19 / 34
4.コボルトの里
18.伝説の犬神様
しおりを挟む
「お帰りなさいませ」
村長の家に帰ると、ボストンテリアの使用人が出迎える。
「ただいま。村長は?」
「村長は奥で奥様とくつろいでおいでです」
「奥様?」
「ええ、先程は美容院に行っていたため不在でした」
「美容院ってことは、奥さんはフレブルじゃないのか」
舌を出してニコリと笑うボストンテリア。
「ええ。奥様はプードルでございます。挨拶なさいますか?」
プードルか。俺は洋服屋さんにいた可愛らしいトイプードルを思い浮かべた。
ボストンテリアの後について奥に入る。
「失礼します。客人をお連れしました」
「あら、ごきげんよう。私が村長夫人のプミ子です」
スッと夫人が立ち上がる。
その顔はまさしくプードル――だけど
「で、デカい!!」
トゥリンが呟く。俺は頷き、ゴクリと唾を飲み込んだ。
大きい。170cm以上あるんじゃないか。
パク作もブル村長も130cmか140cmくらいしかないし、町で見かけたプードル型のコボルトも皆小さかったので勝手に小さいと予想していたので意表をつかれた。
まさかこの夫人、スタンダード・プードルなのか!?
小型犬のイメージが強いプードルは、実は元々大型犬。
日本で馴染み深いトイプードルは、元々大きな犬であるプードルを品種改良して出来た犬なのだ。
「す、素敵な髪型ですね」
美容院に行ってきたというのでとりあえず褒めておく。
「ええ。プードルと言えばこの髪型ですもの」
胸を張る夫人。
夫人のカットは手足にボンボンのついた伝統的なプードルカットだ。
プードルは元々は鴨などを取る狩猟犬で、手足に丸いボンボンがついたようなあの独特のカットは、水中で猟をする際に、胸回りや足先など体の一部を保護するためにできたと言われている。
そう言えば、町で会ったプードルも皆この髪型で、今流行りのテディベアカットにしているのは居なかったな。
ということは、この町で美容院を開いてテディベアカットを流行らせれば大儲け出来るのでは!?
考えれば考えるほどいいアイディアのような気がしてきた。
魔王討伐が終わったらコボルトの美容師《トリマー》になるのもいいかも知れないな。
問題は、ずっと柴犬しか飼ってこなかったから、犬の毛のカットなんてした事がないってことなんだけど……
俺が将来についてそんな展望を立てていると、トゥリンとモモが変な顔をする。
「どうしたんだシバタ、ニタニタして」
「どうせまたイヌのことを考えてるです!」
なぜ分かった!
「おお、戻ってきたか」
ブル村長が戻ってくる。
「あ、はい、戻りました。奥様……その、スラリとしていて美人ですね」
俺が言うと、ブル村長が御満悦そうな笑みを浮かべる。
「そうだろう、そうだろう。手足が長くて、まるで女神のような高貴な顔をしている。一目彼女を見た瞬間に恋に落ちたよ」
「まあ、あなたったら!」
「ははは……」
やはり、自分に無いものを求めた結果そうなってしまったのだろうか?
のろける夫婦に苦笑していると、小柄なチワワのコボルトたちが料理を運んでくる。
「皆様、料理ができましたよ!」
「よし、宴会だ!」
村長が立ち上がる。
「宴が始まるぞーー!!」
コボルトの村の宴会が始まった。
奥の宴会室に通されると、そこにはコボルトの族長たちがたくさん座っていて、俺たちも案内されて席につくと、目の前に沢山の料理が運ばれてきた。
鶏肉をメインに野菜、穀物、芋、豆、果物など色とりどりの皿がズラリと目の前に並ぶ。
「いただきまーす!!」
みんなで食卓を囲む。俺は焼いた若鶏や豆のスープを口に入れた。
「うん、薄味だけど美味しいな」
俺が言うと、トゥリンも頷く。
「ああ。人間の里の料理は味が濃すぎたから、私にはこの方が好みなくらいだ」
「そうなのか?」
通りでトゥリンの料理は味が薄すぎると思った!
「モモも人間の食事よりコボルトの食事のほうが好き」
モモも嬉しそうに言う。うーん、そうなのか。
「サブローさん、よし!」
俺が命令《コマンド》を出すとサブローさんが料理にがっく。
良かった。さっきまで知らない犬《コボルト》に囲まれて、まるで動物病院の待合室にいるみたいに緊張して大人しかったけど、ご飯を食べたら少しリラックスしたみたいだ。
「その子はスプーンとフォークを使えないの?」
プミ子夫人が不思議そうに言う。
「ええ。前足が物を持てる形になっていませんので」
サブローさんの前足を見せてやる。
夫人は不思議そうに自分の手と見比べた。
「あら、本当」
夫人の手は、毛むくじゃらで退化した肉球は付いているものの、基本的に人間と似たような五本指だ。
なるほど、コボルトの手というのはこうなっているのか。
「それに、立っても歩けないの?」
夫人はさらに尋ねる。
「はい。関節や背骨の作りがコボルトとは違うので」
「顔は私たちコボルトみたいなのに、不思議ねえ」
プミ子夫人が言うと、チワワも同意する。
「不思議です」
「顔なんかシュッとしててイケメンなのに」
「本当、勿体無いわぁ」
女子トークが始まる。まるでイケメンゴリラを持て囃す人間のようだ。
心なしかサブローさんの顔もキリッとなる。
ブル村長は話し始めた。
「そうそう、そのサブローさんの事なんだがね、私も気になって調べてみたんだよ。そしたらどうも我々の里に伝わる『伝説の犬神様』なんじゃないかと」
「伝説の犬神様?」
「伝説によると、その昔、勇者様はお供に『伝説の犬神様』というコボルトに似た四足の動物を連れていたそうな。勇者様はその犬神様を深く愛していて、ついには犬神様と交わり我々コボルトが生まれたと!」
変態だな、伝説の勇者!
ブル村長はニコニコと続ける。
「つまり我々コボルトは勇者様の血をひいているのです」
「はあ、なるほど」
トゥリンが俺の袖を引っ張る。
「さっきからフガフガと何を言っているんだ?」
「サブローさんはコボルトの神話に出てくる祖先の獣に似てるって」
俺がかいつまんで神話の説明をすると、トゥリンはクスリと笑った。
「うむ、犬と交わるとは、さすがシバタの前世だな」
なぜか納得した様子のトゥリン。
いや、俺は確かに犬好きだけど、そっちの趣味は無いから!!
「近くの村に犬神様の像もあるんですよ」
チワワがプルプル震えながら言う。
「へぇ、見たいなあ」
「それに、犬神様の像には、かつて勇者が魔王を封印した時のことを書いてあるんです。もしかすると、何かの助けになるかも知れません」
チワワがウルウルしながら言う。
「なるほど」
犬神様の像、一体どんな像なんだろう。
サブローさんと似ているって、本当だろうか?
「なぁトゥリン、犬神様の像ってのがあるらしいんだが、見に行ってもいいか?」
俺が言うと、トゥリンが渋い顔をする。
「シバタ、遊びに来てるんじゃ無いんだぞ。まず私たちはイクベの村に行って、それから魔王退治をだな」
そうだ、イクベの村!
俺は村長に聞いてみた。
「そういえば村長、イクベって場所をご存知ですか? 俺たちそこに行きたくて間違ってここに来たんだけど」
俺が言うと、ブル村長はコテンと首を傾げた。
「……はて?」
やっぱり知らないか。
するとプミ子夫人が答える。
「嫌だわあなた、イクベの村なら鬼ヶ島にあるじゃないの!」
「ああ、ああそうだった」
頭をかくブル村長。
「イクベは……鬼ヶ島に?」
どうやら、偶然にも俺たちの目的地は鬼ヶ島にあるらしい。
--------------------------
◇柴田のわんわんメモ🐾
◼プードル
・スタンダード、ミディアム、ミニチュア、トイの4サイズある。一番大きなスタンダードは大型犬並の大きさ。独特のカールした毛が特徴で抜毛や匂いがほとんど無く飼いやすい。日本の人気犬種10年連続で1位。また、ボーダー・コリーに継いで頭の良い犬種とされる。
◼チワワ
・大きな立ち耳とつぶらな瞳が特徴の超小型犬。某コマーシャルの影響で人気に火がついた世界最小の犬。アステカ文明のピラミッドでレリーフが見つかるほど古い犬種。日本での人気犬種2位。
村長の家に帰ると、ボストンテリアの使用人が出迎える。
「ただいま。村長は?」
「村長は奥で奥様とくつろいでおいでです」
「奥様?」
「ええ、先程は美容院に行っていたため不在でした」
「美容院ってことは、奥さんはフレブルじゃないのか」
舌を出してニコリと笑うボストンテリア。
「ええ。奥様はプードルでございます。挨拶なさいますか?」
プードルか。俺は洋服屋さんにいた可愛らしいトイプードルを思い浮かべた。
ボストンテリアの後について奥に入る。
「失礼します。客人をお連れしました」
「あら、ごきげんよう。私が村長夫人のプミ子です」
スッと夫人が立ち上がる。
その顔はまさしくプードル――だけど
「で、デカい!!」
トゥリンが呟く。俺は頷き、ゴクリと唾を飲み込んだ。
大きい。170cm以上あるんじゃないか。
パク作もブル村長も130cmか140cmくらいしかないし、町で見かけたプードル型のコボルトも皆小さかったので勝手に小さいと予想していたので意表をつかれた。
まさかこの夫人、スタンダード・プードルなのか!?
小型犬のイメージが強いプードルは、実は元々大型犬。
日本で馴染み深いトイプードルは、元々大きな犬であるプードルを品種改良して出来た犬なのだ。
「す、素敵な髪型ですね」
美容院に行ってきたというのでとりあえず褒めておく。
「ええ。プードルと言えばこの髪型ですもの」
胸を張る夫人。
夫人のカットは手足にボンボンのついた伝統的なプードルカットだ。
プードルは元々は鴨などを取る狩猟犬で、手足に丸いボンボンがついたようなあの独特のカットは、水中で猟をする際に、胸回りや足先など体の一部を保護するためにできたと言われている。
そう言えば、町で会ったプードルも皆この髪型で、今流行りのテディベアカットにしているのは居なかったな。
ということは、この町で美容院を開いてテディベアカットを流行らせれば大儲け出来るのでは!?
考えれば考えるほどいいアイディアのような気がしてきた。
魔王討伐が終わったらコボルトの美容師《トリマー》になるのもいいかも知れないな。
問題は、ずっと柴犬しか飼ってこなかったから、犬の毛のカットなんてした事がないってことなんだけど……
俺が将来についてそんな展望を立てていると、トゥリンとモモが変な顔をする。
「どうしたんだシバタ、ニタニタして」
「どうせまたイヌのことを考えてるです!」
なぜ分かった!
「おお、戻ってきたか」
ブル村長が戻ってくる。
「あ、はい、戻りました。奥様……その、スラリとしていて美人ですね」
俺が言うと、ブル村長が御満悦そうな笑みを浮かべる。
「そうだろう、そうだろう。手足が長くて、まるで女神のような高貴な顔をしている。一目彼女を見た瞬間に恋に落ちたよ」
「まあ、あなたったら!」
「ははは……」
やはり、自分に無いものを求めた結果そうなってしまったのだろうか?
のろける夫婦に苦笑していると、小柄なチワワのコボルトたちが料理を運んでくる。
「皆様、料理ができましたよ!」
「よし、宴会だ!」
村長が立ち上がる。
「宴が始まるぞーー!!」
コボルトの村の宴会が始まった。
奥の宴会室に通されると、そこにはコボルトの族長たちがたくさん座っていて、俺たちも案内されて席につくと、目の前に沢山の料理が運ばれてきた。
鶏肉をメインに野菜、穀物、芋、豆、果物など色とりどりの皿がズラリと目の前に並ぶ。
「いただきまーす!!」
みんなで食卓を囲む。俺は焼いた若鶏や豆のスープを口に入れた。
「うん、薄味だけど美味しいな」
俺が言うと、トゥリンも頷く。
「ああ。人間の里の料理は味が濃すぎたから、私にはこの方が好みなくらいだ」
「そうなのか?」
通りでトゥリンの料理は味が薄すぎると思った!
「モモも人間の食事よりコボルトの食事のほうが好き」
モモも嬉しそうに言う。うーん、そうなのか。
「サブローさん、よし!」
俺が命令《コマンド》を出すとサブローさんが料理にがっく。
良かった。さっきまで知らない犬《コボルト》に囲まれて、まるで動物病院の待合室にいるみたいに緊張して大人しかったけど、ご飯を食べたら少しリラックスしたみたいだ。
「その子はスプーンとフォークを使えないの?」
プミ子夫人が不思議そうに言う。
「ええ。前足が物を持てる形になっていませんので」
サブローさんの前足を見せてやる。
夫人は不思議そうに自分の手と見比べた。
「あら、本当」
夫人の手は、毛むくじゃらで退化した肉球は付いているものの、基本的に人間と似たような五本指だ。
なるほど、コボルトの手というのはこうなっているのか。
「それに、立っても歩けないの?」
夫人はさらに尋ねる。
「はい。関節や背骨の作りがコボルトとは違うので」
「顔は私たちコボルトみたいなのに、不思議ねえ」
プミ子夫人が言うと、チワワも同意する。
「不思議です」
「顔なんかシュッとしててイケメンなのに」
「本当、勿体無いわぁ」
女子トークが始まる。まるでイケメンゴリラを持て囃す人間のようだ。
心なしかサブローさんの顔もキリッとなる。
ブル村長は話し始めた。
「そうそう、そのサブローさんの事なんだがね、私も気になって調べてみたんだよ。そしたらどうも我々の里に伝わる『伝説の犬神様』なんじゃないかと」
「伝説の犬神様?」
「伝説によると、その昔、勇者様はお供に『伝説の犬神様』というコボルトに似た四足の動物を連れていたそうな。勇者様はその犬神様を深く愛していて、ついには犬神様と交わり我々コボルトが生まれたと!」
変態だな、伝説の勇者!
ブル村長はニコニコと続ける。
「つまり我々コボルトは勇者様の血をひいているのです」
「はあ、なるほど」
トゥリンが俺の袖を引っ張る。
「さっきからフガフガと何を言っているんだ?」
「サブローさんはコボルトの神話に出てくる祖先の獣に似てるって」
俺がかいつまんで神話の説明をすると、トゥリンはクスリと笑った。
「うむ、犬と交わるとは、さすがシバタの前世だな」
なぜか納得した様子のトゥリン。
いや、俺は確かに犬好きだけど、そっちの趣味は無いから!!
「近くの村に犬神様の像もあるんですよ」
チワワがプルプル震えながら言う。
「へぇ、見たいなあ」
「それに、犬神様の像には、かつて勇者が魔王を封印した時のことを書いてあるんです。もしかすると、何かの助けになるかも知れません」
チワワがウルウルしながら言う。
「なるほど」
犬神様の像、一体どんな像なんだろう。
サブローさんと似ているって、本当だろうか?
「なぁトゥリン、犬神様の像ってのがあるらしいんだが、見に行ってもいいか?」
俺が言うと、トゥリンが渋い顔をする。
「シバタ、遊びに来てるんじゃ無いんだぞ。まず私たちはイクベの村に行って、それから魔王退治をだな」
そうだ、イクベの村!
俺は村長に聞いてみた。
「そういえば村長、イクベって場所をご存知ですか? 俺たちそこに行きたくて間違ってここに来たんだけど」
俺が言うと、ブル村長はコテンと首を傾げた。
「……はて?」
やっぱり知らないか。
するとプミ子夫人が答える。
「嫌だわあなた、イクベの村なら鬼ヶ島にあるじゃないの!」
「ああ、ああそうだった」
頭をかくブル村長。
「イクベは……鬼ヶ島に?」
どうやら、偶然にも俺たちの目的地は鬼ヶ島にあるらしい。
--------------------------
◇柴田のわんわんメモ🐾
◼プードル
・スタンダード、ミディアム、ミニチュア、トイの4サイズある。一番大きなスタンダードは大型犬並の大きさ。独特のカールした毛が特徴で抜毛や匂いがほとんど無く飼いやすい。日本の人気犬種10年連続で1位。また、ボーダー・コリーに継いで頭の良い犬種とされる。
◼チワワ
・大きな立ち耳とつぶらな瞳が特徴の超小型犬。某コマーシャルの影響で人気に火がついた世界最小の犬。アステカ文明のピラミッドでレリーフが見つかるほど古い犬種。日本での人気犬種2位。
0
あなたにおすすめの小説
存在感のない聖女が姿を消した後 [完]
風龍佳乃
恋愛
聖女であるディアターナは
永く仕えた国を捨てた。
何故って?
それは新たに現れた聖女が
ヒロインだったから。
ディアターナは
いつの日からか新聖女と比べられ
人々の心が離れていった事を悟った。
もう私の役目は終わったわ…
神託を受けたディアターナは
手紙を残して消えた。
残された国は天災に見舞われ
てしまった。
しかし聖女は戻る事はなかった。
ディアターナは西帝国にて
初代聖女のコリーアンナに出会い
運命を切り開いて
自分自身の幸せをみつけるのだった。
五年後、元夫の後悔が遅すぎる。~娘が「パパ」と呼びそうで困ってます~
放浪人
恋愛
「君との婚姻は無効だ。実家へ帰るがいい」
大聖堂の冷たい石畳の上で、辺境伯ロルフから突然「婚姻は最初から無かった」と宣告された子爵家次女のエリシア。実家にも見放され、身重の体で王都の旧市街へ追放された彼女は、絶望のどん底で愛娘クララを出産する。
生き抜くために針と糸を握ったエリシアは、持ち前の技術で不思議な力を持つ「祝布(しゅくふ)」を織り上げる職人として立ち上がる。施しではなく「仕事」として正当な対価を払い、決して土足で踏み込んでこない救恤院の監督官リュシアンの温かい優しさに触れエリシアは少しずつ人間らしい心と笑顔を取り戻していった。
しかし五年後。辺境を襲った疫病を救うための緊急要請を通じ、エリシアは冷酷だった元夫ロルフと再会してしまう。しかも隣にいる娘の青い瞳は彼と瓜二つだった。
「すまない。私は父としての責任を果たす」
かつての合理主義の塊だった元夫は、自らの過ちを深く悔い、家の権益を捨ててでも母子を守る「強固な盾」になろうとする。娘のクララもまた、危機から救ってくれた彼を「パパ」と呼び始めてしまい……。
だが、どんなに後悔されても、どんなに身を挺して守られても、一度完全に壊された関係が元に戻ることは絶対にない。エリシアが真の伴侶として選ぶのは、凍えた心を溶かし、温かい日常を共に歩んでくれたリュシアンただ一人だった。
これは、全てを奪われた一人の女性が母として力強く成長し誰にも脅かされることのない「本物の家族」と「静かで確かな幸福」を自分の手で選び取るまでの物語。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
悪役令息、前世の記憶により悪評が嵩んで死ぬことを悟り教会に出家しに行った結果、最強の聖騎士になり伝説になる
竜頭蛇
ファンタジー
ある日、前世の記憶を思い出したシド・カマッセイはこの世界がギャルゲー「ヒロイックキングダム」の世界であり、自分がギャルゲの悪役令息であると理解する。
評判が悪すぎて破滅する運命にあるが父親が毒親でシドの悪評を広げたり、関係を作ったものには危害を加えるので現状では何をやっても悪評に繋がるを悟り、家との関係を断って出家をすることを決意する。
身を寄せた教会で働くうちに評判が上がりすぎて、聖女や信者から崇められたり、女神から一目置かれ、やがて最強の聖騎士となり、伝説となる物語。
不倫されて離婚した社畜OLが幼女転生して聖女になりましたが、王国が揉めてて大事にしてもらえないので好きに生きます
天田れおぽん
ファンタジー
ブラック企業に勤める社畜OL沙羅(サラ)は、結婚したものの不倫されて離婚した。スッキリした気分で明るい未来に期待を馳せるも、公園から飛び出てきた子どもを助けたことで、弱っていた心臓が止まってしまい死亡。同情した女神が、黒髪黒目中肉中背バツイチの沙羅を、銀髪碧眼3歳児の聖女として異世界へと転生させてくれた。
ところが王国内で聖女の処遇で揉めていて、転生先は草原だった。
サラは女神がくれた山盛りてんこ盛りのスキルを使い、異世界で知り合ったモフモフたちと暮らし始める――――
※第16話 あつまれ聖獣の森 6 が抜けていましたので2025/07/30に追加しました。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
異世界に召喚されたが勇者ではなかったために放り出された夫婦は拾った赤ちゃんを守り育てる。そして3人の孤児を弟子にする。
お小遣い月3万
ファンタジー
異世界に召喚された夫婦。だけど2人は勇者の資質を持っていなかった。ステータス画面を出現させることはできなかったのだ。ステータス画面が出現できない2人はレベルが上がらなかった。
夫の淳は初級魔法は使えるけど、それ以上の魔法は使えなかった。
妻の美子は魔法すら使えなかった。だけど、のちにユニークスキルを持っていることがわかる。彼女が作った料理を食べるとHPが回復するというユニークスキルである。
勇者になれなかった夫婦は城から放り出され、見知らぬ土地である異世界で暮らし始めた。
ある日、妻は川に洗濯に、夫はゴブリンの討伐に森に出かけた。
夫は竹のような植物が光っているのを見つける。光の正体を確認するために植物を切ると、そこに現れたのは赤ちゃんだった。
夫婦は赤ちゃんを育てることになった。赤ちゃんは女の子だった。
その子を大切に育てる。
女の子が5歳の時に、彼女がステータス画面を発現させることができるのに気づいてしまう。
2人は王様に子どもが奪われないようにステータス画面が発現することを隠した。
だけど子どもはどんどんと強くなって行く。
大切な我が子が魔王討伐に向かうまでの物語。世界で一番大切なモノを守るために夫婦は奮闘する。世界で一番愛しているモノの幸せのために夫婦は奮闘する。
1歳児天使の異世界生活!
春爛漫
ファンタジー
夫に先立たれ、女手一つで子供を育て上げた皇 幸子。病気にかかり死んでしまうが、天使が迎えに来てくれて天界へ行くも、最高神の創造神様が一方的にまくしたてて、サチ・スメラギとして異世界アラタカラに創造神の使徒(天使)として送られてしまう。1歳の子供の身体になり、それなりに人に溶け込もうと頑張るお話。
※心は大人のなんちゃって幼児なので、あたたかい目で見守っていてください。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる