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第三章 優しい悪夢
第三十一話 終わらない夢
しおりを挟む夢はいつか覚めるのだから、終わらない悪夢などないのだと誰かが言った。
だが、それは心に深い傷を負ったことがないものの戯言なのだと俺は思う。
いつか夢は覚めるなどという無責任な希望論を振りかざしたところで、悪夢の罹患者に救われるものはいない。
悪夢は終わらないものだから。
ずっと心に残り、そいつに纏わりつく。
悪夢はトラウマを生み、トラウマは苦痛を生み、苦痛は生の喜びを失わせ、人格も人生さえも歪ませてしまう。
俺たちはみな悪夢を知っていて。
彼らはみな悪夢の中に生きていて。
俺たちはみな、きっと望んでいる。
穏やかに眠りたいと。
悪夢のない、優しい世界に行きたいと。
みんな苦痛から逃れたいのだ。
この世界の眠りは甘い。
目を覚ますと、決まって甘い味がするのだ。
唇はいつも何かでとろりと塗れていて、それを舌で舐め取ることが、俺が目覚めてから最初にやることとなりつつある。
これがなんなのか、わからない。
わからないが、あまり深く考える気にはならなかった。
「おはようございます、メンター」
「……ああ」
そばにいた椿にそう答え、起き上がった。
目の前には花の溢れた湖面がある。アスピスの外れにある小さな湖の畔で眠ることが、最近日課になりつつあった。木漏れ日も優しく、水辺の涼やかな風も心地よく、花の香りも安らかで、よく眠ることができるから。
この世界に来てよかったと思えるところが凝縮されているからかな。
この場所を気に入っているのは。
目を覚ましてこの景色をみると、心に波紋のような安堵が広がるんだ。色に溢れた世界が、変わらずにそこにあるのだと実感できて。夢ではなくて現実なのだと再確認できて。
俺の見ている世界は、灰色ではないのだ。
「……綺麗だな」
つぶやいた。
この世界は嫌なことも見たくないものも少なくない。戦争も、薄暗いアンサスたちの過去も、向き合うときには覚悟がいる。花を萎れさせる毒が美しい世界の底に漂っていると――この一月半で思い知った。
だが、それでも。
桜の色さえ濁っていたあの世界よりも、ずっといい。
――転生してよかった。
この瞬間は、そう思える。
「……なにか言いましたか?」
俺のつぶやきは風に紛れたようで、椿には聞こえていなかったらしい。温和な笑みを浮かべる椿に、俺は微笑み返しながら答えた。
「いや、大したことじゃないよ。綺麗だなって思っただけさ」
「……え?」
椿が瞬きを繰り返した。頬に朱が灯る。
「あ、いや。そういう意味じゃなくてな。この景色、この景色が綺麗だなって言ったんだ」
「……ああ」
落胆したような声を出す椿。
「褒めてくださったのかと勘違いしてしました。糠喜びでしたね……」
「す、すまん」
「いいんです。私が早とちりしただけですから」
眉毛を下げてそっぽを向いた。
俺は頬をかいた。
これは俺が悪いかな……うん、悪いよな。紛らわしい言い方をしてしまったのはこちらだし、勘違いさせて女性に恥ずかしい思いをさせたままにするのも良くはないだろう。
恥ずかしいけど、言うしかないか。
「あー、椿……。その、ごめんな。紛らわしい言い方をしてしまって」
「……いえ」
「さっきは景色について言及したけど、その……椿はとても綺麗だよ。この景色にキミがいると、より鮮やかで美しくなる」
「……そうですか」
椿はそっぽを向いたまま、そっけない声で言った。感情を表に出さないような声の殺し方で、取り繕うような俺の褒め言葉に怒っているのかなと一瞬思ったが、どうやらそうではなかったみたいだ。
椿の口元は、少し緩んでいた。
唇を引き結んでいるのが、かえって溢れ出しそうな感情の発露になっている。
「……まあ、ありがとうございます。お気遣いはとても嬉しいです」
「う、うん」
「今後は気をつけてくださいね。メンターは無自覚に女性を勘違いさせるような行動を取ることがありますから。私なら許しますけど、どろぼ……他の女の子にはダメです。わかりましたか?」
「……はい」
頷いておかないと、後が怖そうだ。
それにしても、俺はそんなに女性を勘違いさせるような行動を取っているのだろうか? あまり自覚はないのだが、たしかに気をつけておいた方がいいかもしれない。
色々面倒事が起こりそうだしな。また干されるやつが出ても困る。
自分の言動について反省した俺は、胡座をかいて座り直した。
花風は優しい。甘やかな香りが鼻腔をくすぐり、癒される。
「……さて、午後からどうしようかな」
「書類が本部からいくつか届いていましたね。あと、秋田大佐から一五〇〇でアポイントがありました。それが終わればやることはなくなります」
「そうか……。今日も夜から暇になりそうだな」
「いいじゃないですか。ゆっくりできますよ」
「……んー、そうなんだけど仕事がないならないでやっぱり落ちつかないというか」
「ちゃんと働いているからいいんです。何度もいっていますが、休んで悪いことなんかありません」
「……まあ、そうなんだろうけど」
俺は言いながらため息をつく。
椿の言うことはこれまで何度となく言われてきているし、もちろんわかっている。
だが休むことへの罪悪感は、まだ完全に消えていない。軍人としての責務を十分果たせていないことや、命をかける「アンサス」たちへの後ろめたさを余計に感じて、「楽をしていていいのか?」とどうしても考えてしまう。
考えすぎなのはわかっているし、本来仕事なんかしたくないはずなのだが……ままならないものだ。
「……」
たぶん、焦りもあるのだろうな。
俺はまだ、この世界で自分の成すべきことを見つけきれていない。自分の運命を変えろと言われても、運命なんて曖昧な言葉は針のないコンパスと一緒だ。どこに向かって、どう進んで、何をすれば良いのか、その指標すらない。
この世界で、俺はまだ迷子になったままなのだ。色々起こる事件に対して受け身になり、流れに任されるまま動くことしかできていない。
――俺は何をすればいいのだろう。
――なんで転生してきたのだろう。
まだ、わからないことだらけだ。
「……俺は悪夢から覚めたのかな」
椿に聞こえないよう、風とともに小さな独り言をこぼした。
この天国のような世界が、俺にとって優しい現実なのかはわからない。
元の世界より遥かにマシで、色があって、花があって、穏やかに眠ることができる。
そう考えれば天国だろうが、ここはアスピスのアンサスたちにとっての地獄でもある。
自分にとっての楽園が、他人にとっての悪夢なだけ。そう単純に割り切ることは、俺にはできない。そんな思いやりのない、冷たい思考回路は持ち合わせていないからだ。
「……」
隣にいる椿にとってもそう。
彼女にとって、ここは決して天国などではないだろう。彼女の過去は少しだけ知っているが、あんな目にあってなお、正しくあろうと自分を律する彼女は高潔ですらある。
彼女は罪を着せられた。
保身に走ったものたちの思惑で――。
「なあ、椿」
俺は椿に目を向けながら語りかける。
短く返事をして答えてくれた彼女は、小さな花のようなはにかみを見せてくれた。
なんて綺麗なのだろう。その笑みには邪気などなくて、罪を着せられるほどの因果などないように思えてならない。
「俺たちはさ……」
「はい」
「俺たちは、幸せになれると思うか?」
その問いかけに、椿は微かに目を見開いて、そして再び曇りのない笑みを浮かべる。彼女は、ネックレスを握った。フローラ教のシンボルが意匠されたネックレスを。
椿は澄んだ声で、祈りを込めて口にした。
「はい。私とメンターはきっと幸せになれますよ」
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