唯のコントです。期待しないでください。~まとめシリーズ~

パンダヒーロー

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夏の高校野球実況 ※作者おすすめ

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  『さぁ始まりました!夏の高校野球大会です!』

 …俺たちはいま高校野球の実況をやっている。

 これはその日の記憶である

**************************************

 『解説を務めます、豚さんです。』

 「豚!?そして「さん」をつけたぁっ!?」

 『いや~今日の気合は白熱しますねぇ~』

 「気合!?どこぞの戦闘民族かお前は!?」

  そこは試合だろ!?

 『おっ一番バッターが墓石ぼせきに入ったようです』

 「墓石に入るかボケがァァァッ!?
  打席だろ!?打席と言ってくれ!?」

 まったく。そういえば俺も実況しなけばならない。

 「おおっと!ピッチャー、一球目を投げた!」

 『膀胱ぼうこうですねえ。』

 「なにが膀胱だ!?
  たしかに暴投ではあったけれども!?」

 この豚は何がやりたい!?

 ちょっと黙っててほしい!?

 「バッター打った!サード正面!一塁送球…アウト!
  どう思いますか解説さん?」

 俺は実況だからこんなこともしなきゃならない。

 『つまらん。』

 「死ね!?マジで死ね!?
  あんたに振ってやった俺の苦労とか考えよう!?」

 『その声、漏れておるぞ?』

 「お前が言うなぁぁァァァァッ!?」

 調子に乗るなクソ豚!?

 …おっと実況実況。

 「…二番バッターも打ち取られツーアウト!
  バッターは三番です!」

 「ちょっと球場内放送貸せ。」

 「何をする気だクソ豚!?」

 「ちょっとだけ…な?」

 しゃあない。ちょっとだけなら。

 『おい三番!ちゃっちゃと打て!つまんねえんだよこっちはよう!』

 何言ってんだお前!?

 お前の娯楽なんか知ったこっちゃねえよ!?

 「おおっと三番震えているのか!?
  なぜか股間が濡れて、足元に水たまりが!?」

 …本当に何があったんだろう?

 俺は一切関与はしていない。

 「三番打った!セカンド後方…セカンド取った!スリーアウトです!」

 三番。ご愁傷様。

 『何やってんだお前はっ!?
  すぐに調理してやるから出てこい!』

 三番はブタか!?

 ん?三番が…

 「おおっと三番!?
  土下座をし始めたァァァァッ!?
  心なしか泣いているようにも見えるッ!?」

 『わかりゃいいんだ。わかりゃ。』

 「お前はジャイ〇ンか!?」

 ゴリラと豚の雑種か貴様は!?

 『次打てばネット公開処刑をなしにしてやる。』

 「いじめが陰湿ッ!?
  寂しすぎるだろ豚!?」

 …俺の野球実況は続く


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