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結局、再会したあの日から離れで暮らしている。
久しぶりにジルと会えて二階でイチャついてる間に、俺の母親と兄貴はそれまで住まわせてもらってた部屋に戻り、帰るための準備をしていたそうだ。で、その日は俺もその部屋で親子三人水入らずの時間を過ごした。
使用人が利用する部屋だからたいして広くはない。そこにそれなりの大きさのテーブルが運び込まれて、載り切れないほどの食事が並んだ。
ディランさんのところで頂いていた食事はどちらかと言うと消化の良い病人食だったが、こちらに並んだのは非常に豪華なものだった。
肉料理だけでも数種類あって、他にも野菜や魚を使った料理が所狭しと並び、挙句の果てにはメイドさんから食後のデザートも用意してありますと告げられた。
母親と兄貴が黙り込んでしまっているから、ここまで豪華なのは今まで出なかったのだろう。
何はともあれ、腹は減っていたのでありがたく頂くことにした。
これがまためちゃくちゃ美味い。他人の目がないからマナーを気にすることなく、腹が一杯になるまで夢中で食べた。俺があまりにもがっつくものだから、病み上がりの体を心配した母親が止めに入り兄貴には頭をはたかれた。
それでも品数だけでなく量も多かったから残してしまい、卓上を見ながら母親が持って帰れないだろうかと真剣に考えていた姿が面白かった。
この部屋は四人部屋だったからその日は俺もそこで寝て、翌朝二人を見送った。
ディランさんは知らない間に帰っていた。
使用人は表向きだとジルに言われたけど本当にそうで、まず部屋からして違う。
ジルが療養のために使っていた部屋にはなんと、他にもいくつか扉があって、そのうちの一つを開けるとさらに部屋があった。俺はその奥の部屋を使わせてもらっている。
ほぼジルと同室。
この屋敷の人達がまた俺を丁寧に、それこそ貴族を相手にするように接するから、なんかもう、囲われてる愛人気分になってくる。
それがあながち間違ってもいないから、何とも言えない心持ちになってしまう。
家には何度か荷物を取りに戻ったくらいで(護衛付きで)、ほぼ外に出てない。
勤めていたパン屋は俺が捕まった時点で兄貴が連絡を入れてくれていたようだが、改めて辞める旨を伝えた。
ジル経由で。
俺は何もしてない。
いいのかなぁ。せめて挨拶はしたかったんだが、ジルが任せろといってから、お願いしてしまった。
外で働きもせず、かと言ってお屋敷で何かの業務をしてるわけでもない俺だが、ダラダラ時間を持て余してるわけではない。
俺は非常に忙しい毎日を送っているのだ。
やはり伯爵家にいるためには教養が必要とのことで、ありとあらゆる勉強をしている。俺もそこはその通りだと思うので異論は無いわけだが、覚えることが多すぎて脳みそがどうにかなりそうだ。
テーブルマナーに始まり立ち居振る舞い、話し方、王国と近隣諸国の歴史や貴族の名前とその来歴。
平民としては一般的だが、俺は初級の教育しか受けていないから、さらにその先のもっと専門的な経済学とか、そういうの。
ダンスレッスンもしてる。なぜか男性パートだけでなく女性パートも覚えさせられてる。
それぞれに担当の教師がいて、まるで貴族の子息だ。
貴族って、結構大変なんだなぁ。
できるだけジルのそばに長くいたい俺は、歯を食いしばって頑張っているわけだ。
ジルは怪我もすっかり治って仕事に復帰した。
復帰して早々、めちゃくちゃ忙しくなって家に戻らない日もあるくらいだ。
なんでも王国に新しい体制を作っているらしく、王様が幅広く意見を聞きたいと軍事担当のジルも会議によく出ているそうだ。それが実現すれば身分関係なく、実力がある人が活躍出来る様になるという。しかもそれはまだ序の口で、これからどんどん世の中が変わっていくだろうとジルは言う。
ジルを襲ったような、暴力で訴えるようなヤツは減っていくだろうと。
俺は今がかなり幸せだから、そう言われてもピンとこないのが正直なところ。
そもそも、俺には何の実力もないしね。
俺の周りにいる人が無事だったら、充分幸せだ。
ジルの寝台の端に俺は一人座っていた。
風呂もすませてバスローブ姿だ。
今日は二日ぶりにジルが王城から帰ってきた。好きな人がいない時間っていうのは例え忙しくても過ぎるのが遅く感じて、張り合いもなくて、つまらないし寂しい。
だから俺は、今とても期待している。
部屋に隣接された浴室へ続く戸が開いて、ジルが出てきた。
まだ髪はしっとりと濡れてて、ローブはゆるく着ているから胸筋の形が良く見えて、俺はもう堪らなくなってしまう。
俺の前まで来たジルの、ローブの紐を引っ張る。そして着ているローブを下に引っ張るとするりとそれは床に落ちて、露になる隆起した筋肉とすでに頭をもたげ始めた陰茎。
俺は両手でジルの腹や両脇を撫でながら顔を寄せてたくさんのキスを腹部に落とす。
石鹸の良い匂い。風呂上がりの高い体温。
俺の胸元に当たるジルの陰茎を刺激するように、わざと体を揺らす。
ジルの手がそっと俺の顎に触れ、そのまま上を向かせられる。
ジルの指が俺の唇の輪郭をなぞって、日本の指を口内に入れてきた。
俺はそれを口淫するように舌を絡めてしゃぶりつく。じゅ、じゅと音を立てて、そしてジルを見上げる。
ジルは俺を見ながら自分の唇をねっとりと舐めていた。
ああ、ヤバい。めちゃめちゃエロい。
吸っていたから、ジルが指を引き抜いたときにちゅぽんと鳴った。その指をジルは舌を出して舐めた。
もう、一つ一つの動作がやらしい。
早く大きいのをぶち込まれたい。
ジルは俺の両脇の下に手を差し入れて持ち上げ、寝台に押し倒してきた。俺だって立派な成人男性で体重もそれなりにあるのだが、ジルはこれを軽々とやってしまう。
ついばむようなキスから舌をすり合わせる深い口づけへ。
その間にジルは俺の両足の間に来た。そして俺のローブの紐を取り去り器用に脱がせると、それを床に放り投げた。
大きくて熱い手で俺の腹や胸を撫でまわす。俺はジルの首に腕を回す。
「んんっ! ……んぅ、ふっ」
乳首を強く摘ままれて体がビクンと跳ねた。そのまま指先で擦り合わせるように揉まれる。口の中で動く舌と乳首への愛撫で、俺は体を震わせた。
今度は指の腹で乳首をぐりぐりと押し込むようにされる。
これ、俺の好きなやつ。ずっとこれされてると、イッちゃうんじゃないかってくらい気持ち良い。
「んぁっ……む、んん……は……んぐ」
顎の角度を変えながらずっと続けられるキスで口の中では唾液が溢れてる。ジルのと俺のが混ざったそれを飲み込む。
「俺がいない間、どうしてた?」
「あ、んん……べ、勉強……んっ。貴族……覚えたり……いつも通り、あっ」
唇を離したジルは乳首をいじる手は止めない。ジルの手からの刺激が腰にまで響いて、俺は嫌々をするように首を振った。
ジルが家を空けた時は必ずと言っていいほど何をしていたか聞いてくる。俺の予定は全部把握してるはずなのに。
「夜は?」
「よ、夜はジルの、こと考えながら……あんっ。ひ、一人でしてた……あっ、待って、いっ、爪……駄目っ」
爪で少し強く摘ままれて、びりびりとした何かが体を走る。
「どんなこと考えながら? やって見せて」
久しぶりにジルと会えて二階でイチャついてる間に、俺の母親と兄貴はそれまで住まわせてもらってた部屋に戻り、帰るための準備をしていたそうだ。で、その日は俺もその部屋で親子三人水入らずの時間を過ごした。
使用人が利用する部屋だからたいして広くはない。そこにそれなりの大きさのテーブルが運び込まれて、載り切れないほどの食事が並んだ。
ディランさんのところで頂いていた食事はどちらかと言うと消化の良い病人食だったが、こちらに並んだのは非常に豪華なものだった。
肉料理だけでも数種類あって、他にも野菜や魚を使った料理が所狭しと並び、挙句の果てにはメイドさんから食後のデザートも用意してありますと告げられた。
母親と兄貴が黙り込んでしまっているから、ここまで豪華なのは今まで出なかったのだろう。
何はともあれ、腹は減っていたのでありがたく頂くことにした。
これがまためちゃくちゃ美味い。他人の目がないからマナーを気にすることなく、腹が一杯になるまで夢中で食べた。俺があまりにもがっつくものだから、病み上がりの体を心配した母親が止めに入り兄貴には頭をはたかれた。
それでも品数だけでなく量も多かったから残してしまい、卓上を見ながら母親が持って帰れないだろうかと真剣に考えていた姿が面白かった。
この部屋は四人部屋だったからその日は俺もそこで寝て、翌朝二人を見送った。
ディランさんは知らない間に帰っていた。
使用人は表向きだとジルに言われたけど本当にそうで、まず部屋からして違う。
ジルが療養のために使っていた部屋にはなんと、他にもいくつか扉があって、そのうちの一つを開けるとさらに部屋があった。俺はその奥の部屋を使わせてもらっている。
ほぼジルと同室。
この屋敷の人達がまた俺を丁寧に、それこそ貴族を相手にするように接するから、なんかもう、囲われてる愛人気分になってくる。
それがあながち間違ってもいないから、何とも言えない心持ちになってしまう。
家には何度か荷物を取りに戻ったくらいで(護衛付きで)、ほぼ外に出てない。
勤めていたパン屋は俺が捕まった時点で兄貴が連絡を入れてくれていたようだが、改めて辞める旨を伝えた。
ジル経由で。
俺は何もしてない。
いいのかなぁ。せめて挨拶はしたかったんだが、ジルが任せろといってから、お願いしてしまった。
外で働きもせず、かと言ってお屋敷で何かの業務をしてるわけでもない俺だが、ダラダラ時間を持て余してるわけではない。
俺は非常に忙しい毎日を送っているのだ。
やはり伯爵家にいるためには教養が必要とのことで、ありとあらゆる勉強をしている。俺もそこはその通りだと思うので異論は無いわけだが、覚えることが多すぎて脳みそがどうにかなりそうだ。
テーブルマナーに始まり立ち居振る舞い、話し方、王国と近隣諸国の歴史や貴族の名前とその来歴。
平民としては一般的だが、俺は初級の教育しか受けていないから、さらにその先のもっと専門的な経済学とか、そういうの。
ダンスレッスンもしてる。なぜか男性パートだけでなく女性パートも覚えさせられてる。
それぞれに担当の教師がいて、まるで貴族の子息だ。
貴族って、結構大変なんだなぁ。
できるだけジルのそばに長くいたい俺は、歯を食いしばって頑張っているわけだ。
ジルは怪我もすっかり治って仕事に復帰した。
復帰して早々、めちゃくちゃ忙しくなって家に戻らない日もあるくらいだ。
なんでも王国に新しい体制を作っているらしく、王様が幅広く意見を聞きたいと軍事担当のジルも会議によく出ているそうだ。それが実現すれば身分関係なく、実力がある人が活躍出来る様になるという。しかもそれはまだ序の口で、これからどんどん世の中が変わっていくだろうとジルは言う。
ジルを襲ったような、暴力で訴えるようなヤツは減っていくだろうと。
俺は今がかなり幸せだから、そう言われてもピンとこないのが正直なところ。
そもそも、俺には何の実力もないしね。
俺の周りにいる人が無事だったら、充分幸せだ。
ジルの寝台の端に俺は一人座っていた。
風呂もすませてバスローブ姿だ。
今日は二日ぶりにジルが王城から帰ってきた。好きな人がいない時間っていうのは例え忙しくても過ぎるのが遅く感じて、張り合いもなくて、つまらないし寂しい。
だから俺は、今とても期待している。
部屋に隣接された浴室へ続く戸が開いて、ジルが出てきた。
まだ髪はしっとりと濡れてて、ローブはゆるく着ているから胸筋の形が良く見えて、俺はもう堪らなくなってしまう。
俺の前まで来たジルの、ローブの紐を引っ張る。そして着ているローブを下に引っ張るとするりとそれは床に落ちて、露になる隆起した筋肉とすでに頭をもたげ始めた陰茎。
俺は両手でジルの腹や両脇を撫でながら顔を寄せてたくさんのキスを腹部に落とす。
石鹸の良い匂い。風呂上がりの高い体温。
俺の胸元に当たるジルの陰茎を刺激するように、わざと体を揺らす。
ジルの手がそっと俺の顎に触れ、そのまま上を向かせられる。
ジルの指が俺の唇の輪郭をなぞって、日本の指を口内に入れてきた。
俺はそれを口淫するように舌を絡めてしゃぶりつく。じゅ、じゅと音を立てて、そしてジルを見上げる。
ジルは俺を見ながら自分の唇をねっとりと舐めていた。
ああ、ヤバい。めちゃめちゃエロい。
吸っていたから、ジルが指を引き抜いたときにちゅぽんと鳴った。その指をジルは舌を出して舐めた。
もう、一つ一つの動作がやらしい。
早く大きいのをぶち込まれたい。
ジルは俺の両脇の下に手を差し入れて持ち上げ、寝台に押し倒してきた。俺だって立派な成人男性で体重もそれなりにあるのだが、ジルはこれを軽々とやってしまう。
ついばむようなキスから舌をすり合わせる深い口づけへ。
その間にジルは俺の両足の間に来た。そして俺のローブの紐を取り去り器用に脱がせると、それを床に放り投げた。
大きくて熱い手で俺の腹や胸を撫でまわす。俺はジルの首に腕を回す。
「んんっ! ……んぅ、ふっ」
乳首を強く摘ままれて体がビクンと跳ねた。そのまま指先で擦り合わせるように揉まれる。口の中で動く舌と乳首への愛撫で、俺は体を震わせた。
今度は指の腹で乳首をぐりぐりと押し込むようにされる。
これ、俺の好きなやつ。ずっとこれされてると、イッちゃうんじゃないかってくらい気持ち良い。
「んぁっ……む、んん……は……んぐ」
顎の角度を変えながらずっと続けられるキスで口の中では唾液が溢れてる。ジルのと俺のが混ざったそれを飲み込む。
「俺がいない間、どうしてた?」
「あ、んん……べ、勉強……んっ。貴族……覚えたり……いつも通り、あっ」
唇を離したジルは乳首をいじる手は止めない。ジルの手からの刺激が腰にまで響いて、俺は嫌々をするように首を振った。
ジルが家を空けた時は必ずと言っていいほど何をしていたか聞いてくる。俺の予定は全部把握してるはずなのに。
「夜は?」
「よ、夜はジルの、こと考えながら……あんっ。ひ、一人でしてた……あっ、待って、いっ、爪……駄目っ」
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