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第1章
6.十三参り
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それから10年の月日が瞬く間に過ぎていき、今やランジェリー産業とレース産業はコペンハーゲン国の二大産業としての地位を確立している。
ルミアマリーゼは、3歳の頃より神童、神娘、聖女という二つ名をほしいままにしているのであるが、本人はもちろんそんなものを望んでいるわけではない。
ただ、ひたすら幸せな結婚を望んでいるだけで、戦略的野望は何一つ持たない。
コペンハーゲン国では、子供が13歳になると教会へ出向き、保有魔法の属性と将来の特性を授かりに行く習わしがある。
ちょうど前世の十三参りと同じ要領で、十三参りは法輪寺というお寺で虚空蔵菩薩様から知恵を貰いに行く。嵐山の渡月橋を渡っていくが、帰りは絶対に振り返ってはいけないという習わしがある。それというのも、せっかく頂いた知恵が零れ落ちてしまうという理由から。
前世、真理子の母は京都出身者だったので、真理子も京都へ行ったときにおべべ(着物)を着せられ、お参りに行ったもの。
ルミアマリーゼは、もう聖女様になることは確定しているので、今更行ったところで……という気持ちもある。
そのことを父に言うと、
「やはり、聖女様だったのか……。我がロマノフ公爵家としては、大変、名誉なことで嬉しく思うが、ルミアマリーゼが望んでいる幸せな結婚は難しくなると思うよ。今日は、教会に行かずに家でやり過ごすといい」
「え!なぜでございますか……?家として、名誉なことなのに、わたくしが聖女様だということが分かれば、幸せになれないとは、どういうことなのでしょうか?」
「う……!聖女様として生きることを義務付けられ、……聖女様だということが知られれば、王家が黙っておらず、王族かもしくは王子の嫁にという声がかかるは必定。となると女性としての幸せはなくなってしまうからだ。ルミアマリーゼにはまだ早い話だ。そのうち、わかる時は来るだろうが、それではもう手遅れになってしまう」
「???」
結局、その日、教会行きは見送りとなったが、後日、教会側がロマノフ家に接触を試みてきた。
「ご令嬢は、聖女様ではないか?という呼び声が高いにも関わらず、何故、先だっての聖女判定会にお越しにならなかったのでございますか?よもや、ロマノフ家は王国に対して、聖女様の存在を秘匿なさるおつもりではあるまいな?」
小太りの司祭様は、馬車から降りて、玄関まで来ただけだというのに、歩数にすれば5歩~10歩といったところなのに、もう額にうっすらと汗をにじませている。
お父様は、冷や汗をかきながら、苦しい言い訳をする。
「いや、そういうわけではないのですが、その日、たまたまルミアマリーゼは風邪をひいてしまい、熱がありましたので、外出を控えさせていただきました」
「さようでございますか?それでは、この場で聖女様の判定会をさせていただいても、構わないでしょうか?」
「はい?」
「外出を控えていらっしゃる様子でしたので、ほれ、もう聖騎士の用意もさせていただいております。今すぐ、令嬢をこちらに呼んでいただいて、あ、すぐ済みますから、ご安心ください。そして、聖騎士となる候補者も3人連れて参っておる次第でございますので、どれでも好きなものを選んでくださったら、よろしいかと存じます」
「そんな聖騎士だなんて、当家にも騎士はおりますし……」
「聖女様であれば、国教会の宝でございますし、ひいてはコペンハーゲン国の宝といっても過言ではございません。きちんとした聖騎士が聖女様をお守りするのは、当然のことと言えますでしょう?」
お父様はそれ以上の抵抗は無駄だと諦め、執事にルミアマリーゼを呼んでくるように伝言する。
ルミアマリーゼは、普段着のワンピースからドレスに着替え、薄化粧をしてから応接室に内瘻とした途端、何かがそれを遮ろうとした。
「?」
今のは、何だったんだろう?不思議に思いながらも、応接室に入る。目の前には、バレーボールぐらいの大きさの水晶玉が置かれている。教会にあるもののスペアらしい。それに手をかざすように、言われたけど、コレって、アレだな?これで手をかざすと聖女様だということがバレてしまうやつだ。
でも、無言の圧が重くて、コワイ。とても抗えるような雰囲気ではない。
どうしようか、躊躇していると、また、そこにさっきのお化けのQちゃんのような半透明の白いものが飛び出してきて、しきりにルミアマリーゼに媚びている様子だが、他の人たちには見えていない。
Qちゃんは、しきりにアピールをしている様子だけど、何をアピールしているのか、まったくルミアマリーゼに伝わらない。
そのQちゃんをジッと見ると、なんだか死んだお祖父ちゃんに見えてきた。まさかね。
「お祖父ちゃん……?」
日本語で小さく呟いたので、他の人たちには聞こえていないはず。
お祖父ちゃんは、嬉しそうにパタパタと飛び回っている。でも、何しに来たのよ!それに、転生するとき、あの白い部屋で私に何が言いたかったわけ?あまりにも、聞きたいことが多すぎて、うまく喋れない。
ルミアマリーゼは、3歳の頃より神童、神娘、聖女という二つ名をほしいままにしているのであるが、本人はもちろんそんなものを望んでいるわけではない。
ただ、ひたすら幸せな結婚を望んでいるだけで、戦略的野望は何一つ持たない。
コペンハーゲン国では、子供が13歳になると教会へ出向き、保有魔法の属性と将来の特性を授かりに行く習わしがある。
ちょうど前世の十三参りと同じ要領で、十三参りは法輪寺というお寺で虚空蔵菩薩様から知恵を貰いに行く。嵐山の渡月橋を渡っていくが、帰りは絶対に振り返ってはいけないという習わしがある。それというのも、せっかく頂いた知恵が零れ落ちてしまうという理由から。
前世、真理子の母は京都出身者だったので、真理子も京都へ行ったときにおべべ(着物)を着せられ、お参りに行ったもの。
ルミアマリーゼは、もう聖女様になることは確定しているので、今更行ったところで……という気持ちもある。
そのことを父に言うと、
「やはり、聖女様だったのか……。我がロマノフ公爵家としては、大変、名誉なことで嬉しく思うが、ルミアマリーゼが望んでいる幸せな結婚は難しくなると思うよ。今日は、教会に行かずに家でやり過ごすといい」
「え!なぜでございますか……?家として、名誉なことなのに、わたくしが聖女様だということが分かれば、幸せになれないとは、どういうことなのでしょうか?」
「う……!聖女様として生きることを義務付けられ、……聖女様だということが知られれば、王家が黙っておらず、王族かもしくは王子の嫁にという声がかかるは必定。となると女性としての幸せはなくなってしまうからだ。ルミアマリーゼにはまだ早い話だ。そのうち、わかる時は来るだろうが、それではもう手遅れになってしまう」
「???」
結局、その日、教会行きは見送りとなったが、後日、教会側がロマノフ家に接触を試みてきた。
「ご令嬢は、聖女様ではないか?という呼び声が高いにも関わらず、何故、先だっての聖女判定会にお越しにならなかったのでございますか?よもや、ロマノフ家は王国に対して、聖女様の存在を秘匿なさるおつもりではあるまいな?」
小太りの司祭様は、馬車から降りて、玄関まで来ただけだというのに、歩数にすれば5歩~10歩といったところなのに、もう額にうっすらと汗をにじませている。
お父様は、冷や汗をかきながら、苦しい言い訳をする。
「いや、そういうわけではないのですが、その日、たまたまルミアマリーゼは風邪をひいてしまい、熱がありましたので、外出を控えさせていただきました」
「さようでございますか?それでは、この場で聖女様の判定会をさせていただいても、構わないでしょうか?」
「はい?」
「外出を控えていらっしゃる様子でしたので、ほれ、もう聖騎士の用意もさせていただいております。今すぐ、令嬢をこちらに呼んでいただいて、あ、すぐ済みますから、ご安心ください。そして、聖騎士となる候補者も3人連れて参っておる次第でございますので、どれでも好きなものを選んでくださったら、よろしいかと存じます」
「そんな聖騎士だなんて、当家にも騎士はおりますし……」
「聖女様であれば、国教会の宝でございますし、ひいてはコペンハーゲン国の宝といっても過言ではございません。きちんとした聖騎士が聖女様をお守りするのは、当然のことと言えますでしょう?」
お父様はそれ以上の抵抗は無駄だと諦め、執事にルミアマリーゼを呼んでくるように伝言する。
ルミアマリーゼは、普段着のワンピースからドレスに着替え、薄化粧をしてから応接室に内瘻とした途端、何かがそれを遮ろうとした。
「?」
今のは、何だったんだろう?不思議に思いながらも、応接室に入る。目の前には、バレーボールぐらいの大きさの水晶玉が置かれている。教会にあるもののスペアらしい。それに手をかざすように、言われたけど、コレって、アレだな?これで手をかざすと聖女様だということがバレてしまうやつだ。
でも、無言の圧が重くて、コワイ。とても抗えるような雰囲気ではない。
どうしようか、躊躇していると、また、そこにさっきのお化けのQちゃんのような半透明の白いものが飛び出してきて、しきりにルミアマリーゼに媚びている様子だが、他の人たちには見えていない。
Qちゃんは、しきりにアピールをしている様子だけど、何をアピールしているのか、まったくルミアマリーゼに伝わらない。
そのQちゃんをジッと見ると、なんだか死んだお祖父ちゃんに見えてきた。まさかね。
「お祖父ちゃん……?」
日本語で小さく呟いたので、他の人たちには聞こえていないはず。
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