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祖母は危険人物。
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俺は今日、田舎から上京してくるおばあちゃんを迎えることになった。
これはその日の記憶である。
***********************************
「よう!正貴!」
「いやあんた誰!?」
久しぶりに会ったおばあちゃんは…
「見よ!この筋肉!」
「もはやおばあちゃんじゃない!?」
筋肉ムキムキだった。
「東京は物騒らしいからな、うん。」
「そんな物騒じゃないよ!?」
「ほれ筋肉が騒いでおる。」
「人間やめやがったぞババァ!?」
うちのおばあちゃんは筋肉の声が聞こえるらしい
「そういえばこれも持ってきたんだ」
「どうせろくなもんじゃないだろクソババァ!?」
「何を言っておる。単なる銃じゃよ、銃。」
「安全意識を捨てたぞこの外道がァァァッ!?」
「何を言っておる。安全意識は常にあるぞ?」
「もはや危険思想だよ!?
安全のために銃なんか持ってくんな!?」
「だってもってけって言われたから…」
「いや誰に!?そんなこと言う奴うちの家系にいた!?」
「お父さんに。」
「いやジジイかよ!?
ジジイもいろいろおかしく成ってんな!?」
「あ、そういえば爺さんはボウコウザイ?かなんかでどっか行っちゃったんだよ!」
「絶対牢屋だろそれ!?
あんたも時間の問題だぞ!?」
「大丈夫。時効迎えたから。」
「すでに犯罪やってる!?いや時効とかそういう問題!?」
「ばれなきゃ犯罪じゃない。」
「ばれなくても犯罪な!?」
「まぁ大した罪でもないからな。」
「何やったんだよ!?」
「銃刀法違反。」
「まんまじゃねえか!?反省しろよ!?」
「…と、脱獄。」
「脱獄したのかよ!?すげえなババァ!?」
「お前はこうなるなよ?」
「いやむしろなぜそうなる!?」
「そういえば東京に来て一つ良かったことがあるな。」
「なんだ?」
「地元の警察に追いかけられなくなったことかな?」
「いや捕まれよ!?極悪人じゃねえかババァ!?」
「あ、警察きた!じゃあな正貴!」
「…いろいろたくましいババァだな…」
ババァは俺に手紙を渡して消えた。
―第五弾に続く―
これはその日の記憶である。
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「よう!正貴!」
「いやあんた誰!?」
久しぶりに会ったおばあちゃんは…
「見よ!この筋肉!」
「もはやおばあちゃんじゃない!?」
筋肉ムキムキだった。
「東京は物騒らしいからな、うん。」
「そんな物騒じゃないよ!?」
「ほれ筋肉が騒いでおる。」
「人間やめやがったぞババァ!?」
うちのおばあちゃんは筋肉の声が聞こえるらしい
「そういえばこれも持ってきたんだ」
「どうせろくなもんじゃないだろクソババァ!?」
「何を言っておる。単なる銃じゃよ、銃。」
「安全意識を捨てたぞこの外道がァァァッ!?」
「何を言っておる。安全意識は常にあるぞ?」
「もはや危険思想だよ!?
安全のために銃なんか持ってくんな!?」
「だってもってけって言われたから…」
「いや誰に!?そんなこと言う奴うちの家系にいた!?」
「お父さんに。」
「いやジジイかよ!?
ジジイもいろいろおかしく成ってんな!?」
「あ、そういえば爺さんはボウコウザイ?かなんかでどっか行っちゃったんだよ!」
「絶対牢屋だろそれ!?
あんたも時間の問題だぞ!?」
「大丈夫。時効迎えたから。」
「すでに犯罪やってる!?いや時効とかそういう問題!?」
「ばれなきゃ犯罪じゃない。」
「ばれなくても犯罪な!?」
「まぁ大した罪でもないからな。」
「何やったんだよ!?」
「銃刀法違反。」
「まんまじゃねえか!?反省しろよ!?」
「…と、脱獄。」
「脱獄したのかよ!?すげえなババァ!?」
「お前はこうなるなよ?」
「いやむしろなぜそうなる!?」
「そういえば東京に来て一つ良かったことがあるな。」
「なんだ?」
「地元の警察に追いかけられなくなったことかな?」
「いや捕まれよ!?極悪人じゃねえかババァ!?」
「あ、警察きた!じゃあな正貴!」
「…いろいろたくましいババァだな…」
ババァは俺に手紙を渡して消えた。
―第五弾に続く―
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