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エチーゴのウエスーギ王は、女王であった。
ケントは大河では男として描かれていたのに、と思うがどういうわけかチャチャと女王が意気投合してしまう。でもここは異世界、大河の世界とは違うから、納得する。
チャチャは、タヌキからもらったお供えのお酒を女王とともに呷る。二人は朝まで飲んだくれていて、なかなかチャチャを抱くチャンスが来ないので、少々イラつく。
それに飲んだくれの聖女様なんて、偽物だと言われたら、たまらないので、嫌がるチャチャを無理やり女王から引き剥がし、バンブー王の元へ引き返すことに決める。
ウエスーギ女王は、残念そうにしていたが、タヌキの酒を全部渡したら、快く二人を送り出してくれたのである。
アルコールは、女性を淫乱にするから、あまりチャチャには飲ませられない。
またカモシカの姿に化け、バンブー王の元へ急ぐといつの間にかトヨトミ側に取り囲まれていたのである。
ウエスーギ女王が密告した?と思ったら、女王は酒の飲み過ぎで、ぶっ倒れ、家督争いのために垂れ込まれたようだったのである。
カモシカの姿をとり、チャチャとケントは背中合わせに立つ。
「聖女様、お迎えに参りました。どうぞ、こちらへ。そして、ケント・オーノ殿は家まで送り届けるように仰せつかっております。手荒な真似は致しませんから、どうぞご安心ください。」
そう言いながら、武器は構えたままである。ケントはこっそり結界を張る。腐る結界である。
「チャチャ、行こう。」
「え?でも……。」
「大丈夫だ。俺を信じろ!」
二人が、前方へ進もうとすると、すかさずトヨトミが拘束しようと近づくが、結界があるため、一歩も近寄れない。
「聖女様、どうかその結界を取り除き、降伏していただけませんか?」
「この結界は、われらに対し、悪意と危害を加えるものに対し、発動する結界である。真にわれらに対する安全の保障があれば、おのずと結界は消え失せるものだ。口ではいくらきれいごとを並べても結界は騙されない。」
「では、力づくでいかせてもらおう。子供だからとはいえ、容赦はせぬぞ。」
体当たりで最初は、人程度でぶつかってこられる。ケントは、すかさず30倍返しを発動する。10人なら300人の力で押し戻されるのである。100人なら3000人、ケントは前世で見た海〇館の魚気分である。大の大人が水族館のガラスにぶつかっては、弾き飛ばされる。
ついには、鉄砲に大砲まで持ち出してこられた。鉛の弾が突き抜けるのだろうか?少々心配になったケントは、防弾ガラスをイメージして、さらに結界に上書きする。
鉄砲、大砲とも見事に結界が弾いた。弾かれた先を見ると大惨事になっていく。まるで機関銃で連射したかのような後、それでもなおトヨトミは、「放てー!」とやっている。
なんだかめんどくさくなってきたケントは、チャチャの手を握り、隠蔽魔法をかけ、透明人間になってからカモシカ姿で駆け抜けることにする。
突然、二人の姿が消え、一陣の風だけが吹きすさび、トヨトミ側は慌てふためいている。
「奴らは何処へ行った?大人をからかうとは、捕まえてお仕置きをしてやる!」
ちゃんと聞こえてますよ。トヨトミには、絶対に捕まるわけにはいかない。ケントは、ヨネザー国に向かうか、シナノに戻るか、悩み結局、オダニを選ぶ。地の利があるオダニのほうが何かと逃げやすい。
サルの本陣に着くと、サルはチャチャのためにドレスを誂えていて、それを見ながら酒を飲んでいた。そのドレスは、スケスケ仕様で向こう側が丸見えになっているものであった。
「早く、キャサリンにこれを着せたいのぉ、そして命乞いをさせているところを甚振って、儂がすべてを頂く。ふふふ。楽しみじゃのぉ。エチーゴからの知らせが待ち遠しいわ。」
げ!気持ち悪い。
チャチャを見ると、なぜか目を潤ませあのドレスを見つめている。
あのスケスケドレスが着たいらしい。なぜ?
チャチャはケントを誘惑するためにあれが欲しいという。あんなもの着なくても十分、魅力的だよ。コソコソ喋っていると、サルに見つかってしまう。
「誰だ!曲者だぁ!そこにいるのは、誰だ!出てこい!卑怯者め!」
チャチャは考えがあるからと一人だけ隠蔽魔法を解いて、と言う。
「わたくしがキャサリン・オーノでございます。そのドレスを拝見し、ぜひ着てみたくなりましたもので。」
そこへトヨトミ兵士がなだれ込んできた。
「誰も呼んでおらぬわ。邪魔するでない!」
扉や窓を閉め内側からカギをかけ、今にもよだれをたらさんとばかりにチャチャを見つめている。
「ほぅ、ひとりで参られたか?」
「はい。その天女様の羽衣のようなドレスをわたくしにくださいますか?」
「おお、おお、もちろんであるとも、さ、さ、こちらへ参られよ。」
「まぁ、きれい!本当にいただいてもよろしいのかしら?」
「儂が着せて進ぜよう。後ろを向かれよ。そのドレスをまず脱ぐのじゃ。」
「恥ずかしいですわ。わたくし一人が裸になるのは。殿下?陛下?もご一緒に脱いでくださるのなら。」
「儂は、すぐ脱げるのだぞ。」
サルは、すっぽんぽんになる。貧相なカラダだが、あそこだけは異様に大きい。
「まぁ、ご立派なおカラダですこと。」
「嬉しいことを言ってくれるな、ほら、姫も約束通り、脱ぐのじゃ。」
誰がそんな約束した?
チャチャは、手招きして、サルのあそこを結界に触れさせる。
一瞬、強烈に熱い!と感じたが、一瞬だったので、気にせず、近寄ろうとすると、チャチャはするりとカラダを翻し、逃げてしまう。
「キャサリン待たんか!儂が欲しいのであろう。」
「いやん、だめぇー!」
わざと嬌声をあげる。廊下で見張りをしている兵士は、
「サルが女を連れ込んでいるのだ。ばかばかしい。」
いつものことと言わんばかりに大きくため息をつき、その場から離れる。聞いてられないからだ。
「こら、逃げるな!逃げるでない。痛くないようにいたすから、待て。」
サルは己がだんだん腐ってきていることに気づかないでいる。ケントは面白くなってきたので、自身も女に化けて、サルを挑発し始める。
「お!なんだ、キャサリンだけかと思っていたのに、ここにもカワイコちゃんがいたのか?おいで!3人で楽しもうよ。オジサンが手取り足取り教えてやるよ。」
そのうち、サルの足が止まる。なぜか、一歩も前に踏み出せないのだ。足元が暗いから、よく見えない。
でもチャチャとケントには、何が起こっているのか、よくわかる。サルの足の指は全部腐って、粉々になっている。その壊死は足の甲まで広がり、やがて立ってられなくなってしまうだろう。
同様に肩、尻の半分は壊死して完全に消滅している。頭と首、胴体と両腕だけがどうにか付いている状態なのである。
チャチャは逃げるふりをしながら少しずつ結界に触れさせている。とどめに顔と両手を結界に触れさせると、全身が腐り始め、やがて粉々になっていく。ただ、目だけはまだ腐らずチャチャを追いかけているので、ケントとチャチャはわざとサルに見せつけるかのように、その場で愛し合う。
チャチャは大げさに喜びの声を上げ、イった。サルの目からは涙がこぼれ、そのまま粉になる。
二人を包んでいる結界をやがて、どんどん広げていき、トヨトミ軍は消滅していく。オダニに賛同していたシンパだけが残る。
アケチル侯爵もトヨトミを手引きしたので、侯爵家の周りに腐る結界を張ったら、一歩も外へ出られなくなり、餓死し腐り、その後粉々になったのである。
こうして、二人はオダニを守り、キャサリン・オーノが国を治める初代女王となる。
ケント君が聖女様である限り、国は繁栄し、存続するのである。
ケントは大河では男として描かれていたのに、と思うがどういうわけかチャチャと女王が意気投合してしまう。でもここは異世界、大河の世界とは違うから、納得する。
チャチャは、タヌキからもらったお供えのお酒を女王とともに呷る。二人は朝まで飲んだくれていて、なかなかチャチャを抱くチャンスが来ないので、少々イラつく。
それに飲んだくれの聖女様なんて、偽物だと言われたら、たまらないので、嫌がるチャチャを無理やり女王から引き剥がし、バンブー王の元へ引き返すことに決める。
ウエスーギ女王は、残念そうにしていたが、タヌキの酒を全部渡したら、快く二人を送り出してくれたのである。
アルコールは、女性を淫乱にするから、あまりチャチャには飲ませられない。
またカモシカの姿に化け、バンブー王の元へ急ぐといつの間にかトヨトミ側に取り囲まれていたのである。
ウエスーギ女王が密告した?と思ったら、女王は酒の飲み過ぎで、ぶっ倒れ、家督争いのために垂れ込まれたようだったのである。
カモシカの姿をとり、チャチャとケントは背中合わせに立つ。
「聖女様、お迎えに参りました。どうぞ、こちらへ。そして、ケント・オーノ殿は家まで送り届けるように仰せつかっております。手荒な真似は致しませんから、どうぞご安心ください。」
そう言いながら、武器は構えたままである。ケントはこっそり結界を張る。腐る結界である。
「チャチャ、行こう。」
「え?でも……。」
「大丈夫だ。俺を信じろ!」
二人が、前方へ進もうとすると、すかさずトヨトミが拘束しようと近づくが、結界があるため、一歩も近寄れない。
「聖女様、どうかその結界を取り除き、降伏していただけませんか?」
「この結界は、われらに対し、悪意と危害を加えるものに対し、発動する結界である。真にわれらに対する安全の保障があれば、おのずと結界は消え失せるものだ。口ではいくらきれいごとを並べても結界は騙されない。」
「では、力づくでいかせてもらおう。子供だからとはいえ、容赦はせぬぞ。」
体当たりで最初は、人程度でぶつかってこられる。ケントは、すかさず30倍返しを発動する。10人なら300人の力で押し戻されるのである。100人なら3000人、ケントは前世で見た海〇館の魚気分である。大の大人が水族館のガラスにぶつかっては、弾き飛ばされる。
ついには、鉄砲に大砲まで持ち出してこられた。鉛の弾が突き抜けるのだろうか?少々心配になったケントは、防弾ガラスをイメージして、さらに結界に上書きする。
鉄砲、大砲とも見事に結界が弾いた。弾かれた先を見ると大惨事になっていく。まるで機関銃で連射したかのような後、それでもなおトヨトミは、「放てー!」とやっている。
なんだかめんどくさくなってきたケントは、チャチャの手を握り、隠蔽魔法をかけ、透明人間になってからカモシカ姿で駆け抜けることにする。
突然、二人の姿が消え、一陣の風だけが吹きすさび、トヨトミ側は慌てふためいている。
「奴らは何処へ行った?大人をからかうとは、捕まえてお仕置きをしてやる!」
ちゃんと聞こえてますよ。トヨトミには、絶対に捕まるわけにはいかない。ケントは、ヨネザー国に向かうか、シナノに戻るか、悩み結局、オダニを選ぶ。地の利があるオダニのほうが何かと逃げやすい。
サルの本陣に着くと、サルはチャチャのためにドレスを誂えていて、それを見ながら酒を飲んでいた。そのドレスは、スケスケ仕様で向こう側が丸見えになっているものであった。
「早く、キャサリンにこれを着せたいのぉ、そして命乞いをさせているところを甚振って、儂がすべてを頂く。ふふふ。楽しみじゃのぉ。エチーゴからの知らせが待ち遠しいわ。」
げ!気持ち悪い。
チャチャを見ると、なぜか目を潤ませあのドレスを見つめている。
あのスケスケドレスが着たいらしい。なぜ?
チャチャはケントを誘惑するためにあれが欲しいという。あんなもの着なくても十分、魅力的だよ。コソコソ喋っていると、サルに見つかってしまう。
「誰だ!曲者だぁ!そこにいるのは、誰だ!出てこい!卑怯者め!」
チャチャは考えがあるからと一人だけ隠蔽魔法を解いて、と言う。
「わたくしがキャサリン・オーノでございます。そのドレスを拝見し、ぜひ着てみたくなりましたもので。」
そこへトヨトミ兵士がなだれ込んできた。
「誰も呼んでおらぬわ。邪魔するでない!」
扉や窓を閉め内側からカギをかけ、今にもよだれをたらさんとばかりにチャチャを見つめている。
「ほぅ、ひとりで参られたか?」
「はい。その天女様の羽衣のようなドレスをわたくしにくださいますか?」
「おお、おお、もちろんであるとも、さ、さ、こちらへ参られよ。」
「まぁ、きれい!本当にいただいてもよろしいのかしら?」
「儂が着せて進ぜよう。後ろを向かれよ。そのドレスをまず脱ぐのじゃ。」
「恥ずかしいですわ。わたくし一人が裸になるのは。殿下?陛下?もご一緒に脱いでくださるのなら。」
「儂は、すぐ脱げるのだぞ。」
サルは、すっぽんぽんになる。貧相なカラダだが、あそこだけは異様に大きい。
「まぁ、ご立派なおカラダですこと。」
「嬉しいことを言ってくれるな、ほら、姫も約束通り、脱ぐのじゃ。」
誰がそんな約束した?
チャチャは、手招きして、サルのあそこを結界に触れさせる。
一瞬、強烈に熱い!と感じたが、一瞬だったので、気にせず、近寄ろうとすると、チャチャはするりとカラダを翻し、逃げてしまう。
「キャサリン待たんか!儂が欲しいのであろう。」
「いやん、だめぇー!」
わざと嬌声をあげる。廊下で見張りをしている兵士は、
「サルが女を連れ込んでいるのだ。ばかばかしい。」
いつものことと言わんばかりに大きくため息をつき、その場から離れる。聞いてられないからだ。
「こら、逃げるな!逃げるでない。痛くないようにいたすから、待て。」
サルは己がだんだん腐ってきていることに気づかないでいる。ケントは面白くなってきたので、自身も女に化けて、サルを挑発し始める。
「お!なんだ、キャサリンだけかと思っていたのに、ここにもカワイコちゃんがいたのか?おいで!3人で楽しもうよ。オジサンが手取り足取り教えてやるよ。」
そのうち、サルの足が止まる。なぜか、一歩も前に踏み出せないのだ。足元が暗いから、よく見えない。
でもチャチャとケントには、何が起こっているのか、よくわかる。サルの足の指は全部腐って、粉々になっている。その壊死は足の甲まで広がり、やがて立ってられなくなってしまうだろう。
同様に肩、尻の半分は壊死して完全に消滅している。頭と首、胴体と両腕だけがどうにか付いている状態なのである。
チャチャは逃げるふりをしながら少しずつ結界に触れさせている。とどめに顔と両手を結界に触れさせると、全身が腐り始め、やがて粉々になっていく。ただ、目だけはまだ腐らずチャチャを追いかけているので、ケントとチャチャはわざとサルに見せつけるかのように、その場で愛し合う。
チャチャは大げさに喜びの声を上げ、イった。サルの目からは涙がこぼれ、そのまま粉になる。
二人を包んでいる結界をやがて、どんどん広げていき、トヨトミ軍は消滅していく。オダニに賛同していたシンパだけが残る。
アケチル侯爵もトヨトミを手引きしたので、侯爵家の周りに腐る結界を張ったら、一歩も外へ出られなくなり、餓死し腐り、その後粉々になったのである。
こうして、二人はオダニを守り、キャサリン・オーノが国を治める初代女王となる。
ケント君が聖女様である限り、国は繁栄し、存続するのである。
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