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合コンの打ち合わせをしようと東大生に、LIMEで連絡を入れたら、行きの新幹線の中で、すでにカップルが成立している状態とのこと。
そらぁそうだわ。同じ大学の学生同士だもの、価値観やお頭の中身のつり合いがとれるというもの。
ということは、脳筋男も自称イケメンもカノジョができたということか!?いや、実にめでたい。
それでも律儀に、合コンへ出席すると言うあたり、東大生の良いところと言える。
同じ大学同士、相手を信頼できるということもあるのだろうが、合コンでお持ち帰りされる何てこと考えないのかしらね。
別に断ってくれてもいいわよ?と思っているけど、男女とも行く気満々なのだから仕方がない。
対する麻布高校出身者の女子大生は、のんきなものでカップリングが成立していることすら気づいていないみたいで、「東大生はがり勉していて、面白みがない」なんて、ほざいている。
それは、アンタらに魅力がないからでは?と思っているけど、LIMEには、京大生と良い出会いがありますように……。と当たり障りのない内容を送っている。
実際のところは、東大生は、おバカな女子大生を相手にしていない。研究者や官僚として生きるのであれば、上司の娘としか、結婚相手として見ていない。下手に遊ぶと出世に影響するので、ほどほどにしかハメを外せない。
早稲田義塾大学のようなバカはできない。自分の勝ちというものをイヤと言うほどわかっている。
だいたい京大はどうか知らないけど、東大なんて、がり勉していく大学ではないよ。地頭が本当に良くない人が入ったら悲惨よ。周りは天才ばかりの集団の中に一人だけ秀才が入ると、それだけで浮き上がってしまう。
ちょっと地元で賢かったからと天狗になっていたら、東大入学後は、下から数えた方が早い落ちこぼれになってしまうのだから。それに耐えられなくなって、精神を病んでしまう人がいると聞いたことがある。
それは卒業してからも、ずっと引きずっているというから、がり勉していく大学でないことがうかがい知れる。
その点、女子は気楽でいい。なんだかんだ言っても、結婚相手次第だから、バカ女子大卒業していても、お股がゆるゆるでも、いい男を捕まえた者勝ちという面がある。
大学で捕まえられなくても、いい会社に入って、そこで社内恋愛をして結婚すればいいのだから。
だからおしゃれにばかり気を遣って、中身をアップデートできないから、いくつになっても、中身子供のままでおばあちゃんになって、死んでいくという人生。
京都駅に東京組を迎えに行く。ホテルまでは、専用の無料バスが出ているので、それに乗ってもらう。
東大女子学生から、内緒で「いい人を紹介してくれて、ありがとうね」とお礼を言われている。
チラリと男子学生を見ると、カノジョが気になるようで、チラチラと見ている。
「いいの?明日二次会で合コンもどきがあるよ?」
「いいに決まっているじゃん!だって、彼氏と一緒にいられるのだもん」
あら、それはご馳走様でした。
「親からは、大学で彼氏を見つけてこい!って、うるさく言われていたけど、なかなか……、でも檸檬が紹介してくれて、ありがとう感謝している」
別に紹介したわけではないけど、ま、そこのところは見解の相違ということで、別にどうでもいいか?需要と供給のバランスが取れたって理解でいいよね?
ペチャクチャとおしゃべりしている間にホテルのロータリーに流れ込むようにバスが着いた。ベルボーイが、次々と荷物を抱えて、エントランスをくぐる。
小高い山の中腹に蹴上ホテルは建っているので、京都市内を一望できる。皇室や外国の国賓も泊まられる由緒あるホテルの中庭は、それはそれは目を見張る格調高さと美しさがある。
そこで夜景を見ながら、愛を語られでもすれば、檸檬とて、どうなるかわからない。翔君が横にべったりくっついているから、どうにもならないことはわかっている。
東京組には、ツインの部屋をそれぞれ用意して、朝食だけを付け、夜は自由食とする。もっとも、男子東大生と麻布高校出身者の女子大生は、それぞれ合コン会場へ向かってもらうので、夜ご飯は、そこで済ませてもらうつもりでいるから問題はない。
東大生カップルは、申し合わせて、カップル同士で、一部屋になるようにしているみたい。麻布の方は、今夜帰ってくるかどうかも怪しいもので、保護者じゃないから、いちいち目を光らせたりはしないが、品行方正だけは守ってよね。と言いたい。
最初に予定していた集合場所への同行はしなくていいことになり、それぞれが「レモン会」で予約を取り、入店するとき「レモン会」であることを告げることになった。
それで檸檬の家に女子東大生を招待して、そこで一緒に夜ご飯を食べることになり、翔君とのなれそめを聞かれ、大盛り上がりする。
「私ね。檸檬が真っ先に結婚するなんて、全然思わなかったよ。だって、檸檬ったら、ものすごいオクテで、清く美しく、を地で行っているような天然記念物だったもの」
「はい。檸檬を口説くことで、精一杯で苦労しました」
「あ、やっぱり!」
「それで、どうやって、落としたのですか?」
「いや、それはその……」
急に翔君が口ごもる。雨宿りして、たまたま入ったカフェで、お隣から変な声が聞こえてきたから、なんて話言えるわけがない!
「誠心誠意、口説きました」
「きゃあっー」
え?話がすり替わっている?いいけど、みんな喜んでくれているみたいだから。
男子東大生の方は、せっかくできたカノジョとの夜を楽しみたいものだから気もそぞろになって、早々に戻ってきた。
東山女子大生とは、合わなかったのか?どうかわからない。
-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-
次の日、いよいよ結婚式当日の朝、宇治屋清兵衛さん、千利休宗匠様、織田信長公、森蘭丸様とのネームプレートを急遽ホテル側に用意してもらって、新郎新婦の席から一番近いセンターのテーブルに着席してもらうことにする。
何かあれば、対処できるから。上垣内家の父は利休様が披露宴に来ることは承知していたが、利休様つながりで信長公まで来ることに大いに困惑している。
でも、上垣内家と少なからず、ご縁があるお方なので承諾したというところ。
朝比奈家の来賓は、俳優がなぜ?センターの一番良い席にいるのか理解できないといった風で、中には受付に、朝比奈家に文句を垂れている人までいる。
一応、信長公と森蘭丸様には、現代では銃刀法という法律があるので、真剣はもってこられないと説明をしたけど……、腰に刀がないと落ち着かないと言われ、それなら模擬刀で、とお願いしたところ、渋々だが承知してくれたのでホっとする。
現代、本物は本能寺の宝物庫の中に展示されている。森蘭丸様の刀は150センチはあろうかという名がい刀で、ジっと見ていると気分がおかしくなるので、凝視してはいけないという注意書きがされている。
よく書物では、森蘭丸様は、信長公のイロで夜のお相手を務めていたことから、ナヨナヨした女性的な小姓として描かれているものが多いが、あの長い刀を戦場で振り回していることから、そんな細身の色男ではなかったことを物語っている。
現に、今、披露宴会場に来ている森蘭丸様は、身長180センチメートルを超す千利休様よりも背が高く、筋骨隆々としたお方であらせられる。
信長公も、戦国武将にしては、大男で……、要するに信長公は、自分の側近に貧相なちんちくりんの男は好まなかったということだろう。
だからサルが、自分の後継者として名乗りを上げ天下人になったことが許せない!ということだと思う。
そらぁそうだわ。同じ大学の学生同士だもの、価値観やお頭の中身のつり合いがとれるというもの。
ということは、脳筋男も自称イケメンもカノジョができたということか!?いや、実にめでたい。
それでも律儀に、合コンへ出席すると言うあたり、東大生の良いところと言える。
同じ大学同士、相手を信頼できるということもあるのだろうが、合コンでお持ち帰りされる何てこと考えないのかしらね。
別に断ってくれてもいいわよ?と思っているけど、男女とも行く気満々なのだから仕方がない。
対する麻布高校出身者の女子大生は、のんきなものでカップリングが成立していることすら気づいていないみたいで、「東大生はがり勉していて、面白みがない」なんて、ほざいている。
それは、アンタらに魅力がないからでは?と思っているけど、LIMEには、京大生と良い出会いがありますように……。と当たり障りのない内容を送っている。
実際のところは、東大生は、おバカな女子大生を相手にしていない。研究者や官僚として生きるのであれば、上司の娘としか、結婚相手として見ていない。下手に遊ぶと出世に影響するので、ほどほどにしかハメを外せない。
早稲田義塾大学のようなバカはできない。自分の勝ちというものをイヤと言うほどわかっている。
だいたい京大はどうか知らないけど、東大なんて、がり勉していく大学ではないよ。地頭が本当に良くない人が入ったら悲惨よ。周りは天才ばかりの集団の中に一人だけ秀才が入ると、それだけで浮き上がってしまう。
ちょっと地元で賢かったからと天狗になっていたら、東大入学後は、下から数えた方が早い落ちこぼれになってしまうのだから。それに耐えられなくなって、精神を病んでしまう人がいると聞いたことがある。
それは卒業してからも、ずっと引きずっているというから、がり勉していく大学でないことがうかがい知れる。
その点、女子は気楽でいい。なんだかんだ言っても、結婚相手次第だから、バカ女子大卒業していても、お股がゆるゆるでも、いい男を捕まえた者勝ちという面がある。
大学で捕まえられなくても、いい会社に入って、そこで社内恋愛をして結婚すればいいのだから。
だからおしゃれにばかり気を遣って、中身をアップデートできないから、いくつになっても、中身子供のままでおばあちゃんになって、死んでいくという人生。
京都駅に東京組を迎えに行く。ホテルまでは、専用の無料バスが出ているので、それに乗ってもらう。
東大女子学生から、内緒で「いい人を紹介してくれて、ありがとうね」とお礼を言われている。
チラリと男子学生を見ると、カノジョが気になるようで、チラチラと見ている。
「いいの?明日二次会で合コンもどきがあるよ?」
「いいに決まっているじゃん!だって、彼氏と一緒にいられるのだもん」
あら、それはご馳走様でした。
「親からは、大学で彼氏を見つけてこい!って、うるさく言われていたけど、なかなか……、でも檸檬が紹介してくれて、ありがとう感謝している」
別に紹介したわけではないけど、ま、そこのところは見解の相違ということで、別にどうでもいいか?需要と供給のバランスが取れたって理解でいいよね?
ペチャクチャとおしゃべりしている間にホテルのロータリーに流れ込むようにバスが着いた。ベルボーイが、次々と荷物を抱えて、エントランスをくぐる。
小高い山の中腹に蹴上ホテルは建っているので、京都市内を一望できる。皇室や外国の国賓も泊まられる由緒あるホテルの中庭は、それはそれは目を見張る格調高さと美しさがある。
そこで夜景を見ながら、愛を語られでもすれば、檸檬とて、どうなるかわからない。翔君が横にべったりくっついているから、どうにもならないことはわかっている。
東京組には、ツインの部屋をそれぞれ用意して、朝食だけを付け、夜は自由食とする。もっとも、男子東大生と麻布高校出身者の女子大生は、それぞれ合コン会場へ向かってもらうので、夜ご飯は、そこで済ませてもらうつもりでいるから問題はない。
東大生カップルは、申し合わせて、カップル同士で、一部屋になるようにしているみたい。麻布の方は、今夜帰ってくるかどうかも怪しいもので、保護者じゃないから、いちいち目を光らせたりはしないが、品行方正だけは守ってよね。と言いたい。
最初に予定していた集合場所への同行はしなくていいことになり、それぞれが「レモン会」で予約を取り、入店するとき「レモン会」であることを告げることになった。
それで檸檬の家に女子東大生を招待して、そこで一緒に夜ご飯を食べることになり、翔君とのなれそめを聞かれ、大盛り上がりする。
「私ね。檸檬が真っ先に結婚するなんて、全然思わなかったよ。だって、檸檬ったら、ものすごいオクテで、清く美しく、を地で行っているような天然記念物だったもの」
「はい。檸檬を口説くことで、精一杯で苦労しました」
「あ、やっぱり!」
「それで、どうやって、落としたのですか?」
「いや、それはその……」
急に翔君が口ごもる。雨宿りして、たまたま入ったカフェで、お隣から変な声が聞こえてきたから、なんて話言えるわけがない!
「誠心誠意、口説きました」
「きゃあっー」
え?話がすり替わっている?いいけど、みんな喜んでくれているみたいだから。
男子東大生の方は、せっかくできたカノジョとの夜を楽しみたいものだから気もそぞろになって、早々に戻ってきた。
東山女子大生とは、合わなかったのか?どうかわからない。
-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-
次の日、いよいよ結婚式当日の朝、宇治屋清兵衛さん、千利休宗匠様、織田信長公、森蘭丸様とのネームプレートを急遽ホテル側に用意してもらって、新郎新婦の席から一番近いセンターのテーブルに着席してもらうことにする。
何かあれば、対処できるから。上垣内家の父は利休様が披露宴に来ることは承知していたが、利休様つながりで信長公まで来ることに大いに困惑している。
でも、上垣内家と少なからず、ご縁があるお方なので承諾したというところ。
朝比奈家の来賓は、俳優がなぜ?センターの一番良い席にいるのか理解できないといった風で、中には受付に、朝比奈家に文句を垂れている人までいる。
一応、信長公と森蘭丸様には、現代では銃刀法という法律があるので、真剣はもってこられないと説明をしたけど……、腰に刀がないと落ち着かないと言われ、それなら模擬刀で、とお願いしたところ、渋々だが承知してくれたのでホっとする。
現代、本物は本能寺の宝物庫の中に展示されている。森蘭丸様の刀は150センチはあろうかという名がい刀で、ジっと見ていると気分がおかしくなるので、凝視してはいけないという注意書きがされている。
よく書物では、森蘭丸様は、信長公のイロで夜のお相手を務めていたことから、ナヨナヨした女性的な小姓として描かれているものが多いが、あの長い刀を戦場で振り回していることから、そんな細身の色男ではなかったことを物語っている。
現に、今、披露宴会場に来ている森蘭丸様は、身長180センチメートルを超す千利休様よりも背が高く、筋骨隆々としたお方であらせられる。
信長公も、戦国武将にしては、大男で……、要するに信長公は、自分の側近に貧相なちんちくりんの男は好まなかったということだろう。
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