ポイ活聖女様~結婚に慎重になり過ぎて💦今世はやりたいように生きる

青の雀

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第2章

17.お義父様と

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 そんなある日のこと、お義父様の陛下から呼び出しを受けることがあり、きちんと正装をしてから逢いに行く。

 なんでも、ご用向きは、学園を卒業後、ローランド様が正式に国王陛下に即位されるので、そうなれば後宮を建設しなおさなければならない。

 王妃となるルミアマリーゼも当然、後宮に入ることになり、子供たちと共に暮らすことが前提となるが、後宮は知っての通り、側室を書こう場所でもある。

 そこで若い女性の意見を取り入れ、どんな部屋で愛されたいか?ということを平たく聞かれてしまう。

「うーん。どんな部屋で?と言われましても、わたくしローランド様しか知らないものですから……」

 小首をちょこんとかしげて、ヤっていることはすごいことなのに、なぜだかまだ幼く可憐に見えてしまうところが美女効果なのか?

 いや、国王陛下は、ルミアマリーゼに美女効果が施されていることなど、ご存知ないはず。

「少し、案内しよう。お前たちは、下がっていろ」

 お義父様は、側近を下がらせ、ルミアマリーゼの手を取りエスコートしてくださる。

 着いた場所は、先年亡くなられたばかりの上王太后様が住まれていた後宮の残骸で、建物としては、残っているが、誰も今は住んでいない。

「各部屋には、防音魔法が施されていて、王家の子孫繁栄の願いが込められている」

 お義父様は、案内するように、各部屋を順番に見せてくださる。

「ここをルミアマリーゼの好きなように建て替えてもいいし、改装してもいいよ。気に入った部屋はあったかい?」

「お部屋の中にお風呂があった方が嬉しいですわ」

「なるほど……、それから?」

 催促されるような視線に耐えきれなくなり、ルミアマリーゼは、前々世のラブホを思い浮かべる。前々世は、友達から聞いたことがある程度で、具体的には何も知らないのだけど、あの頃は耳年増になっていて、キャァーキャァー騒いで、そういうことに長けている同級生から聞き出したもの。

「天井と、壁面を鏡張りにしてはいかがでしょうか?ランプの明かりが幻想的に反射して、雰囲気が盛り上がるのでは?」

「なるほど……風呂と鏡張りか……。ルミアマリーゼもスキモノだな?」

 お義父様は、フっと笑われて、指をパチンと鳴らされると今まで、廃墟のような部屋が急にガラス張りのお風呂と全面鏡張りの部屋に様変わりする。

「何を驚いている?王族は、誰でも、魔法ぐらいは使えるものさ。聖女様と毎晩楽しんでいるローランドは、さぞかし魔法が上手になっていると思うが……?」

「えっ!?存じ上げませんでしたわ」

 モジモジしているルミアマリーゼは、お義父様の手により、あっという間に全裸にされ、その場に押し倒されてしまう。

 実は、さっきから抱かれたくて、ウズウズしていたのだ。だって、美味しそうなんだもの。ローランド様より、ガタイがしっかりしていて、アソコもきっとイイに違いないという確信があった。

「ここでは、イヤですわ。ベッドの上がいい」

「ほう。どんなベッドが望みだ?自分で出せば、よかろう」

 魔法は、想念の一種。耳年増時代にさんざん聞かされていたベッドを想像してみるとそこに、回転ベッドが出現する。

「ガハハ。気に入ったぞ、ルミアマリーゼ、その方を側室にしてやる!いや、愛妻にしてやる!」

「え!でも、王妃様のジュリエット様はどうなさるのでございますか?」

「もちろん妻だが、あれはもう形だけの名前だけの妻なのだ。お飾りということではないが、もうローランドが生まれてから一度もしていないし、拒否されてばかりおる」

「お気の毒に……」

 前世、前々世、処女だったルミアマリーゼは、パートナーに拒否されるほど悲しいものはないことをよく知っているので、つい、言ってしまった。

「だから実質、一番の妻に絵う美亜マリーゼをしてやる!王妃としての権限をすべてルミアマリーゼに与えることを約束しよう」

 まだ押し倒されただけで、何もしていないのに、お義父様は上機嫌で、契約魔法をされる。

 そして、ご自分も一糸まとわぬ姿におなりになり、ルミアマリーゼに覆いかぶさり、優しく愛撫をしてくださる。

「あ、ああん」

「いい声だ。もっと聴かせてくれ!」

 お義父様のモノは予想していた通り、大きくて硬い。それはローランド様の比に及ばないものがあり、そこには埋めようがないほどの経験値としての差があるように感じた。

 実際は、ローランド様の方が量ははるかにしのぐのだが、長年したくてもできない状況に置かれていたのだから、妄想が妄想を呼び、男としてヤりたいことをすべて、この瞬間にぶつけているので真剣さが違う。

 その後も、ガラス張りの風呂場でイチャイチャして、何度もイカされて、クタクタになったはずなのに、お義父様といけないことをして、またポイントが増え、ホクホクしてしまう。

「ルミアマリーゼ、愛している。君を義娘としてではなく妻として愛してしまった。俺は恥ずかしいことに長年不能に陥っていて、妻では勃他なかったのだ。それが君といると、男としての自信を取りもどせたばかりか、何という幸福感を味わえて……もう天にも昇る心地になっているのだ。どうか、また抱かせてくれないか?もちろん、このことはローランドには秘密だが……内緒で会ってほしい」

「ええ。喜んで」

 ルミアマリーゼは、その部屋をルミアマリーゼが作り出す想念の世界、つまり異空間の中に入れ、身支度を整えてから王城の謁見の間に二人して、戻っていくのである。

 周囲の人には、一瞬、何が起こったかわからないが、いつになく国王陛下の顔色が良く、お元気そうなので安心する。

 あの夢のようなひとときは、二人の間では、長時間にも及ぶことだったが、周囲の人たちは、一瞬の出来事で一秒にも満たない。

 ただ、外に残された側近は、いつの間に陛下が戻られたのかわからない?という顔をしていた。
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