2 / 51
第2話 ある日、林の中で王子様と出会った
しおりを挟む
オーレルム領はレアル王国の一番西にある領地だ。王国の中央にある王都リルカからは馬車で移動しても3日ほど掛かる。たった1人で馬を走らせた場合なら丸2日掛からずに到着する事は可能だ。
そんな王都からオーレルム領の間には広大な草原が広がっている。緑豊かなレアル王国の象徴と言われる草原を抜けた先には雑木林が広がっている。
その林はオーレルム領の中まで続いており、領地の境が少しややこしい。街道に沿って移動していれば立て看板があるのですぐに分かる。
しかし正規のルートを離れた場合はその限りではない。そう、例えば暗殺者から必死に逃げている要人が乗る馬車などの場合だ。
「クソッ! しつこいヤツらめ!」
「お前たち! 絶対にお守りするのだ!」
「主君を守れずして何が騎士か!」
レアル王国の紋章が入った豪奢な馬車が、街道から逸れて林の中を移動していたが立ち往生した。馬車を諦めて逃走を図るも、暗殺者達に囲まれてしまった。
複数人の護衛騎士達が、守るべき主君を囲む様にして守っている。しかし相手は暗殺者だ、投擲武器の類にも警戒せねばならず騎士達の焦りは高まる一方だ。
移動速度を重視し、少数精鋭で来た事がここで災いしていた。こう囲まれてしまっては、下手に動きが取れない。
相手は暗殺さえ成功すれば良いのに対し、騎士達は主人を守りきらねばならない。林の中という悪条件も宜しくない。木々のすき間や木の上から狙われれば非常に危険だ。
高まる緊張感と、ジリジリと迫りくる暗殺者達。万事休すかと思われたその場所に、颯爽と駆けつける1人の女性。
「はぁ!!」
「ぐあっ!?」
「がはっ!」
長い付き合いのある彼女の愛馬は、主人の意思を良く理解している。主が背から飛び降りるのに合わせて、その場から離脱しつつ暗殺者の1人を勢い良く跳ね飛ばした。
そして馬上から飛び降りたその主、エストリア・オーレルムは1人の暗殺者に斬り掛かった。元々は暗殺者15人に対して護衛6人と主が1人だった。
15対7の戦いが、一瞬にして13対8の戦いへと変わった。戦況に大きな影響を与えながら登場したエストリアは、高らかに宣言する。
「このエストリア・オーレルムの目が黒い内は、我が領内で勝手は許しません!」
どこからどう見ても正規の騎士が囲まれていて、明らかに怪しい風貌の者達が武器を手にしているのだ。どちらが悪かなど確認するまでもない。
たまたま近くを通り掛かったエストリアが、人の声に気づいて見に来てみればこの状況。領主の娘として、オーレルム家の一員としてこの様な状況を見過ごすわけには行かないのだ。
何よりも近くには王国の紋章が入った馬車まであるのだ。間違いなくこの国の貴族が関係している。同じレアル王国の貴族としても、助けに入らないなどという選択肢はない。
「おお! オーレルム家の方か!」
「すまない! 協力して貰えないか!」
「お任せ下さい!」
エストリアは盗賊等とも戦闘経験があるし、何より対人戦闘もしっかり学んでいる。オーレルム家の者が戦う相手は魔物だけではない。
民の財産を奪おうとする不届き者達ともまた、戦わねばならない。あらゆる悪意から民を守る、それがオーレルム家なのである。
そんな武闘派で脳き……正義感溢れるエストリアの参戦により、瞬く間に暗殺者達は倒れて行く。もう後少しだというタイミングで、エストリアは気づいた。
本来守られていた筈の要人も暗殺者と戦闘しており、その真横から別の暗殺者が投擲武器で狙っている状況に。
「そこの貴方! 下がりなさい!」
「えっ!?」
「はあっ!!」
要人の危ない所を助けに入ったエストリアにより、最悪の事態は回避された。それからは特に問題はなく、最後まで粘っていた暗殺者達は不利を悟ると逃走して行った。
暗殺者の半数ほどは手傷を負っており、血痕だけがその場に残されていた。逆に騎士達と要人には被害はなし。
実に素晴らしい結果であると言える。しかし最大の功労者はエストリアであり、開幕の2人と合わせて4人も倒していた。
あくまで目的は要人の護衛であるとは言え、十分過ぎる戦果だと言える。
「そこの貴方! 守られる側が前に出て戦うなど論外ですし、戦うならもっと周囲を気にしないといけませんよ!」
「あ、あぁ……」
「腕は悪くない様ですし、優先順位には気を付けて下さい」
エストリアが注意した相手、今回守られていた要人はエストリアとそう変わらない年齢の青年だ。首元まである鮮やかな金髪に、紺碧の瞳。
エストリアよりも高い背丈に鍛えられた身体。しかし分厚い肉体ではなく線の細さもある。一目見れば美形と分かる整った顔立ちは、さぞ女性にモテるであろう事は想像に難くない。
見た目の年齢は18歳ぐらいだろうか。まだ少しだけ少年としての面影を感じさせる。成人したかしていないか、ちょうどそれぐらいの年齢だと思われる。
「初対面でダメ出しをされたのは初めてだ」
「あ、これは申し訳ない。私はエストリア・オーレルムと申します」
「さっき聞いていたよ。俺はオズワルド・レアル・ファルガスだ」
「………………えぇっと」
頭を使うのが得意ではないエストリアだが、何も馬鹿な訳では無い。この国でレアルのミドルネームを持つ者が何者かぐらいは分かる。
つい気になった部分をいつもの調子で指摘してしまったが、これはまた随分と失礼な事をしたかも知れない。そんな嫌な予感から冷たい汗がエストリアの頬を伝う。
「一応はこの国で第3王子をやっている。まあ呼ぶ時はオズワルドで構わない」
「ええええええええええ!?」
何故王子様がこんな所に、私は不敬罪で死罪なのでしょうか、色々な事がエストリアの脳裏に浮かんでは消えて行く。その叫び声と共に。
そんな王都からオーレルム領の間には広大な草原が広がっている。緑豊かなレアル王国の象徴と言われる草原を抜けた先には雑木林が広がっている。
その林はオーレルム領の中まで続いており、領地の境が少しややこしい。街道に沿って移動していれば立て看板があるのですぐに分かる。
しかし正規のルートを離れた場合はその限りではない。そう、例えば暗殺者から必死に逃げている要人が乗る馬車などの場合だ。
「クソッ! しつこいヤツらめ!」
「お前たち! 絶対にお守りするのだ!」
「主君を守れずして何が騎士か!」
レアル王国の紋章が入った豪奢な馬車が、街道から逸れて林の中を移動していたが立ち往生した。馬車を諦めて逃走を図るも、暗殺者達に囲まれてしまった。
複数人の護衛騎士達が、守るべき主君を囲む様にして守っている。しかし相手は暗殺者だ、投擲武器の類にも警戒せねばならず騎士達の焦りは高まる一方だ。
移動速度を重視し、少数精鋭で来た事がここで災いしていた。こう囲まれてしまっては、下手に動きが取れない。
相手は暗殺さえ成功すれば良いのに対し、騎士達は主人を守りきらねばならない。林の中という悪条件も宜しくない。木々のすき間や木の上から狙われれば非常に危険だ。
高まる緊張感と、ジリジリと迫りくる暗殺者達。万事休すかと思われたその場所に、颯爽と駆けつける1人の女性。
「はぁ!!」
「ぐあっ!?」
「がはっ!」
長い付き合いのある彼女の愛馬は、主人の意思を良く理解している。主が背から飛び降りるのに合わせて、その場から離脱しつつ暗殺者の1人を勢い良く跳ね飛ばした。
そして馬上から飛び降りたその主、エストリア・オーレルムは1人の暗殺者に斬り掛かった。元々は暗殺者15人に対して護衛6人と主が1人だった。
15対7の戦いが、一瞬にして13対8の戦いへと変わった。戦況に大きな影響を与えながら登場したエストリアは、高らかに宣言する。
「このエストリア・オーレルムの目が黒い内は、我が領内で勝手は許しません!」
どこからどう見ても正規の騎士が囲まれていて、明らかに怪しい風貌の者達が武器を手にしているのだ。どちらが悪かなど確認するまでもない。
たまたま近くを通り掛かったエストリアが、人の声に気づいて見に来てみればこの状況。領主の娘として、オーレルム家の一員としてこの様な状況を見過ごすわけには行かないのだ。
何よりも近くには王国の紋章が入った馬車まであるのだ。間違いなくこの国の貴族が関係している。同じレアル王国の貴族としても、助けに入らないなどという選択肢はない。
「おお! オーレルム家の方か!」
「すまない! 協力して貰えないか!」
「お任せ下さい!」
エストリアは盗賊等とも戦闘経験があるし、何より対人戦闘もしっかり学んでいる。オーレルム家の者が戦う相手は魔物だけではない。
民の財産を奪おうとする不届き者達ともまた、戦わねばならない。あらゆる悪意から民を守る、それがオーレルム家なのである。
そんな武闘派で脳き……正義感溢れるエストリアの参戦により、瞬く間に暗殺者達は倒れて行く。もう後少しだというタイミングで、エストリアは気づいた。
本来守られていた筈の要人も暗殺者と戦闘しており、その真横から別の暗殺者が投擲武器で狙っている状況に。
「そこの貴方! 下がりなさい!」
「えっ!?」
「はあっ!!」
要人の危ない所を助けに入ったエストリアにより、最悪の事態は回避された。それからは特に問題はなく、最後まで粘っていた暗殺者達は不利を悟ると逃走して行った。
暗殺者の半数ほどは手傷を負っており、血痕だけがその場に残されていた。逆に騎士達と要人には被害はなし。
実に素晴らしい結果であると言える。しかし最大の功労者はエストリアであり、開幕の2人と合わせて4人も倒していた。
あくまで目的は要人の護衛であるとは言え、十分過ぎる戦果だと言える。
「そこの貴方! 守られる側が前に出て戦うなど論外ですし、戦うならもっと周囲を気にしないといけませんよ!」
「あ、あぁ……」
「腕は悪くない様ですし、優先順位には気を付けて下さい」
エストリアが注意した相手、今回守られていた要人はエストリアとそう変わらない年齢の青年だ。首元まである鮮やかな金髪に、紺碧の瞳。
エストリアよりも高い背丈に鍛えられた身体。しかし分厚い肉体ではなく線の細さもある。一目見れば美形と分かる整った顔立ちは、さぞ女性にモテるであろう事は想像に難くない。
見た目の年齢は18歳ぐらいだろうか。まだ少しだけ少年としての面影を感じさせる。成人したかしていないか、ちょうどそれぐらいの年齢だと思われる。
「初対面でダメ出しをされたのは初めてだ」
「あ、これは申し訳ない。私はエストリア・オーレルムと申します」
「さっき聞いていたよ。俺はオズワルド・レアル・ファルガスだ」
「………………えぇっと」
頭を使うのが得意ではないエストリアだが、何も馬鹿な訳では無い。この国でレアルのミドルネームを持つ者が何者かぐらいは分かる。
つい気になった部分をいつもの調子で指摘してしまったが、これはまた随分と失礼な事をしたかも知れない。そんな嫌な予感から冷たい汗がエストリアの頬を伝う。
「一応はこの国で第3王子をやっている。まあ呼ぶ時はオズワルドで構わない」
「ええええええええええ!?」
何故王子様がこんな所に、私は不敬罪で死罪なのでしょうか、色々な事がエストリアの脳裏に浮かんでは消えて行く。その叫び声と共に。
20
あなたにおすすめの小説
女嫌いな騎士が一目惚れしたのは、給金を貰いすぎだと値下げ交渉に全力な訳ありな使用人のようです
珠宮さくら
恋愛
家族に虐げられ結婚式直前に婚約者を妹に奪われて勘当までされ、目障りだから国からも出て行くように言われたマリーヌ。
その通りにしただけにすぎなかったが、虐げられながらも逞しく生きてきたことが随所に見え隠れしながら、給金をやたらと値下げしようと交渉する謎の頑張りと常識があるようでないズレっぷりを披露しつつ、初対面から気が合う男性の女嫌いなイケメン騎士と婚約して、自分を見つめ直して幸せになっていく。
『身長185cmの私が異世界転移したら、「ちっちゃくて可愛い」って言われました!? 〜女神ルミエール様の気まぐれ〜』
透子(とおるこ)
恋愛
身長185cmの女子大生・三浦ヨウコ。
「ちっちゃくて可愛い女の子に、私もなってみたい……」
そんな密かな願望を抱えながら、今日もバイト帰りにクタクタになっていた――はずが!
突然現れたテンションMAXの女神ルミエールに「今度はこの子に決〜めた☆」と宣言され、理由もなく異世界に強制転移!?
気づけば、森の中で虫に囲まれ、何もわからずパニック状態!
けれど、そこは“3メートル超えの巨人たち”が暮らす世界で――
「なんて可憐な子なんだ……!」
……え、私が“ちっちゃくて可愛い”枠!?
これは、背が高すぎて自信が持てなかった女子大生が、異世界でまさかのモテ無双(?)!?
ちょっと変わった視点で描く、逆転系・異世界ラブコメ、ここに開幕☆
【完結】勤労令嬢、街へ行く〜令嬢なのに下働きさせられていた私を養女にしてくれた侯爵様が溺愛してくれるので、国いちばんのレディを目指します〜
鈴木 桜
恋愛
貧乏男爵の妾の子である8歳のジリアンは、使用人ゼロの家で勤労の日々を送っていた。
誰よりも早く起きて畑を耕し、家族の食事を準備し、屋敷を隅々まで掃除し……。
幸いジリアンは【魔法】が使えたので、一人でも仕事をこなすことができていた。
ある夏の日、彼女の運命を大きく変える出来事が起こる。
一人の客人をもてなしたのだ。
その客人は戦争の英雄クリフォード・マクリーン侯爵の使いであり、ジリアンが【魔法の天才】であることに気づくのだった。
【魔法】が『武器』ではなく『生活』のために使われるようになる時代の転換期に、ジリアンは戦争の英雄の養女として迎えられることになる。
彼女は「働かせてください」と訴え続けた。そうしなければ、追い出されると思ったから。
そんな彼女に、周囲の大人たちは目一杯の愛情を注ぎ続けた。
そして、ジリアンは少しずつ子供らしさを取り戻していく。
やがてジリアンは17歳に成長し、新しく設立された王立魔法学院に入学することに。
ところが、マクリーン侯爵は渋い顔で、
「男子生徒と目を合わせるな。微笑みかけるな」と言うのだった。
学院には幼馴染の謎の少年アレンや、かつてジリアンをこき使っていた腹違いの姉もいて──。
☆第2部完結しました☆
【完結】うっかり異世界召喚されましたが騎士様が過保護すぎます!
雨宮羽那
恋愛
いきなり神子様と呼ばれるようになってしまった女子高生×過保護気味な騎士のラブストーリー。
◇◇◇◇
私、立花葵(たちばなあおい)は普通の高校二年生。
元気よく始業式に向かっていたはずなのに、うっかり神様とぶつかってしまったらしく、異世界へ飛ばされてしまいました!
気がつくと神殿にいた私を『神子様』と呼んで出迎えてくれたのは、爽やかなイケメン騎士様!?
元の世界に戻れるまで騎士様が守ってくれることになったけど……。この騎士様、過保護すぎます!
だけどこの騎士様、何やら秘密があるようで――。
◇◇◇◇
※過去に同名タイトルで途中まで連載していましたが、連載再開にあたり設定に大幅変更があったため、加筆どころか書き直してます。
※アルファポリス先行公開。
※表紙はAIにより作成したものです。
【完結】ひとつだけ、ご褒美いただけますか?――没落令嬢、氷の王子にお願いしたら溺愛されました。
猫屋敷 むぎ
恋愛
没落伯爵家の娘の私、ノエル・カスティーユにとっては少し眩しすぎる学院の舞踏会で――
私の願いは一瞬にして踏みにじられました。
母が苦労して買ってくれた唯一の白いドレスは赤ワインに染められ、
婚約者ジルベールは私を見下ろしてこう言ったのです。
「君は、僕に恥をかかせたいのかい?」
まさか――あの優しい彼が?
そんなはずはない。そう信じていた私に、現実は冷たく突きつけられました。
子爵令嬢カトリーヌの冷笑と取り巻きの嘲笑。
でも、私には、味方など誰もいませんでした。
ただ一人、“氷の王子”カスパル殿下だけが。
白いハンカチを差し出し――その瞬間、止まっていた時間が静かに動き出したのです。
「……ひとつだけ、ご褒美いただけますか?」
やがて、勇気を振り絞って願った、小さな言葉。
それは、水底に沈んでいた私の人生をすくい上げ、
冷たい王子の心をそっと溶かしていく――最初の奇跡でした。
没落令嬢ノエルと、孤独な氷の王子カスパル。
これは、そんなじれじれなふたりが“本当の幸せを掴むまで”のお話です。
※全10話+番外編・約2.5万字の短編。一気読みもどうぞ
※わんこが繋ぐ恋物語です
※因果応報ざまぁ。最後は甘く、後味スッキリ
【長編版】孤独な少女が異世界転生した結果
下菊みこと
恋愛
身体は大人、頭脳は子供になっちゃった元悪役令嬢のお話の長編版です。
一話は短編そのまんまです。二話目から新しいお話が始まります。
純粋無垢な主人公テレーズが、年上の旦那様ボーモンと無自覚にイチャイチャしたり様々な問題を解決して活躍したりするお話です。
小説家になろう様でも投稿しています。
溺愛最強 ~気づいたらゲームの世界に生息していましたが、悪役令嬢でもなければ断罪もされないので、とにかく楽しむことにしました~
夏笆(なつは)
恋愛
「おねえしゃま。こえ、すっごくおいしいでし!」
弟のその言葉は、晴天の霹靂。
アギルレ公爵家の長女であるレオカディアは、その瞬間、今自分が生きる世界が前世で楽しんだゲーム「エトワールの称号」であることを知った。
しかし、自分は王子エルミニオの婚約者ではあるものの、このゲームには悪役令嬢という役柄は存在せず、断罪も無いので、攻略対象とはなるべく接触せず、穏便に生きて行けば大丈夫と、生きることを楽しむことに決める。
醤油が欲しい、うにが食べたい。
レオカディアが何か「おねだり」するたびに、アギルレ領は、周りの領をも巻き込んで豊かになっていく。
既にゲームとは違う展開になっている人間関係、その学院で、ゲームのヒロインは前世の記憶通りに攻略を開始するのだが・・・・・?
小説家になろうにも掲載しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる