519 / 600
第二十四章 機能家族
第502話 幼馴染
しおりを挟む
「えっと、ごめん。話が脱線した。それでモーズの探しているフランチェスコの事なんだけどね。彼はね、多分アイギスが欲しかったんだ。所属していたウロボロスで存在を知って、ここに生息している情報も掴んだんだろう」
オフィウクス・ラボで飼育されている個体以外でのアイギスの入手は困難を極める。アイギスの生態に纏わる正確な情報を握るのは、徐福だけだからだ。
しかしここバシリカ・シスタン・レプリカならば、確実にアイギスと会える。危険地帯と知ってなお、フランチェスコは侵入を試みたのだ。
3年前。侵入直前にテトラミックスに声をかけたのは、アイギスに対抗する手段を一つでも増やしたかったのだろうと、テオフラストゥスは考察をする。
「でも、失敗してしまったみたいだね」
次いで淡々と告げられた彼の言葉に、モーズは血の気が引いた。
アイギスの入手の失敗とは、攻撃対象になってしまうという事。血を吸い尽くされるか、四肢を千切られるか――
刹那に過ぎった最悪な予想に、生きた心地がしなかった。
「……まさか、ここには、フランチェスコの遺体が……」
「違う違う。死体が転がっているとかじゃないよ。ほら、ここを見てご覧」
声を震わせるモーズに、緩い声で否定をしたテオフラストゥスは、規則的に並ぶ円柱の一つを指差す。
テオフラストゥスの側に浮かぶ浮遊型角灯が照らしたその壁面には、青い装飾が描かれていた。
いや、よく注視してみればそれは装飾ではない。重力に従い下に向け滴っている、3本の青い横筋――これは、血痕だ。
「3年前の、ウミヘビの血だ。アイギスを扱えていたら回収している筈だよ。徹底的に足取りを消している彼がこんな特異な跡、残す筈がない。アイギスに追い払われて拭う事もできなかった、ってところかな」
ウミヘビの青い血は、適切な処置を施さない限りその形状を保ち続ける。
しかし3年前の跡でさえ、こうもはっきり残っている事は非現実的で、モーズは唖然としながら円柱を眺めた。
「……意外、です。私がアイギスを迎えられたのに、フランチェスコが迎えられないなんて……。野生と養殖の差でしょうか?」
「それもあるかもしれないけど、アイギスに気に入られる人間は大体、目的の為に命を投げ捨てられる覚悟を持っている。そんな変人、そうそういないよ」
「……フランチェスコの『珊瑚』にかける覚悟も、生半可ではないと思うのですが」
「なら命を投げ捨てるんじゃなくて、生き抜く覚悟があったんじゃないかい?」
冷たい円柱にそっと手を触れ、テオフラストゥスは慈愛に満ちた声で言う。
「目的の為にって捨て身になるんじゃなくて、目的を達成するまで命を大事にする。それも相当な覚悟だ」
――お前はステージ進行による処分も覚悟の上でラボに入所したそうだネ。ハッ。そんな覚悟、犬の餌にもなりゃしなイ。
その時、いつだか徐福に言われた言葉が、モーズの頭の中で反響をした。
病に侵された身体で生き抜くのは、死を前提として奔走するよりも難しい。体力も、気力も、知恵も、全てを駆使して走り続けなければならないのだから。
しかしフランチェスコならば実行できるだろう。そのぐらいの信頼を、モーズは抱いていた。
「オレもフランチェスコが凡人だとはこれっぽっちも思っていないよ。彼はトルコにあったウロボロスに所属し、ウミヘビを造った。その時点でとても優秀だ。天才といっていい」
「……所長。フランチェスコがウロボロスで何をしていたのか、知っていますか? 可能なら知りたい、です」
モーズの問いかけには、ほんのわずかに焦りの色が混じっていた。
長年追い続けている幼馴染の影。真実を求める声が、広い地下に反響する。
「暗号化されていた記録を読み解いたところ、彼は『珊瑚』の研究をしていたよ。その過程で、ウミヘビの血を治療に利用できないか調べていた。ウミヘビを知っている人間なら、一度はその発想に行き着くんだよね。ウミヘビは病に罹患しないからさ」
白衣の裾を翻しながら、テオフラストゥスは淡々と事実を並べる。彼のマスクには陰りが差していた。
「それにほら、4年前にフリッツが希釈した青い血の投与で感染を免れただろう? その情報を入手して以降は尚の事、のめり込んだみたいだ。最終的に断念したようだけど」
そう言うと、テオフラストゥスはふっと肩を落とし、マスク越しに小さく息を吐いた。
「正直ホッとしているよ」
彼の声音には、紛れもない安堵がにじんでいる。
「もしも、もしもオレの頭が追い付かないレベルの天才がこの世に産まれ落ちて、ウミヘビを治療に使う活用方法を見出されてしまったら、オレは……」
テオフラストゥスの声がかすかに震えた。
マスクの下で表情がどう動いたのか、モーズにはわからない。だがその沈痛な響きは、はっきりと耳に残る。
「オレはね、モーズ。人間よりもウミヘビの方が大切なんだ。ウミヘビはオレにとって、大事な家族だから。例え顔を合わせた事がなくっても、この世に産まれ落ちたウミヘビは全員、家族だ。その家族を、人間の利己で利用したくない」
地下に冷たい風が流れる。重々しい告白の一語一句が、暗がりに沈んだ空間を揺らした。
モーズは無言で耳を傾け、セレンはただ視線を伏せていた。
「もしも珊瑚症がウミヘビの血で治療できるようになって、撲滅が叶って、災害が起きなくなったとしても……。また新しい流行病が流行すれば、きっとウミヘビは使われてしまう」
家畜のように、道具のように。
今でさえ人権を与えられず、限られた自由の中で生きていると言うのに。
「オレはそんな時代が来ない事を、願ってる」
祈るように呟く姿は、親を心配しているような、子供を心配しているような、独特で奇妙な印象を抱かせた。
「その為にもオレは、フランチェスコが造ったウミヘビを保護したい。でも足取りが本当に掴めなくってね。モーズなら何かわからないかなって、そんな期待も抱いて呼んで貰ったんだ。急でごめんね」
曰く、今テオフラストゥスが手を添えている円柱以外にも血痕は残されているのだという。中には、まるで意図的に「ここにいる」と印を残したかのような、不自然な血痕も混じっているのだとか。
しかしそれが何を意味するのか、テオフラストゥスには読み解けなかった。
「ジョーさんも幼馴染なら何かわかるんじゃないかって言っていたし、どうか頼らせてくれ、モーズ」
「ご期待に添えられるかわかりませんが、全力を尽くします。……ところで、ジョーさんとは?」
「あぁ、ごめん徐福の事。副所長ね、副所長」
さらりと答えるテオフラストゥスに、セレンが怪訝そうに眉を寄せた。
「とても親しげに呼ぶのですね。副所長はあだ名を許容しなさそうな印象がありますが」
「うん、実際に嫌がってる! でも昔からこう呼んでいるから抜けなくってね~。元々テトラミックスの事やウミヘビの事を話すつもりだったけど、ついでにジョーさんの事も話そうか」
軽い口調に戻ったテオフラストゥスは、わざとらしく両手を広げる。その背後に広がる常闇が、彼のシルエットを浮かび上がらせた。
「昔話をしようとすると、ジョーさん怒るから普段はしないんだけど……。此処にはいないからいいよね!」
楽しげに笑うその声が、石造りの広間に反響する。
モーズとセレンは顔を見合わせ、半信半疑のまま、その続きを待った。
オフィウクス・ラボで飼育されている個体以外でのアイギスの入手は困難を極める。アイギスの生態に纏わる正確な情報を握るのは、徐福だけだからだ。
しかしここバシリカ・シスタン・レプリカならば、確実にアイギスと会える。危険地帯と知ってなお、フランチェスコは侵入を試みたのだ。
3年前。侵入直前にテトラミックスに声をかけたのは、アイギスに対抗する手段を一つでも増やしたかったのだろうと、テオフラストゥスは考察をする。
「でも、失敗してしまったみたいだね」
次いで淡々と告げられた彼の言葉に、モーズは血の気が引いた。
アイギスの入手の失敗とは、攻撃対象になってしまうという事。血を吸い尽くされるか、四肢を千切られるか――
刹那に過ぎった最悪な予想に、生きた心地がしなかった。
「……まさか、ここには、フランチェスコの遺体が……」
「違う違う。死体が転がっているとかじゃないよ。ほら、ここを見てご覧」
声を震わせるモーズに、緩い声で否定をしたテオフラストゥスは、規則的に並ぶ円柱の一つを指差す。
テオフラストゥスの側に浮かぶ浮遊型角灯が照らしたその壁面には、青い装飾が描かれていた。
いや、よく注視してみればそれは装飾ではない。重力に従い下に向け滴っている、3本の青い横筋――これは、血痕だ。
「3年前の、ウミヘビの血だ。アイギスを扱えていたら回収している筈だよ。徹底的に足取りを消している彼がこんな特異な跡、残す筈がない。アイギスに追い払われて拭う事もできなかった、ってところかな」
ウミヘビの青い血は、適切な処置を施さない限りその形状を保ち続ける。
しかし3年前の跡でさえ、こうもはっきり残っている事は非現実的で、モーズは唖然としながら円柱を眺めた。
「……意外、です。私がアイギスを迎えられたのに、フランチェスコが迎えられないなんて……。野生と養殖の差でしょうか?」
「それもあるかもしれないけど、アイギスに気に入られる人間は大体、目的の為に命を投げ捨てられる覚悟を持っている。そんな変人、そうそういないよ」
「……フランチェスコの『珊瑚』にかける覚悟も、生半可ではないと思うのですが」
「なら命を投げ捨てるんじゃなくて、生き抜く覚悟があったんじゃないかい?」
冷たい円柱にそっと手を触れ、テオフラストゥスは慈愛に満ちた声で言う。
「目的の為にって捨て身になるんじゃなくて、目的を達成するまで命を大事にする。それも相当な覚悟だ」
――お前はステージ進行による処分も覚悟の上でラボに入所したそうだネ。ハッ。そんな覚悟、犬の餌にもなりゃしなイ。
その時、いつだか徐福に言われた言葉が、モーズの頭の中で反響をした。
病に侵された身体で生き抜くのは、死を前提として奔走するよりも難しい。体力も、気力も、知恵も、全てを駆使して走り続けなければならないのだから。
しかしフランチェスコならば実行できるだろう。そのぐらいの信頼を、モーズは抱いていた。
「オレもフランチェスコが凡人だとはこれっぽっちも思っていないよ。彼はトルコにあったウロボロスに所属し、ウミヘビを造った。その時点でとても優秀だ。天才といっていい」
「……所長。フランチェスコがウロボロスで何をしていたのか、知っていますか? 可能なら知りたい、です」
モーズの問いかけには、ほんのわずかに焦りの色が混じっていた。
長年追い続けている幼馴染の影。真実を求める声が、広い地下に反響する。
「暗号化されていた記録を読み解いたところ、彼は『珊瑚』の研究をしていたよ。その過程で、ウミヘビの血を治療に利用できないか調べていた。ウミヘビを知っている人間なら、一度はその発想に行き着くんだよね。ウミヘビは病に罹患しないからさ」
白衣の裾を翻しながら、テオフラストゥスは淡々と事実を並べる。彼のマスクには陰りが差していた。
「それにほら、4年前にフリッツが希釈した青い血の投与で感染を免れただろう? その情報を入手して以降は尚の事、のめり込んだみたいだ。最終的に断念したようだけど」
そう言うと、テオフラストゥスはふっと肩を落とし、マスク越しに小さく息を吐いた。
「正直ホッとしているよ」
彼の声音には、紛れもない安堵がにじんでいる。
「もしも、もしもオレの頭が追い付かないレベルの天才がこの世に産まれ落ちて、ウミヘビを治療に使う活用方法を見出されてしまったら、オレは……」
テオフラストゥスの声がかすかに震えた。
マスクの下で表情がどう動いたのか、モーズにはわからない。だがその沈痛な響きは、はっきりと耳に残る。
「オレはね、モーズ。人間よりもウミヘビの方が大切なんだ。ウミヘビはオレにとって、大事な家族だから。例え顔を合わせた事がなくっても、この世に産まれ落ちたウミヘビは全員、家族だ。その家族を、人間の利己で利用したくない」
地下に冷たい風が流れる。重々しい告白の一語一句が、暗がりに沈んだ空間を揺らした。
モーズは無言で耳を傾け、セレンはただ視線を伏せていた。
「もしも珊瑚症がウミヘビの血で治療できるようになって、撲滅が叶って、災害が起きなくなったとしても……。また新しい流行病が流行すれば、きっとウミヘビは使われてしまう」
家畜のように、道具のように。
今でさえ人権を与えられず、限られた自由の中で生きていると言うのに。
「オレはそんな時代が来ない事を、願ってる」
祈るように呟く姿は、親を心配しているような、子供を心配しているような、独特で奇妙な印象を抱かせた。
「その為にもオレは、フランチェスコが造ったウミヘビを保護したい。でも足取りが本当に掴めなくってね。モーズなら何かわからないかなって、そんな期待も抱いて呼んで貰ったんだ。急でごめんね」
曰く、今テオフラストゥスが手を添えている円柱以外にも血痕は残されているのだという。中には、まるで意図的に「ここにいる」と印を残したかのような、不自然な血痕も混じっているのだとか。
しかしそれが何を意味するのか、テオフラストゥスには読み解けなかった。
「ジョーさんも幼馴染なら何かわかるんじゃないかって言っていたし、どうか頼らせてくれ、モーズ」
「ご期待に添えられるかわかりませんが、全力を尽くします。……ところで、ジョーさんとは?」
「あぁ、ごめん徐福の事。副所長ね、副所長」
さらりと答えるテオフラストゥスに、セレンが怪訝そうに眉を寄せた。
「とても親しげに呼ぶのですね。副所長はあだ名を許容しなさそうな印象がありますが」
「うん、実際に嫌がってる! でも昔からこう呼んでいるから抜けなくってね~。元々テトラミックスの事やウミヘビの事を話すつもりだったけど、ついでにジョーさんの事も話そうか」
軽い口調に戻ったテオフラストゥスは、わざとらしく両手を広げる。その背後に広がる常闇が、彼のシルエットを浮かび上がらせた。
「昔話をしようとすると、ジョーさん怒るから普段はしないんだけど……。此処にはいないからいいよね!」
楽しげに笑うその声が、石造りの広間に反響する。
モーズとセレンは顔を見合わせ、半信半疑のまま、その続きを待った。
0
あなたにおすすめの小説
女神の白刃
玉椿 沢
ファンタジー
どこかの世界の、いつかの時代。
その世界の戦争は、ある遺跡群から出現した剣により、大きく姿を変えた。
女の身体を鞘とする剣は、魔力を収束、発振する兵器。
剣は瞬く間に戦を大戦へ進歩させた。数々の大戦を経た世界は、権威を西の皇帝が、権力を東の大帝が握る世になり、終息した。
大戦より数年後、まだ治まったとはいえない世界で、未だ剣士は剣を求め、奪い合っていた。
魔物が出ようと、町も村も知った事かと剣を求める愚かな世界で、赤茶けた大地を畑や町に、煤けた顔を笑顔に変えたいという脳天気な一団が現れる。
*表紙絵は五月七日ヤマネコさん(@yamanekolynx_2)の作品です*
忘却の艦隊
KeyBow
SF
新設された超弩級砲艦を旗艦とし新造艦と老朽艦の入れ替え任務に就いていたが、駐留基地に入るには数が多く、月の1つにて物資と人員の入れ替えを行っていた。
大型輸送艦は工作艦を兼ねた。
総勢250艦の航宙艦は退役艦が110艦、入れ替え用が同数。
残り30艦は増強に伴い新規配備される艦だった。
輸送任務の最先任士官は大佐。
新造砲艦の設計にも関わり、旗艦の引き渡しのついでに他の艦の指揮も執り行っていた。
本来艦隊の指揮は少将以上だが、輸送任務の為、設計に関わった大佐が任命された。
他に星系防衛の指揮官として少将と、退役間近の大将とその副官や副長が視察の為便乗していた。
公安に近い監査だった。
しかし、この2名とその側近はこの艦隊及び駐留艦隊の指揮系統から外れている。
そんな人員の載せ替えが半分ほど行われた時に中緊急警報が鳴り、ライナン星系第3惑星より緊急の救援要請が入る。
機転を利かせ砲艦で敵の大半を仕留めるも、苦し紛れに敵は主系列星を人口ブラックホールにしてしまった。
完全にブラックホールに成長し、その重力から逃れられないようになるまで数分しか猶予が無かった。
意図しない戦闘の影響から士気はだだ下がり。そのブラックホールから逃れる為、禁止されている重力ジャンプを敢行する。
恒星から近い距離では禁止されているし、システム的にも不可だった。
なんとか制限内に解除し、重力ジャンプを敢行した。
しかし、禁止されているその理由通りの状況に陥った。
艦隊ごとセットした座標からズレ、恒星から数光年離れた所にジャンプし【ワープのような架空の移動方法】、再び重力ジャンプ可能な所まで移動するのに33年程掛かる。
そんな中忘れ去られた艦隊が33年の月日の後、本星へと帰還を目指す。
果たして彼らは帰還できるのか?
帰還出来たとして彼らに待ち受ける運命は?
ネクスト・ステージ~チートなニートが迷宮探索。スキル【ドロップ★5】は、武器防具が装備不可!?
武蔵野純平
ファンタジー
現代ファンタジー(ローファンタジー)です。ニート主人公のスキルは【ドロップ★5】――ドロップ確率が大幅上昇し、ドロップアイテムの品質も大幅上昇するチートスキルだった。だが、剣や盾などの装備品が装備出来ない欠陥があり、攻撃力、防御力に問題を残す。
ダンジョン探索をする為に冒険者となりパーティーメンバーを募集するが、なぜか【ワケあり】女性ばかり集まってくる。
初恋♡リベンジャーズ
遊馬友仁
青春
【第五部開始】
高校一年生の春休み直前、クラスメートの紅野アザミに告白し、華々しい玉砕を遂げた黒田竜司は、憂鬱な気持ちのまま、新学期を迎えていた。そんな竜司のクラスに、SNSなどでカリスマ的人気を誇る白草四葉が転入してきた。
眉目秀麗、容姿端麗、美の化身を具現化したような四葉は、性格も明るく、休み時間のたびに、竜司と親友の壮馬に気さくに話しかけてくるのだが――――――。
転入早々、竜司に絡みだす、彼女の真の目的とは!?
◯ンスタグラム、ユ◯チューブ、◯イッターなどを駆使して繰り広げられる、SNS世代の新感覚復讐系ラブコメディ、ここに開幕!
第二部からは、さらに登場人物たちも増え、コメディ要素が多めとなります(予定)
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
日本列島、時震により転移す!
黄昏人
ファンタジー
2023年(現在)、日本列島が後に時震と呼ばれる現象により、500年以上の時を超え1492年(過去)の世界に転移した。移転したのは本州、四国、九州とその周辺の島々であり、現在の日本は過去の時代に飛ばされ、過去の日本は現在の世界に飛ばされた。飛ばされた現在の日本はその文明を支え、国民を食わせるためには早急に莫大な資源と食料が必要である。過去の日本は現在の世界を意識できないが、取り残された北海道と沖縄は国富の大部分を失い、戦国日本を抱え途方にくれる。人々は、政府は何を思いどうふるまうのか。
プライベート・スペクタル
点一
ファンタジー
【星】(スターズ)。それは山河を変えるほどの膂力、千里を駆ける脚力、そして異形の術や能力を有する超人・怪人達。
この物語はそんな連中のひどく…ひどく個人的な物語群。
その中の一部、『龍王』と呼ばれた一人の男に焦点を当てたお話。
(※基本 隔週土曜日に更新予定)
【完結】大量焼死体遺棄事件まとめサイト/裏サイド
まみ夜
ホラー
ここは、2008年2月09日朝に報道された、全国十ケ所総数六十体以上の「大量焼死体遺棄事件」のまとめサイトです。
事件の上澄みでしかない、ニュース報道とネット情報が序章であり終章。
一年以上も前に、偶然「写本」のネット検索から、オカルトな事件に巻き込まれた女性のブログ。
その家族が、彼女を探すことで、日常を踏み越える恐怖を、誰かに相談したかったブログまでが第一章。
そして、事件の、悪意の裏側が第二章です。
ホラーもミステリーと同じで、ラストがないと評価しづらいため、短編集でない長編はweb掲載には向かないジャンルです。
そのため、第一章にて、表向きのラストを用意しました。
第二章では、その裏側が明らかになり、予想を裏切れれば、とも思いますので、お付き合いください。
表紙イラストは、lllust ACより、乾大和様の「お嬢さん」を使用させていただいております。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる