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第2章
夏の暑さのせい!
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7月4日、土曜日の午前3時頃。
草木も眠るような時間だというのに、今俺は人生史上最大級の緊張に包まれています。
知っての通り、酔っぱらっただいが謎のネガティブモードからの駄々っ子モードに突入し、「帰る!」と言い出すというひと悶着。だがこんな時間に一人で帰すわけにも行かず、俺は座り込んで駄々をこねるだいに優しく声をかけ、見事送っていくことを承諾させたわけじゃん?
まぁ、そこまではよかったじゃん?
とりあえずこいつに何かあったら嫌だし。何で「帰る!」ってなったのかはわかんないけどさ。
でもとりあえず俺が送るのは承諾してくれた。
うん、ここまではよかった。
そこから一つ問題が発生。
なんと、座り込んだだいが俺に手を伸ばしてきた。
その意味がお分かりだろう?
ええ、ということで。
俺は現在だいと手を繋いで、絶賛彼女の家まで送り中というわけです。
手を繋いでるからわかるが、さっきからこいつずっと千鳥足なんだよね。
だからこそ危なっかしくて手を離すわけにはいかない。
だいの手はソフトの顧問やってるだけあって、亜衣菜の手よりはちょっと固い部分もあるけど、それでもやっぱ、小さくてやわらかい。
こんな状況、不可抗力の手繋ぎだけど、ドキドキとまんねーよ……!
だいの千鳥足を考慮しても、だいの家まで15分くらいだろうか。
緊張しすぎて何話していいかもわかんないから、だいが何も話しかけてはこないのが不幸中の幸いだな。
しかしこうして手を繋いで歩いていると、この前亜衣菜が言っていた言葉が蘇る。
「普通、手を繋いで歩くのは、恋人同士だよ?」という言葉。
ああ、俺もそれが普通だとは思うが、今ばかりはどうしようもないよね!
これは男女関係から、とかじゃなく、保護者と子ども的な、安全確保のためだからな!
会話がない分思考がノンストップで俺を混乱させてくる。
それでも夜の街は、俺が混乱していることにも気づかないほどに、静寂だ。
あと半分、あと半分くらいだ……!
頑張れ俺!!
そして、何だかんだふらふらのだいを送るのに20分くらいの時間をかけ、俺はようやくだいの家まで辿り着いた。
「だい、大丈夫か? お前んちついたぞー?」
「うん……」
しかし、家の前で立ち止まると急に電池切れでもしたかのように、だいは俺が手を放すとその場に座り込んでしまった。
「おいおい、道路で座んなって……!」
この時間だから車の通りはないが、危険であることには変わりない。
ああ、もう、しょうがねぇよな……!
座ったまま動かなくなっただいを見かねて、俺は大きくかがんで、だいの身体を持ち上げた。
いわゆるお姫様抱っこってやつだ!
無意識なのか何なのか、俺に抱えられただいは抵抗することもなく、俺の首に両腕を回し、俺の左肩に顔を押し付けてくっついてくる。
うわ、めっちゃ近い! え、いいの!? だいはそれでいいの!?
っても、これほぼ無意識だよな……。たぶんこんな状態だったら、俺以外にもこうなるだろうし……。
あー、他の男には、こんな姿見させたくねぇなぁ……。
つーか、こいつ、めっちゃ軽い……。
あ、てかもう半分寝てるじゃん!
……何この可愛い生き物……って、いや、違う違う違う!
いまはだいを部屋まで運ばないと!
ちょっとでも気を抜くと、俺、こいつのこと襲いかねない……!
俺は紳士、俺は紳士、俺は紳士……。
般若心経よろしく心の中で俺は紳士だと自分に言い聞かせながら、俺はだいを抱えたまま共同玄関へと進む。
ここは、いつもだいと別れる境界線。
俺がそれ以上進むことのなかった、オートロックの自動ドア。
頼む、どうか誰も出てきませんように!
「自動ドア、何番か言えるかー?」
「ん……0103……」
「0103な……0・1・0・3……と」
ん? 0103? え、いや、まさか……な。
たまたま……? いや、でも……え?
ええい!!! 邪心よ消えよ!!!
「部屋はどこだ?」
「307……」
「3階かー……まぁ、頑張るけどさ!」
先ほどの暗証番号の数字が気になりつつも、俺はまずはだいを部屋まで運ぶことを優先する。
3階建ての3階フロアだとはちょっと思っていなかったが、まぁ女性が住むなら上階の方が安全だしな。
俺が頑張れば、済む話だろ。
お姫様抱っこしたまま、俺は気合をいれて階段を登る。
夏とはいえ夜はそれなりに涼しくなってるはずだが、さすがにこれは汗をかく。
汗ついたとか、あとで怒んないでくれよ……?
そうしてようやくたどり着いた307号室の前。
「鍵、鞄の中か?」
俺の問いかけに、わずかにだいが頷く。
いや、よかった。ギリギリで起きててくれて。
女性の鞄の中を見るのは気が引けたが、今はそう言ってる場合ではない。
きっともうぴょんはとうの昔にシャワーから出ているだろうし、家主不在を不思議に思っているかもしれない。
まぁ別に見られて困るものはないが、ゆめとゆきむらが起きてるかもしれないし、とりあえず早く帰りたい。
意を決して俺は足も駆使してだいの身体を支えつつ、だいの鞄の中を右手をつっこむ。ありがたいことにキーケースはあっさりと見つかってくれた。
右手でキーケースを取り出し、だいを抱えたままそれっぽい鍵を鍵穴に差し込み、回す。
ガチャ、という音ともに開かれる、未知の空間。
女性の部屋か……! 不可抗力とはいえ、入ってごめんよ!
玄関を開けると、そこは非常に整えられた空間になっていた。
芳香剤なのだろうか、ふわっと何かの花の優しい香りがする。
ザ・女の子の家という雰囲気に、俺は少しだけびびってしまったくらいだ。
「おじゃましまーす……」
靴をぬいで室内に上がる。家の作り自体はうちとほぼ同じワンルームタイプで、ベッドまでだいを運ぶのは苦ではなかった。
ベッドのある部屋部分も、綺麗に整えられている。
これならいつでも人を呼べたんじゃないかと思うが……うーん、まぁ色々あるんだろうな。
とりあえず俺はベッドにだいを寝かせ、靴を脱がしてやり、靴を玄関に戻した。
そしてそのまま帰ろうかと思ったが、一応念のため声をかけてからにすることにする。
べ、別に寝顔見ようとか邪なこと考えたわけじゃないぞ!? 違うからね!?
ベッドのある部屋に戻り、だいの様子を伺う。仰向けに寝かせたはずだったが、いつの間にか横向きになって丸くなっていて寝顔は横顔しか見えなかった。
それでも可愛いんだけどな!
今日一日見慣れたワンピース姿で丸まるだいは、まるで少女のように穏やかな寝顔を浮かべている。
そんなだいの顔を見ていると、なんとなくすぐ帰ろうとしていた気持ちが薄れていってしまったのは、許してほしい。
あまりまじまじと部屋の中を見るのもどうかと思ったが、俺は少しだけだいの室内を観察してみた。
室内にあるのはベッドとテレビ、本棚にしているカラーボックスが5つ、こたつテーブル、机くらいのシンプルな部屋だ。ちょっと本棚が多めだけど、並べられた本は綺麗に整頓されているし、だいの性格を表している。
机の上にはUSBケーブルでコントローラが接続されている閉じられたノートPCが置いてあり、だいが普段はあのPCからログインしていることを物語っていた。
そして、そのPCが置いてある机の上に、写真立てで飾られた1枚の写真。
「え……? う、嘘だろ?」
そこには、この前猫カフェに行った時に撮った、俺と二人で映った写真が飾られていた。
なんでだ? え、あの猫そんなに気に入ったのか?
いや、でもさすがにそしたら加工するなりして、俺の部分は削るよな?
え、いや、まさか……でもさっきの0103……え、こいつ、え?
たった1枚の写真を見つけたせいで、俺の頭の中に生じる大混乱。
こいつ、俺のこと……? いや、まさか……いや、でも……!?
暗証番号だけなら、まだ自分の脳を納得させられたかもしれないが、あの写真とセットで意味を考えると、俺の中には信じがたい想像が浮かんできてしまう。
俺は写真から目を離し、俺の方に背中を向けて、横向きでベッドで寝ているだいを見る。
その寝姿は、普段からは想像できないほど無防備で、幼さを感じさせた。
だいを見る俺の心が、今だかつてないほどに高鳴る。
写真と暗証番号、二つの情報が示す可能性。
なんで暗証番号でドキドキするかって?
決まってんだろ。0103は、俺にとって見慣れた数字だ。
数字を日付に直せば、1月3日。
そう、それは、俺の誕生日なのだから。
草木も眠るような時間だというのに、今俺は人生史上最大級の緊張に包まれています。
知っての通り、酔っぱらっただいが謎のネガティブモードからの駄々っ子モードに突入し、「帰る!」と言い出すというひと悶着。だがこんな時間に一人で帰すわけにも行かず、俺は座り込んで駄々をこねるだいに優しく声をかけ、見事送っていくことを承諾させたわけじゃん?
まぁ、そこまではよかったじゃん?
とりあえずこいつに何かあったら嫌だし。何で「帰る!」ってなったのかはわかんないけどさ。
でもとりあえず俺が送るのは承諾してくれた。
うん、ここまではよかった。
そこから一つ問題が発生。
なんと、座り込んだだいが俺に手を伸ばしてきた。
その意味がお分かりだろう?
ええ、ということで。
俺は現在だいと手を繋いで、絶賛彼女の家まで送り中というわけです。
手を繋いでるからわかるが、さっきからこいつずっと千鳥足なんだよね。
だからこそ危なっかしくて手を離すわけにはいかない。
だいの手はソフトの顧問やってるだけあって、亜衣菜の手よりはちょっと固い部分もあるけど、それでもやっぱ、小さくてやわらかい。
こんな状況、不可抗力の手繋ぎだけど、ドキドキとまんねーよ……!
だいの千鳥足を考慮しても、だいの家まで15分くらいだろうか。
緊張しすぎて何話していいかもわかんないから、だいが何も話しかけてはこないのが不幸中の幸いだな。
しかしこうして手を繋いで歩いていると、この前亜衣菜が言っていた言葉が蘇る。
「普通、手を繋いで歩くのは、恋人同士だよ?」という言葉。
ああ、俺もそれが普通だとは思うが、今ばかりはどうしようもないよね!
これは男女関係から、とかじゃなく、保護者と子ども的な、安全確保のためだからな!
会話がない分思考がノンストップで俺を混乱させてくる。
それでも夜の街は、俺が混乱していることにも気づかないほどに、静寂だ。
あと半分、あと半分くらいだ……!
頑張れ俺!!
そして、何だかんだふらふらのだいを送るのに20分くらいの時間をかけ、俺はようやくだいの家まで辿り着いた。
「だい、大丈夫か? お前んちついたぞー?」
「うん……」
しかし、家の前で立ち止まると急に電池切れでもしたかのように、だいは俺が手を放すとその場に座り込んでしまった。
「おいおい、道路で座んなって……!」
この時間だから車の通りはないが、危険であることには変わりない。
ああ、もう、しょうがねぇよな……!
座ったまま動かなくなっただいを見かねて、俺は大きくかがんで、だいの身体を持ち上げた。
いわゆるお姫様抱っこってやつだ!
無意識なのか何なのか、俺に抱えられただいは抵抗することもなく、俺の首に両腕を回し、俺の左肩に顔を押し付けてくっついてくる。
うわ、めっちゃ近い! え、いいの!? だいはそれでいいの!?
っても、これほぼ無意識だよな……。たぶんこんな状態だったら、俺以外にもこうなるだろうし……。
あー、他の男には、こんな姿見させたくねぇなぁ……。
つーか、こいつ、めっちゃ軽い……。
あ、てかもう半分寝てるじゃん!
……何この可愛い生き物……って、いや、違う違う違う!
いまはだいを部屋まで運ばないと!
ちょっとでも気を抜くと、俺、こいつのこと襲いかねない……!
俺は紳士、俺は紳士、俺は紳士……。
般若心経よろしく心の中で俺は紳士だと自分に言い聞かせながら、俺はだいを抱えたまま共同玄関へと進む。
ここは、いつもだいと別れる境界線。
俺がそれ以上進むことのなかった、オートロックの自動ドア。
頼む、どうか誰も出てきませんように!
「自動ドア、何番か言えるかー?」
「ん……0103……」
「0103な……0・1・0・3……と」
ん? 0103? え、いや、まさか……な。
たまたま……? いや、でも……え?
ええい!!! 邪心よ消えよ!!!
「部屋はどこだ?」
「307……」
「3階かー……まぁ、頑張るけどさ!」
先ほどの暗証番号の数字が気になりつつも、俺はまずはだいを部屋まで運ぶことを優先する。
3階建ての3階フロアだとはちょっと思っていなかったが、まぁ女性が住むなら上階の方が安全だしな。
俺が頑張れば、済む話だろ。
お姫様抱っこしたまま、俺は気合をいれて階段を登る。
夏とはいえ夜はそれなりに涼しくなってるはずだが、さすがにこれは汗をかく。
汗ついたとか、あとで怒んないでくれよ……?
そうしてようやくたどり着いた307号室の前。
「鍵、鞄の中か?」
俺の問いかけに、わずかにだいが頷く。
いや、よかった。ギリギリで起きててくれて。
女性の鞄の中を見るのは気が引けたが、今はそう言ってる場合ではない。
きっともうぴょんはとうの昔にシャワーから出ているだろうし、家主不在を不思議に思っているかもしれない。
まぁ別に見られて困るものはないが、ゆめとゆきむらが起きてるかもしれないし、とりあえず早く帰りたい。
意を決して俺は足も駆使してだいの身体を支えつつ、だいの鞄の中を右手をつっこむ。ありがたいことにキーケースはあっさりと見つかってくれた。
右手でキーケースを取り出し、だいを抱えたままそれっぽい鍵を鍵穴に差し込み、回す。
ガチャ、という音ともに開かれる、未知の空間。
女性の部屋か……! 不可抗力とはいえ、入ってごめんよ!
玄関を開けると、そこは非常に整えられた空間になっていた。
芳香剤なのだろうか、ふわっと何かの花の優しい香りがする。
ザ・女の子の家という雰囲気に、俺は少しだけびびってしまったくらいだ。
「おじゃましまーす……」
靴をぬいで室内に上がる。家の作り自体はうちとほぼ同じワンルームタイプで、ベッドまでだいを運ぶのは苦ではなかった。
ベッドのある部屋部分も、綺麗に整えられている。
これならいつでも人を呼べたんじゃないかと思うが……うーん、まぁ色々あるんだろうな。
とりあえず俺はベッドにだいを寝かせ、靴を脱がしてやり、靴を玄関に戻した。
そしてそのまま帰ろうかと思ったが、一応念のため声をかけてからにすることにする。
べ、別に寝顔見ようとか邪なこと考えたわけじゃないぞ!? 違うからね!?
ベッドのある部屋に戻り、だいの様子を伺う。仰向けに寝かせたはずだったが、いつの間にか横向きになって丸くなっていて寝顔は横顔しか見えなかった。
それでも可愛いんだけどな!
今日一日見慣れたワンピース姿で丸まるだいは、まるで少女のように穏やかな寝顔を浮かべている。
そんなだいの顔を見ていると、なんとなくすぐ帰ろうとしていた気持ちが薄れていってしまったのは、許してほしい。
あまりまじまじと部屋の中を見るのもどうかと思ったが、俺は少しだけだいの室内を観察してみた。
室内にあるのはベッドとテレビ、本棚にしているカラーボックスが5つ、こたつテーブル、机くらいのシンプルな部屋だ。ちょっと本棚が多めだけど、並べられた本は綺麗に整頓されているし、だいの性格を表している。
机の上にはUSBケーブルでコントローラが接続されている閉じられたノートPCが置いてあり、だいが普段はあのPCからログインしていることを物語っていた。
そして、そのPCが置いてある机の上に、写真立てで飾られた1枚の写真。
「え……? う、嘘だろ?」
そこには、この前猫カフェに行った時に撮った、俺と二人で映った写真が飾られていた。
なんでだ? え、あの猫そんなに気に入ったのか?
いや、でもさすがにそしたら加工するなりして、俺の部分は削るよな?
え、いや、まさか……でもさっきの0103……え、こいつ、え?
たった1枚の写真を見つけたせいで、俺の頭の中に生じる大混乱。
こいつ、俺のこと……? いや、まさか……いや、でも……!?
暗証番号だけなら、まだ自分の脳を納得させられたかもしれないが、あの写真とセットで意味を考えると、俺の中には信じがたい想像が浮かんできてしまう。
俺は写真から目を離し、俺の方に背中を向けて、横向きでベッドで寝ているだいを見る。
その寝姿は、普段からは想像できないほど無防備で、幼さを感じさせた。
だいを見る俺の心が、今だかつてないほどに高鳴る。
写真と暗証番号、二つの情報が示す可能性。
なんで暗証番号でドキドキするかって?
決まってんだろ。0103は、俺にとって見慣れた数字だ。
数字を日付に直せば、1月3日。
そう、それは、俺の誕生日なのだから。
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