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第二十六章 交差する思惑
第554話 隔離病室
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翌日。11月3日。
ルイは院長机に上半身を預け、突っ伏していた。
ドイツ感染病棟からの転院患者受け入れ、不足分の医療物資の補充、スタッフのシフト再編成。その他、細々とした業務を怒涛の勢いで片付けていたら、気付けば夜が明けていた。
疲れた。
端的に言えばそうなる。しかしこれでもまだ転院患者全員を捌けた訳ではない。一度に動かせる救急車、病床の用意には限りがあるのだから、当たり前ではある。とは言えピークは過ぎた。スタッフ一同も、昨日一日で段取りの共有は出来ている。
(これで漸く、ひと段落であるか? いや、吾輩にはまだすべき事が……)
「失礼します、院長」
そこに、ノックと共に副院長が院長室へ入室してきた。
ルイは慌てて居住いを正し、彼を迎え入れる。
「何用か。引き継ぎに不備が?」
「いいえ、運用は万全です。ただ少し気になる点がありまして……」
そう言いながら副院長がルイに見せてきたのは、病棟内部のマップを映したホログラム映像。
「この中の印を付けた病室……。どの職員も割り当てられていないようですが、それは何故でしょうか?」
副院長の言う病室とは、ステージの重い珊瑚症患者が割り当てられる隔離病室だ。わかりやすいよう、赤のマーキングを付けられている。
此処には昨日の転院で、一人の患者が入った。となれば監視カメラを常時起動し、巡回医師もシフトを細かく組む必要がある。
しかし担当にルイの名前があるだけで、監視カメラも起動させていない。副院長が不可解に思うのは当然であった。
「それか。伝え忘れていたな。その患者には、ドイツ感染病棟から来た医師が割り当てられている。其奴が24時間付き添っている故、巡回も監視も必要ない。吾輩も表面上、担当にはしているが、あくまで補助よ」
「他所からの応援、という事ですか? ならば副院長である私も挨拶をしなくてはいけませんね」
「必要ない。かの者は担当している患者に神経を注いでいてな。集中を乱すのは得策ではない」
話しながら、ルイは椅子から立ち上がり、副院長の隣を通り抜け颯爽と部屋の扉へ向かう。
「貴殿の事は吾輩から伝えておく」
「しかし……」
「件の患者はいつ亡くなってもおかしくない状況よ。しかしドイツの医師は諦めたくないと主張し、吾輩はそれを受け入れた。……あの者は学会会場で、多くの死を見てきたのだ。せめて目の前の患者だけでも、と願っているのであろう」
それを聞いた副院長は、はっと息を飲む。
多くの死傷者が出てしまった学会での生物災害――現在は『赤鯨の災厄』と呼ばれている――その只中に居た医師。と聞けば、その身に受けた肉体的な負荷も精神的な負荷も、計り知れないものがあったと察せられる。
それでも、まだ息のある患者に尽くす。それがある種の精神安定剤となって、医師の精神をギリギリの所で繋ぎ止めている可能性も、大いに考えられる。
「吾輩は奴に誰の邪魔も受けさせず、気の済むまで好きなようにさせる事とした。おぬしも干渉せぬように。他の職員にも伝えておけ」
「はい。わかりました、副院長」
「では、吾輩は仮眠を取る。後は任せたぞ」
そのまま院長室を出て、静かに扉を閉めるルイ。
途端、ルイの全身からぶわりと汗が噴き出した。
(……誤魔化せた、であろうか?)
ドクンドクンと早鐘を打つ鼓動がうるさい。
副院長に話した内容は、上から下まで全て嘘である。
隔離病室に割り当てられた医師は、モーズ。ドイツ感染病棟に勤務した経歴など一度もない。何なら学会会場にも居なかった。患者であるフランチェスコもまた、『赤鯨の災厄』とは一切、関係がない。
これらは全て、昨日の内にモーズと決めた偽りの設定だ。
しかし患者を治療しようと奮闘しているのは事実。モーズの素情を明かせないとしても、偽名やら何やらを使い、ルイの関係者に話を通しておく案も出てはいたが――
(フランチェスコを匿っているなど、話せる訳がない……!!)
ステージ5は発見次第、速やかな処分が求められる生物災害。『赤鯨の災厄』ではステージ5のコールドスリープに成功したらしいが、その技術はまだ公認されていない。仮に公認されていたとして、コールドスリープを施せる人材――冷弾を扱えるウミヘビがこの場にいない以上、何の意味もなさない。
故に何かの拍子でフランチェスコの存在が表に露見してしまえば、ルイは法を犯した大罪人として投獄からの極刑一直線である。下手をすれば物理的に首が飛ぶ。
(『珊瑚』に打ち勝つ為ならば、例え犯罪に加担する事となろうとも協力を惜しまぬ。と、セレンに脅迫を持ちかけられた時点で覚悟を決めてはいたものの、慣れぬ事をするのは疲れるな……)
じわじわと蓄積していく心労を抱えながら、ルイは重い足取りで院内を歩いた。
向かった先はつい先程、副院長との会話の俎上に上がった隔離病室。
フランス感染病棟の誰にも明かしていない、モーズ達の根城だ。
「失礼する」
ルイはカードキーでセキュリティを開錠し、隔離病室の中へ足を踏み入れた。
窓一つない病室の中心にあるのは、拘束具が取り付けられた感染症病床。患者であるフランチェスコはそこに座らされ、額や胸元には脳波や心電を読み取る機器が幾つも取り付けられている。本来ならば身体を横にさせるのが最適なのだが、芽胞によって四肢が硬直しているフランチェスコの姿勢は容易に変えられないのだ。
そのフランチェスコの身体を這う、蠅に蛆。地下共同墓地で見た際は、薄暗さから嫌悪感と同時に恐怖心を掻き立てられた。しかし人工灯の下ではっきりと輪郭を映し出された今は、虫特有の不快さが凶悪なレベルで増し、視界に刺さってくる。
そんな中、モーズはベッド脇の椅子に腰掛け、蝿が寄ってくるのも気にせず黙々と本を読んでいた。集中するあまり、ルイの声も聞こえていない。
「あ、院長さんこんにちはー」
「モーズ先生にご用ですか? 私が承りますので、どうぞ遠慮なくおっしゃってください」
微動だにしないモーズの代わりに、テトラミックスとセレンがルイを迎えてくれる。彼らは病室に隣接した浴室から掃除道具を片手に姿を現した。モーズを研究に専念させるため、彼ら2人が雑務を一手に引き受けているらしい。
一方ブロムは、病室端の机で持ち込んだ書物を黙々と整理していた。その書物はモーズが読んでいる物と同じ、フランチェスコの研究資料らしい。ルイも軽く流し読みさせて貰ったが、中身は昆虫観察日記でしかなく暗号化された真の内容を読み解く事はできなかった。
「様子を見に来ただけであるが……。おぬしら、隣室も解放している故、好きに使ってよいと言った筈だぞ? 4人で寝泊まりするには此処は狭かろうに」
「必要ありませんね」
「お布団敷けば十分寝られるよー?」
「フランチェスコ先生から離れるなど論外だ」
「吾輩の気遣い……」
ルイの嘆きは、病室の白い壁に虚しく吸い込まれていった。
ルイは院長机に上半身を預け、突っ伏していた。
ドイツ感染病棟からの転院患者受け入れ、不足分の医療物資の補充、スタッフのシフト再編成。その他、細々とした業務を怒涛の勢いで片付けていたら、気付けば夜が明けていた。
疲れた。
端的に言えばそうなる。しかしこれでもまだ転院患者全員を捌けた訳ではない。一度に動かせる救急車、病床の用意には限りがあるのだから、当たり前ではある。とは言えピークは過ぎた。スタッフ一同も、昨日一日で段取りの共有は出来ている。
(これで漸く、ひと段落であるか? いや、吾輩にはまだすべき事が……)
「失礼します、院長」
そこに、ノックと共に副院長が院長室へ入室してきた。
ルイは慌てて居住いを正し、彼を迎え入れる。
「何用か。引き継ぎに不備が?」
「いいえ、運用は万全です。ただ少し気になる点がありまして……」
そう言いながら副院長がルイに見せてきたのは、病棟内部のマップを映したホログラム映像。
「この中の印を付けた病室……。どの職員も割り当てられていないようですが、それは何故でしょうか?」
副院長の言う病室とは、ステージの重い珊瑚症患者が割り当てられる隔離病室だ。わかりやすいよう、赤のマーキングを付けられている。
此処には昨日の転院で、一人の患者が入った。となれば監視カメラを常時起動し、巡回医師もシフトを細かく組む必要がある。
しかし担当にルイの名前があるだけで、監視カメラも起動させていない。副院長が不可解に思うのは当然であった。
「それか。伝え忘れていたな。その患者には、ドイツ感染病棟から来た医師が割り当てられている。其奴が24時間付き添っている故、巡回も監視も必要ない。吾輩も表面上、担当にはしているが、あくまで補助よ」
「他所からの応援、という事ですか? ならば副院長である私も挨拶をしなくてはいけませんね」
「必要ない。かの者は担当している患者に神経を注いでいてな。集中を乱すのは得策ではない」
話しながら、ルイは椅子から立ち上がり、副院長の隣を通り抜け颯爽と部屋の扉へ向かう。
「貴殿の事は吾輩から伝えておく」
「しかし……」
「件の患者はいつ亡くなってもおかしくない状況よ。しかしドイツの医師は諦めたくないと主張し、吾輩はそれを受け入れた。……あの者は学会会場で、多くの死を見てきたのだ。せめて目の前の患者だけでも、と願っているのであろう」
それを聞いた副院長は、はっと息を飲む。
多くの死傷者が出てしまった学会での生物災害――現在は『赤鯨の災厄』と呼ばれている――その只中に居た医師。と聞けば、その身に受けた肉体的な負荷も精神的な負荷も、計り知れないものがあったと察せられる。
それでも、まだ息のある患者に尽くす。それがある種の精神安定剤となって、医師の精神をギリギリの所で繋ぎ止めている可能性も、大いに考えられる。
「吾輩は奴に誰の邪魔も受けさせず、気の済むまで好きなようにさせる事とした。おぬしも干渉せぬように。他の職員にも伝えておけ」
「はい。わかりました、副院長」
「では、吾輩は仮眠を取る。後は任せたぞ」
そのまま院長室を出て、静かに扉を閉めるルイ。
途端、ルイの全身からぶわりと汗が噴き出した。
(……誤魔化せた、であろうか?)
ドクンドクンと早鐘を打つ鼓動がうるさい。
副院長に話した内容は、上から下まで全て嘘である。
隔離病室に割り当てられた医師は、モーズ。ドイツ感染病棟に勤務した経歴など一度もない。何なら学会会場にも居なかった。患者であるフランチェスコもまた、『赤鯨の災厄』とは一切、関係がない。
これらは全て、昨日の内にモーズと決めた偽りの設定だ。
しかし患者を治療しようと奮闘しているのは事実。モーズの素情を明かせないとしても、偽名やら何やらを使い、ルイの関係者に話を通しておく案も出てはいたが――
(フランチェスコを匿っているなど、話せる訳がない……!!)
ステージ5は発見次第、速やかな処分が求められる生物災害。『赤鯨の災厄』ではステージ5のコールドスリープに成功したらしいが、その技術はまだ公認されていない。仮に公認されていたとして、コールドスリープを施せる人材――冷弾を扱えるウミヘビがこの場にいない以上、何の意味もなさない。
故に何かの拍子でフランチェスコの存在が表に露見してしまえば、ルイは法を犯した大罪人として投獄からの極刑一直線である。下手をすれば物理的に首が飛ぶ。
(『珊瑚』に打ち勝つ為ならば、例え犯罪に加担する事となろうとも協力を惜しまぬ。と、セレンに脅迫を持ちかけられた時点で覚悟を決めてはいたものの、慣れぬ事をするのは疲れるな……)
じわじわと蓄積していく心労を抱えながら、ルイは重い足取りで院内を歩いた。
向かった先はつい先程、副院長との会話の俎上に上がった隔離病室。
フランス感染病棟の誰にも明かしていない、モーズ達の根城だ。
「失礼する」
ルイはカードキーでセキュリティを開錠し、隔離病室の中へ足を踏み入れた。
窓一つない病室の中心にあるのは、拘束具が取り付けられた感染症病床。患者であるフランチェスコはそこに座らされ、額や胸元には脳波や心電を読み取る機器が幾つも取り付けられている。本来ならば身体を横にさせるのが最適なのだが、芽胞によって四肢が硬直しているフランチェスコの姿勢は容易に変えられないのだ。
そのフランチェスコの身体を這う、蠅に蛆。地下共同墓地で見た際は、薄暗さから嫌悪感と同時に恐怖心を掻き立てられた。しかし人工灯の下ではっきりと輪郭を映し出された今は、虫特有の不快さが凶悪なレベルで増し、視界に刺さってくる。
そんな中、モーズはベッド脇の椅子に腰掛け、蝿が寄ってくるのも気にせず黙々と本を読んでいた。集中するあまり、ルイの声も聞こえていない。
「あ、院長さんこんにちはー」
「モーズ先生にご用ですか? 私が承りますので、どうぞ遠慮なくおっしゃってください」
微動だにしないモーズの代わりに、テトラミックスとセレンがルイを迎えてくれる。彼らは病室に隣接した浴室から掃除道具を片手に姿を現した。モーズを研究に専念させるため、彼ら2人が雑務を一手に引き受けているらしい。
一方ブロムは、病室端の机で持ち込んだ書物を黙々と整理していた。その書物はモーズが読んでいる物と同じ、フランチェスコの研究資料らしい。ルイも軽く流し読みさせて貰ったが、中身は昆虫観察日記でしかなく暗号化された真の内容を読み解く事はできなかった。
「様子を見に来ただけであるが……。おぬしら、隣室も解放している故、好きに使ってよいと言った筈だぞ? 4人で寝泊まりするには此処は狭かろうに」
「必要ありませんね」
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