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九章 Revenge 12月
第109話 いつの世も男と女は・・
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昼休みが始まると、
子供達は次々と教室を飛び出していった。
今日は男女に分かれての「警泥」の日だった。
女子が泥棒で男子が警察だ。
いつの世も女は男の心を盗み、
男は女の尻を追いかける。
そんな中。
相変わらず相馬は机で本を開いていたし、
空気のような存在である池田は
机に座ってぼぅっとしていた。
俺はベランダに出た。
子供達が校庭を
無邪気に走り回っている姿を見ながら、
俺の頭の中では
今朝見た映像が再生されていた。
映像はあの後少し続いていた。
池島は呆然と立ち尽くす一色の前に跪いて、
気の抜けた一色のモノを口にくわえた。
「おおぅぅ」
一色が小さな声を出した。
「綺麗にしてあげますからね、僕ちゃん」
池島はそう囁くと
ゆっくりと丁寧に時間をかけて
一色のモノを嘗め回した。
それが終わると
2人は並んで机の上に腰を下ろした。
「すごく気持ちよかったよぅ、千代さん」
「こんなおばさんのどこがいいのかしら」
「全部だよぅ、
僕ちゃんは若い子には興味がないって
何度も言ってるじゃないかっ」
そう言って一色は
池島の小さな胸に顔を埋めると
夢中でその乳首を吸った。
池島が優しく一色の頭を撫でた。
「はいはい。
若い子に興味がないって言っても
私は僕ちゃんのお母さんよりも
年上でしょう?」
「関係ないよぅ。
まだまだ若すぎるくらいだよぅ。
あと10年経てばもっと魅力的になるよぅ」
「まぁ、10年後には70前よ。
そんなお婆さんでもいいのかしら」
池島はもう一度一色の頭を撫でた。
思い出しただけでもゾッとする映像だった。
人は誰もが仮面をつけて生きている。
そしてその下には
他人には決して見せることのない素顔が
隠されている。
手摺の上で腕を組んで
そこに顔を乗せると自然と溜息が漏れた。
子供達の元気な様子を眺めていると、
無性に煙草が吸いたくなった。
その時。
背後に人の気配がした。
振り返ると洋が立っていた。
「ひ、洋か。
驚かすなよ。
どうしたんだ?
『警泥』の最中じゃないのか?」
「わ、悪ぃ。
実は話があってさ」
そう言って洋はきまりが悪そうに頭を掻いた。
「あ、茜ちゃんのことなんだけどさ」
俺は洋が何を言い出すのかと身構えた。
「前に、あっくんに言ったろ?
茜ちゃんのことが気になるって」
洋は大きく息を吐いて手摺に寄りかかった。
「そのことを誰かに話した?
例えば翔太とかに」
俺は首を振った。
「そっか。
ま、それなら良いんだけどさ。
実は翔太が気付いてるようなんだ。
普段はのろまなくせに
こういう勘は鋭いんだよな」
意外だった。
「でさ。
翔太の奴、
俺に気を使って茜ちゃんのことを
諦めようとしてるんじゃないかな。
最近の翔太を見てるとそう思うんだ」
洋は目を細めて遠くを見ていた。
「俺さ。
考えたんだ。
茜ちゃんのことは気になるけど、
やっぱり翔太も大切な友達だろ?」
俺は黙って頷いた。
そして俺は洋の視線の先を追った。
そこには、
砂場の辺りを走っている茜の姿があった。
その茜を翔太が追いかけていた。
「俺、茜ちゃんを諦めることにしたぜ。
ひっひっひ」
そう言って洋は大袈裟に笑った。
その時。
洋がそっと目尻を拭ったのが視界の端に見えた。
「・・洋。
お前はいい奴だよ」
子供達は次々と教室を飛び出していった。
今日は男女に分かれての「警泥」の日だった。
女子が泥棒で男子が警察だ。
いつの世も女は男の心を盗み、
男は女の尻を追いかける。
そんな中。
相変わらず相馬は机で本を開いていたし、
空気のような存在である池田は
机に座ってぼぅっとしていた。
俺はベランダに出た。
子供達が校庭を
無邪気に走り回っている姿を見ながら、
俺の頭の中では
今朝見た映像が再生されていた。
映像はあの後少し続いていた。
池島は呆然と立ち尽くす一色の前に跪いて、
気の抜けた一色のモノを口にくわえた。
「おおぅぅ」
一色が小さな声を出した。
「綺麗にしてあげますからね、僕ちゃん」
池島はそう囁くと
ゆっくりと丁寧に時間をかけて
一色のモノを嘗め回した。
それが終わると
2人は並んで机の上に腰を下ろした。
「すごく気持ちよかったよぅ、千代さん」
「こんなおばさんのどこがいいのかしら」
「全部だよぅ、
僕ちゃんは若い子には興味がないって
何度も言ってるじゃないかっ」
そう言って一色は
池島の小さな胸に顔を埋めると
夢中でその乳首を吸った。
池島が優しく一色の頭を撫でた。
「はいはい。
若い子に興味がないって言っても
私は僕ちゃんのお母さんよりも
年上でしょう?」
「関係ないよぅ。
まだまだ若すぎるくらいだよぅ。
あと10年経てばもっと魅力的になるよぅ」
「まぁ、10年後には70前よ。
そんなお婆さんでもいいのかしら」
池島はもう一度一色の頭を撫でた。
思い出しただけでもゾッとする映像だった。
人は誰もが仮面をつけて生きている。
そしてその下には
他人には決して見せることのない素顔が
隠されている。
手摺の上で腕を組んで
そこに顔を乗せると自然と溜息が漏れた。
子供達の元気な様子を眺めていると、
無性に煙草が吸いたくなった。
その時。
背後に人の気配がした。
振り返ると洋が立っていた。
「ひ、洋か。
驚かすなよ。
どうしたんだ?
『警泥』の最中じゃないのか?」
「わ、悪ぃ。
実は話があってさ」
そう言って洋はきまりが悪そうに頭を掻いた。
「あ、茜ちゃんのことなんだけどさ」
俺は洋が何を言い出すのかと身構えた。
「前に、あっくんに言ったろ?
茜ちゃんのことが気になるって」
洋は大きく息を吐いて手摺に寄りかかった。
「そのことを誰かに話した?
例えば翔太とかに」
俺は首を振った。
「そっか。
ま、それなら良いんだけどさ。
実は翔太が気付いてるようなんだ。
普段はのろまなくせに
こういう勘は鋭いんだよな」
意外だった。
「でさ。
翔太の奴、
俺に気を使って茜ちゃんのことを
諦めようとしてるんじゃないかな。
最近の翔太を見てるとそう思うんだ」
洋は目を細めて遠くを見ていた。
「俺さ。
考えたんだ。
茜ちゃんのことは気になるけど、
やっぱり翔太も大切な友達だろ?」
俺は黙って頷いた。
そして俺は洋の視線の先を追った。
そこには、
砂場の辺りを走っている茜の姿があった。
その茜を翔太が追いかけていた。
「俺、茜ちゃんを諦めることにしたぜ。
ひっひっひ」
そう言って洋は大袈裟に笑った。
その時。
洋がそっと目尻を拭ったのが視界の端に見えた。
「・・洋。
お前はいい奴だよ」
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