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第2章
食欲に負けるのは自然なことかもしれない
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日曜日の夜20時。
少し遅めの時間だが、俺は神田駅を訪れていた。
まさかの1週間で2度目の神田だ。
もはや神田好きと言ってもいいレベルだろう。
ってそんなわけあるか!
「おまたせっ、えへへ、ご飯の約束、予定より早くできちゃったねっ」
マスクに黒ぶち眼鏡をかけた、紫色のパーカーワンピース姿の女性が改札付近に立っていた俺のそばにやってくる。これがこいつなりの変装なんだろう。
というか、ワンピースは俺が好きな女性の服装の一つなのだが、こいつまさか、覚えてやがったか?
「いや、俺もさっき来たとこだよ」
「そこはさー、今きたとこ、でしょ?」
「倫理教師なんで、嘘はつけません」
「うわ、でたそれー」
眼鏡の奥の目が、楽しそうに笑っている。
自分でもまさかこんなに早くこいつと飯にいくとは思っていなかった。
だがまぁ、今回は俺のせいじゃない。
「このくだり、昔もやったねっ」
「あー、同じ家から出てったくせにな」
「そうそう、待ち合わせの雰囲気だけ味わいたくてっ」
そう言ってはしゃぐ彼女は、亜衣菜は無邪気に笑う。
「あのときもりんりん、さっき来たとこって言ってたしっ」
「あー、そうだっけか?」
「そうですー。あたしは覚えてますー」
やっぱこいつ、笑った時の目可愛いな。
とりあえず立ち話もなんなので、俺たちは改札前から移動する。
じんわりと浮かび上がる、あの頃の感覚。
「個室で予約できたのこの時間からでさー、遅くてごめんね」
「いや、個室優先はしょうがないよ」
「あは、ありがとっ」
ちなみに今ここで待ち合わせしているのには、ちゃんと理由がある。
そう、昼過ぎのスキル上げパーティを解散したあと、亜衣菜が俺に言ってきた。
〈Cecil〉『何か、食べたいものはありませんか』
奇しくもその時俺の頭の中に浮かんだ単語は一つ。
〈Cecil〉『焼き肉、食べたいよね』
そう、俺はこいつと会いたくて今ここに来たわけではない。
「奢るよ」の言葉と、頭に浮かんで離れない単語に引かれて、ここに来ただけなのだ。
全てはYakinikuさんがもたらしたサブリミナル効果のせいなのである。
俺も亜衣菜も、彼のプレイヤーネームに洗脳された。
だって、2時間近くずっとYakinikuって言葉が目の前にあったんだぜ?
そりゃ、食いたくなるだろ。
やきにくさんおそるべし。
え? Daikonもよく見てるだろって?
馬鹿だなぁ。目の前に大根って言葉があって、あ! 食いたい! ってなるか?
それを調理した何かならまだしも、素材そのものだぞ?
だいとやきにくさんではわけが違う。
……ここで違う意味で食べたいとか思わないのか、って思ったやつは反省してろ。
「今日は、山下さんはいないのか?」
「さすがにあたしのプライベートにまではついてこないよー」
「そ、そうか」
よかった!
どっかで見られててもおかしくないような子だったけど、さすがにそこまで無粋な性格じゃなかったか。
俺もう、ほんとあの子が怖くてしょうがないよ……。
「りんりんと二人で外食って、いつぶりだろうねー」
「あー、お前がLAハマってから、ずっと家ご飯だったしな」
「その節はお世話になりました」
「はいはい」
わざとらしく手を合わせて礼を言う亜衣菜に苦笑いを浮かべつつ、俺は亜衣菜の先導で駅から少し離れ、路地の方へ向かう。
あたりはすっかり暗くなってるし、オフィス街が多いこの辺を歩く人はあまりいるようには見えなかった。
「そういえば、この前だいと何話してたの?」
「あ、菜月ちゃんと?」
「お、おう、そう」
「言うわけないじゃ~ん」
「えー」
「秘密のある女の方が、燃えるでしょ?」
「はぁ、そうですか」
くそう、亜衣菜なら何か教えてくれるかと思ったが、そう簡単にはいかなかったか!
しかし仲良くなったのは明らかだし……気になる……。
「あ、ここだよー」
「おおう、高そうな……」
「んー。まぁお金は気にしなくていいよ」
「俺もそんな言葉言ってみたいわ……」
店の前には【牛膳】という看板のみ。
ぱっと見一見さんお断り感のある、いかにも、な焼肉屋だった。
たぶん和牛しかおいてないとか、そういう店なんだろうな。
しかし亜衣菜のやつ、どれくらい稼いでるんだろうか?
『月間MMO』からの収入とか、想像つかねぇな。
といってもあれか、足りなきゃ足りないで、実家からの仕送りもあるんだろうな。
今日は、お言葉に甘えるとしよう。
「予約した武田でーす」
「お待ちしておりました、どうぞこちらへ」
店内に入ると、和服を着た女性が案内をしてくれた。
薄暗い店内を進み、完全個室となっている一室に通され、俺と亜衣菜は向かい合って座る。
掘りごたつか、足しびれないからありがたいなぁ。
「お飲み物はいかがしますか?」
「あ、俺ビールで」
「あたしも同じで」
「かしこまりました」
「あ、あとお任せコース二人でおねがいしまーす」
「かしこまりました」
おしぼりを渡されると同時に、飲み物のオーダーしたのだが、続けて亜衣菜が言った言葉に俺はきょとんとしてしまった。
なんだお任せコースって。
メニュー見ながら頼んだりとか、え、しないの?
「あ、食べたいのあったら、そこのメニュー見ていいからね」
「お、おう……亜衣菜は、よく来るのか?」
「えー、よくってほどじゃないけど、焼肉食べたくなったらここかなー。お兄ちゃんに紹介されたんだけど、札幌の焼き肉屋の東京店なんだって。完全個室だし、いいかなって」
「そ、そうか」
ルチアーノさんの紹介って、それって、つまり、あれだろ?
金持ちが行く店ってことだろ?
うわー、別世界やーーーー。
「じゃ、かんぱーいっ」
「か、かんぱーい」
笑顔の亜衣菜が差し出してきたビールグラスに俺のを軽く当てて乾杯する。
俺の方のグラスを少しだけ下にしたのは、もはや無意識だったかもしれない。
「んー、美味しいっ」
俺はちょっとした緊張感でそれどころではなかったのだが、ビールを口にした亜衣菜は幸せそうな顔をしていた。
てかこいつ、ビール飲むようなったのか。
LAを始めるまでは一緒にお酒を飲むこともあったのだが、あんまりビール飲んでるイメージはなかった。
そんな思い出との違いに、時の流れを感じるな。
「付き合いで飲みにいったりとかはあるけどさ、やっぱりんりんと飲むのが一番美味しいかもっ」
「はぁ?」
「なんていうか、気持ち的に?」
「そうかそうか、よかったな」
「むぅ。言っとくけど、あたしりんりんと別れてから誰とも付き合ってないからね!」
「そりゃ、あんだけLAやってたらそうだろうよ」
「それは、そうだけど。むー、そうじゃなく!」
「なんだよ、ちゃんと言えよ」
うちの生徒か! というツッコミは控えつつ、俺は唇を尖らせた亜衣菜を見て軽く笑っていた。
今日はちゃんと用意してきたのか、全体的にちゃんとメイクをしているようだ。
とはいっても、素がいいからな。いわゆるナチュラルメイクってやつだろう。
薄ピンクに塗られたリップが、ちょっとだけ色っぽいけど。
「……あたしたちも、大人になったよね~」
「見た目の話?」
「うん。あの頃は何もしなくてもぴちぴちだったけど、今はやまちゃんがあれしろこれしろってさー」
「あぁ、女の子って大変だなぁ」
「うんー、一応、見られる仕事してるし、さ?」
「そうなぁ。俺も疲れは抜けにくくなったなぁ」
「りんりんおじさんくさーい」
「うるせえ、俺がおじさんならお前はおばさんじゃ」
「えー、ひどー」
大した会話をしたわけじゃないのに、いつのまにか二人して大笑い。
あー、懐かしい。
たしかに見た目は俺もこいつも大人になったと思うけど、こうしてるとあの頃と同じような、中身は同じなんじゃないかなって思うなー。
そうやって笑ってると、皿にもられた肉が届く。
一種類2枚ずつくらいで、色々説明された気がするけど、正直全然覚えられなかった。
分かることは一つ。
「うわ、うまっ! なにこれ!」
「でしょ~?」
亜衣菜が焼きたいから、と焼いてくれた肉を頬張ると、めちゃくちゃ美味い。
今まで行ってたチェーン店でも焼肉は美味いと思ってたが、なんかもう別次元だ。
これが、高級焼肉店か……! すさまじいぞ。
亜衣菜のドヤ顔も、今ばかりは認めざるを得ないな。
「こっちも食べてみてー」
「おう、どれどれ」
なぁんて、俺が食べてるのを見てる亜衣菜はなんだか楽しそうに見えたな。
そして俺と亜衣菜は、その後も楽しくその時間を過ごした。
俺と亜衣菜の間にあった空白の時間を補い合うように、これまでのことを色々話しながら、その時間は、過ぎていくのだった。
少し遅めの時間だが、俺は神田駅を訪れていた。
まさかの1週間で2度目の神田だ。
もはや神田好きと言ってもいいレベルだろう。
ってそんなわけあるか!
「おまたせっ、えへへ、ご飯の約束、予定より早くできちゃったねっ」
マスクに黒ぶち眼鏡をかけた、紫色のパーカーワンピース姿の女性が改札付近に立っていた俺のそばにやってくる。これがこいつなりの変装なんだろう。
というか、ワンピースは俺が好きな女性の服装の一つなのだが、こいつまさか、覚えてやがったか?
「いや、俺もさっき来たとこだよ」
「そこはさー、今きたとこ、でしょ?」
「倫理教師なんで、嘘はつけません」
「うわ、でたそれー」
眼鏡の奥の目が、楽しそうに笑っている。
自分でもまさかこんなに早くこいつと飯にいくとは思っていなかった。
だがまぁ、今回は俺のせいじゃない。
「このくだり、昔もやったねっ」
「あー、同じ家から出てったくせにな」
「そうそう、待ち合わせの雰囲気だけ味わいたくてっ」
そう言ってはしゃぐ彼女は、亜衣菜は無邪気に笑う。
「あのときもりんりん、さっき来たとこって言ってたしっ」
「あー、そうだっけか?」
「そうですー。あたしは覚えてますー」
やっぱこいつ、笑った時の目可愛いな。
とりあえず立ち話もなんなので、俺たちは改札前から移動する。
じんわりと浮かび上がる、あの頃の感覚。
「個室で予約できたのこの時間からでさー、遅くてごめんね」
「いや、個室優先はしょうがないよ」
「あは、ありがとっ」
ちなみに今ここで待ち合わせしているのには、ちゃんと理由がある。
そう、昼過ぎのスキル上げパーティを解散したあと、亜衣菜が俺に言ってきた。
〈Cecil〉『何か、食べたいものはありませんか』
奇しくもその時俺の頭の中に浮かんだ単語は一つ。
〈Cecil〉『焼き肉、食べたいよね』
そう、俺はこいつと会いたくて今ここに来たわけではない。
「奢るよ」の言葉と、頭に浮かんで離れない単語に引かれて、ここに来ただけなのだ。
全てはYakinikuさんがもたらしたサブリミナル効果のせいなのである。
俺も亜衣菜も、彼のプレイヤーネームに洗脳された。
だって、2時間近くずっとYakinikuって言葉が目の前にあったんだぜ?
そりゃ、食いたくなるだろ。
やきにくさんおそるべし。
え? Daikonもよく見てるだろって?
馬鹿だなぁ。目の前に大根って言葉があって、あ! 食いたい! ってなるか?
それを調理した何かならまだしも、素材そのものだぞ?
だいとやきにくさんではわけが違う。
……ここで違う意味で食べたいとか思わないのか、って思ったやつは反省してろ。
「今日は、山下さんはいないのか?」
「さすがにあたしのプライベートにまではついてこないよー」
「そ、そうか」
よかった!
どっかで見られててもおかしくないような子だったけど、さすがにそこまで無粋な性格じゃなかったか。
俺もう、ほんとあの子が怖くてしょうがないよ……。
「りんりんと二人で外食って、いつぶりだろうねー」
「あー、お前がLAハマってから、ずっと家ご飯だったしな」
「その節はお世話になりました」
「はいはい」
わざとらしく手を合わせて礼を言う亜衣菜に苦笑いを浮かべつつ、俺は亜衣菜の先導で駅から少し離れ、路地の方へ向かう。
あたりはすっかり暗くなってるし、オフィス街が多いこの辺を歩く人はあまりいるようには見えなかった。
「そういえば、この前だいと何話してたの?」
「あ、菜月ちゃんと?」
「お、おう、そう」
「言うわけないじゃ~ん」
「えー」
「秘密のある女の方が、燃えるでしょ?」
「はぁ、そうですか」
くそう、亜衣菜なら何か教えてくれるかと思ったが、そう簡単にはいかなかったか!
しかし仲良くなったのは明らかだし……気になる……。
「あ、ここだよー」
「おおう、高そうな……」
「んー。まぁお金は気にしなくていいよ」
「俺もそんな言葉言ってみたいわ……」
店の前には【牛膳】という看板のみ。
ぱっと見一見さんお断り感のある、いかにも、な焼肉屋だった。
たぶん和牛しかおいてないとか、そういう店なんだろうな。
しかし亜衣菜のやつ、どれくらい稼いでるんだろうか?
『月間MMO』からの収入とか、想像つかねぇな。
といってもあれか、足りなきゃ足りないで、実家からの仕送りもあるんだろうな。
今日は、お言葉に甘えるとしよう。
「予約した武田でーす」
「お待ちしておりました、どうぞこちらへ」
店内に入ると、和服を着た女性が案内をしてくれた。
薄暗い店内を進み、完全個室となっている一室に通され、俺と亜衣菜は向かい合って座る。
掘りごたつか、足しびれないからありがたいなぁ。
「お飲み物はいかがしますか?」
「あ、俺ビールで」
「あたしも同じで」
「かしこまりました」
「あ、あとお任せコース二人でおねがいしまーす」
「かしこまりました」
おしぼりを渡されると同時に、飲み物のオーダーしたのだが、続けて亜衣菜が言った言葉に俺はきょとんとしてしまった。
なんだお任せコースって。
メニュー見ながら頼んだりとか、え、しないの?
「あ、食べたいのあったら、そこのメニュー見ていいからね」
「お、おう……亜衣菜は、よく来るのか?」
「えー、よくってほどじゃないけど、焼肉食べたくなったらここかなー。お兄ちゃんに紹介されたんだけど、札幌の焼き肉屋の東京店なんだって。完全個室だし、いいかなって」
「そ、そうか」
ルチアーノさんの紹介って、それって、つまり、あれだろ?
金持ちが行く店ってことだろ?
うわー、別世界やーーーー。
「じゃ、かんぱーいっ」
「か、かんぱーい」
笑顔の亜衣菜が差し出してきたビールグラスに俺のを軽く当てて乾杯する。
俺の方のグラスを少しだけ下にしたのは、もはや無意識だったかもしれない。
「んー、美味しいっ」
俺はちょっとした緊張感でそれどころではなかったのだが、ビールを口にした亜衣菜は幸せそうな顔をしていた。
てかこいつ、ビール飲むようなったのか。
LAを始めるまでは一緒にお酒を飲むこともあったのだが、あんまりビール飲んでるイメージはなかった。
そんな思い出との違いに、時の流れを感じるな。
「付き合いで飲みにいったりとかはあるけどさ、やっぱりんりんと飲むのが一番美味しいかもっ」
「はぁ?」
「なんていうか、気持ち的に?」
「そうかそうか、よかったな」
「むぅ。言っとくけど、あたしりんりんと別れてから誰とも付き合ってないからね!」
「そりゃ、あんだけLAやってたらそうだろうよ」
「それは、そうだけど。むー、そうじゃなく!」
「なんだよ、ちゃんと言えよ」
うちの生徒か! というツッコミは控えつつ、俺は唇を尖らせた亜衣菜を見て軽く笑っていた。
今日はちゃんと用意してきたのか、全体的にちゃんとメイクをしているようだ。
とはいっても、素がいいからな。いわゆるナチュラルメイクってやつだろう。
薄ピンクに塗られたリップが、ちょっとだけ色っぽいけど。
「……あたしたちも、大人になったよね~」
「見た目の話?」
「うん。あの頃は何もしなくてもぴちぴちだったけど、今はやまちゃんがあれしろこれしろってさー」
「あぁ、女の子って大変だなぁ」
「うんー、一応、見られる仕事してるし、さ?」
「そうなぁ。俺も疲れは抜けにくくなったなぁ」
「りんりんおじさんくさーい」
「うるせえ、俺がおじさんならお前はおばさんじゃ」
「えー、ひどー」
大した会話をしたわけじゃないのに、いつのまにか二人して大笑い。
あー、懐かしい。
たしかに見た目は俺もこいつも大人になったと思うけど、こうしてるとあの頃と同じような、中身は同じなんじゃないかなって思うなー。
そうやって笑ってると、皿にもられた肉が届く。
一種類2枚ずつくらいで、色々説明された気がするけど、正直全然覚えられなかった。
分かることは一つ。
「うわ、うまっ! なにこれ!」
「でしょ~?」
亜衣菜が焼きたいから、と焼いてくれた肉を頬張ると、めちゃくちゃ美味い。
今まで行ってたチェーン店でも焼肉は美味いと思ってたが、なんかもう別次元だ。
これが、高級焼肉店か……! すさまじいぞ。
亜衣菜のドヤ顔も、今ばかりは認めざるを得ないな。
「こっちも食べてみてー」
「おう、どれどれ」
なぁんて、俺が食べてるのを見てる亜衣菜はなんだか楽しそうに見えたな。
そして俺と亜衣菜は、その後も楽しくその時間を過ごした。
俺と亜衣菜の間にあった空白の時間を補い合うように、これまでのことを色々話しながら、その時間は、過ぎていくのだった。
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