女の子になりたい・させたい

みお

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女の子…されど…男の子

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「なんか…いいことでもあった?」

突然、千尋姉ちゃんが僕に話しかける。

「う、ううん」

「そうなの。めちゃ、顔が嬉しそう」

「…」

さ、さすが…千尋姉ちゃん。
鋭い。

今日の放課後、視聴覚室での出来事。

真理ちゃんと先生に…女の子にしてもらったこと。

真理ちゃんが1日中…着ていたワンピースとキャミソールを身に付けたこと。

学校の廊下を…女の子の姿で…真理ちゃんと手をつないで歩いたこと。

女の子のパンツ、そしてタイツも履いた。

ドキドキもあったけれど…ワンピースの下からの入ってくる風が気持ちいい。

やっぱり…スカートって…いいなぁ。

そして、何より…1日中着ていたワンピースとキャミソール…真理ちゃんを…感じたこと。

真理ちゃんの匂い。

着る時…脱ぐ時…直接…自分の顔に…キャミの布地が当たる。

「ほらっ、やっぱり…」

「えっ?」

「ぼぉーっとしちゃって…何…思い出してたの?」

「な、なんでもないってっ」

「ふーん。なんか変な…純」

ふぅ。危ない…危ない。

僕が…お風呂場で…女の子の格好をしていたのを知っている千尋姉ちゃん。

メイクをしたのも知っている。

「純…私の部屋に来ない?」

「えっ?」

「女の子にしてあげようか?」

「えっ、でも…」
今日は…お母さんが夜勤でいないことは知っているが…朋姉ちゃんは…いつ帰ってくるかわからない。

「朋ちゃんは…大丈夫だよ。さっき、友達の家に遊びに行って…友達の家でご飯食べてるって言ってたから…帰ってくるのは9時過ぎだから」

「う、うん」

「おいでっ」

千尋姉ちゃんは…僕の手をひっぱる。

ま、まさか…今日1日で…2回も…女の子になれるなんて…

「こっちにいらっしゃい」

千尋お姉ちゃんの部屋に入る。

お姉ちゃんは…自分のタンスから自分のブラとパンツを取り出した。

そして…
「純、裸になりなさい」

「えっ」
さすがに兄弟であっても…お姉ちゃんの前で裸になるのは抵抗がある。

「ほら、早くしなさい」

真ん中の朋お姉ちゃんならともかく、千尋お姉ちゃんのこんな口調は初めてだ。

いつも…そしてずっと優しい千尋お姉ちゃんではなかった。

でも、決して怒ってる感じではない。

口調は厳しくても…いつもの優しい顔だ。

僕は…ゆっくり服を脱ぐ。
お姉ちゃんは…ずっと僕を見つめている。

「下着もよ」

「う、うん」

僕は…シャツとパンツを脱いだ。

「何、前を隠してるの?」

「だ、だって」

「うん?だって…何?」

「は、恥ずかしい」

「何、言ってるの?純が小さい頃から、一番一緒にお風呂入ってる誰?」

「そ、それは…千尋お姉ちゃんだけど」

「純のおちんちんなんて…知ってるわよ」

「う、うん」

でも、でも…僕だって…もう小5だし…

「うん?もしかして…純。おちんちんの周りに毛でも生えた?」

「えっ」

「なーんだ。まだじゃない」
お姉ちゃんの手は…容赦なく…僕の下半身を隠す手を振り払う。

「ふふっ、可愛いままね」
お姉ちゃんが…僕のおちんちんを指で掴む。

「うっ」

「なに、ビクッってさせてるの?」

「だって、こんなことされたら…」

「うん?こんなことされたら?」

「…」

「大きくなっちゃうのかな?」
お姉ちゃんが…今度は…僕のおちんちんを握る。

「や、やめてっ」

「ははっ、大きくなったわっ。ドクドクしてる」

「お姉ちゃん、やめてよぉ」

「気持ちいいんでしょ」

「あ、もう」

「こっちはどうかしら」
お姉ちゃんは…右手で…僕のおちんちんを握りながら…

同時に…

僕の乳首を…左手の指でいじる。

「あっ」

「何、純は乳首も感じちゃうんだぁ」

「うっ」
くすぐったいような感じだけど、気持ちいい。

「あらっ、おちんちんが…さらに大きくなっちゃって」

「乳首、感じるなんて、本当に女の子みたい」
お姉ちゃんは…勢いで…僕の乳首を…舌で舐める。

「ああっ」
一気に…全身の力が抜ける。

「ふふっ」
お姉ちゃんは…僕の乳首を口に含み、舌で転がす。舐める。吸い付く。

「あっ、ああっ」

そんなことをしながら、お姉ちゃんの右手の中にある…僕のおちんちんを上下に動かす。

「や、やめてっ」

「だーめ。もっと女の子ぽく…言いなさい」

「う、ううっ」

「あっ」

「ほら、女の子の声を出しなさい」

「あっ、あ」

「そう。上手っ」

「あっ、あっ、あ、お姉ちゃん…」

「なぁーに?」

「あっ、あっ、変になっちゃう」

「あらっ、そうなの?変になっちゃえばいいじゃない」

「あっ、だめ」
お漏らしをしたんじゃないかと思った。

でも…何か…違う。

いつもの…トイレでする…おしっこだったら…じゃああーって感じなのに

どくっ、どくっ…って感じだった。

「あーあ、純たらっ…もう…いっちゃったんだぁ」

いく?
いく…って?

あの感覚?

あれが…いくっていうの?

部屋の床に…おしっこではなく…

白い液体で…濡れていた。

そう。
僕は…生まれて初めて…射精をしたのだった。

千尋お姉ちゃんは…ニコニコしながらティッシュで僕のおちんちんを拭いてくれた。

そして、周りに散らばった…僕の白い液を拭き取った。

「あーあ、小さくなっちゃった」

お姉ちゃんは、残念そうに言うものの…まだまだこれからよって的な顔で…僕を見つめる。

「はい。これ、穿きなさい」

そういって、お姉ちゃんのパンツを広げて…僕の脚に通そうとする。

僕は…言われるままに…脚を通して…パンツを穿く。

少し…前が…盛り上がっている。

お姉ちゃんは…今度は…ブラを僕の腕に通す。
そして、背中でホックをしてくれた。

「じゃあ、これ…穿きなさい」

お姉ちゃんは…黒いタイツを渡す。

いつも、お姉ちゃんが学校に穿いていくタイツだ。

僕は…先端まで…タイツを丸め…
足元から…

「あれ?純?」

「…」

「なんで、タイツの穿き方知ってるの?」

「えっ?」

「タイツの穿き方を知らないと…普通、ズボンみたいに…そのまま…脚を入れるはずだけど…」

「えっ、そうなの?」
し、しまった。
これって、先生や真理ちゃんに教えてもらったんだ。

「いや、いつ、いつも…お姉ちゃんたちが…こう、こうやって、穿い、穿いてた、から」

しどろもどろに僕はごまかす。

しかし、そんなのはお姉ちゃんに通用しない。

「純、あなた、もしかして…どこかで女の子になってない?」

「はぁ、な、何…言ってるの?」

「ほら、前も…少し…お化粧…残ってたし」

「えっ、いつ?」
めちゃくちゃ…シラをきる。

「唇が…ほんのりピンクだった日よ。あと、ネイルも…」

「…」

「あの時は…私のコスメを使ったと思ってたけど…あなた、別のところで…誰かのを使ったのね」

「えっ、違うよぉ。全然、違うよぉ」

「正直に…言いなさい。言えば…全部黙っててあげるから」

もう、隠し通せないと思った僕は…素直に白状する。

「実は…同級生の…」

すると…千尋お姉ちゃんは…納得した顔で…

「なんだ。そうなんだ。私以外にも…純を女の子にさせたい女の子がいるんだね」

「…」

「なかなか、その子、見る目があるじゃない」

なんか…真理ちゃんが変な誉められ方をされている。

「でも、今日の感じだと…ただ、女の子の格好をしてただけみたいね」

「えっ、どういうこと?」

「エッチしたとか…」

「す、するわけ…ないじゃん」

「うん。わかるわっ。さっきの…純のイキ方を見てたら」

「もうっ」

「でも、純…女の子になった時…おちんちん…大きくならなかった?」

「えっ、それは…」
確かに…身体が熱くなったし、特に下半身が熱くなって……

「ふふっ、可愛いっ。なったのね」

「だから、もぅ」

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