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第1章
大人になっても初めて会う人は緊張するんだよ
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翌日、だいはログインしなかった。まぁ金曜は飲み会が多く、メンバーがログインしないことはよくあることだ。
だがそのせいでなんとなくもやもやした気持ちが晴れないまま、俺は土曜日を迎えた。
しかし仕事にそんな気持ちを引きずるわけにはいかない。
今日は赤城の要望で合同チームを組んだ、月見ヶ丘高校との合同練習日。
予定の集合時間である8時50分にはちゃんと全部員が集合していたことにまずはひと段落である。
「おはよー倫ちゃん!」
「「「おはよーございまーす」」」
「倫おはよー」
「うぃーす」
というかまぁ、どうやら集合時間に一番遅く着いたのは俺だったみたいなんだけどね。学校で練習するときは遅刻することもあるくせに、何というか、外に行くときはちゃんとしてるんだよな。
まぁ、それは大人も同じか。
「優子から、直接グラウンドきてってさ」
「おー、さんきゅ。じゃあいくか」
月見ヶ丘に友達がいるという赤城はこういう時頼りになるな。
「月見ヶ丘は5人だっけ? 二人はレギュラーから外れちゃうんだねー」
「ん、まぁ、そうなるな」
「実力勝負だね!」
「そら先輩外れるなんてありえないですよ……」
黒澤の言葉通り、月見ヶ丘は部員が5人、俺たちは6人なのだから二人はレギュラーから落ちることになる。ソフトボールにはDesignated Player、通称DPというバッティングだけをする選手と、それに対応するFlex Player、通称FPという守備だけの選手を使うこともできるので、最大10人は同時に試合に出れるのだが、それを使ってもどうやっても一人はあぶれることになる。
まぁ公立高校レベルだと守備がうまい選手はだいたいバッティングもいいから、まぁ使うことはほぼないんだけどな。
ちなみにプロ野球のDHと違って、FPは投手以外でもOKだぞ。
「まぁ、どっちも一人ずつベンチ、ってのが一番平和的なんだけど」
「それってほぼほぼあたしじゃーん、別にいいけど」
「じゅりあちゃんも実力勝負だよ!」
「あはは、そら先輩とは比較になりませ~ん」
萩原が言う通り、まぁうちで実力に順位付けをするなら「赤城=市原>柴田>黒沢>木本>萩原」となる。市原がやたらと張り切っているが、合同チームを組む以上両校の関係は大事だし、月見ヶ丘の里見先生の考えも尊重せねばならない。
まぁだいたいは実力優先、あっても3年優先で話は通るだろうが。
校門を通って、渡り廊下下の通路を通り、グラウンドに着くと既に月見ヶ丘高校の部員たちは練習の準備をしてくれていた。
生徒たちの顔つきをみるに、某教育業界の会社が出している偏差値通り、うちよりは賢そうな顔つきに見える。
「ゆうこー!」
準備している部員の一人を見つけた赤城が、友達だという月見ヶ丘ソフト部の主将の子の名を呼んで手を振ると、向こうも気づいたようでこちらへ振り返ってくれた。
向こうも手を振り返すのかと思いきや。
「きょうつけ! 礼!」
「「「「「よろしくおねがいします!」」」」」
「おお……」
思わず俺は感嘆の声を漏らしてしまう。
ザ・部活というようなその光景は、うちの部活では見られない光景だ。これも顧問の先生の指導の賜物なのだろうが……、ちょっと、月見ヶ丘の顧問と合わないような気がしてきて不安になる俺。
「きょ、きょうつけ!」
向こうに触発されたのか、赤城も部員たちを横並びに立たせると、月見ヶ丘を真似て挨拶をしようとしたのだが。
「れ――」「よろしくおねが――あ、先礼か!」
「ぐだぐだじゃねぇか」
赤城の「礼」と市原の「よろしくお願いします」が見事にかぶり、絵に描いたようなぐだぐだ感がそこに現れていた。
その光景に月見ヶ丘の部員たちも笑っている。
「おはようございます、今日はよろしくお願いします」
部員たちが月見ヶ丘の部員に更衣室へ連れて行ってもらっている間に、俺は一人でグラウンドの大きさや設備を確認していた。そこに聞き覚えのある女性の声が届く。
ちなみに俺は着替えなんか必要ないぞ。最初っからジャージで来てるからな!
「おはようございます、こちらこそよろしくお願いしま……す」
「? どうかしましたか?」
「い、いえ、いやぁ、しっかりした挨拶でしたね。こちらはぐだぐだで、いきなり申し訳ない!」
いや、びっくりした。
声のした方に挨拶をしながら振り返ったのだが、挨拶をしてきた先生の姿を見た瞬間、俺は自分の声をちゃんと出せたか不安になるほど、言いよどんでしまった。
なんでそんなことになってしまったかというと。
里見先生、めっちゃ美人だった。
肩に届くくらいの黒髪を後ろで束ねたジャージ姿なのだが、色気のある恰好でないにも関わらず人の目を惹きつける魅力を感じる人だ。
身長はさほど高いわけではないが、前髪を下ろしていることで元々小顔なのがさらに小顔に見え、出るとこは出ているそのプロポーションが、ぴたっとしたジャージ姿のせいで際立っている。
ほぼすっぴんに近いように見えるが、きめ細やかな肌の小さな顔についているパーツも、ちょっときつめだが美しい目つきも、すらっとした鼻梁も、小さめだが形のいい唇も、街中ですれ違ったら振り返って二度見してしまいそうなほどの美人だ。
うちの部員の市原もかなり容姿が整っているが、あいつがアイドルとかの可愛い系だとしたら、里見先生はモデル系だな。
いや、まじでもう少し身長があったら普通にモデルにスカウトされるレベルだろこれ。
「私の指導なんてまだまだですよ。今日の練習は、北条先生にメインでやってもらってよろしいですか?」
「あ、い、いいっすよ。えと、失礼ですが里見先生はソフトボールの経験は?」
「中高とやっていました。北条先生は?」
「あ、それなら俺よりソフト歴長いっすね。俺大学のサークルで4年間やっただけで、小中高と野球小僧だったんすよ」
「私は大学でもやらなかったので、3年前に顧問になって久々にやったくらいですから、今日は北条先生がお願いします」
「わ、わかりました」
綺麗な顔でこうずばずば言われると、ちょっと緊張するな……。けっこう強気なタイプか……ってそりゃそうか、あの女監督だもんな。
思い出されるインターハイ予選の時の、サングラスをかけて足を組んでいたあの女監督の姿。
綺麗そうな人だとは思ってはいたが、まさかこんなに綺麗な人だとは思わなかったな……。
もうしばらく彼女がいない俺からすれば、ぜひともお近づきになりたいレベルである。
「里見先生は、今年3年目っすか?」
「いえ、初年度は女子バスケットボール部だったんですが、ソフトの顧問が異動になったので、2年目から顧問をやってます」
「じゃあ、今年で入都4年目?」
「はい、北条先生は?」
「俺は4年間練馬商業にいたんすけど、去年から星見台にきて、今年で6年目です」
「そうなんですね。新卒採用ですか?」
「ええ、里見先生は?」
「私もです。じゃあ、北条先生が2つ年上ですね。先生の教科はなんですか?」
「あ、俺は公民で、専門は倫理です」
「おお、倫理の先生、初めて見ました。すごいですね、新卒で公民受かるなんて」
「ええ、いや、そんな大したことないですよ。里見先生は?」
「私は数学です」
「おお、理系女子」
「もう女子って年でもないですけどね」
そんなこんなで、俺と里見先生が初対面の先生と話す定番である何年目や教科の話をしていたところで、うちの部員たちが着替えを終えてやってきた。
俺の隣にいた里見先生の姿に気づいた市原が何か言いたげだったが、あえてそれはスルーだ。
「とりあえずアップからトスバッティングまでやっちゃって」
「りょーかい」「はい!」
赤城がいつも通りの返事をしたが、その近くにいたショートカットの真面目そうな子――おそらく月見ヶ丘の主将の真田さんだろう――は礼儀正しく返事を返してくれる。
赤城の態度に真田さんが慌てた様子を見せていたが、その理由に、俺はまだ気づいていなかった。
だがそのせいでなんとなくもやもやした気持ちが晴れないまま、俺は土曜日を迎えた。
しかし仕事にそんな気持ちを引きずるわけにはいかない。
今日は赤城の要望で合同チームを組んだ、月見ヶ丘高校との合同練習日。
予定の集合時間である8時50分にはちゃんと全部員が集合していたことにまずはひと段落である。
「おはよー倫ちゃん!」
「「「おはよーございまーす」」」
「倫おはよー」
「うぃーす」
というかまぁ、どうやら集合時間に一番遅く着いたのは俺だったみたいなんだけどね。学校で練習するときは遅刻することもあるくせに、何というか、外に行くときはちゃんとしてるんだよな。
まぁ、それは大人も同じか。
「優子から、直接グラウンドきてってさ」
「おー、さんきゅ。じゃあいくか」
月見ヶ丘に友達がいるという赤城はこういう時頼りになるな。
「月見ヶ丘は5人だっけ? 二人はレギュラーから外れちゃうんだねー」
「ん、まぁ、そうなるな」
「実力勝負だね!」
「そら先輩外れるなんてありえないですよ……」
黒澤の言葉通り、月見ヶ丘は部員が5人、俺たちは6人なのだから二人はレギュラーから落ちることになる。ソフトボールにはDesignated Player、通称DPというバッティングだけをする選手と、それに対応するFlex Player、通称FPという守備だけの選手を使うこともできるので、最大10人は同時に試合に出れるのだが、それを使ってもどうやっても一人はあぶれることになる。
まぁ公立高校レベルだと守備がうまい選手はだいたいバッティングもいいから、まぁ使うことはほぼないんだけどな。
ちなみにプロ野球のDHと違って、FPは投手以外でもOKだぞ。
「まぁ、どっちも一人ずつベンチ、ってのが一番平和的なんだけど」
「それってほぼほぼあたしじゃーん、別にいいけど」
「じゅりあちゃんも実力勝負だよ!」
「あはは、そら先輩とは比較になりませ~ん」
萩原が言う通り、まぁうちで実力に順位付けをするなら「赤城=市原>柴田>黒沢>木本>萩原」となる。市原がやたらと張り切っているが、合同チームを組む以上両校の関係は大事だし、月見ヶ丘の里見先生の考えも尊重せねばならない。
まぁだいたいは実力優先、あっても3年優先で話は通るだろうが。
校門を通って、渡り廊下下の通路を通り、グラウンドに着くと既に月見ヶ丘高校の部員たちは練習の準備をしてくれていた。
生徒たちの顔つきをみるに、某教育業界の会社が出している偏差値通り、うちよりは賢そうな顔つきに見える。
「ゆうこー!」
準備している部員の一人を見つけた赤城が、友達だという月見ヶ丘ソフト部の主将の子の名を呼んで手を振ると、向こうも気づいたようでこちらへ振り返ってくれた。
向こうも手を振り返すのかと思いきや。
「きょうつけ! 礼!」
「「「「「よろしくおねがいします!」」」」」
「おお……」
思わず俺は感嘆の声を漏らしてしまう。
ザ・部活というようなその光景は、うちの部活では見られない光景だ。これも顧問の先生の指導の賜物なのだろうが……、ちょっと、月見ヶ丘の顧問と合わないような気がしてきて不安になる俺。
「きょ、きょうつけ!」
向こうに触発されたのか、赤城も部員たちを横並びに立たせると、月見ヶ丘を真似て挨拶をしようとしたのだが。
「れ――」「よろしくおねが――あ、先礼か!」
「ぐだぐだじゃねぇか」
赤城の「礼」と市原の「よろしくお願いします」が見事にかぶり、絵に描いたようなぐだぐだ感がそこに現れていた。
その光景に月見ヶ丘の部員たちも笑っている。
「おはようございます、今日はよろしくお願いします」
部員たちが月見ヶ丘の部員に更衣室へ連れて行ってもらっている間に、俺は一人でグラウンドの大きさや設備を確認していた。そこに聞き覚えのある女性の声が届く。
ちなみに俺は着替えなんか必要ないぞ。最初っからジャージで来てるからな!
「おはようございます、こちらこそよろしくお願いしま……す」
「? どうかしましたか?」
「い、いえ、いやぁ、しっかりした挨拶でしたね。こちらはぐだぐだで、いきなり申し訳ない!」
いや、びっくりした。
声のした方に挨拶をしながら振り返ったのだが、挨拶をしてきた先生の姿を見た瞬間、俺は自分の声をちゃんと出せたか不安になるほど、言いよどんでしまった。
なんでそんなことになってしまったかというと。
里見先生、めっちゃ美人だった。
肩に届くくらいの黒髪を後ろで束ねたジャージ姿なのだが、色気のある恰好でないにも関わらず人の目を惹きつける魅力を感じる人だ。
身長はさほど高いわけではないが、前髪を下ろしていることで元々小顔なのがさらに小顔に見え、出るとこは出ているそのプロポーションが、ぴたっとしたジャージ姿のせいで際立っている。
ほぼすっぴんに近いように見えるが、きめ細やかな肌の小さな顔についているパーツも、ちょっときつめだが美しい目つきも、すらっとした鼻梁も、小さめだが形のいい唇も、街中ですれ違ったら振り返って二度見してしまいそうなほどの美人だ。
うちの部員の市原もかなり容姿が整っているが、あいつがアイドルとかの可愛い系だとしたら、里見先生はモデル系だな。
いや、まじでもう少し身長があったら普通にモデルにスカウトされるレベルだろこれ。
「私の指導なんてまだまだですよ。今日の練習は、北条先生にメインでやってもらってよろしいですか?」
「あ、い、いいっすよ。えと、失礼ですが里見先生はソフトボールの経験は?」
「中高とやっていました。北条先生は?」
「あ、それなら俺よりソフト歴長いっすね。俺大学のサークルで4年間やっただけで、小中高と野球小僧だったんすよ」
「私は大学でもやらなかったので、3年前に顧問になって久々にやったくらいですから、今日は北条先生がお願いします」
「わ、わかりました」
綺麗な顔でこうずばずば言われると、ちょっと緊張するな……。けっこう強気なタイプか……ってそりゃそうか、あの女監督だもんな。
思い出されるインターハイ予選の時の、サングラスをかけて足を組んでいたあの女監督の姿。
綺麗そうな人だとは思ってはいたが、まさかこんなに綺麗な人だとは思わなかったな……。
もうしばらく彼女がいない俺からすれば、ぜひともお近づきになりたいレベルである。
「里見先生は、今年3年目っすか?」
「いえ、初年度は女子バスケットボール部だったんですが、ソフトの顧問が異動になったので、2年目から顧問をやってます」
「じゃあ、今年で入都4年目?」
「はい、北条先生は?」
「俺は4年間練馬商業にいたんすけど、去年から星見台にきて、今年で6年目です」
「そうなんですね。新卒採用ですか?」
「ええ、里見先生は?」
「私もです。じゃあ、北条先生が2つ年上ですね。先生の教科はなんですか?」
「あ、俺は公民で、専門は倫理です」
「おお、倫理の先生、初めて見ました。すごいですね、新卒で公民受かるなんて」
「ええ、いや、そんな大したことないですよ。里見先生は?」
「私は数学です」
「おお、理系女子」
「もう女子って年でもないですけどね」
そんなこんなで、俺と里見先生が初対面の先生と話す定番である何年目や教科の話をしていたところで、うちの部員たちが着替えを終えてやってきた。
俺の隣にいた里見先生の姿に気づいた市原が何か言いたげだったが、あえてそれはスルーだ。
「とりあえずアップからトスバッティングまでやっちゃって」
「りょーかい」「はい!」
赤城がいつも通りの返事をしたが、その近くにいたショートカットの真面目そうな子――おそらく月見ヶ丘の主将の真田さんだろう――は礼儀正しく返事を返してくれる。
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