ブスを粗末にするな！～顔だけ美人のイジメ主犯格に旦那を寝取られ、復讐に燃える元妻

7週刊誌

　鈴を襲った犯人たちは、デートクラブの経営者と客で、週刊誌の報道で鈴が犯人だと確信する。

　たまたまあの霞が関の交差点で見かけた鈴が、あまりにもイイ女だったので、隠し撮りをしていたところ、偶然、凶行を録画してしまったのである。

　あとは、週刊誌が被害者の人間関係相関図を載せてくれたおかげで、犯人の目星があの女だということを知る。

　被害者は帝国大学卒業のキャリア官僚で学生結婚をしている。相手の夫も帝国大学卒でサークルの先輩後輩の仲、それが結婚5年目にして夫が浮気をし、協議離婚が成立する。
 
　夫の浮気相手は、赤薔薇高校卒業の美人だが、冷たい感じがする。当時、夫の勤める会社で派遣社員として受付嬢をしていたのだが、受付嬢には過去があった。

　なんと被害者の赤薔薇での同級生であり、被害者に対し、長年にわたりイジメを繰り返していたというから驚きである。

　1人の男性を取り合ったというより、他人の夫を奪ったという印象が強い。

　本誌の取材によれば、被害者の足取りを追った結果、当日午前、夫の勤務先で二人が言い争っている防犯カメラの画像を入手。

　被害者に対し、相当、辛らつな言葉をかけている。

　事故の目撃者からの証言によると、事故当時、被害者は前につんのめった状態で交差点に入ったとのこと。何者かに突き飛ばされた可能性がある。

　以上の観点から、当初事件性がないと思われていたが、ここにきて事故ではない可能性が出てきた。



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　という週刊誌の記事で、ピンとくるものがあった。

　週刊誌には、被害者の実名が報道されていたため、夫の勤務先と受付嬢が誰かと言うことはすぐつきとめられ、明らかとなる。

　愛人と夫は事件のすぐあと入籍していた。

　夫の勤務先は、事件当日、被害者により臨検を受けていたことも明らかとなった。夫が臨検当日、被害者を追いかけて、殺害した可能性は極めて低い。

　のちに、この時の臨検を受けて、3か月間営業停止となっている。

　となると、考えられる可能性は、あの女ただ一人だ。それにビデオ録画と言う証拠もある。

　もし、まったくの潔白であれば、メールが届いてすぐ警察署に相談するだろう。それを相談せず、捨て置くということは、限りなくクロに近い。

　あとは、警察の仕事だと言ってしまえば、それだけのことだが、もし、あの女が犯人なら、後に稀代の悪女として犯罪史に名を連ねることになるだろう。

　だから家まで押しかけレイプし、それをビデオに撮ったのだ。もし、あの女が犯人であれば、AVとして破格の値がつくことは間違いない。

　霞が関は、日本の頭脳であるから、交差点には、無数の防犯カメラが設置されている。いずれサツも、あの女の犯罪に気づく日が来る。

　もうあの女から搾り取るだけ搾り取れば、ひょっとすれば、サツにあのビデオテープを渡すかもしれないが、それも一興だろう。

　顔は綺麗だが、あっちの方のお味は、ブカブカで大したことがない。だから闇のルートでも高くは売れない。それにハイティーンならともかく、アラサーではな。商品価値がないことも事実。

　それにしてもあのバカ亭主、よくもキャリア官僚と離婚を承諾したな。と言うか、離婚する気になったというべきか？

　自分の会社の中で生きてこられたのは、誰が見たって、官僚の嫁さんのおかげだとわかるのに。

　まぁ、ブカブカバカ女と釣り合いが取れているのだろう。

　旦那を脅すことも考えたが、あの旦那もそのうち、会社から追い出される運命だから、取るものも取れない。

　都内の一等地に居を構えていたみたいだが、離婚の慰謝料として、別れた嫁さんにすべてを渡した後と聞くから、もう命ぐらいしか価値のない男だ。