あの娘の彼氏はスパダリと評判ですが、その実態はただのヘタレです

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ルームナンバー319(1.5)

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翌朝ぱちりと目を覚ました神山透は、先に目覚めて身支度を整え退出準備も完璧な、ソファーに座る私をじいっと見た後、「なんで着替えてるんですか?」と機嫌が悪そうな低い声を出すのだった。

いや、もう朝だし、そろそろ時間だしね?

女子の準備は男子のそれより時間がかかるのだ、と説明も途中で、相変わらず不機嫌そうな神山透はこちらに近づいたかと思うと、ぎゅうと抱きしめキスをしてきたのだった。

「だって、まだ、えっちしてませんよ?」

うん、いや、だって、そもそもここに来た理由って本当の意味で休む為だからね?

「騙したみたいになったのは悪かったですけども、眠ったから少しは疲れも取れんじゃないですか?」

そう伝えると神山透は、しまったそういうことだったのか、という顔をして心底ガッカリしたように天を仰ぎ、そして、

「でも、せっかくホテルにいるんですし……ね?」

ちょっとくらい、いいですよね?

と、再び私に口づけをしてきたのだった。

気がついた時には押し倒されて、神山透の唇は私の耳たぶを食み、首筋を這う。
慣れた手つきで背中に手を回わされ、ブラのホックが取られたかと思うと、あっという間にシャツごとたくし上げられる。
プルンと露になった胸は両手で下から寄せ上げられ、ジュルジュル桃にかぶりつくみたいに歯を少し立てながら舐め回されて、もう片方の先端は指で摘まれながらグリグリと刺激される。

その行為はいつもよりも少し、乱暴なような性急なような。

「か、神山さん、なんか、いつもと違ぅ……んあっあぁんっ」

抗議を示そうとしても、気持ち良すぎて声に力が入らない。なんだかんだでちょっと乱暴な神山透が大層エロくて、胸と下腹部がキュンキュンしてしまう。

「いつもと違う?でも、いつもと違うのも、悪くないでしょう?」

ちょっと意地悪く囁く神山透は、私の脚の間に体を滑り込ませて、早くも臨戦態勢をとる。
そんな私もこれから訪れる更なる快楽を想像してしまい、中が蕩けてくるのがわかってしまう。

「山本さん、可愛い。もう中、ぐちょぐちょですよ。僕のこと、こんなにして待ってくれてたんですね?」

うれしい、と言われながら一番敏感な部分を撫で回されれば、もう神山透が中に欲しくて仕方がなくなって、自然と腰が揺れてきてしまう。

あっでも、延長料金!こんなことをしている時間にも延長料金が発生してしまう!!

「か、神山さん!延長料金!お金かかっちゃうからもう止めないと!!」
「僕、この時間の為に残業してるようなもんなので、全然問題ないです。むしろこの一ヶ月の残業代を今使い切ったとしても、全く悔いは無いです。」

変にキッパリ宣言されて、結果、まんまと押し切られ。
「……じゃ入れますよ」なんて切羽詰まった声を聞かされたりしたら、それだけでもう腰がゾワゾワ感じてしまう。

中に入ってきた神山透はいつもよりも遠慮無しにグチュグチュと奥へ奥へと突き進む。その度に私も「んあっ」と変な声が出てしまう。

「かみやまさぁん、なんか、いつもと、ちがうぅぅんっっ」
「いつもと違うのは嫌い?じゃあゆっくりにする?」

わざとらしいくらいに優しく、甘ったるい声で囁きながら、ゆっくりと中を擦り付けるような抽挿に切り替える神山透。

「……ゆっくりじゃ、やだぁんっ!さっきの!さっきのがいいですぅ!!」

もどかしさに思わずおねだりが口に出てしまう。

「山本さんは、激しいのが好きなのかな?」
「ちがうぅ、んっ」
「本当に?……本当は?」

焦らす様な事を言う神山透は、浅いところをぐりぐり撫で回すような動きをしたり、ゆっくり動いたり、返事を聞くまでこちらの希望は聞いてくれそうにない様子。
気持ちいいけど、今はこれじゃない、もっと、もっと……。

「はげしいのっ!はげしいのすきっ!すきなのぉ!おねがいはげしくしてぇ!!」

思わず出た言葉を聞いた神山透は、よくできました、とばかりに再び激しい抽挿を再開し始める。

「これ好きなの?」
「あっす、すきっ」

「じゃあ、好きって言葉沢山聞かせて?」
「あっあっんっ、すきっ!すき!すきすきすきぃっ!!」

……謎の神山透のおねだりに、好き好き言いまくる私は、その後あっという間に高みに連れて行かれてしまい、その後少ししてから神山透が追随するのだった。


なお、今回の延長料金は3,000円。
「これくらいだったら毎回延長しても問題無いですよ」なんて神山透は言ってのける。

ホテルにとって上客であることは、間違いない私達なのだった。
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