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第二章 ダンジョンの奥に行けないんだが?
第十四話 人喰い悪魔
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夜の密林も、湿った空気が満ちている。
葉の隙間から差し込む月明かりは心許なく、辺りを覆う闇に飲み込まれそうなほど弱々しい。
「イギー様ぁっ!」
リックはその暗闇の中で震えながら叫んだ。レオナルトから奪ったロケットペンダントを右手に掲げて。
「献上品をお持ちしましたぁっ! 古代魔法が刻まれたペンダントです! 聡明で膨大な魔力を持つ貴方様なら、きっと大きな活用ができ——」
——ゴッ!
言葉を遮るように、鈍い衝撃が頬を打った。
リックの体がよろめき、湿った地面に膝をつく。強張った指先が震えながら頬を押さえた。ぬるりとした感触が伝わる。血だ。今の衝撃で、口の端を切ってしまったのだ。
「な、な、なァに寝ぼけたこと言ッてんだァ」
耳に絡みつくような、湿った声。高い枝の上に潜んでいた影『イギー』が、ぬるりと動いた。
「お、お、おれはあノ金髪のガキが欲しイって言ったんだぞォ? 聞いテなかったのかァ?」
葉の隙間から覗くぎらついた眼光。細長く歪んだ笑み。
異様に長い尾がしなり、闇の中でゆらりと揺れる。
「で、でも、イギー様が手を出せない方に、僕が敵う訳……」
震えながら呟くリックの言葉を、再び衝撃が断ち切った。
——ゴッ!
二度目の打撃に、リックの体が地面に叩きつけられる。
「だ、だ、だからお前で油断サせて、寝首をかいテこいって言ってンだろォ?」
ダンッ! ダンッ! と、尾はイギーを苛立ちを表すように地面を強く叩く。
湿った音が響き、土埃が舞い上がった。
「特にあの、片目ノ人間はポールを倒すようナ奴だからなァ。やり合わないデすませられるンなら、そうするだろォ?」
嗤うような声。密林に潜む影が、じわじわと形を成し、リックに圧し掛かるように迫る。
リックは息を呑んだ。喉の奥がひゅうと鳴る。
「弱っチいお前ノ使い道なんテ、そのぐらイじゃないかァ」
「うぅ……」
「へへ、へへへへ。久し振りに見付ケた、魔力をたんまり持った人間だァ。お、お、おれが独り占めするンだァ。アレは美味いゾぉ、ご馳走様だァ」
「こ、こ、これも美味しいですよっ!」
リックはイギーの前に、背中のリュックに詰め込んでいた巨大猪の肉を出す。晩飯に食べた牡丹鍋の残りではあったが、元が巨体な巨大猪の過食部は多く、残り物だろうと満腹になるには十分な量だ。
だがイギーは差し出された巨大猪の肉を尾で払いのけてしまう。
「い、い、イらねぇ。そ、そ、そんなおっかねェもン」
イギーはゆらりと動く。木の上からするりと滑り落ち、足音もなく地面に降り立った。
「お、お、おれぁ腹減ってンだァ」
「で、でしたら……!」
「だ、だ、だからこのマま、あのガキを食ッたら、もッと美味いンだろうなァ。へへ、へへへへ。想像すルだけで、ヨダレが止まらねェ」
イギーの喉がぐるりと鳴る。口の端から、粘ついた唾液が垂れた。
ぞわりとした感触が這い上がり、リックは飛び上がるように起き上がると、思わず後ずさった。
「こ、こ、これ盗ッてこれたっテことはぁ、あいつら寝ていルんだろォ? へへ、へへへへ。今ガ狙い目かァ」
興奮した様子の尾が揺らめく。
「あ、あ、案内しロよ。そしタらまだ食わナいでいてヤル。な、な、何せお前ハ、非常食だからなァ。いつデも食える、弱っちい奴だからナぁ」
「ぼ、僕は、その……」
リックが恐怖に慄きながらもどうにか言葉を搾り出そうとしたその時、
闇に包まれていた密林が、明るく照らされる。
「リック! 無事か!?」
火の魔法で出した火球を浮かばせたレオナルトが、鬱蒼とした草木をかき分けリックの元へ駆け付けたのだ。彼に続きグレンも姿を現す。そしてぎょっと左目を見開いた。
明るくなったことにより、全貌が明らかとなったイギー。
赤い体毛に包まれた獅子の身体にサソリの尾、そして口が裂けた老人のような人面。
人喰いを意味する名を冠するモンスター『マンティコア』。それがリックの前に鎮座していたのだから。
「へへ、へへへへ。向こウから来てくれたァ」
にたにたと口を歪ませよだれを垂らし、毒針を持つサソリの尾を揺らすイギー。
レオナルトはナイフを構え、グレンは重心を低くし、臨戦体勢へと入った。
「マンティコアだぁ!? 俺は島に来てそれなりに経つが、初めて見たぞ!?」
「奴は狡猾なモンスターだ。勝てない人間の前には姿を出さない。グレンは強いからな、避けていたのだろう」
「チッ。こんな奴まで島にいるとは、流石は流刑地だってか?」
マンティコアはギガンテスと同じく、部隊を組んで討伐する必要があるほどに強いモンスターである。
獅子の身体を駆使した身体能力は勿論、致死の毒を持つサソリの尾も凶悪。だが何より、獣では持ち得ない頭脳を使い人間を撹乱し、苦しませてくる。本能のまま、直情的に動くギガンテスよりよほど厄介だ。
油断の許されない状況に、空気がひり付く。
「リック! そいつから離れるんだ!」
レオナルトはすかさずリックに退避を命じた。
「私達が相手にする! 貴殿の足なら逃げるのも容易だろう!? 事が済むまで隠れるといい!」
「レ、レ、レオナルト様……」
「お、おおっとォ? こイつと随分、仲良クなったみたイだなァ」
レオナルトとリックのやり取りを見たイギーは、にたにたと不気味に笑うとサソリ尾をしならせ、
リックの首に巻き付け、高く掲げた。
「う……っ!」
「リック!」
「う、う、動クんじゃねぇゾぉ? こいツがどうなッてもいいのかァ?」
首が締まり、苦しそうにもがくリックの頬に、尾の先端、サソリの毒針が向けられる。
人質を取られたことに、レオナルトはギリと奥歯を噛み締めた。だがすぐにナイフを地面へ放り投げ両手をあげ、無抵抗を示す。グレンもまた構えを解き、攻撃を繰り出さないことを伝える為、しゃがみ込んだ。
「へへ、へへへへ。弱っちいなリに、役ニ立ったなァ。リック。お、お、お前ヲ食うの、もウ少し後にしてやるよォ」
「降伏したんだ! リックを解放しろ!」
「ぶ、ぶ、武器ヲ離しタところで、安心できるワケねぇだろォ?」
イギーは歪な笑みを崩さないまま、ぎらついた目をグレンへ向ける。
「そ、そ、そのナイフでェ、片目ノ男を刺セ」
「……っ!?」
「そ、そ、そしたら、こいつヲ解放してヤってもいいぞォ」
レオナルトの手でグレンを殺せと、自分の手を使わずに脅威を片そうとするイギーに、レオナルトは絶句した。
「おい、レオ。あれ絶対、嘘だぞ」
「わかっている! わかっているが……!」
リックの死を選ぶか、グレンの死を選ぶか。
究極の選択なうえ、望み通り動いたところでイギーが約束を守ってくれるとも思えない。ままならない状況にレオナルトが動けないでいると、
「レ、レ、レオナルト様……」
リックが、苦しげな声を出した。
「僕のことは、もう、いいので……」
今にも泣きそうな声。生を諦めた声。
それを聞いたレオナルトは金色の目を見開く。
「……リック」
そして彼はナイフをゆっくりと拾い、イギーとリックに背中を見せ、しゃがんだ状態のままのグレンへ刃先を向けると、
「今までさぞ、怖かったことだろう」
迷いなく、その切先をグレンの胸に刺した。
葉の隙間から差し込む月明かりは心許なく、辺りを覆う闇に飲み込まれそうなほど弱々しい。
「イギー様ぁっ!」
リックはその暗闇の中で震えながら叫んだ。レオナルトから奪ったロケットペンダントを右手に掲げて。
「献上品をお持ちしましたぁっ! 古代魔法が刻まれたペンダントです! 聡明で膨大な魔力を持つ貴方様なら、きっと大きな活用ができ——」
——ゴッ!
言葉を遮るように、鈍い衝撃が頬を打った。
リックの体がよろめき、湿った地面に膝をつく。強張った指先が震えながら頬を押さえた。ぬるりとした感触が伝わる。血だ。今の衝撃で、口の端を切ってしまったのだ。
「な、な、なァに寝ぼけたこと言ッてんだァ」
耳に絡みつくような、湿った声。高い枝の上に潜んでいた影『イギー』が、ぬるりと動いた。
「お、お、おれはあノ金髪のガキが欲しイって言ったんだぞォ? 聞いテなかったのかァ?」
葉の隙間から覗くぎらついた眼光。細長く歪んだ笑み。
異様に長い尾がしなり、闇の中でゆらりと揺れる。
「で、でも、イギー様が手を出せない方に、僕が敵う訳……」
震えながら呟くリックの言葉を、再び衝撃が断ち切った。
——ゴッ!
二度目の打撃に、リックの体が地面に叩きつけられる。
「だ、だ、だからお前で油断サせて、寝首をかいテこいって言ってンだろォ?」
ダンッ! ダンッ! と、尾はイギーを苛立ちを表すように地面を強く叩く。
湿った音が響き、土埃が舞い上がった。
「特にあの、片目ノ人間はポールを倒すようナ奴だからなァ。やり合わないデすませられるンなら、そうするだろォ?」
嗤うような声。密林に潜む影が、じわじわと形を成し、リックに圧し掛かるように迫る。
リックは息を呑んだ。喉の奥がひゅうと鳴る。
「弱っチいお前ノ使い道なんテ、そのぐらイじゃないかァ」
「うぅ……」
「へへ、へへへへ。久し振りに見付ケた、魔力をたんまり持った人間だァ。お、お、おれが独り占めするンだァ。アレは美味いゾぉ、ご馳走様だァ」
「こ、こ、これも美味しいですよっ!」
リックはイギーの前に、背中のリュックに詰め込んでいた巨大猪の肉を出す。晩飯に食べた牡丹鍋の残りではあったが、元が巨体な巨大猪の過食部は多く、残り物だろうと満腹になるには十分な量だ。
だがイギーは差し出された巨大猪の肉を尾で払いのけてしまう。
「い、い、イらねぇ。そ、そ、そんなおっかねェもン」
イギーはゆらりと動く。木の上からするりと滑り落ち、足音もなく地面に降り立った。
「お、お、おれぁ腹減ってンだァ」
「で、でしたら……!」
「だ、だ、だからこのマま、あのガキを食ッたら、もッと美味いンだろうなァ。へへ、へへへへ。想像すルだけで、ヨダレが止まらねェ」
イギーの喉がぐるりと鳴る。口の端から、粘ついた唾液が垂れた。
ぞわりとした感触が這い上がり、リックは飛び上がるように起き上がると、思わず後ずさった。
「こ、こ、これ盗ッてこれたっテことはぁ、あいつら寝ていルんだろォ? へへ、へへへへ。今ガ狙い目かァ」
興奮した様子の尾が揺らめく。
「あ、あ、案内しロよ。そしタらまだ食わナいでいてヤル。な、な、何せお前ハ、非常食だからなァ。いつデも食える、弱っちい奴だからナぁ」
「ぼ、僕は、その……」
リックが恐怖に慄きながらもどうにか言葉を搾り出そうとしたその時、
闇に包まれていた密林が、明るく照らされる。
「リック! 無事か!?」
火の魔法で出した火球を浮かばせたレオナルトが、鬱蒼とした草木をかき分けリックの元へ駆け付けたのだ。彼に続きグレンも姿を現す。そしてぎょっと左目を見開いた。
明るくなったことにより、全貌が明らかとなったイギー。
赤い体毛に包まれた獅子の身体にサソリの尾、そして口が裂けた老人のような人面。
人喰いを意味する名を冠するモンスター『マンティコア』。それがリックの前に鎮座していたのだから。
「へへ、へへへへ。向こウから来てくれたァ」
にたにたと口を歪ませよだれを垂らし、毒針を持つサソリの尾を揺らすイギー。
レオナルトはナイフを構え、グレンは重心を低くし、臨戦体勢へと入った。
「マンティコアだぁ!? 俺は島に来てそれなりに経つが、初めて見たぞ!?」
「奴は狡猾なモンスターだ。勝てない人間の前には姿を出さない。グレンは強いからな、避けていたのだろう」
「チッ。こんな奴まで島にいるとは、流石は流刑地だってか?」
マンティコアはギガンテスと同じく、部隊を組んで討伐する必要があるほどに強いモンスターである。
獅子の身体を駆使した身体能力は勿論、致死の毒を持つサソリの尾も凶悪。だが何より、獣では持ち得ない頭脳を使い人間を撹乱し、苦しませてくる。本能のまま、直情的に動くギガンテスよりよほど厄介だ。
油断の許されない状況に、空気がひり付く。
「リック! そいつから離れるんだ!」
レオナルトはすかさずリックに退避を命じた。
「私達が相手にする! 貴殿の足なら逃げるのも容易だろう!? 事が済むまで隠れるといい!」
「レ、レ、レオナルト様……」
「お、おおっとォ? こイつと随分、仲良クなったみたイだなァ」
レオナルトとリックのやり取りを見たイギーは、にたにたと不気味に笑うとサソリ尾をしならせ、
リックの首に巻き付け、高く掲げた。
「う……っ!」
「リック!」
「う、う、動クんじゃねぇゾぉ? こいツがどうなッてもいいのかァ?」
首が締まり、苦しそうにもがくリックの頬に、尾の先端、サソリの毒針が向けられる。
人質を取られたことに、レオナルトはギリと奥歯を噛み締めた。だがすぐにナイフを地面へ放り投げ両手をあげ、無抵抗を示す。グレンもまた構えを解き、攻撃を繰り出さないことを伝える為、しゃがみ込んだ。
「へへ、へへへへ。弱っちいなリに、役ニ立ったなァ。リック。お、お、お前ヲ食うの、もウ少し後にしてやるよォ」
「降伏したんだ! リックを解放しろ!」
「ぶ、ぶ、武器ヲ離しタところで、安心できるワケねぇだろォ?」
イギーは歪な笑みを崩さないまま、ぎらついた目をグレンへ向ける。
「そ、そ、そのナイフでェ、片目ノ男を刺セ」
「……っ!?」
「そ、そ、そしたら、こいつヲ解放してヤってもいいぞォ」
レオナルトの手でグレンを殺せと、自分の手を使わずに脅威を片そうとするイギーに、レオナルトは絶句した。
「おい、レオ。あれ絶対、嘘だぞ」
「わかっている! わかっているが……!」
リックの死を選ぶか、グレンの死を選ぶか。
究極の選択なうえ、望み通り動いたところでイギーが約束を守ってくれるとも思えない。ままならない状況にレオナルトが動けないでいると、
「レ、レ、レオナルト様……」
リックが、苦しげな声を出した。
「僕のことは、もう、いいので……」
今にも泣きそうな声。生を諦めた声。
それを聞いたレオナルトは金色の目を見開く。
「……リック」
そして彼はナイフをゆっくりと拾い、イギーとリックに背中を見せ、しゃがんだ状態のままのグレンへ刃先を向けると、
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