8 / 34
2.エルフの里
7.伝説の黄金獣
しおりを挟む
「おはようシバタ!」
翌朝、割れんばかりの大声でトゥリンが起こしに来る。
「……うっ、寒っ」
よく見ると俺は布団の端に追いやられていて、布団の真ん中にはサブローさんが大きく伸びてる。
「サブローさんに布団を譲ってやるなんて、シバタは何て優しいんだ!」
「はは……」
おかしい。昨日、夜寝る時に「サブローさんのベッドはこっちな」ってわざわざ部屋の隅に座布団を敷いてサブローさんの寝床を作ったのに……。
俺は布団の上のサブローさんを退かし、立ちあがった。
トゥリンは昨日と同じ麦飯のおかゆと丸薬を差し出す。
「これは今日の分の薬だ。忘れずに飲むように」
そういえば、毒に侵されてたんだった。もうすっかり体も軽くて気分もいい。
「ありがとう。大分具合はいいよ」
「それは良かった。でも念のため薬は飲むんだぞ」
続いてギルンもやってくる。
「おはよう、調子はいかがかな? これはサブローさんのエサだ」
大量のキャベツと人参を置くギルン。サブローさんはムシャムシャと生のキャベツにかじりついた。
コキコキと首を回す。
だいぶ体の調子も良くなってきたし、そろそろここを立つかな。
というか、魔王とかいうのはどこに住んでいるんだろう。
俺はトゥリンとギルンに尋ねた。
「なあ、聞きたいんだが、魔王とかいうのはどこに住んでるんだ?」
「魔王?」
キョトンとするギルン。
トゥリンは眉間に皺を寄せる。
「確か鬼ヶ島とかいう島に封じられたんじゃなかったっけ? 随分昔に……」
鬼ヶ島か。何だか日本昔ばなしみたいな名前の島だな。
「そうか。じゃあその鬼ヶ島というのはどこにあるんだ?」
「それは知らない」
首を振るトゥリン。まぁ、島の名前が分かれば、あとは地図で調べればいいか。
「それよりも、村長が調子が良くなったら話を聞かせてほしいと言っていたぞ」
思い出したようにギルンが言う。
「その時に村長に聞けば何か分かるんじゃないか?」
「村長か」
エルフの村長。どんな人だろう。
ヒゲを生やした仙人みたいな老人を思い浮かべる。
「分かった、それじゃあ今日にでも村長に会いに行こう」
もしかしてエルフの村長なら鬼ヶ島や魔王のことも知っているだろうか?
◇◆◇
「あれが村長の家だ」
トゥリンが集落の端にある一番大きな木造家屋を指さす。
「村長、シバタを連れてきましたー」
トゥリンが村長の家の戸をノックすると、中から低い女性の声が聞こえてきた。
「入れ」
緊張しながら中に入ると、中には椅子に腰掛けた二十七、八歳くらいの外見の美女がいた。
艶やかになびく絹糸のような銀髪。
その気品、優雅な佇まいは、まるでロシア貴族が飼っていたという大型犬・ボルゾイのようだ。
この人が村長なのか?
「ようこそ。妾《わらわ》が村長で長老のマルザじゃ」
マルザ村長がうやうやしく挨拶をすると、髪をサラリとかきあげた。
さすが不老長寿と言われるエルフ、歳をとっても美しい。
「シバタです。こっちは柴犬のサブローさん」
俺が挨拶をするとサブローさんはキリッとした顔で座布団の上にお座りする。トゥリンは緊張した面持ちでその横に据わった。
「そうか、これが噂の獣か」
マルザ村長が脚を組み替える。スリットの入ったロングドレスからチラリと美脚がのぞいた。
「噂通り神々しい獣じゃ」
いや、ただの犬なんだけど。
マルザは美しい切れ長の瞳でじっとサブローさんを見つめた。
「妾《わらわ》も今までこんなにも人に慣れる獣を見たことがない。それにこの毛の色、耳や尻尾の形……言い伝えに出てくる『伝説の黄金獣』にそっくりじゃ」
「伝説の黄金獣?」
「昔、魔王を封印した伝説の勇者がいたのじゃが、その勇者が連れておったという獣のことじゃよ。もう千年も昔のことになるかの」
そういえば、ミアキスがそんなこと言ってたな。
「マルザさんはその勇者に会ったことがあるんですか?」
「いや、エルフの寿命は約千年。当時のことを知るエルフはほとんどいない。妾も母親から話を聞いただけじゃ」
「そうなんですか」
「母親の話によると、その伝説の獣は見た目はキツネそっくり。じゃがキツネとは違い手足は白く、体はがっちりとしており、くるりと巻いた尾をしていたという」
確かに、サブローさんはその特徴に当てはまる。というか、柴犬そのものだ。
「そのリンゴ」
すると、マルザ村長は俺たちの目の前に置かれたフルーツの盛り合わせを指さす。
「立派なリンゴじゃろう?」
「? は、はい。真っ赤で美味しそうです」
「そうじゃろう。じゃが、言い伝えによると、昔この地には小さくて酸っぱく、ボソボソしたリンゴしかなかったのだという」
皿の上のリンゴをじっと見つめるマルザ村長。
「そうだったんですか」
「ああ。じゃが、幻の黄金獣がこの地で糞をしたところ、糞から真っ赤で大きく甘いリンゴの実がなる木が生えてきたのだそうじゃ」
「は......はあ。そんな伝説が」
「今ではこの地のリンゴは『エルフ林檎』として人気を博していて、資源の少なかった村にとっては重要な収入源となっているのじゃ」
「なるほど」
それでエルフたちはサブローさんのウ〇チを有難がっていたのか。納得だ。
他にもマルザ村長は、村に伝わる勇者様や黄金獣、お供のエルフの話をいくつかしてくれた。
伝説の黄金獣がゲロをしたところから麦が生えてきたこと。
伝説の黄金獣のウ〇チからは、黄色くて丸い未知の芋が生まれ、その芋はのちに「ジャガイモ」と名を付けられたこと。
「この世界にジャガイモが誕生した瞬間じゃ」
「な、なるほど」
そこで俺は、思い切って切り出してみることにした。
「実は俺は、その勇者の生まれ変わりと言われているんです」
「ほう?」
俺は異世界から転生してきたこと、女神によると勇者の生まれ変わりらしいことをマルザ村長に話した。
「なんと」
目を見開くマルザとトゥリン。
「それは伝説の勇者確定だな! まさかシバタがそんな凄い奴だったとは。やはり私の目に狂いは無かった」
トゥリンがキラキラした瞳でこちらを見てくるので、慌てて訂正する。
「いや、まだ確定では」
「そうじゃな。妾も信じたいが、まだそうと決めるのは早い。女神も確率は六割と言っておったのじゃろう?」
「えーっ、そうだけど……よく見ろ、なんとなく勇者っぽいだろ!」
トゥリンが適当なフォローをする。何となくってなんだ。俺に勇者らしさなんてゼロだぞ。アディ〇スのジャージだし……。
すると急にサブローさんが真剣な顔をしてスッと立ちあがった。
「ん? どうした?」
「その獣、妾に何か言いたいことでもあるのか?」
マルザ村長はゴクリと息を呑む。
サブローさんはマルザ村長に背を向けると、外に向かってグイグイと縄を引っ張っていく。
「どうした、サブローさん!」
俺たちはサブローさんについて外に出た。
クンクンと迫真の表情で木の匂いを嗅ぐサブローさん。
「な……何じゃ!?」
俺たちが固唾を飲んで見守っていると、サブローさんはサッと足を上げ、勢い良くオシッコを引っかけた。
「なんだ、オシッコか」
「おお、黄金獣様の黄金水!」
「私にもそのお聖水をかけてください!」
どこからか集まってくる野次馬エルフ。
サブローさんは近くの木に順番にオシッコをかけていく。その度エルフたちが木の周りに群がった。
「あのポーズは!!」
「まさか伝説の!?」
今度はサブローさんはおもむろに地面にしゃがみこむ。
サブローさんがいきみだしたので、俺は慌てて麻袋からシャベルを取り出した。
「見ろ、黄金のシャベルだ!」
「なんと神々しい。やはり黄金獣は格が違う!」
サブローさんが出したウ〇チに群がるエルフの人々。
ザッザッザッ。
が、ウ〇チをしたサブローさんは、後ろ足でウ〇チに砂をかけ始めたので、エルフたちは慌てて立ち止まる。
「わっ!」
「ゲホゲホ」
巻き起こる砂埃。
俺は砂埃が収まってからサブローさんのウ〇チを拾おうとした。
すると観衆が突然ザワザワとし始めた。
「おい、あれを見ろ!」
「何だあれは!」
見ると、サブローさんが掘った地面から金色に光る何かが出てきた。
「何か出てきたぞ」
「何だ? 金貨か?」
シャベルで掘ってみると、そこから出てきたのは黄金の装飾を施した立派な剣だった。
「それは!」
マルザ村長がすっ飛んでくる。
「知ってるんですか?」
「ああ! 私の母親がチャンバラごっこをしているうちに無くしてしまったという伝説の勇者の剣だ!!」
伝説の勇者の剣!?
--------------------------
◇柴田のわんわんメモ🐾
◼マーキング
・犬が電柱や塀などに片足を上げてオシッコをかける行為をマーキングと言い、自分の縄張りを守るために本能的に行う。犬はオシッコの匂いを嗅ぐことで、マーキングした犬の年齢や性別、健康状態を判断していると言われている
◼ボルゾイ
・長い手足と口吻《マズル》美しい長毛を持ち、優雅な佇まいが特徴の超大型犬。後ろ足で立ち上がると成人男性同じくらいの身長になる。
・元々狼狩りに用いられた犬で、昔はロシアの王侯貴族しか買うことが許されていなかった。非常に足が速く時速50kmで走る。
翌朝、割れんばかりの大声でトゥリンが起こしに来る。
「……うっ、寒っ」
よく見ると俺は布団の端に追いやられていて、布団の真ん中にはサブローさんが大きく伸びてる。
「サブローさんに布団を譲ってやるなんて、シバタは何て優しいんだ!」
「はは……」
おかしい。昨日、夜寝る時に「サブローさんのベッドはこっちな」ってわざわざ部屋の隅に座布団を敷いてサブローさんの寝床を作ったのに……。
俺は布団の上のサブローさんを退かし、立ちあがった。
トゥリンは昨日と同じ麦飯のおかゆと丸薬を差し出す。
「これは今日の分の薬だ。忘れずに飲むように」
そういえば、毒に侵されてたんだった。もうすっかり体も軽くて気分もいい。
「ありがとう。大分具合はいいよ」
「それは良かった。でも念のため薬は飲むんだぞ」
続いてギルンもやってくる。
「おはよう、調子はいかがかな? これはサブローさんのエサだ」
大量のキャベツと人参を置くギルン。サブローさんはムシャムシャと生のキャベツにかじりついた。
コキコキと首を回す。
だいぶ体の調子も良くなってきたし、そろそろここを立つかな。
というか、魔王とかいうのはどこに住んでいるんだろう。
俺はトゥリンとギルンに尋ねた。
「なあ、聞きたいんだが、魔王とかいうのはどこに住んでるんだ?」
「魔王?」
キョトンとするギルン。
トゥリンは眉間に皺を寄せる。
「確か鬼ヶ島とかいう島に封じられたんじゃなかったっけ? 随分昔に……」
鬼ヶ島か。何だか日本昔ばなしみたいな名前の島だな。
「そうか。じゃあその鬼ヶ島というのはどこにあるんだ?」
「それは知らない」
首を振るトゥリン。まぁ、島の名前が分かれば、あとは地図で調べればいいか。
「それよりも、村長が調子が良くなったら話を聞かせてほしいと言っていたぞ」
思い出したようにギルンが言う。
「その時に村長に聞けば何か分かるんじゃないか?」
「村長か」
エルフの村長。どんな人だろう。
ヒゲを生やした仙人みたいな老人を思い浮かべる。
「分かった、それじゃあ今日にでも村長に会いに行こう」
もしかしてエルフの村長なら鬼ヶ島や魔王のことも知っているだろうか?
◇◆◇
「あれが村長の家だ」
トゥリンが集落の端にある一番大きな木造家屋を指さす。
「村長、シバタを連れてきましたー」
トゥリンが村長の家の戸をノックすると、中から低い女性の声が聞こえてきた。
「入れ」
緊張しながら中に入ると、中には椅子に腰掛けた二十七、八歳くらいの外見の美女がいた。
艶やかになびく絹糸のような銀髪。
その気品、優雅な佇まいは、まるでロシア貴族が飼っていたという大型犬・ボルゾイのようだ。
この人が村長なのか?
「ようこそ。妾《わらわ》が村長で長老のマルザじゃ」
マルザ村長がうやうやしく挨拶をすると、髪をサラリとかきあげた。
さすが不老長寿と言われるエルフ、歳をとっても美しい。
「シバタです。こっちは柴犬のサブローさん」
俺が挨拶をするとサブローさんはキリッとした顔で座布団の上にお座りする。トゥリンは緊張した面持ちでその横に据わった。
「そうか、これが噂の獣か」
マルザ村長が脚を組み替える。スリットの入ったロングドレスからチラリと美脚がのぞいた。
「噂通り神々しい獣じゃ」
いや、ただの犬なんだけど。
マルザは美しい切れ長の瞳でじっとサブローさんを見つめた。
「妾《わらわ》も今までこんなにも人に慣れる獣を見たことがない。それにこの毛の色、耳や尻尾の形……言い伝えに出てくる『伝説の黄金獣』にそっくりじゃ」
「伝説の黄金獣?」
「昔、魔王を封印した伝説の勇者がいたのじゃが、その勇者が連れておったという獣のことじゃよ。もう千年も昔のことになるかの」
そういえば、ミアキスがそんなこと言ってたな。
「マルザさんはその勇者に会ったことがあるんですか?」
「いや、エルフの寿命は約千年。当時のことを知るエルフはほとんどいない。妾も母親から話を聞いただけじゃ」
「そうなんですか」
「母親の話によると、その伝説の獣は見た目はキツネそっくり。じゃがキツネとは違い手足は白く、体はがっちりとしており、くるりと巻いた尾をしていたという」
確かに、サブローさんはその特徴に当てはまる。というか、柴犬そのものだ。
「そのリンゴ」
すると、マルザ村長は俺たちの目の前に置かれたフルーツの盛り合わせを指さす。
「立派なリンゴじゃろう?」
「? は、はい。真っ赤で美味しそうです」
「そうじゃろう。じゃが、言い伝えによると、昔この地には小さくて酸っぱく、ボソボソしたリンゴしかなかったのだという」
皿の上のリンゴをじっと見つめるマルザ村長。
「そうだったんですか」
「ああ。じゃが、幻の黄金獣がこの地で糞をしたところ、糞から真っ赤で大きく甘いリンゴの実がなる木が生えてきたのだそうじゃ」
「は......はあ。そんな伝説が」
「今ではこの地のリンゴは『エルフ林檎』として人気を博していて、資源の少なかった村にとっては重要な収入源となっているのじゃ」
「なるほど」
それでエルフたちはサブローさんのウ〇チを有難がっていたのか。納得だ。
他にもマルザ村長は、村に伝わる勇者様や黄金獣、お供のエルフの話をいくつかしてくれた。
伝説の黄金獣がゲロをしたところから麦が生えてきたこと。
伝説の黄金獣のウ〇チからは、黄色くて丸い未知の芋が生まれ、その芋はのちに「ジャガイモ」と名を付けられたこと。
「この世界にジャガイモが誕生した瞬間じゃ」
「な、なるほど」
そこで俺は、思い切って切り出してみることにした。
「実は俺は、その勇者の生まれ変わりと言われているんです」
「ほう?」
俺は異世界から転生してきたこと、女神によると勇者の生まれ変わりらしいことをマルザ村長に話した。
「なんと」
目を見開くマルザとトゥリン。
「それは伝説の勇者確定だな! まさかシバタがそんな凄い奴だったとは。やはり私の目に狂いは無かった」
トゥリンがキラキラした瞳でこちらを見てくるので、慌てて訂正する。
「いや、まだ確定では」
「そうじゃな。妾も信じたいが、まだそうと決めるのは早い。女神も確率は六割と言っておったのじゃろう?」
「えーっ、そうだけど……よく見ろ、なんとなく勇者っぽいだろ!」
トゥリンが適当なフォローをする。何となくってなんだ。俺に勇者らしさなんてゼロだぞ。アディ〇スのジャージだし……。
すると急にサブローさんが真剣な顔をしてスッと立ちあがった。
「ん? どうした?」
「その獣、妾に何か言いたいことでもあるのか?」
マルザ村長はゴクリと息を呑む。
サブローさんはマルザ村長に背を向けると、外に向かってグイグイと縄を引っ張っていく。
「どうした、サブローさん!」
俺たちはサブローさんについて外に出た。
クンクンと迫真の表情で木の匂いを嗅ぐサブローさん。
「な……何じゃ!?」
俺たちが固唾を飲んで見守っていると、サブローさんはサッと足を上げ、勢い良くオシッコを引っかけた。
「なんだ、オシッコか」
「おお、黄金獣様の黄金水!」
「私にもそのお聖水をかけてください!」
どこからか集まってくる野次馬エルフ。
サブローさんは近くの木に順番にオシッコをかけていく。その度エルフたちが木の周りに群がった。
「あのポーズは!!」
「まさか伝説の!?」
今度はサブローさんはおもむろに地面にしゃがみこむ。
サブローさんがいきみだしたので、俺は慌てて麻袋からシャベルを取り出した。
「見ろ、黄金のシャベルだ!」
「なんと神々しい。やはり黄金獣は格が違う!」
サブローさんが出したウ〇チに群がるエルフの人々。
ザッザッザッ。
が、ウ〇チをしたサブローさんは、後ろ足でウ〇チに砂をかけ始めたので、エルフたちは慌てて立ち止まる。
「わっ!」
「ゲホゲホ」
巻き起こる砂埃。
俺は砂埃が収まってからサブローさんのウ〇チを拾おうとした。
すると観衆が突然ザワザワとし始めた。
「おい、あれを見ろ!」
「何だあれは!」
見ると、サブローさんが掘った地面から金色に光る何かが出てきた。
「何か出てきたぞ」
「何だ? 金貨か?」
シャベルで掘ってみると、そこから出てきたのは黄金の装飾を施した立派な剣だった。
「それは!」
マルザ村長がすっ飛んでくる。
「知ってるんですか?」
「ああ! 私の母親がチャンバラごっこをしているうちに無くしてしまったという伝説の勇者の剣だ!!」
伝説の勇者の剣!?
--------------------------
◇柴田のわんわんメモ🐾
◼マーキング
・犬が電柱や塀などに片足を上げてオシッコをかける行為をマーキングと言い、自分の縄張りを守るために本能的に行う。犬はオシッコの匂いを嗅ぐことで、マーキングした犬の年齢や性別、健康状態を判断していると言われている
◼ボルゾイ
・長い手足と口吻《マズル》美しい長毛を持ち、優雅な佇まいが特徴の超大型犬。後ろ足で立ち上がると成人男性同じくらいの身長になる。
・元々狼狩りに用いられた犬で、昔はロシアの王侯貴族しか買うことが許されていなかった。非常に足が速く時速50kmで走る。
0
あなたにおすすめの小説
異世界召喚されたけどスキルが地味だったので、現代知識とアイテムボックスで絶品料理を作ったら大商会になっちゃいました
黒崎隼人
ファンタジー
手違いで剣も魔法もない異世界に召喚された、しがない日本のサラリーマン、湊カイリ。
彼に与えられたのは、無限に物が入る【アイテムボックス】と、物の名前が分かる【鑑定】という、あまりにも地味な二つのスキルだけだった。
戦闘能力は皆無。途方に暮れるカイリだったが、異世界の食事が絶望的に不味いことを知り、大きなチャンスに気づく。
現代日本の「当たり前」の知識は、この世界ではとんでもない「宝」なのだと!
「醤油?味噌?そんなものがあれば、この世界の食文化はひっくり返るぞ!」
ひょんなことから出会った没落貴族の美少女・リリアナと共に、カイリは現代知識と地味スキルを駆使して屋台から商売をスタート。
絶品料理で人々の胃袋を掴み、さらには便利な生活用品を次々と発明していく。
伝説の神獣の幼体「フェン」やドワーフの鍛冶師など、頼れる仲間たちも加わり、彼らが立ち上げた「サンライズ商会」は瞬く間に大躍進!
迫り来る悪徳商会や腐敗した貴族の妨害も、現代のマーケティング術と知恵で痛快に打ち破る!
これは、平凡なサラリーマンが異世界の常識を覆し、食と生活に革命を起こして一代で大商会を築き上げる、痛快成り上がりファンタジー!
美味しい料理と、もふもふな相棒、そして仲間との絆。
人生、逆転できないことなんて何もない!
異世界に転移してしまった私、古民家をもらったのでカフェを始めたら大盛況。国王陛下が頻繁に来るのですが、どうしたらいいですか?
来栖とむ
ファンタジー
ブラック企業で疲れ果てた30歳の元OL・美里(みさと)が転移した先は、見渡す限りの深い森。
そこで彼女が授かったのは、魔女の称号……ではなく、一軒の**「日本の古民家」**だった!
亡き祖母が遺したその屋敷には、異世界では失われたはずの「お醤油」「お味噌」「白いお砂糖」という禁断の調味料が眠っていて――。
「えっ、唐揚げにそんなに感動しちゃうの?」
「プリン一口で、国王陛下が泣いちゃった……!?」
おにぎり、オムライス、そして肉汁溢れるハンバーグ。
現代日本の「当たり前」が、この世界では常識を覆す究極の美食に。
お掃除のプロな親子や、お忍びの王様、さらにはツンデレな宮廷料理人まで巻き込んで、
美味しい香りに包まれた、心もお腹も満たされるスローライフが今、始まります!
悪役令嬢に転生したので、ゲームを無視して自由に生きる。私にしか使えない植物を操る魔法で、食べ物の心配は無いのでスローライフを満喫します。
向原 行人
ファンタジー
死にかけた拍子に前世の記憶が蘇り……どハマりしていた恋愛ゲーム『ときめきメイト』の世界に居ると気付く。
それだけならまだしも、私の名前がルーシーって、思いっきり悪役令嬢じゃない!
しかもルーシーは魔法学園卒業後に、誰とも結ばれる事なく、辺境に飛ばされて孤独な上に苦労する事が分かっている。
……あ、だったら、辺境に飛ばされた後、苦労せずに生きていけるスキルを学園に居る内に習得しておけば良いじゃない。
魔法学園で起こる恋愛イベントを全て無視して、生きていく為のスキルを習得して……と思ったら、いきなりゲームに無かった魔法が使えるようになってしまった。
木から木へと瞬間移動出来るようになったので、学園に通いながら、辺境に飛ばされた後のスローライフの練習をしていたんだけど……自由なスローライフが楽し過ぎるっ!
※第○話:主人公視点
挿話○:タイトルに書かれたキャラの視点
となります。
【完結】転生7年!ぼっち脱出して王宮ライフ満喫してたら王国の動乱に巻き込まれた少女戦記 〜愛でたいアイカは救国の姫になる
三矢さくら
ファンタジー
【完結しました】異世界からの召喚に応じて6歳児に転生したアイカは、護ってくれる結界に逆に閉じ込められた結果、山奥でサバイバル生活を始める。
こんなはずじゃなかった!
異世界の山奥で過ごすこと7年。ようやく結界が解けて、山を下りたアイカは王都ヴィアナで【天衣無縫の無頼姫】の異名をとる第3王女リティアと出会う。
珍しい物好きの王女に気に入られたアイカは、なんと侍女に取り立てられて王宮に!
やっと始まった異世界生活は、美男美女ぞろいの王宮生活!
右を見ても左を見ても「愛でたい」美人に美少女! 美男子に美少年ばかり!
アイカとリティア、まだまだ幼い侍女と王女が数奇な運命をたどる異世界王宮ファンタジー戦記。
大根令嬢の雑学無双、王弟殿下を添えて。~ 前世を思い出したので、許婚をほったらかして人助けしまくります!!
古森真朝
恋愛
気弱な伯爵令嬢のカレンは、自分勝手な婚約者レナートに振り回されていた。耐え続けていたある日、舞踏会で何者かに突き飛ばされ、階段から落ちてしまう。
その傷が元で儚く……なるかと思いきや。衝撃で前世を思い出したカレンは一転、かの『ド根性大根』みたいな超・ポジティブ人間になっていた。
『モラハラ婚約者の思惑なんぞ知るか!! 今度こそ好きなことやって、目いっぱい幸せに長生きするんだから!!!』
昔ひたすら読書に耽って身に着けた『雑学』を武器に、うっかり採れ過ぎた作物や、開墾しようとすると不幸に見舞われる土地、不治の病にかかった王族、等々の問題をどんどん解決。
領地の内外で心強い友人が出来たり、いつの間にかものすごく有名になっていたり、何かと協力してくれる王弟ヴィクトルから好意を寄せられたり(注:気付いてない)する中、温かい家族と共に仕事に励んでいく。
一方、前世から因縁のある人々もまた、こちらに転生していて――
オバちゃんだからこそ ~45歳の異世界珍道中~
鉄 主水
ファンタジー
子育ても一段落した40過ぎの訳あり主婦、里子。
そんなオバちゃん主人公が、突然……異世界へ――。
そこで里子を待ち構えていたのは……今まで見たことのない奇抜な珍獣であった。
「何がどうして、なぜこうなった! でも……せっかくの異世界だ! 思いっ切り楽しんじゃうぞ!」
オバちゃんパワーとオタクパワーを武器に、オバちゃんは我が道を行く!
ラブはないけど……笑いあり、涙ありの異世界ドタバタ珍道中。
いざ……はじまり、はじまり……。
※この作品は、エブリスタ様、小説家になろう様でも投稿しています。
過労死して転生したら『万能農具』を授かったので、辺境でスローライフを始めたら、聖獣やエルフ、王女様まで集まってきて国ごと救うことになりました
黒崎隼人
ファンタジー
過労の果てに命を落とした青年が転生したのは、痩せた土地が広がる辺境の村。彼に与えられたのは『万能農具』という一見地味なチート能力だった。しかしその力は寂れた村を豊かな楽園へと変え、心優しきエルフや商才に長けた獣人、そして国の未来を憂う王女といった、かけがえのない仲間たちとの絆を育んでいく。
これは一本のクワから始まる、食と笑い、もふもふに満ちた心温まる異世界農業ファンタジー。やがて一人の男のささやかな願いが、国さえも救う大きな奇跡を呼び起こす物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる