平和に潜む闇

愛無き団長

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始まりの朝

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ムシムシとしたある夏の朝...

ミーンミンミンミン♪♪

佐藤「あぁ...あぢぃ...」
佐藤「なんでこんな暑いんだよ!」
こいつは...佐藤 孔明(さとう ひろあき)
俺の親友だ
団仲「うるせーよ」
そして俺は...団仲 誠(だんなか まこと)
団仲「夏が暑いなんていつもの事じゃねぇかよ」
佐藤「そんな事言うなって...なっ!」
パシッ!
団仲「痛っ!...はぁ...それにしても喉乾いたなぁ...」
団仲「あ...自販機みっけ~フフン♪♪」
佐藤「マジか!先に買わせてもらうわ」
ダダダダダ...
そんな事を言いながら走っていった。

団仲「っておい!先に見つけたの俺だぞ!」
佐藤「さてさて何買うかなぁ~」
佐藤「コーヒーにお茶に水かぁ...水にすっか…」
ガラン!!パタン...
団仲「俺は...お茶でいいや」
団仲「今...7時50分かぁ...って後10分じゃねぇか!」
佐藤「なっ」
団仲「ほら急ぐぞ...授業に遅れちまうぅ...」
こうして...いつもの様に日常が過ぎていく...
キーンコーン♪カーンコーン♪
団仲・佐藤「はぁ...はぁ...」
ガラ!
団仲「危ねぇ...」
佐藤「誠があんなゆっくり歩いてるからだろう」
団仲「って!それはお前だろ!」
佐藤「あははは(笑)まこちゃんそんな怒らないの♪♪」
団仲「だから...まこちゃん言うなって言ってるだろが!」
清水「フフ(笑)今日もやってるねぇ」
この人は...清水 雅美(しみず まさみ)
勝手に絡んでくるクラスメイト

そんなこんなしてると...
ガラ!...
紅先生「お前ら!廊下まで響いてるぞ~!」
俺らの先生...紅 歳三(くれない としぞう)
団仲・佐藤・清水「すみませーん」
紅先生「よし!では...出席取るぞ~っの前にだ」
紅先生「実は...今日は転校生が来ているので紹介しよう!」
紅先生「北海道から来...」
清水「先生...それやると...転校生可哀想です(笑)」
紅先生「え?あぁ...分かった(笑)」
クラス「ハハハハハ(笑)」
佐藤「さすが清水...クラス盛り上げんのうめぇ(笑)」
紅先生「清水は ホント...俺のギャグを潰すの好きだなぁ(笑)」
団仲「でっ先生...転校生は?」
紅先生「悪い♪♪悪い♪♪」
紅先生「ゴホン...えぇでは...改めて紹介しよう!ほら入れ」
パチパチパチ...パチパチパチ...
ガラ...ガラ...
佐藤「おおっ!可愛い...」
紅先生「今日からこのクラスに来た鈴木 黛美さんです!」
...転校生の鈴木 黛美(すずき まゆみ)
もしかしたら...ここから始まっていたのかも知れない...
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