1 / 33
はじまりの給湯室
しおりを挟む
「いくら仕事ができて、かっこよくて、優しくて家事も完璧だとしても、それじゃ一気に台無しよね~」
残業前の小休止に冷めたコーヒーを入れ直そうか、なんてオフィスサンダルをペタペタいわせて給湯室までやってきたら、女子社員何名かの話し声。
おっと、先客がいたか。
なんとなく会話中に入っていくのも気まずいな、と中に入るのを躊躇しているこちらとはうらはらに、ますます会話は盛り上がり、そして冒頭の会話が聞こえてきたというところ。
鰻の寝床みたいな細長い四畳半の空間で繰り広げられる、ゴシップ大好き女子達の本日の話題は、どうやら社内男子の憧れの的、紺野洋子の彼氏のことらしい。
「台無し」と評された彼氏のことをかばうどころか、話題の主の彼女も彼女で火に油を注ぐみたいに、「社内最優良物件だと思ってたのに、こっちから誘わないとなんにもしてくれないし、エロいのは外見だけなんだから!まな板の上の鯉じゃないんだからさぁ、されるがままなんて、ほんと詐欺よ詐欺!!」と、まで語っちゃうものだから、
「いやあ~~~!!なんかショック!!!」
なんつって、その場はさらにヒートアップして……
そして私こと、山本郁子(26)は飲みかけのコーヒーが入ったカップとスティックコーヒーを手に持ったまま、完全に給湯室に入っていくタイミングを失ってしまったのであった。
ワタシ、コーヒー入レテ、オ仕事ニ、戻リタイダケナノニ、、、
紺野洋子といえば、長い手足と白い陶磁のような肌に赤く血色のよい唇。クリクリとした瞳がより映えるように計算された、眉あたりで切りそろえた前髪に胸のあたりまである栗色のロングヘアーから連想されるのは愛くるしいお人形さん。
彼女が歩けばいつも花のいい香りがして、人当たりが良くて笑顔が可愛いものだから、いわゆる「少女漫画の心優しいヒロインの見本」みたいな人物なんだと思っていた。
あの楚々とした感じがいいよね☆
なんて噂してたそこの男性社員!
あの娘の本性はそんな感じじゃないっぽいですよ!
そんでもって社内にハイスペックな彼氏(但し夜以外)がいるらしいですよ!
『あんな娘と付き合えたなら最高だよなぁ』
なんて、先日の会社の飲み会の席で、デレデレと鼻の下を伸ばして紺野洋子の話をしていた同僚の様子を思い出す。
ついでにその場のノリとはいえ、
「山本さんも紺野さんを見習って女子力上げないといけないんじゃないのぉ?今のままだと5倍は努力しないと、ずっと彼氏もできないんじゃないのぉ?」
……そんな大変失礼なことを言われたことまで思い出し、私は顔をしかめてしまうのだった。
女子力皆無の地味子で悪ぅございました!
つーか5倍ってどういうことよ??
それって現状の女子力なさすぎなんじゃねえの??
あの同僚から私はどんな風に見えているというのか……。
手に持ったスティックコーヒーを同僚に見立てて、力いっぱいグシャリと握りつぶしてやるも、そんなことではこのモヤモヤ感がおさまる訳でもなく。
給湯室に入ることもできず、そのまま話を立ち聞きすることになってしまったけれど、このままコーヒーを入れずにスゴスゴ部屋に戻るものなんだか癪に障る。
――おぬしら早く立ち去れい!!さもなくば仲間内にしか聞かれたくないであろうその会話をぶった切って中に入ってやるぞ!!――
ドス黒いオーラを放ち強く相手に念じてみるも、効果虚しく会話は続く。
「あんないい体してるのにね~見た目だけかぁ、なんかガッカリ」
「でも夜以外は理想的なんだし我慢すればいいんじゃないの?どこかでつまみ食いしちゃうとか!」
「えー。じゃあつまみ食いしちゃう?今度外資系の人と合コンするからその時がチャンスかなぁ?」
「あんたこの間もそんなこと言って合コン行ってたじゃん!この間帰りに一緒に消えた人とはその後どうなったのよ?」
「やだぁ、それはひみつぅ」
「あーあ。洋子にこんなボロクソ言われてるとも知らず、社内で爽やかな顔してバリバリ仕事をこなす神山さんがほんと不憫!!!」
「なによぉー、人ぎきの悪い!あんただって人のこと言えないでしょー?」
……魔だ。ここに魔窟がある。
いよいよ聞いては行けないものを聞いてしまった気になり、コーヒーを入れに給湯室に乱入する気もなくなった。
と、いうか紺野洋子の彼氏って営業部のエース・神山透だったのか。
高身長、高学歴、仕事ができて、体のラインもシュっとして、社会人あるあるの「仕事が忙しくて身体のメンテまで手がまわりませーん」的な筋肉が落ちてタルっとしてるなんてこともない。
一度仕事の打ち合わせで隣に座った時の横顔を思い返せば、まつげがフッサフッサで鼻が高くて、眩しいくらいのイケメンぷり。その上性格も穏やかで人当たりが良いときたものだから、陰では「王子」となんて称賛されているその存在。
なるほど、ありゃ確かにハイスペック。まさしく社内最優良物件だわ。いやあ洋子さん、お目が高い。
一人うんうん納得していると、後方でバサリと何かが落ちる音がする。
振り返ってみれば視界に入ったのはパリッとスーツを着こなした見目麗しき男性と床に投げ出された紙袋。
そう。
話題の人物、神山透が呆然とした表情で佇んでいたのだった。
横倒しの紙袋には仙台銘菓「萩と月」とのレイアウト。
なるほど宮城県からの出張帰りだったのね。
彼女が給湯室にいるって話を聞きつけて、わざわざお土産を渡しに会いにきたってところだろうか。
萩と月って美味しいよねー。
ドーム型のスポンジの中の卵色のクリームが堪んないんだよねー。
冷やして食べても美味しいんだよねー。
チョコ味も実はあるんだよねー……
ちらりと覗く化粧箱に目がとまれば、残業前の中途半端に空いたお腹がグゥと鳴り。床に転がる銘菓に思いを馳せながら、ちらりと神山透の様子を窺い見れば、顔色の悪いイケメンは震える手で口元を押さえたきり、どこか一点を見つめ立ち尽くしている。
……この顔、このリアクションは、多分、給湯室の彼女達の話、聞こえちゃってる、よ、ね……。
ハイスペック(但し夜以外)な彼氏が扉の外にいると気が付かない彼女たちのエゲツない会話は続いていく。
そしてそれを耳にする神山透は顔色を更に更に悪くする。そしてついには顔全体を手で覆ってうなだれると、
「山本さん、これから飲みに行きませんか?」
なぜか私を飲みに誘ったのだった。
……はぁ?!
私ぃ???
残業前の小休止に冷めたコーヒーを入れ直そうか、なんてオフィスサンダルをペタペタいわせて給湯室までやってきたら、女子社員何名かの話し声。
おっと、先客がいたか。
なんとなく会話中に入っていくのも気まずいな、と中に入るのを躊躇しているこちらとはうらはらに、ますます会話は盛り上がり、そして冒頭の会話が聞こえてきたというところ。
鰻の寝床みたいな細長い四畳半の空間で繰り広げられる、ゴシップ大好き女子達の本日の話題は、どうやら社内男子の憧れの的、紺野洋子の彼氏のことらしい。
「台無し」と評された彼氏のことをかばうどころか、話題の主の彼女も彼女で火に油を注ぐみたいに、「社内最優良物件だと思ってたのに、こっちから誘わないとなんにもしてくれないし、エロいのは外見だけなんだから!まな板の上の鯉じゃないんだからさぁ、されるがままなんて、ほんと詐欺よ詐欺!!」と、まで語っちゃうものだから、
「いやあ~~~!!なんかショック!!!」
なんつって、その場はさらにヒートアップして……
そして私こと、山本郁子(26)は飲みかけのコーヒーが入ったカップとスティックコーヒーを手に持ったまま、完全に給湯室に入っていくタイミングを失ってしまったのであった。
ワタシ、コーヒー入レテ、オ仕事ニ、戻リタイダケナノニ、、、
紺野洋子といえば、長い手足と白い陶磁のような肌に赤く血色のよい唇。クリクリとした瞳がより映えるように計算された、眉あたりで切りそろえた前髪に胸のあたりまである栗色のロングヘアーから連想されるのは愛くるしいお人形さん。
彼女が歩けばいつも花のいい香りがして、人当たりが良くて笑顔が可愛いものだから、いわゆる「少女漫画の心優しいヒロインの見本」みたいな人物なんだと思っていた。
あの楚々とした感じがいいよね☆
なんて噂してたそこの男性社員!
あの娘の本性はそんな感じじゃないっぽいですよ!
そんでもって社内にハイスペックな彼氏(但し夜以外)がいるらしいですよ!
『あんな娘と付き合えたなら最高だよなぁ』
なんて、先日の会社の飲み会の席で、デレデレと鼻の下を伸ばして紺野洋子の話をしていた同僚の様子を思い出す。
ついでにその場のノリとはいえ、
「山本さんも紺野さんを見習って女子力上げないといけないんじゃないのぉ?今のままだと5倍は努力しないと、ずっと彼氏もできないんじゃないのぉ?」
……そんな大変失礼なことを言われたことまで思い出し、私は顔をしかめてしまうのだった。
女子力皆無の地味子で悪ぅございました!
つーか5倍ってどういうことよ??
それって現状の女子力なさすぎなんじゃねえの??
あの同僚から私はどんな風に見えているというのか……。
手に持ったスティックコーヒーを同僚に見立てて、力いっぱいグシャリと握りつぶしてやるも、そんなことではこのモヤモヤ感がおさまる訳でもなく。
給湯室に入ることもできず、そのまま話を立ち聞きすることになってしまったけれど、このままコーヒーを入れずにスゴスゴ部屋に戻るものなんだか癪に障る。
――おぬしら早く立ち去れい!!さもなくば仲間内にしか聞かれたくないであろうその会話をぶった切って中に入ってやるぞ!!――
ドス黒いオーラを放ち強く相手に念じてみるも、効果虚しく会話は続く。
「あんないい体してるのにね~見た目だけかぁ、なんかガッカリ」
「でも夜以外は理想的なんだし我慢すればいいんじゃないの?どこかでつまみ食いしちゃうとか!」
「えー。じゃあつまみ食いしちゃう?今度外資系の人と合コンするからその時がチャンスかなぁ?」
「あんたこの間もそんなこと言って合コン行ってたじゃん!この間帰りに一緒に消えた人とはその後どうなったのよ?」
「やだぁ、それはひみつぅ」
「あーあ。洋子にこんなボロクソ言われてるとも知らず、社内で爽やかな顔してバリバリ仕事をこなす神山さんがほんと不憫!!!」
「なによぉー、人ぎきの悪い!あんただって人のこと言えないでしょー?」
……魔だ。ここに魔窟がある。
いよいよ聞いては行けないものを聞いてしまった気になり、コーヒーを入れに給湯室に乱入する気もなくなった。
と、いうか紺野洋子の彼氏って営業部のエース・神山透だったのか。
高身長、高学歴、仕事ができて、体のラインもシュっとして、社会人あるあるの「仕事が忙しくて身体のメンテまで手がまわりませーん」的な筋肉が落ちてタルっとしてるなんてこともない。
一度仕事の打ち合わせで隣に座った時の横顔を思い返せば、まつげがフッサフッサで鼻が高くて、眩しいくらいのイケメンぷり。その上性格も穏やかで人当たりが良いときたものだから、陰では「王子」となんて称賛されているその存在。
なるほど、ありゃ確かにハイスペック。まさしく社内最優良物件だわ。いやあ洋子さん、お目が高い。
一人うんうん納得していると、後方でバサリと何かが落ちる音がする。
振り返ってみれば視界に入ったのはパリッとスーツを着こなした見目麗しき男性と床に投げ出された紙袋。
そう。
話題の人物、神山透が呆然とした表情で佇んでいたのだった。
横倒しの紙袋には仙台銘菓「萩と月」とのレイアウト。
なるほど宮城県からの出張帰りだったのね。
彼女が給湯室にいるって話を聞きつけて、わざわざお土産を渡しに会いにきたってところだろうか。
萩と月って美味しいよねー。
ドーム型のスポンジの中の卵色のクリームが堪んないんだよねー。
冷やして食べても美味しいんだよねー。
チョコ味も実はあるんだよねー……
ちらりと覗く化粧箱に目がとまれば、残業前の中途半端に空いたお腹がグゥと鳴り。床に転がる銘菓に思いを馳せながら、ちらりと神山透の様子を窺い見れば、顔色の悪いイケメンは震える手で口元を押さえたきり、どこか一点を見つめ立ち尽くしている。
……この顔、このリアクションは、多分、給湯室の彼女達の話、聞こえちゃってる、よ、ね……。
ハイスペック(但し夜以外)な彼氏が扉の外にいると気が付かない彼女たちのエゲツない会話は続いていく。
そしてそれを耳にする神山透は顔色を更に更に悪くする。そしてついには顔全体を手で覆ってうなだれると、
「山本さん、これから飲みに行きませんか?」
なぜか私を飲みに誘ったのだった。
……はぁ?!
私ぃ???
0
あなたにおすすめの小説
シンデレラは王子様と離婚することになりました。
及川 桜
恋愛
シンデレラは王子様と結婚して幸せになり・・・
なりませんでした!!
【現代版 シンデレラストーリー】
貧乏OLは、ひょんなことから会社の社長と出会い結婚することになりました。
はたから見れば、王子様に見初められたシンデレラストーリー。
しかしながら、その実態は?
離婚前提の結婚生活。
果たして、シンデレラは無事に王子様と離婚できるのでしょうか。
モテ男とデキ女の奥手な恋
松丹子
恋愛
来るもの拒まず去るもの追わずなモテ男、神崎政人。
学歴、仕事共に、エリート過ぎることに悩む同期、橘彩乃。
ただの同期として接していた二人は、ある日を境に接近していくが、互いに近づく勇気がないまま、関係をこじらせていく。
そんなじれじれな話です。
*学歴についての偏った見解が出てきますので、ご了承の上ご覧ください。(1/23追記)
*エセ関西弁とエセ博多弁が出てきます。
*拙著『神崎くんは残念なイケメン』の登場人物が出てきますが、単体で読めます。
ただし、こちらの方が後の話になるため、前著のネタバレを含みます。
*作品に出てくる団体は実在の団体と関係ありません。
関連作品(どれも政人が出ます。時系列順。カッコ内主役)
『期待外れな吉田さん、自由人な前田くん』(隼人友人、サリー)
『初恋旅行に出かけます』(山口ヒカル)
『物狂ほしや色と情』(名取葉子)
『さくやこの』(江原あきら)
『爆走織姫はやさぐれ彦星と結ばれたい!』(阿久津)
『冷徹社長の秘書をしていたら、いつの間にか専属の妻に選ばれました』
鍛高譚
恋愛
秘書課に異動してきた相沢結衣は、
仕事一筋で冷徹と噂される社長・西園寺蓮の専属秘書を務めることになる。
厳しい指示、膨大な業務、容赦のない会議――
最初はただ必死に食らいつくだけの日々だった。
だが、誰よりも真剣に仕事と向き合う蓮の姿に触れるうち、
結衣は秘書としての誇りを胸に、確かな成長を遂げていく。
そして、蓮もまた陰で彼女を支える姿勢と誠実な仕事ぶりに心を動かされ、
次第に結衣は“ただの秘書”ではなく、唯一無二の存在になっていく。
同期の嫉妬による妨害、ライバル会社の不正、社内の疑惑。
数々の試練が二人を襲うが――
蓮は揺るがない意志で結衣を守り抜き、
結衣もまた社長としてではなく、一人の男性として蓮を信じ続けた。
そしてある夜、蓮がようやく口にした言葉は、
秘書と社長の関係を静かに越えていく。
「これからの人生も、そばで支えてほしい。」
それは、彼が初めて見せた弱さであり、
結衣だけに向けた真剣な想いだった。
秘書として。
一人の女性として。
結衣は蓮の差し伸べた未来を、涙と共に受け取る――。
仕事も恋も全力で駆け抜ける、
“冷徹社長×秘書”のじれ甘オフィスラブストーリー、ここに完結。
冷徹社長の「契約」シンデレラ~一夜の過ちから始まる溺愛ルート!? 嘘つきな私と不器用な御曹司のオフィスラブ~
藤森瑠璃香
恋愛
派遣社員の桜井美月は、ある夜、会社の懇親会で泥酔し、翌朝目覚めると隣には「氷の彫刻」と恐れられる若き社長・一条蓮がいた。まさかの一夜の過ち(実際には何もなかったが、美月は勘違い)に青ざめる美月に、蓮は「責任は取る。だがこれは恋愛ではない、契約だ」と、彼の抱えるある事情のため、期間限定で恋人のフリをするよう持ちかける。破格の報酬と蓮の真剣な様子に、美月は契約を受け入れる。
氷の上司に、好きがバレたら終わりや
naomikoryo
恋愛
──地方から本社に異動してきた29歳独身OL・舞子。
お調子者で明るく、ちょっとおせっかいな彼女の前に現れたのは、
“氷のように冷たい”と社内で噂される40歳のイケメン上司・本庄誠。
最初は「怖い」としか思えなかったはずのその人が、
実は誰よりもまっすぐで、優しくて、不器用な人だと知ったとき――
舞子の中で、恋が芽生えはじめる。
でも、彼には誰も知らない過去があった。
そして舞子は、自分の恋心を隠しながら、ゆっくりとその心の氷を溶かしていく。
◆恋って、“バレたら終わり”なんやろか?
◆それとも、“言わな、始まらへん”んやろか?
そんな揺れる想いを抱えながら、仕事も恋も全力投球。
笑って、泣いて、つまずいて――それでも、前を向く彼女の姿に、きっとあなたも自分を重ねたくなる。
関西出身のヒロイン×無口な年上上司の、20話で完結するライト文芸ラブストーリー。
仕事に恋に揺れるすべてのOLさんたちへ。
「この恋、うちのことかも」と思わず呟きたくなる、等身大の恋を、ぜひ読んでみてください。
誘惑の延長線上、君を囲う。
桜井 響華
恋愛
私と貴方の間には
"恋"も"愛"も存在しない。
高校の同級生が上司となって
私の前に現れただけの話。
.。.:✽・゚+.。.:✽・゚+.。.:✽・゚+.。.:✽・゚
Иatural+ 企画開発部部長
日下部 郁弥(30)
×
転職したてのエリアマネージャー
佐藤 琴葉(30)
.。.:✽・゚+.。.:✽・゚+.。.:✽・゚+.。.:✽・゚
偶然にもバーカウンターで泥酔寸前の
貴方を見つけて…
高校時代の面影がない私は…
弱っていそうな貴方を誘惑した。
:
:
♡o。+..:*
:
「本当は大好きだった……」
───そんな気持ちを隠したままに
欲に溺れ、お互いの隙間を埋める。
【誘惑の延長線上、君を囲う。】
フェチではなくて愛ゆえに
茜色
恋愛
凪島みなせ(ナギシマ・ミナセ) 26歳
春霞一馬(ハルガスミ・カズマ) 28歳
同じオフィスビルの7階と9階。違う会社で働く男女が、恥ずかしいハプニングが縁で恥ずかしい展開になり、あたふたドキドキする話。
☆全12話です。設定もストーリーも緩くて薄いです。オフィスラブと謳ってますが、仕事のシーンはほぼありません。
☆ムーンライトノベルズ様にも投稿しております。
取引先のエリート社員は憧れの小説家だった
七転び八起き
恋愛
ある夜、傷心の主人公・神谷美鈴がバーで出会った男は、どこか憧れの小説家"翠川雅人"に面影が似ている人だった。
その男と一夜の関係を結んだが、彼は取引先のマネージャーの橘で、憧れの小説家の翠川雅人だと知り、美鈴も本格的に小説家になろうとする。
恋と創作で揺れ動く二人が行き着いた先にあるものは──
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる