俺様王様の世話係

茶子ちゃ

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俺様王の世話係4

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「ちょっ……こらっ急にやめろっ…て」 

「その顔なかなかそそられるな…」



やはりこういう事になった。予感というか大凡は想像していた。
食事を終えた後、ファラスは強引に俺を担いで部屋を移動した。
重たい俺をよくこんな軽々と肩に乗せたものだ。
たどり着いたのは銭湯か?!ってくらいの大きな脱衣所だった。
2人だけここにいるのは何やらもったいない気もしたが、今はそんな事考える余裕がない。

「ほら、夜になったぞ」
「お、おいっ待てって」

俺の抵抗はこの王によって制圧された。
なんて馬鹿力だ。腕が片手で拘束されているせいで何も出来ない。


「抵抗してもいいぞ、その行動が俺を煽っている行動と捉えるからな」


という事は、俺が抵抗するとファラスは更に興奮してしまうということか。
あ…もう俺の貞操終わったな…。


「そんな顔をするな大丈夫だ、痛くはしない。そう言えば初めてなのか?ココを使うのは」


ファラスは俺の尻をサワサワと撫でる。
それは大切なものを扱うような撫で方だった。


「っ…初めてだ、俺は挿れる方だったからな」

「なるほど」


その言葉にファラスの口角が上がった。
嬉しいのかはたまた俺を支配しようとしているのかどうかはわからないが…。

ファラスは俺の白いシャツを丁寧に片手だけで外していった。
露わになった身体を艶めかしく見られた気がした。
でもその視線は嫌ではなかった。


「綺麗な身体だ、丁度いい筋肉に白過ぎない肌、なんとも言えないのがココだな…」

「んっ…」


クリッと指先で乳首を捏ねられた。
なんとも言えない感覚に変な声が出てしまった。


「全然いけそうじゃないか?大丈夫だ俺は上手いからな」


余裕そうに乳首を優しく弄られた。
まさかこんな所が感じるとは自分でも知らなかった。


レロっ


「はっ…やめっ…なんつー舐め方するんだ…」

「感度がいいな…気持ちいいか?」


嬉しそうに俺の顔を雄の目で見てくる、その視線すらゾクゾクしてしまう程だった。
乳首を弄られただけで俺のチンポはギンギンになっていた。
それに気づいたファラスが乳首を舐めながら股間をまさぐってきた。


「んぁっ…♡」

「どうした…これだけで良い声を出すじゃない
か…」

気持ち良すぎて目の前がチカチカする、こんなのいつもの俺じゃない。
でも…いつもの俺を崩すのも悪くないと思った。
ここはもう以前の世界ではないし、壁を張ることもしなくていいからだ。


「もう…キツい、チンポ出して…」

「イヤらしい奴だ。王に命令とはいい身分だな」


ニヤリと笑うと俺から離れてしまう。
デカい脱衣場にある高価な椅子に座り足を組んだ。


「自分で脱げ、俺に全てを見せろ」


カァっと全身が熱くなった。
見せながら脱ぐなんてただのストリッパーじゃないか。
でもコイツに何故だかわからないが抱かれたいと思ってしまう自分がいた。

俺は言われた通りに白いシャツを脱ぎ捨て。
ベルトを外しスラックスの前を寛げた。


「フッ……どうした、1回達したのか?白い染みが出来ているぞ」

「……ファラスがあんな触り方するからだ」


クスクス意地悪く笑うファラスもイケメンだった。
意地悪く笑われても俺の欲は掻き立てられる。
とんだ淫乱だったんだな俺。

興奮でフーッフーッと息が乱れる。
下にスラックスを落とす。


「龍…俺の近くに来い」


俺は言われるままに、ファラスの前に立った。
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