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24 欲情

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ここはラファエルの部屋。
瞬間移動したのはいいが、都合よくベッドの上に瞬間移動とは考えたものだ。
フカフカの黒いベッドに抱えられていた俺はおろされた。酔っぱらい全快の俺はラファを煽るように上に着ていたパーカーとシャツを脱ぎ始める。


「今日の桃太は積極的だな」


クスリとラファは微笑しながら俺を楽しそうに見ている。その視線すらも今は欲情している。
酔ったせいか性欲が高くなっているのはわかる。
そんなに昔は性欲なかったんだがなぁ。求められているから興奮するものなのだろうか。

上を全て脱ぎ去るとラファはベッドに座った。
軽くソフトタッチするかのようなキスをしてきた。


「桃太……すごくそそられる。まるで淫魔だな」


頬を撫でると愛おしげにまた俺に口付けする。


「んっ、ラファすまん…」


バフっとふわふわのベッドにラファを押し倒し腹の上に乗る。片手はラファの腕を掴みもう片方の手でラファの股間部をまさぐった。


「うわ…すげぇデカい…な」


ラファのものは興奮からか黒のスラックスを突き破りそうなくらい勃っていた。
その大きさは以前一緒に擦り合わせた時ハッキリは見えてはいなかったが予想通りだった。


「確か…次は明るい所でチンポみせてくれるんだよな?」


酔っ払っているせいか卑猥な言葉が俺の口からはスラスラと出てくる。
このデカブツを目の前で拝める事に興奮した。


「見たいのか?」
「前一緒にスマタした時から気になってな」


あの熱くて灼熱の太い肉棒の感触が忘れられなくなっていた。


「ふ…まぁいいが、それなりに見物料を身体で払ってもらうとするか」


ラファは空いた手で自分のバックルを外しチャックを下ろそうとしたがその手を掴む。


「俺がやる…」
「積極的過ぎるな…それも悪くない」


意外にすんなり俺に身を任せたラファはチャックから手を離した。
代わりに俺がチャックに手をかけ下ろそうとしたがあまりに隆起しているせいで、チャックがおろせない。


「どんだけデカいモノ勃起させてんだよ…」


ため息をつきながらも、あまりの大きさにドキドキしている。ゆっくり下ろすと下着が現れ、下着の合わせ目も開ける。
ビルンッと音をたてるかのようにソレは現れた。


「…デカッ?!!しかもエロッ」
「…あまり見るな」


ラファが俺から目を反らした。頬はお酒のせいか恥ずかしさのせいか赤らんでいた。
ラファの雄はカリ高で、赤黒く血管が浮き出ていた、見ていると自分の雄も反応してしまった、ゴクリと唾液が溢れるのを飲み込む。

あれ?俺ってこんなに淫猥だったっけ?向こうにいる時は同姓の男にこんな感情持った事は全くなかったのに。
俺…おかしくなってんじゃ…。
頭ではおかしいと思っていても身体は反応していた。唾液が止まらない。ラファのこの雄チンポをしゃぶりつくしたい。
そういう欲しか無かった。


「いつまで、こんな拷問を俺にさせるんだ?」


ラファは誘うように自分の猛ったモノを綺麗な指で扱き始めた。
先走りが出始めたのかクチュッとイヤらしい音に変わる。
俺は誘われるようにラファの雄を握った。




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