チートが無いのに聖女様~なぜだか囲まれてます~

深郷由希菜

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おまけ 神様の消した未来視(※悲惨な未来が入っています。閲覧注意!)

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やぁどうも、俺っち神様!

こんなところまで見に来るなんて奇特だね?俺っち、こんな未来をあの子に辿ってほしくないから魔力封印したんだけどね。

それじゃあ、あんまりひどくない程度に語ろうか。





まずは王室での話。

あの子は、多い魔力を王様にも知られてあの女装王子の正室、王妃だね。になったんだけど、魔物が入ってこないように結解を張ることになったんだ。

でも、それを維持するには大量の魔力が必要で、それで白羽の矢が立ったのが彼女なんだ。

王子との結婚生活にも結解の維持にも疲れていくあの子を見ているのは結構苦しいよ?

で、まぁ無理が祟って早くに、ね。

俺っち、その後維持できなくなって結解が崩壊した後に魔物が入ってきて日和った国民が対応できなくて滅亡☆まで見えたから、そこまで行ったら俺っちの監督不行き届きで怒られちゃう!






次は、それを阻止してきた貴族に任せてみたんだけど・・・。

こっちの方も酷かったよ。

一言でいうなら、飼い殺しって感じ?

魔力の多さを怖がって魔力抑制装置の首輪をつけられて、更にクスリで言うことを聞くだけのお人形にして、貧しい人たちに施しをする以外できないようにしたんだよね。

そんなことしてたらあの子が壊れちゃうよね。

それに、施しを受けた貧民層は強制労働で返すようにとか酷いことしててね。

って感じだったからこれも却下ー。






貴族とかに任せるのはダメだったから、次は平民のままで行こうと思ったんだ。

そしたら、最初は崇拝レベルであがめてたんだけど、魔力の多さにだんだん恐怖して魔物だろうって言い出して良くて追放、最悪はあの子の家ごと放火してあぶりだしたところを・・・。うん、これ以上言うとR18になりそうだからやめとくね。

恋愛の話全くないけど、あの6人がまさかあそこまであの子を好きになるなんて初めてのことだよ。

ってことで、俺っちは今までにない楽しい結末が見れるように見守っておくね。

あの子に幸せな未来が訪れますように。またね、さん。
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