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第1章 異世界と魔法学園へ!

第5話 模擬戦へ!②

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 ジークはかなりの衝撃を与えたえられた。
「はぁ…はぁ…死ぬかと思った。」
 ジークは攻撃を食らう一瞬、雷の力で後ろへ向かった為、ダメージを抑えることはできたが、それでもなお、かなりのダメージを受けた。
「まさか、あれを耐えるとはな。」
 気を失うぐらいの威力だったはずだから。
「はぁ、どうなるか分からないから使いたくなかったけど、そうも言ってれないね。」
「ん?」
 ジークは何か秘策があるようだ。
超雷装スパークアーマー
 ジークにかなりの雷を己自身全体に纏わせた。
「これ、長くはもたないが、威力と防御力を格段に上げる事が出来る。」
「とっておきって事か…」
 正直少し、やばい。
「まぁそれだけしゃないけどね。」
「いくぞ!」
 不穏な言葉を残し、攻撃を開始してきた。
 俺は相手の様子を見る為、構えた。
超雷撃槍スパークランス
 先程使った電撃槍ライトニングランスに似ているが、威力、大きさが先程とは桁違いだった。
「アーマーのおかげでなんとか回避はできたが、当たればタダじゃ済まないね。」
 俺が相手だからか、ガチで打ってるね。
超電磁砲レールガン
「!?」
 一直線で打ってきた。しかし、ライフルに近しい速度で、避けるのはほぼ不可能。
「っく!!」
 直撃し、かなりのダメージを与えられた。
「アーマーでこれは…相当やべぇな。」
 魔力の消費も激しはずなのに、なぜまだ打てる?
「不思議そうだね。教えてあげる。」
「これは、俺に残っている魔力を全て使うことで、発動できる。そして威力は先程までの比にならないり」
「しかし、そんなことをすれば、普通なら倒れるはずだ。」
「そう、だがそれを可能にすることができたのさ。」
「一定時間とはいえ、超雷装スパークアーマー状態だと魔力無しで無制限に打つことができるのさ。」
 人のことを言えないが、反則だなと思った。
「しかし、魔力を使いきってる為、長くはもたない。」
「なるほど、タイムリミットまで耐えれば勝つ…か。」
 それが一番得策だった。しかし…
「誰がそんな面白くないこと、すると思った…」
「おもしれぇ、撃ち合おうぜ!」
「君のことなら、そう来ると思ってたよ。」
 その瞬間、撃ち合いが始まった。
超電磁砲レールガン
暗黒砲撃ブラックブラスト
 2人とも今は読み合いをかけていた。
暗黒光線ダークレイン
超雷盾スパークシールド
 相手も技を真似てきた。
「面白い。暗黒転移ブラックシフト
 ジークの背後へいった。
「さっきのお返しだ!暗黒砲撃ブラックブラスト
「どうかな?」
 ジークはまだ立っていた。
「マジかよ。」
「流石だよ、ランス。けど、これは防げないよ。」
超雷領域スパークフィールド
 その瞬間会場全体に雷を放った。しかも、回避不能の技だった。
「ぐっ!!」
 思った以上に威力が高かった。
「はぁ、はぁ、やべぇなこの技。」
 ジークの方は…
「はぁ、はぁ、はぁ、この技は流石にしんどいな。」
 かなり体力を消費したようだ。
 するとジークに異変が起きた。
「うっ!」
「ジーク、どうした?」
「力が…おさえ、られない。」
 ジークはかなり苦しそうだった。
 無理もない、初めてあんな大技を使ったのだから。
「このままじゃ暴走するぞ、早く力を解け!」
「くっ、うぉー!!」
 その瞬間、ランスは吹き飛ばされた。
「ぐっは!」
 その瞬間、会場全体が雷で覆われた。
「早くしないと、手遅れになる。」
 一つだけこれを打ち破る手段はあった。
「仕方ない、あれをするしかないか。」
 そしてランスは、アーマーで強化した力で、一瞬でジークの懐まで着いた。そして…
全魂吸収ブラッディオーバーソウル
 この技は相手の魂を吸い取る技。
 だけど、今回は暴走した力だけを吸収した。
バタン
 ジークは倒れ、意識を失った。
「そこまで。勝者ランス・フィルバー。」
「はぁ…はぁ…流石に疲れた。」
 そしてそのままジークの元へ向かった。
「大丈夫か?」
 生きてはいるが、まだ意識は戻ってないめ担いで寮へと戻った。

 この戦いを見ていた生徒たちは、あまりの戦いに言葉がでなかった。
 そして奥には上級生達も見ていた。
2年生。
「これ、本当に1年生?」
「今回の1年はどんな奴がいるかと思えば、結構面白い奴がいるな。」
「そうだね、楽しみだ。」
に必ず出るはずだよ」
3年生。
「これ、生徒会長に報告だな。」
「どう報告する?」
「かなり強く、面白い奴がいたって言えばいいんじゃね?」
「絶対に出てくるよ。」
「そうだな。よし、行くぞ。」
 とは一体?
 今後ランスとジークは、いったいどうなることやら。
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