう可能性があるし運が悪いと内臓が壊れ出血し死亡することさえある危険な行為だ! あとシンプルに人の体は過食部が少ないうえ腹持ちも悪いというどう考えても食用には向かないという研究結果が」
「お前はちょっと黙ってろ」
「んえっ!?」
擁護のつもりで喋った台詞をばっさりと切られ、「王立学園で習ったことなのに……」と膝を抱えしょぼくれるレオナルト。
勝手に落ち込んでいる彼は放置し、グレンは小柄な体を縮こませ、すっかり怯え切っている少年にずいと詰め寄った。
「で? 何の用だ。飯につられてきたのか?」
「え、え、えと、その」
少年はしどろもどろといった様子で声を震わせながらも、ちらりとレオナルトを一瞥した後、
「パーティに入れてくださぁいっ!!」
再び頭を下げ、グレン達からすると突拍子もない要望を言ってきたのだった。
「……。はぁ?」
「知ってるわそんぐらい。いいからさっさと雷打ちな、レオ。足止めなら幾らでも、引き受けてやるよ!」
尾の蛇をしならせ、コッ、コッ、コッ、コッと鳴き声に合わせて頭を不気味に揺らしながら、鋭い爪でザリザリと通路の床を引っ掻くコカトリス。
グレンはそんないつ突っ込んでくるかわからないコカトリスへ視線を固定しつつ、ゆっくりとしゃがみ込み、足元に転がっていたゴブリンの頭を鷲掴んだ。
「うおりゃあっ!」
そしてコカトリスに向け思い切り投げた。
「コケ~ッ!?」
鶏頭の視界を遮るように投げられたゴブリンに、コカトリスは混乱が混じった雄叫びをあげる。
だがグレンはコカトリスの反応など気にせずゴブリンを投げ続け、距離を保ちつつ視界不良にさせると、間髪入れずに瓦礫の破片を投石。尾の蛇へクリーンヒットさせた。
「よし! 怯んだ!」
武器であり弱点でもある尾の蛇が頭を打ったことにより、コカトリスの動きが鈍る。
それと同時に、レオナルトの詠唱が終わった。
「サンダーボルト!!」
直後、コカトリスの頭上に青い稲妻が落ち、その身を焦がした。一拍遅れて大きな雷鳴が通路中に轟く。
その音が鳴り終わる頃には、コカトリスは床に伏し絶命した。
「お、お、お? 倒せたのか?」
「おう、バッチリだ。これで明日の飯にも困らねぇぞ。そんじゃ、血抜きするか」
「こ、ここでか!? 臭いがこもるから外でやらないか!?」
「あぁ? 血抜きは早ければ早い方がいいんだが……」
「しかしその、血の臭いがこびり付けばモンスターにも狙われやすくなるだろう!?」
「はぁ~……。仕方ねぇな」
レオナルトの必死の提案を受けたグレンは、面倒臭そうにしながらも絶命したコカトリスの頭を鷲掴み、引き摺りながら歩き始める。レオナルトも彼の後を小走りに追いかけ、たまに絶命した尾の蛇と目が合いビク付きつつ、《ラマニア》の出口へと向かうのだった。
――そんな二人の様子を通路の物陰から伺う、一つの人影があったことに気付かぬまま。
◇
クェーッ! クェーッ!
「ガキの落書きにしか見えん」
「ちっがーう!!」
夜の空を飛ぶジズが通り過ぎた密林の中、《ラマニア》の側に作った新たな拠点にて。
レオナルトはグレンに肌身離さず持っていたロケットペンダント、その蓋の裏に刻まれた魔法陣を見せていた。
だが幾らレオナルトが鼻高々にロケットペンダントを掲げても、魔法の知識がないグレンからすると円の中に無秩序に線が引かれたように見えてしまう。
「この魔法陣は計算し尽くされた円と線そして古代エルフ文字が使われており効果はわからないものの繊細かつ複雑な魔力操作が必要な魔法が刻まれているのは確かで解明できれば我々人間にとって想像もできない効果のある魔法が使えることは自明の理で」
「お、焼けたぞ」
レオナルトの熱弁をグレンは右から左へ聞き流し、焚き火で直火焼したコカトリスの焼き鳥の串を手に取った。
話を聞いてくれないグレンにレオナルトは口を尖らせたが、今は食欲を優先し彼もまた焼き鳥の串を頂戴する。
「もう少しスパイスが欲しいな……」
「贅沢言うな。貴重なんだぞコショーの実は」
「うぅ……。あとオリープオイルも欲しい……」
「お前ほんと根っからの坊ちゃんだな」
物のない密林で香辛料は希少。だが今まで食うに困る経験がなく、舌も肥えているレオナルトにとって、基本的にただ焼いただけの肉は味気なく、しょんぼりとうつ向く。
……がさり
その時、焚き火の音に紛れ聞こえた物音。レオナルトは反射的にハッと顔をあげ、音が聞こえた茂みへ視線を向けた。
「グレン」
「あぁ」
レオナルトの目配せにグレンは一つ頷くと、すっくと立ち上がり茂みを睨み付け、
「おい! 隠れてんのバレバレだぞ! 腹に風穴空けられたくなきゃ姿見せな!!」
腹から声を出し、威嚇するように怒鳴った。
「ひゃああああっ!」
すると茂みの中から、隠れていた人物が小動物のように飛び出してくる。
その人物はレオナルトよりも少し年下に見える、丸眼鏡をかけた小柄な少年であった。
「ごめんなさいごめんなさい! 暴力はやめてぇ~っ!」
茂みに身を潜めていた小柄な少年は、地面にめり込ませる勢いで頭をさげている。
しかしそのままでは様子が伺えないので、少年は少しだけ顔をあげグレンの様子を伺った。そして威圧感を纏って仁王立つ彼の姿を見て、「ひぇっ」と短い悲鳴をあげる。
「ぼ、ぼ、僕を食べても美味しくないですよぉっ!?」
「はぁ? モンスターじゃないんだ、んなことするかよ」
「そうだぞ! 人が人を食してしまうと病(※寄生菌や寄生虫含む)を引き継いでしまう可能性があるし運が悪いと内臓が壊れ出血し死亡することさえある危険な行為だ! あとシンプルに人の体は過食部が少ないうえ腹持ちも悪いというどう考えても食用には向かないという研究結果が」
「お前はちょっと黙ってろ」
「んえっ!?」
擁護のつもりで喋った台詞をばっさりと切られ、「王立学園で習ったことなのに……」と膝を抱えしょぼくれるレオナルト。
勝手に落ち込んでいる彼は放置し、グレンは小柄な体を縮こませ、すっかり怯え切っている少年にずいと詰め寄った。
「で? 何の用だ。飯につられてきたのか?」
「え、え、えと、その」
少年はしどろもどろといった様子で声を震わせながらも、ちらりとレオナルトを一瞥した後、
「パーティに入れてくださぁいっ!!」
再び頭を下げ、グレン達からすると突拍子もない要望を言ってきたのだった。
「……。はぁ?」
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