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第2章
俺たちの夜は長い
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「だいは実家どこだっけ?」
「千葉よ。そんなに遠くないわ」
「あー、いいなぁ。それならずっとこっちで働けるか」
「そうね、千葉に戻る予定は今のところないわ」
「じゃあ、東京残りたいやつと結婚すればwin-winなわけだなー」
意味ありげににやにやした顔で俺を見てくるぴょんに、俺は危うくビールを噴きかけた。
なんだなんだ!? さっきは俺にプロポーズまがいのことしてきたくせに、その意味深な視線は!?
「ゼロやんはモテモテだからなー。だいも、うかうかしてるとあぶねーぞー?」
「はぁ!?」
「なんで俺の前でそういう話するかね……」
ほんとやめていただきたい!
見ろよだいを? 顔赤くして怒ってるじゃん!
これ、あとで怒られるのどうせ俺なんだろ!?
「ああもう……さっきからぴょんばっか話してるけど、ぴょんは上京してからいい人とかいなかったの?」
「あたしー? あー、昔はいたぞー」
「お、いついつ?」
「あたしもゼロやんと同じく大学からこっち出てきたけど、在学中とか、社会人なってからも同じ大学の奴と付き合ったこともあるぜー。ここ2年くらいはいないけどなー」
おお、色気なしボディだけどやっぱ中身が接しやすいからな。
顔だって美人系だし、何もないとは思わなかったけど、やっぱぴょんだってモテるんだな。
「その人とは、何で別れちゃったの?」
「お、だい攻めるねぇ」
「い、言いたくないならいいわよ?」
「簡単に言えば浮気されたんだよー」
「えっ!?」
「そりゃひでーな」
けたけた笑ってるから、最近の話ではないんだろうけど、浮気かー。
考えただけでつらいなー。
まぁ俺も初めての彼女は、それで別れたんだけどさ。
あ、俺がしたんじゃないぞ!? された側だからな!
「あたしほら、こんな性格だからさー。友達の延長みたいになってくみたいなんだよねー。自分で言うのもなんだけど、胸ないし。結局男は、ゆめみたいなタイプにころっといっちゃうよねー」
ベッドで眠るゆめの方にちらっと視線を向けたぴょんは、自虐的に笑っていた。
いつもの笑ってる顔ではあるが、なんか、ちょっとだけ寂しそうな……?
「あ、別にゆめのこと嫌いとかじゃないぜ? むしろ大好き。会えてよかった」
「そんな風に思ったりしないわよ」
「お前らほんと仲良いもんな」
「そーなー。でも、ゆめ見てるとやっぱちょっと羨ましくも思っちゃうよなー」
「そう、なんだ」
「ないものねだりっつーの? あたしもああいう生き方できてたら、違う人生だったんだろーなーって」
「そんなぴょんのイメージつかねーけどな」
「そりゃそーだ。あたしだって想像できねーよ」
2本目の缶ビールを開けながら、けたけた笑うぴょん。
だいはどう言っていいのかわからないのか、なんとも言えない表情をしていた。
わずかな沈黙。
聞こえてくるのは二人分の寝息と、静かに動くエアコンの音。
「ま、そんなわけだから、もしゼロやんがその気になったら結婚しよーぜ!」
「結局それかよ!」
「なんだよー。まぁゼロやんはおっぱい魔人だもんなぁ」
「ちょ、どこ見てんのよ!」
沈黙を切り裂くぴょんの言葉は、またいつも通りに戻っていた。
おっぱい魔人と言われたのは心外だが、まぁ間違ってはいない。
でもなんか、ちょっとこいつを見る目変わったなー。
「ちなみにゼロやんは、セシル以外に彼女いたことあんの?」
「え? ああ、地元いたとき、高校の時はいたよ」
「そう、なんだ」
「だいだって、そんな美人なんだから告られたことくらいあるんじゃねーのー?」
俺に話題が向いたのも束の間、だいがしんみりした声を出したせいか、再びぴょんのターゲットがだいに向いた。
その質問は俺も前にしたことあるけど、そりゃだいを見りゃそう思うよなー。
「それはあるけど……好きでもない人と付き合うとか、できないし……」
「え? だい好きな人いんの?」
「え、べ、べつにいないわよ! ……たぶん」
だいの答えににやにやしたぴょんが追撃を仕掛ける。
そしてその答えに、俺は少しだけ安心するとともに、何だか寂しい気持ちにもなる。
二人で飯行ったりとか、動物園行ったりとかしたけど、あくまで俺は一人で行きづらいところへのお供なんだろうなぁ……ちょっとつらい。
「ふーん……後悔先に立たず、だぞ?」
「え?」
「素直になればよかったー、とか後で思うのはつらいと思うけどねー」
「……わかってるわよ、私だって……」
「ま、もういい大人だし、そこはだい次第だけどな」
どういう意図の会話なんだろうか?
いまいち要領を得ない俺は二人の会話を聞くのみに徹するしかできなかった。
「よし。じゃあゼロやん。シャワー借りるぞ?」
「へ?」
「やー、酒飲んだら暑くなってきてさー。あとなんか着るもの貸して」
「本気かよ?」
「なんだよ、別にいーじゃん、減るもんじゃないし」
「俺、一応男なんだけど……」
「え、一緒に入るか?」
「あ、もういいです。……Tシャツとジャージでいいよな?」
「十分十分。さんきゅー」
誰が一緒に入るか!
めんどくさくなりそうなので、俺はさっさとTシャツとジャージを取りに行く。
しかしこいつほんと、初めてうちに来た女とは思えないな。
まぁさっき下着買ってたし、最初からそういう予定だったんだろうけど。
うーん、しかし自分ちの風呂に女の人が入るのか。
あ、なんか考えたらちょっとドキドキしてきた……。
ええい! 相手はぴょん! まな板だ!
「じゃ、ちょっくらいってくるわー」
「我が家みたいね……尊敬するわ」
「学生の頃じゃ普通だったろ、こんなの」
「わ、私は大学は実家だったし……」
「あっそ。あ、ゼロやん、覗いてもいいけどその時は責任とれよー」
「覗かねーよ!」
「あっはっは! じゃあ、あとは若いお二人でー」
「タメだろうが!」
俺から着替えを受け取ったぴょんが風呂の方へ向かう。風呂のあるキッチン側と部屋側には横開きの扉があるため、ちゃんと閉めてくれてちょっと安心。
って、でもあれだな。
今ぴょんが言った通り、俺、だいと二人きり……じゃん。
いや、ベッドではゆめとゆきむら寝てるけど。
あ、やべ、何話そう!?
ちらっとだいの方を見ると、だいもどことなく、緊張した様子に見える。
もう何度か二人で行動している時もあるというのに、今ばかりはなぜか緊張感がすごい。
いる場所が家、という条件が加わるだけで、まさかここまで緊張するとは!
冷静になればなるほど、私服姿の美人が家にいる、という状況にドキドキが止まらなくなる。
そして俺たちが沈黙すればするほど、眠っている二人の寝息ばかりが聞こえてくるのだ。
ああもう、心臓の音聞こえてそうで怖い!!
自然と酒を飲むペースも上がるが、沈黙の中飲むってどうなの!?
あーもう、どうしましょうかね!
「千葉よ。そんなに遠くないわ」
「あー、いいなぁ。それならずっとこっちで働けるか」
「そうね、千葉に戻る予定は今のところないわ」
「じゃあ、東京残りたいやつと結婚すればwin-winなわけだなー」
意味ありげににやにやした顔で俺を見てくるぴょんに、俺は危うくビールを噴きかけた。
なんだなんだ!? さっきは俺にプロポーズまがいのことしてきたくせに、その意味深な視線は!?
「ゼロやんはモテモテだからなー。だいも、うかうかしてるとあぶねーぞー?」
「はぁ!?」
「なんで俺の前でそういう話するかね……」
ほんとやめていただきたい!
見ろよだいを? 顔赤くして怒ってるじゃん!
これ、あとで怒られるのどうせ俺なんだろ!?
「ああもう……さっきからぴょんばっか話してるけど、ぴょんは上京してからいい人とかいなかったの?」
「あたしー? あー、昔はいたぞー」
「お、いついつ?」
「あたしもゼロやんと同じく大学からこっち出てきたけど、在学中とか、社会人なってからも同じ大学の奴と付き合ったこともあるぜー。ここ2年くらいはいないけどなー」
おお、色気なしボディだけどやっぱ中身が接しやすいからな。
顔だって美人系だし、何もないとは思わなかったけど、やっぱぴょんだってモテるんだな。
「その人とは、何で別れちゃったの?」
「お、だい攻めるねぇ」
「い、言いたくないならいいわよ?」
「簡単に言えば浮気されたんだよー」
「えっ!?」
「そりゃひでーな」
けたけた笑ってるから、最近の話ではないんだろうけど、浮気かー。
考えただけでつらいなー。
まぁ俺も初めての彼女は、それで別れたんだけどさ。
あ、俺がしたんじゃないぞ!? された側だからな!
「あたしほら、こんな性格だからさー。友達の延長みたいになってくみたいなんだよねー。自分で言うのもなんだけど、胸ないし。結局男は、ゆめみたいなタイプにころっといっちゃうよねー」
ベッドで眠るゆめの方にちらっと視線を向けたぴょんは、自虐的に笑っていた。
いつもの笑ってる顔ではあるが、なんか、ちょっとだけ寂しそうな……?
「あ、別にゆめのこと嫌いとかじゃないぜ? むしろ大好き。会えてよかった」
「そんな風に思ったりしないわよ」
「お前らほんと仲良いもんな」
「そーなー。でも、ゆめ見てるとやっぱちょっと羨ましくも思っちゃうよなー」
「そう、なんだ」
「ないものねだりっつーの? あたしもああいう生き方できてたら、違う人生だったんだろーなーって」
「そんなぴょんのイメージつかねーけどな」
「そりゃそーだ。あたしだって想像できねーよ」
2本目の缶ビールを開けながら、けたけた笑うぴょん。
だいはどう言っていいのかわからないのか、なんとも言えない表情をしていた。
わずかな沈黙。
聞こえてくるのは二人分の寝息と、静かに動くエアコンの音。
「ま、そんなわけだから、もしゼロやんがその気になったら結婚しよーぜ!」
「結局それかよ!」
「なんだよー。まぁゼロやんはおっぱい魔人だもんなぁ」
「ちょ、どこ見てんのよ!」
沈黙を切り裂くぴょんの言葉は、またいつも通りに戻っていた。
おっぱい魔人と言われたのは心外だが、まぁ間違ってはいない。
でもなんか、ちょっとこいつを見る目変わったなー。
「ちなみにゼロやんは、セシル以外に彼女いたことあんの?」
「え? ああ、地元いたとき、高校の時はいたよ」
「そう、なんだ」
「だいだって、そんな美人なんだから告られたことくらいあるんじゃねーのー?」
俺に話題が向いたのも束の間、だいがしんみりした声を出したせいか、再びぴょんのターゲットがだいに向いた。
その質問は俺も前にしたことあるけど、そりゃだいを見りゃそう思うよなー。
「それはあるけど……好きでもない人と付き合うとか、できないし……」
「え? だい好きな人いんの?」
「え、べ、べつにいないわよ! ……たぶん」
だいの答えににやにやしたぴょんが追撃を仕掛ける。
そしてその答えに、俺は少しだけ安心するとともに、何だか寂しい気持ちにもなる。
二人で飯行ったりとか、動物園行ったりとかしたけど、あくまで俺は一人で行きづらいところへのお供なんだろうなぁ……ちょっとつらい。
「ふーん……後悔先に立たず、だぞ?」
「え?」
「素直になればよかったー、とか後で思うのはつらいと思うけどねー」
「……わかってるわよ、私だって……」
「ま、もういい大人だし、そこはだい次第だけどな」
どういう意図の会話なんだろうか?
いまいち要領を得ない俺は二人の会話を聞くのみに徹するしかできなかった。
「よし。じゃあゼロやん。シャワー借りるぞ?」
「へ?」
「やー、酒飲んだら暑くなってきてさー。あとなんか着るもの貸して」
「本気かよ?」
「なんだよ、別にいーじゃん、減るもんじゃないし」
「俺、一応男なんだけど……」
「え、一緒に入るか?」
「あ、もういいです。……Tシャツとジャージでいいよな?」
「十分十分。さんきゅー」
誰が一緒に入るか!
めんどくさくなりそうなので、俺はさっさとTシャツとジャージを取りに行く。
しかしこいつほんと、初めてうちに来た女とは思えないな。
まぁさっき下着買ってたし、最初からそういう予定だったんだろうけど。
うーん、しかし自分ちの風呂に女の人が入るのか。
あ、なんか考えたらちょっとドキドキしてきた……。
ええい! 相手はぴょん! まな板だ!
「じゃ、ちょっくらいってくるわー」
「我が家みたいね……尊敬するわ」
「学生の頃じゃ普通だったろ、こんなの」
「わ、私は大学は実家だったし……」
「あっそ。あ、ゼロやん、覗いてもいいけどその時は責任とれよー」
「覗かねーよ!」
「あっはっは! じゃあ、あとは若いお二人でー」
「タメだろうが!」
俺から着替えを受け取ったぴょんが風呂の方へ向かう。風呂のあるキッチン側と部屋側には横開きの扉があるため、ちゃんと閉めてくれてちょっと安心。
って、でもあれだな。
今ぴょんが言った通り、俺、だいと二人きり……じゃん。
いや、ベッドではゆめとゆきむら寝てるけど。
あ、やべ、何話そう!?
ちらっとだいの方を見ると、だいもどことなく、緊張した様子に見える。
もう何度か二人で行動している時もあるというのに、今ばかりはなぜか緊張感がすごい。
いる場所が家、という条件が加わるだけで、まさかここまで緊張するとは!
冷静になればなるほど、私服姿の美人が家にいる、という状況にドキドキが止まらなくなる。
そして俺たちが沈黙すればするほど、眠っている二人の寝息ばかりが聞こえてくるのだ。
ああもう、心臓の音聞こえてそうで怖い!!
自然と酒を飲むペースも上がるが、沈黙の中飲むってどうなの!?
あーもう、どうしましょうかね!
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