40 / 127
三章 Remnant 6月
第40話 盗撮
しおりを挟む
ある日の放課後、
俺が鞄に荷物を入れて帰る準備をしていると
気配を感じた。
顔を上げると目の前に奥川が立っていた。
「お、奥川。どうした?」
俺は動揺を悟られないように
努めて自然に振舞った。
「『どうした?』じゃないよ。
最近、全然話してないよ?
今日は一緒に帰ろっ」
そう言って奥川は微笑んだ。
「ごめん・・。今日は約束があるんだ」
その言葉に奥川の顔から笑顔が消えた。
「約束って何?
私より大事なことなの?」
奥川は真っ直ぐに俺の目を見てきた。
「そ、それは・・」
俺はその視線から逃げるように目をそらした。
「あっくん!
早く行きましょ。
翔太さんと洋さんが待ってるわよ」
その時。
教室の入り口から声がした。
見ると茜が手を振っていた。
「あ、ああ。
今行くよ。
ごめん。
奥川、また今度」
俺は鞄を取ると急いで茜の許へ走った。
「あっくん、もう!」
後ろから奥川の声が聞こえたが、
俺は振り返らなかった。
茜と並んで校舎を出た。
「今日は翔太も洋も
用事があるって言ってなかったか?」
「うん。
でも何だかあっくんが困ってるように
見えたから」
そう言って茜はペロッと舌を出した。
グランドには
残ってドッジボールをしている
子供達の姿があった。
その中の1人の少女に俺の目がとまった。
少女は男子の投げたボールを
体の正面で難なくキャッチすると
男勝りの速い球を投げ返していた。
ショートカットの髪に大きな目、
そして小さい鼻と口が
バランスよく配置された顔は、
成長すれば美人になることが安易に想像できた。
「あの子は隣のクラスの
葉山実果(はやま みか)さん」
俺の視線に気が付いた茜が反応した。
「あっくんは転校してきたから
知らないと思うけど、
彼女はこの学校で一番水泳が得意なの」
「隣のクラスっていうことは、ボス猿の?」
「そう。それに彼女は奥川さんの幼馴染よ」
奥川の名前が出たことで
俺の胸がチクリと痛んだ。
「それよりも。
あっくんはどうするの?この後」
「うん?」
「私は今日はピアノのお稽古はないけど、
あっくんは?」
「俺も特に用事はないな」
俺は歩きながら茜の横顔をチラリと盗み見た。
奥川に比べると幼さが残る顔立ちは、
どこからどう見ても小学生の少女だった。
「あっくん、アレもってる?」
「いや、持ってない」
「私ので良ければ吸う?」
俺は茜が煙草を持っていることに驚いた。
てっきり煙草は
翔太が管理しているとばかり思っていたからだ。
しかしそのルールは大吾が生きていた頃の話。
大吾が死んでから3人がバラバラだった間に
状況が変わったのか。
時間は流れている。
人は日々成長しているというのは大袈裟か。
「それなら『Paradise Garden』に行こうか?」
「うん」
茜が鞄から取り出した煙草は
普段俺達が吸っているモノとは違って
細いメンソールの煙草だった。
茜は煙草に火を点けると
ゆっくりと煙を吸い込んでから
口を丸くして煙の輪を1つ、2つと吐き出した。
そして俺の方を見てにこりと微笑んだ。
「あのさ。
茜はどうして大吾達と
遊ぶようになったんだ?」
俺はこの機会に気になっていたことを訊ねた。
「・・何でだと思う?」
茜は俺から目をそらすと
大きな煙の輪を1つ吐き出した。
どうやら俺の問いに
真面目に答える気はないようだ。
「大吾から弱味を握られてたとか?」
俺は鎌をかけた。
茜の手が止まり煙草の灰が地面に落ちた。
茜は顔を上へ向けて細く煙を吐いた。
俺も釣られて空を見た。
学校を出た時には快晴だった空が、
いつの間にか今にも雨が降り出しそうな
曇り空に変わっていた。
「・・今から話すことは
翔太さんと洋さんには秘密にできる?」
「うん?」
秘密と言う言葉は人の興味を掻き立てる。
俺は空を見上げたまま煙草を吸った。
「・・最初はね、
3人で何をコソコソしてるんだろうって
気になったの」
俺の返事を待たずに茜は語りはじめた。
「仲間に入るには
皆の前で煙草を吸わなくちゃいけないのは
あっくんも知ってるでしょ?」
俺は黙って頷いた。
「3人の秘密が煙草だとわかったら、
どうでもよくなって。
男の人って悪いことをするのが格好いい
って思ってるところがあるでしょ?」
そこまで話して茜は俺の顔を見た。
「あっ、でもあっくんは違うのかしら。
あっくんってたまにすごく大人に見えるのよ」
その言葉に俺はどきりとした。
女という生き物は
子供の頃から勘が鋭いのだろうか。
「でも『楽園』っていう言葉には
少しだけ興味があったの」
そこで茜はふたたび煙草を咥えると、
ゆっくり吸い込んでから
「ふぅ」と煙を吐き出した。
俺はその仕草をじっと見ていた。
「実はね。
私、たまに夜家を抜け出して
『楽園』に行くことがあるの」
そう言って茜は笑った。
その笑顔が妙に大人っぽくて、
俺はなぜか目をそらした。
「大吾さんって女の子には弱かったでしょ?」
突然、話が変わった。
「私が仲間に加わって
大吾さんはやり難かったと思うの。
それを翔太さんや洋さんには
気付かれないように必死だったと思うわ。
大吾さんはプライドが高かったから」
大吾の性格を理解し、
そして冷静に分析していた茜に俺は感心した。
俺は茜という少女を
誤解していたのかもしれない。
茜は俺が考えているよりも
ずっと大人で賢い少女なのだ。
「大吾さんは私よりも立場が上だということを
翔太さんや洋さんに示す必要があったの」
俺は頷いた。
茜は煙草を吸ってそれからまた空を見上げた。
俺は黙って続く言葉を待った。
「・・去年の夏休みが終わる頃だったかしら。
私、隠し撮りされたの」
それは突然の告白だった。
「夕方、暑かったからシャワーを浴びてたの。
その時、窓の外から撮られてたみたいで・・」
盗撮。
話の流れからして
その盗撮犯は当然、大吾だろう。
そして茜はその盗撮した映像をネタに
大吾に脅迫されていたのだろうか。
大吾は茜を従わせるためだけに
わざわざ盗撮という行動に出たのか。
その映像をネタに茜にそれ以上のことを
要求したとは考えられないか。
「やだ。あっくんったら、
イヤらしいことを想像してるでしょ?」
「い、いや・・」
俺は慌てて否定した。
「大丈夫。大吾さんにそんな勇気はないから」
「・・そ、そうか」
茜の言葉に俺はホッと胸を撫で下ろした。
「大吾さんはもういないから
一応、安心なんだけど・・」
そう言って茜は少し困ったような顔をした。
「けど?まだ何かあるのか?」
「私を撮ったビデオテープがまだ残ってるの」
茜は煙草を地面に擦って消すと
小さな声で答えた。
「あれを人に見られたら・・。
私、お嫁にいけないわ」
茜の目から1粒の涙が落ちた。
俺が鞄に荷物を入れて帰る準備をしていると
気配を感じた。
顔を上げると目の前に奥川が立っていた。
「お、奥川。どうした?」
俺は動揺を悟られないように
努めて自然に振舞った。
「『どうした?』じゃないよ。
最近、全然話してないよ?
今日は一緒に帰ろっ」
そう言って奥川は微笑んだ。
「ごめん・・。今日は約束があるんだ」
その言葉に奥川の顔から笑顔が消えた。
「約束って何?
私より大事なことなの?」
奥川は真っ直ぐに俺の目を見てきた。
「そ、それは・・」
俺はその視線から逃げるように目をそらした。
「あっくん!
早く行きましょ。
翔太さんと洋さんが待ってるわよ」
その時。
教室の入り口から声がした。
見ると茜が手を振っていた。
「あ、ああ。
今行くよ。
ごめん。
奥川、また今度」
俺は鞄を取ると急いで茜の許へ走った。
「あっくん、もう!」
後ろから奥川の声が聞こえたが、
俺は振り返らなかった。
茜と並んで校舎を出た。
「今日は翔太も洋も
用事があるって言ってなかったか?」
「うん。
でも何だかあっくんが困ってるように
見えたから」
そう言って茜はペロッと舌を出した。
グランドには
残ってドッジボールをしている
子供達の姿があった。
その中の1人の少女に俺の目がとまった。
少女は男子の投げたボールを
体の正面で難なくキャッチすると
男勝りの速い球を投げ返していた。
ショートカットの髪に大きな目、
そして小さい鼻と口が
バランスよく配置された顔は、
成長すれば美人になることが安易に想像できた。
「あの子は隣のクラスの
葉山実果(はやま みか)さん」
俺の視線に気が付いた茜が反応した。
「あっくんは転校してきたから
知らないと思うけど、
彼女はこの学校で一番水泳が得意なの」
「隣のクラスっていうことは、ボス猿の?」
「そう。それに彼女は奥川さんの幼馴染よ」
奥川の名前が出たことで
俺の胸がチクリと痛んだ。
「それよりも。
あっくんはどうするの?この後」
「うん?」
「私は今日はピアノのお稽古はないけど、
あっくんは?」
「俺も特に用事はないな」
俺は歩きながら茜の横顔をチラリと盗み見た。
奥川に比べると幼さが残る顔立ちは、
どこからどう見ても小学生の少女だった。
「あっくん、アレもってる?」
「いや、持ってない」
「私ので良ければ吸う?」
俺は茜が煙草を持っていることに驚いた。
てっきり煙草は
翔太が管理しているとばかり思っていたからだ。
しかしそのルールは大吾が生きていた頃の話。
大吾が死んでから3人がバラバラだった間に
状況が変わったのか。
時間は流れている。
人は日々成長しているというのは大袈裟か。
「それなら『Paradise Garden』に行こうか?」
「うん」
茜が鞄から取り出した煙草は
普段俺達が吸っているモノとは違って
細いメンソールの煙草だった。
茜は煙草に火を点けると
ゆっくりと煙を吸い込んでから
口を丸くして煙の輪を1つ、2つと吐き出した。
そして俺の方を見てにこりと微笑んだ。
「あのさ。
茜はどうして大吾達と
遊ぶようになったんだ?」
俺はこの機会に気になっていたことを訊ねた。
「・・何でだと思う?」
茜は俺から目をそらすと
大きな煙の輪を1つ吐き出した。
どうやら俺の問いに
真面目に答える気はないようだ。
「大吾から弱味を握られてたとか?」
俺は鎌をかけた。
茜の手が止まり煙草の灰が地面に落ちた。
茜は顔を上へ向けて細く煙を吐いた。
俺も釣られて空を見た。
学校を出た時には快晴だった空が、
いつの間にか今にも雨が降り出しそうな
曇り空に変わっていた。
「・・今から話すことは
翔太さんと洋さんには秘密にできる?」
「うん?」
秘密と言う言葉は人の興味を掻き立てる。
俺は空を見上げたまま煙草を吸った。
「・・最初はね、
3人で何をコソコソしてるんだろうって
気になったの」
俺の返事を待たずに茜は語りはじめた。
「仲間に入るには
皆の前で煙草を吸わなくちゃいけないのは
あっくんも知ってるでしょ?」
俺は黙って頷いた。
「3人の秘密が煙草だとわかったら、
どうでもよくなって。
男の人って悪いことをするのが格好いい
って思ってるところがあるでしょ?」
そこまで話して茜は俺の顔を見た。
「あっ、でもあっくんは違うのかしら。
あっくんってたまにすごく大人に見えるのよ」
その言葉に俺はどきりとした。
女という生き物は
子供の頃から勘が鋭いのだろうか。
「でも『楽園』っていう言葉には
少しだけ興味があったの」
そこで茜はふたたび煙草を咥えると、
ゆっくり吸い込んでから
「ふぅ」と煙を吐き出した。
俺はその仕草をじっと見ていた。
「実はね。
私、たまに夜家を抜け出して
『楽園』に行くことがあるの」
そう言って茜は笑った。
その笑顔が妙に大人っぽくて、
俺はなぜか目をそらした。
「大吾さんって女の子には弱かったでしょ?」
突然、話が変わった。
「私が仲間に加わって
大吾さんはやり難かったと思うの。
それを翔太さんや洋さんには
気付かれないように必死だったと思うわ。
大吾さんはプライドが高かったから」
大吾の性格を理解し、
そして冷静に分析していた茜に俺は感心した。
俺は茜という少女を
誤解していたのかもしれない。
茜は俺が考えているよりも
ずっと大人で賢い少女なのだ。
「大吾さんは私よりも立場が上だということを
翔太さんや洋さんに示す必要があったの」
俺は頷いた。
茜は煙草を吸ってそれからまた空を見上げた。
俺は黙って続く言葉を待った。
「・・去年の夏休みが終わる頃だったかしら。
私、隠し撮りされたの」
それは突然の告白だった。
「夕方、暑かったからシャワーを浴びてたの。
その時、窓の外から撮られてたみたいで・・」
盗撮。
話の流れからして
その盗撮犯は当然、大吾だろう。
そして茜はその盗撮した映像をネタに
大吾に脅迫されていたのだろうか。
大吾は茜を従わせるためだけに
わざわざ盗撮という行動に出たのか。
その映像をネタに茜にそれ以上のことを
要求したとは考えられないか。
「やだ。あっくんったら、
イヤらしいことを想像してるでしょ?」
「い、いや・・」
俺は慌てて否定した。
「大丈夫。大吾さんにそんな勇気はないから」
「・・そ、そうか」
茜の言葉に俺はホッと胸を撫で下ろした。
「大吾さんはもういないから
一応、安心なんだけど・・」
そう言って茜は少し困ったような顔をした。
「けど?まだ何かあるのか?」
「私を撮ったビデオテープがまだ残ってるの」
茜は煙草を地面に擦って消すと
小さな声で答えた。
「あれを人に見られたら・・。
私、お嫁にいけないわ」
茜の目から1粒の涙が落ちた。
0
あなたにおすすめの小説
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
母の下着 タンスと洗濯籠の秘密
MisakiNonagase
青春
この物語は、思春期という複雑で繊細な時期を生きる少年の内面と、彼を取り巻く家族の静かなる絆を描いた作品です。
颯真(そうま)という一人の高校生の、ある「秘密」を通して、私たちは成長の過程で誰もが抱くかもしれない戸惑い、罪悪感、そしてそれらを包み込む家族の無言の理解に触れます。
物語は、現在の颯真と恋人・彩花との関係から、中学時代にさかのぼる形で展開されます。そこで明らかになるのは、彼がかつて母親の下着に対して抱いた抑えがたい好奇心と、それに伴う一連の行為です。それは彼自身が「歪んだ」と感じる過去の断片であり、深い恥ずかしさと自己嫌悪を伴う記憶です。
しかし、この物語の核心は、単なる過去の告白にはありません。むしろ、その行為に「気づいていたはず」の母親が、なぜ一言も問い詰めず、誰にも告げず、ただ静かに見守り続けたのか——という問いにこそあります。そこには、親子という関係を超えた、深い人間理解と、言葉にされない優しさが横たわっています。
センシティブな題材を、露骨な描写や扇情的な表現に頼ることなく、あくまで颯真の内省的な視点から丁寧に紡ぎ出しています。読者は、主人公の痛みと恥ずかしさを共有しながら、同時に、彼を破綻から救った「沈黙の救済」の重みと温かさを感じ取ることでしょう。
これは、一つの過ちと、その赦しについての物語です。また、成長とは時に恥ずかしい過去を背負いながら、他者の無償の寛容さによって初めて前を向けるようになる過程であること、そして家族の愛が最も深く現れるのは、時に何も言わない瞬間であることを、静かにしかし確かに伝える物語です。
どうか、登場人物たちの静かなる心の襞に寄り添いながら、ページをめくってください。
同じアパートに住む年上未亡人美女は甘すぎる。
ピコサイクス
青春
大学生の翔太は、一人暮らしを始めたばかり。
真下の階に住むのは、落ち着いた色気と優しさを併せ持つ大人の女性・水無瀬紗夜。
引っ越しの挨拶で出会った瞬間、翔太は心を奪われてしまう。
偶然にもアルバイト先のスーパーで再会した彼女は、翔太をすぐに採用し、温かく仕事を教えてくれる存在だった。
ある日の仕事帰り、ふたりで過ごす時間が増えていき――そして気づけば紗夜の部屋でご飯をご馳走になるほど親密に。
優しくて穏やかで――その色気に触れるたび、翔太の心は揺れていく。
大人の女性と大学生、甘くちょっぴり刺激的な同居生活(?)がはじまる。
上司、快楽に沈むまで
赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。
冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。
だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。
入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。
真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。
ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、
篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」
疲労で僅かに緩んだ榊の表情。
その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。
「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」
指先が榊のネクタイを掴む。
引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。
拒むことも、許すこともできないまま、
彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。
言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。
だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。
そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。
「俺、前から思ってたんです。
あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」
支配する側だったはずの男が、
支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。
上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。
秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。
快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。
――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
還暦の性 若い彼との恋愛模様
MisakiNonagase
恋愛
還暦を迎えた和子。保持する資格の更新講習で二十代後半の青年、健太に出会った。何気なくてLINE交換してメッセージをやりとりするうちに、胸が高鳴りはじめ、長年忘れていた恋心に花が咲く。
そんな還暦女性と二十代の青年の恋模様。
その後、結婚、そして永遠の別れまでを描いたストーリーです。
全7話
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる