115 / 147
2章
22 ホン侯爵家 4
しおりを挟む
――夜――
月が明るい夜だった。
その夜空からホン侯爵邸に降り立つ機体が一機。
コウモリの頭と翼をもつ人造巨人が、装甲に月の光を反射させ、庭……本邸のすぐ前に着地した。
ガイ達は広間に移動していたが、その目と鼻の先である。格納庫に入れた運搬機、その中にある自分達の機体よりよほど近い。
その機体を見上げて叫ぶポリアンナ。
「あれは……兄の機体!」
「そこに停めるのか」
苦い顔で呟くガイの横で、シャンリーの目が鋭くなる。
「私達がここにいる事を知っているのね。影針という暗殺者から情報を得ていれば、ポリアンナがここに戻った事から読めるはず」
機体が膝まずき、操縦席から銀髪の騎士――ユーガンが跳び下りる。何メートルもある高さを苦も無く着地し、庭に面した大きな窓から入って来た。
「ただいま戻りました」
そしてガイ達を見回す。そこに驚いた様子は全く無い。
「客人もお揃いか」
慇懃無礼にさえ見えるユーガンに、ポリアンナがたまらず叫んだ。
「兄上! 聞きたい事があります」
義妹の必死なさまに、ユーガンは察した。
「父上。ポリアンナに私の身の上を話しましたな?」
「うむ」
苦悩に顔を歪めつつもホン侯爵は頷く。
そこでシャンリーが毅然と問いかけた。
「私も興味があるわ。ユーガン、なぜケイト帝国にいまだ弓引くの? まさか皇帝になれないから……というわけでもないでしょう?」
冷たい目を彼女に向けるユーガン。その視線には敵意が籠っていた。
「そのまさかだと言ったら? 可能性が私達に無い。それが気に入らない……だからだと言ったら?」
彼は己の掌を見つめる。
「吸血鬼の力に覚醒した当時、私は信じられなかった――それまで己を人間だと思っていたからな。両親が養父母だなどと思ってもいなかった。しかし思い悩んで訊いてみれば、私は異世界から来た半吸血鬼だという」
掌が握られた。拳に力が入り、震える。
「私には生まれながらに、皇帝への道は無かったのだ。それを誰も知らなかった」
それを聞き、タリンが「ヘッ!」と吐き捨てる。
「そんなに地位が欲しいのかよ。それとも皇女さんに内心惚れ込んでいたのか?」
今度は彼に目を向けるユーガン。しかし……
「あれば嬉しく、さりとて無いならそれで……といった所か。どちらもな」
その言葉に怒りや苛立ちは無かった。落ち着きさえあった。
「わけがわかりません。ならばなぜ封印された古竜を、改造までしてけしかけているんです?」
スティーナが問う。
するとユーガンが目を向け、話かけたのは、己の義両親にだった。
「父上、母上。私が人外種族だったとわかったあの日。貴方達は悲しんで私に詫びましたよね。わからなかった、すまない……と」
言葉から落ち着きが次第に消えていく。
「なぜ貴方達が悲しむのでしょうか? 私を我が子として慈しみ、面倒をみてくださったというのに。それは、本来持っていた……と思っていた可能性が無かったからでしょう?」
無いとわかっていたのと、有ると思っていた物が無かったのと。
その二つは違う。違うのだ。
「私も悲しかったですよ。私にも、顔も知らない実母にも、ひきとってくださった貴方達にも、誰一人落ち度などなかったというのに、貴方達を悲しませた事が。原因が、私が私自身だという事が」
声に憤りが籠っていく。
何に、誰に対してなのか……。
「そして私が将来子を作っても、その子が男でかつ人間でなければ、やはり可能性は無い。孫に望みを託した所で、その頃貴方達が生きているかどうか……貴方達は人間なのだから。私はそうではないのだから!」
ユーガンの子が人間の男子である見込みは、半々のさらに半々。妻が人間だと限定した上でだ。その分の悪さもまた彼が彼身だからだ。
彼の心情をぶつけられ、その両親は驚き、戸惑った。
「何を……言っている!? 皇帝などそこまでこだわる物では……」
「全く期待していなかった、と断言できますかな?」
養子がそう問うと、一瞬言葉に詰まりはしたが。
それでも侯爵は訴えた。
「それは、お前が真面目でできが良く理髪な子だったから……そうなれば嬉しいと、親の贔屓目程度の話で……」
ユーガンはその言葉に頷いた。喜び、満足して。
そしてだからこそ――
「その親馬鹿一つ許されないから、私に詫びたのでしょう? 何も悪くない貴方が」
「成りたかったわけではなく、許せなかったという事か?」
ガイが訊くと、ユーガンは「ああ」と肯定した。
しかしこうも付け加える。
「何を嫌おうが内心だけなら自由だ。私が公言するのはこれが初めてだし……本当なら心の奥底に一生押し込めていただろう。何事も無い時代なら。平和な時代ならな」
誰しも、どうにもならない事がある。
どうにもならなければ諦めもつく。
だが――
「だが、この時代にはチャンスがあった。この決まりを……帝国を土台から崩してしまうチャンスが。それが私の前に来てしまった」
機会が与えられなかった事が天運なら、機会を得るのもまた天運。
「だから魔王軍に降った。封印された魔竜を手土産に、戦わずしてな」
そこで微かに、ユーガンは笑った。
どこか自嘲気味に。
「だが世の中はとかく思い通りにいかぬもの。ケイト帝国は首の皮一枚で繋がってしまった。ならばとどめを刺さねばならん。人間しか皇帝になれないという掟を、皇帝が最上位にある地で変えるには、一度叩き壊すしかない」
「そして貴方が皇帝になると」
シャンリーが問う。
ユーガンは……頷かなかった。
「他の者でもいいし、いっそ別の国が興ってもいい。前例が一度できてしまえば、今度は他種族が元の掟を断固認めなくなるだろう」
「今の帝国の掟は差別だ、それを破壊する……という大義名分でしたか」
スティーナは理解したように、しかしどこか揶揄するように言った。
だがユーガンは……それを否定した。
「裏切りで始めているのに大儀や正義などあるものか。戦後の復興を踏みにじってでも帝国に剣を向けるのは、ただ私の身の上にとって許せないという……己の私情だ。私怨だよ」
月が明るい夜だった。
その夜空からホン侯爵邸に降り立つ機体が一機。
コウモリの頭と翼をもつ人造巨人が、装甲に月の光を反射させ、庭……本邸のすぐ前に着地した。
ガイ達は広間に移動していたが、その目と鼻の先である。格納庫に入れた運搬機、その中にある自分達の機体よりよほど近い。
その機体を見上げて叫ぶポリアンナ。
「あれは……兄の機体!」
「そこに停めるのか」
苦い顔で呟くガイの横で、シャンリーの目が鋭くなる。
「私達がここにいる事を知っているのね。影針という暗殺者から情報を得ていれば、ポリアンナがここに戻った事から読めるはず」
機体が膝まずき、操縦席から銀髪の騎士――ユーガンが跳び下りる。何メートルもある高さを苦も無く着地し、庭に面した大きな窓から入って来た。
「ただいま戻りました」
そしてガイ達を見回す。そこに驚いた様子は全く無い。
「客人もお揃いか」
慇懃無礼にさえ見えるユーガンに、ポリアンナがたまらず叫んだ。
「兄上! 聞きたい事があります」
義妹の必死なさまに、ユーガンは察した。
「父上。ポリアンナに私の身の上を話しましたな?」
「うむ」
苦悩に顔を歪めつつもホン侯爵は頷く。
そこでシャンリーが毅然と問いかけた。
「私も興味があるわ。ユーガン、なぜケイト帝国にいまだ弓引くの? まさか皇帝になれないから……というわけでもないでしょう?」
冷たい目を彼女に向けるユーガン。その視線には敵意が籠っていた。
「そのまさかだと言ったら? 可能性が私達に無い。それが気に入らない……だからだと言ったら?」
彼は己の掌を見つめる。
「吸血鬼の力に覚醒した当時、私は信じられなかった――それまで己を人間だと思っていたからな。両親が養父母だなどと思ってもいなかった。しかし思い悩んで訊いてみれば、私は異世界から来た半吸血鬼だという」
掌が握られた。拳に力が入り、震える。
「私には生まれながらに、皇帝への道は無かったのだ。それを誰も知らなかった」
それを聞き、タリンが「ヘッ!」と吐き捨てる。
「そんなに地位が欲しいのかよ。それとも皇女さんに内心惚れ込んでいたのか?」
今度は彼に目を向けるユーガン。しかし……
「あれば嬉しく、さりとて無いならそれで……といった所か。どちらもな」
その言葉に怒りや苛立ちは無かった。落ち着きさえあった。
「わけがわかりません。ならばなぜ封印された古竜を、改造までしてけしかけているんです?」
スティーナが問う。
するとユーガンが目を向け、話かけたのは、己の義両親にだった。
「父上、母上。私が人外種族だったとわかったあの日。貴方達は悲しんで私に詫びましたよね。わからなかった、すまない……と」
言葉から落ち着きが次第に消えていく。
「なぜ貴方達が悲しむのでしょうか? 私を我が子として慈しみ、面倒をみてくださったというのに。それは、本来持っていた……と思っていた可能性が無かったからでしょう?」
無いとわかっていたのと、有ると思っていた物が無かったのと。
その二つは違う。違うのだ。
「私も悲しかったですよ。私にも、顔も知らない実母にも、ひきとってくださった貴方達にも、誰一人落ち度などなかったというのに、貴方達を悲しませた事が。原因が、私が私自身だという事が」
声に憤りが籠っていく。
何に、誰に対してなのか……。
「そして私が将来子を作っても、その子が男でかつ人間でなければ、やはり可能性は無い。孫に望みを託した所で、その頃貴方達が生きているかどうか……貴方達は人間なのだから。私はそうではないのだから!」
ユーガンの子が人間の男子である見込みは、半々のさらに半々。妻が人間だと限定した上でだ。その分の悪さもまた彼が彼身だからだ。
彼の心情をぶつけられ、その両親は驚き、戸惑った。
「何を……言っている!? 皇帝などそこまでこだわる物では……」
「全く期待していなかった、と断言できますかな?」
養子がそう問うと、一瞬言葉に詰まりはしたが。
それでも侯爵は訴えた。
「それは、お前が真面目でできが良く理髪な子だったから……そうなれば嬉しいと、親の贔屓目程度の話で……」
ユーガンはその言葉に頷いた。喜び、満足して。
そしてだからこそ――
「その親馬鹿一つ許されないから、私に詫びたのでしょう? 何も悪くない貴方が」
「成りたかったわけではなく、許せなかったという事か?」
ガイが訊くと、ユーガンは「ああ」と肯定した。
しかしこうも付け加える。
「何を嫌おうが内心だけなら自由だ。私が公言するのはこれが初めてだし……本当なら心の奥底に一生押し込めていただろう。何事も無い時代なら。平和な時代ならな」
誰しも、どうにもならない事がある。
どうにもならなければ諦めもつく。
だが――
「だが、この時代にはチャンスがあった。この決まりを……帝国を土台から崩してしまうチャンスが。それが私の前に来てしまった」
機会が与えられなかった事が天運なら、機会を得るのもまた天運。
「だから魔王軍に降った。封印された魔竜を手土産に、戦わずしてな」
そこで微かに、ユーガンは笑った。
どこか自嘲気味に。
「だが世の中はとかく思い通りにいかぬもの。ケイト帝国は首の皮一枚で繋がってしまった。ならばとどめを刺さねばならん。人間しか皇帝になれないという掟を、皇帝が最上位にある地で変えるには、一度叩き壊すしかない」
「そして貴方が皇帝になると」
シャンリーが問う。
ユーガンは……頷かなかった。
「他の者でもいいし、いっそ別の国が興ってもいい。前例が一度できてしまえば、今度は他種族が元の掟を断固認めなくなるだろう」
「今の帝国の掟は差別だ、それを破壊する……という大義名分でしたか」
スティーナは理解したように、しかしどこか揶揄するように言った。
だがユーガンは……それを否定した。
「裏切りで始めているのに大儀や正義などあるものか。戦後の復興を踏みにじってでも帝国に剣を向けるのは、ただ私の身の上にとって許せないという……己の私情だ。私怨だよ」
0
あなたにおすすめの小説
【完結】婚約者?勘違いも程々にして下さいませ
リリス
恋愛
公爵令嬢ヤスミーンには侯爵家三男のエグモントと言う婚約者がいた。
先日不慮の事故によりヤスミーンの両親が他界し女公爵として相続を前にエグモントと結婚式を三ヶ月後に控え前倒しで共に住む事となる。
エグモントが公爵家へ引越しした当日何故か彼の隣で、彼の腕に絡みつく様に引っ付いている女が一匹?
「僕の幼馴染で従妹なんだ。身体も弱くて余り外にも出られないんだ。今度僕が公爵になるって言えばね、是が非とも住んでいる所を見てみたいって言うから連れてきたんだよ。いいよねヤスミーンは僕の妻で公爵夫人なのだもん。公爵夫人ともなれば心は海の様に広い人でなければいけないよ」
はて、そこでヤスミーンは思案する。
何時から私が公爵夫人でエグモンドが公爵なのだろうかと。
また病気がちと言う従妹はヤスミーンの許可も取らず堂々と公爵邸で好き勝手に暮らし始める。
最初の間ヤスミーンは静かにその様子を見守っていた。
するとある変化が……。
ゆるふわ設定ざまああり?です。
オッサン齢50過ぎにしてダンジョンデビューする【なろう100万PV、カクヨム20万PV突破】
山親爺大将
ファンタジー
剣崎鉄也、4年前にダンジョンが現れた現代日本で暮らす53歳のおっさんだ。
失われた20年世代で職を転々とし今は介護職に就いている。
そんな彼が交通事故にあった。
ファンタジーの世界ならここで転生出来るのだろうが、現実はそんなに甘く無い。
「どうしたものかな」
入院先の個室のベッドの上で、俺は途方に暮れていた。
今回の事故で腕に怪我をしてしまい、元の仕事には戻れなかった。
たまたま保険で個室代も出るというので個室にしてもらったけど、たいして蓄えもなく、退院したらすぐにでも働かないとならない。
そんな俺は交通事故で死を覚悟した時にひとつ強烈に後悔をした事があった。
『こんな事ならダンジョンに潜っておけばよかった』
である。
50過ぎのオッサンが何を言ってると思うかもしれないが、その年代はちょうど中学生くらいにファンタジーが流行り、高校生くらいにRPGやライトノベルが流行った世代である。
ファンタジー系ヲタクの先駆者のような年代だ。
俺もそちら側の人間だった。
年齢で完全に諦めていたが、今回のことで自分がどれくらい未練があったか理解した。
「冒険者、いや、探索者っていうんだっけ、やってみるか」
これは体力も衰え、知力も怪しくなってきて、ついでに運にも見放されたオッサンが無い知恵絞ってなんとか探索者としてやっていく物語である。
注意事項
50過ぎのオッサンが子供ほどに歳の離れた女の子に惚れたり、悶々としたりするシーンが出てきます。
あらかじめご了承の上読み進めてください。
注意事項2 作者はメンタル豆腐なので、耐えられないと思った感想の場合はブロック、削除等をして見ないという行動を起こします。お気を悪くする方もおるかと思います。予め謝罪しておきます。
注意事項3 お話と表紙はなんの関係もありません。
ラストアタック!〜御者のオッサン、棚ぼたで最強になる〜
KeyBow
ファンタジー
第18回ファンタジー小説大賞奨励賞受賞
ディノッゾ、36歳。職業、馬車の御者。
諸国を旅するのを生き甲斐としながらも、その実態は、酒と女が好きで、いつかは楽して暮らしたいと願う、どこにでもいる平凡なオッサンだ。
そんな男が、ある日、傲慢なSランクパーティーが挑むドラゴンの討伐に、くじ引きによって理不尽な捨て駒として巻き込まれる。
捨て駒として先行させられたディノッゾの馬車。竜との遭遇地点として聞かされていた場所より、遥か手前でそれは起こった。天を覆う巨大な影―――ドラゴンの襲撃。馬車は木っ端微塵に砕け散り、ディノッゾは、同乗していたメイドの少女リリアと共に、死の淵へと叩き落された―――はずだった。
腕には、守るべきメイドの少女。
眼下には、Sランクパーティーさえも圧倒する、伝説のドラゴン。
―――それは、ただの不運な落下のはずだった。
崩れ落ちる崖から転落する際、杖代わりにしていただけの槍が、本当に、ただ偶然にも、ドラゴンのたった一つの弱点である『逆鱗』を貫いた。
その、あまりにも幸運な事故こそが、竜の命を絶つ『最後の一撃(ラストアタック)』となったことを、彼はまだ知らない。
死の淵から生還した彼が手に入れたのは、神の如き規格外の力と、彼を「師」と慕う、新たな仲間たちだった。
だが、その力の代償は、あまりにも大きい。
彼が何よりも愛していた“酒と女と気楽な旅”――
つまり平和で自堕落な生活そのものだった。
これは、英雄になるつもりのなかった「ただのオッサン」が、
守るべき者たちのため、そして亡き友との誓いのために、
いつしか、世界を救う伝説へと祭り上げられていく物語。
―――その勘違いと優しさが、やがて世界を揺るがす。
異世界でぺったんこさん!〜無限収納5段階活用で無双する〜
KeyBow
ファンタジー
間もなく50歳になる銀行マンのおっさんは、高校生達の異世界召喚に巻き込まれた。
何故か若返り、他の召喚者と同じ高校生位の年齢になっていた。
召喚したのは、魔王を討ち滅ぼす為だと伝えられる。自分で2つのスキルを選ぶ事が出来ると言われ、おっさんが選んだのは無限収納と飛翔!
しかし召喚した者達はスキルを制御する為の装飾品と偽り、隷属の首輪を装着しようとしていた・・・
いち早くその嘘に気が付いたおっさんが1人の少女を連れて逃亡を図る。
その後おっさんは無限収納の5段階活用で無双する!・・・はずだ。
上空に飛び、そこから大きな岩を落として押しつぶす。やがて救った少女は口癖のように言う。
またぺったんこですか?・・・
俺は異世界の潤滑油!~油使いに転生した俺は、冒険者ギルドの人間関係だってヌルッヌルに改善しちゃいます~
あけちともあき
ファンタジー
冒険者ナザルは油使い。
魔力を油に変換し、滑らせたり燃やしたりできるユニークスキル持ちだ。
その特殊な能力ゆえ、冒険者パーティのメインメンバーとはならず、様々な状況のピンチヒッターをやって暮らしている。
実は、ナザルは転生者。
とある企業の中間管理職として、人間関係を良好に保つために組織の潤滑油として暗躍していた。
ひょんなことから死んだ彼は、異世界パルメディアに転生し、油使いナザルとなった。
冒険者の街、アーランには様々な事件が舞い込む。
それに伴って、たくさんの人々がやってくる。
もちろん、それだけの数のトラブルも来るし、いざこざだってある。
ナザルはその能力で事件解決の手伝いをし、生前の潤滑油スキルで人間関係改善のお手伝いをする。
冒険者に、街の皆さん、あるいはギルドの隅にいつもいる、安楽椅子冒険者のハーフエルフ。
ナザルと様々なキャラクターたちが織りなす、楽しいファンタジー日常劇。
{完結保証}規格外の最強皇子、自由に生きて無双する〜どこへ行っても、後世まで語られる偉業を残していく、常識外れの皇子〜
Saioonji
ファンタジー
母に殴られ、命を奪われた――そのはずだった。
だが目を覚ました先は、白く豪奢な王城の一室。
赤子の身体、仕えるメイド、そして“皇子”という立場。
前世では愛されず、名前すら価値を持たなかった少年が、
今度は世界の中心に生まれ落ちてしまった。
記憶を失ったふりをしながら、
静かに、冷静に、この世界を観察する皇子。
しかし彼の中には、すでに常識外れの思考と力が芽生えていた。
――これは復讐でも、救済でもない。
自由を求めただけの少年が、
やがて国を、歴史を、価値観そのものを揺るがしていく物語。
最強であることすら、彼にとってはただの前提条件だった。
重複投稿作品です
小説家になろうとカクヨムにも投稿しています。
ジャングリラ~悪魔に屠られ魔王転生。死の森を楽園に変える物語~
とんがり頭のカモノハシ
ファンタジー
「別の世界から勇者を召喚する卑怯な手口」に業を煮やした堕天使・ルシファーにより、異世界へ魔王として転生させられた大学生・左丹龍之介。
先代・魔王が勇者により討伐されて100年――。
龍之介が見たものは、人魔戦争に敗れた魔族が、辺境の森で厳しい生活を余儀なくされている姿だった。
魔族の生活向上を目指し、龍之介は元魔王軍の四天王、悪魔公のリリス、フェンリルのロキア、妖狐の緋魅狐、古代龍のアモンを次々に配下に収めていく。
バラバラだった魔族を再び一つにした龍之介は、転生前の知識と異世界の人間の暮らしを参考に、森の中へ楽園を作るべく奔走するのだが……
【しっかり書き換え版】『異世界でたった1人の日本人』~ 異世界で日本の神の加護を持つたった1人の男~
石のやっさん
ファンタジー
12/17 13時20分 HOT男性部門1位 ファンタジー日間 1位 でした。
ありがとうございます
主人公の神代理人(かみしろ りひと)はクラスの異世界転移に巻き込まれた。
転移前に白い空間にて女神イシュタスがジョブやスキルを与えていたのだが、理人の番が来た時にイシュタスの顔色が変わる。「貴方神臭いわね」そう言うと理人にだけジョブやスキルも与えずに異世界に転移をさせた。
ジョブやスキルの無い事から早々と城から追い出される事が決まった、理人の前に天照の分体、眷属のアマ=テラス事『テラスちゃん』が現れた。
『異世界の女神は誘拐犯なんだ』とリヒトに話し、神社の宮司の孫の理人に異世界でも生きられるように日本人ならではの力を授けてくれた。
ここから『異世界でたった1人の日本人、理人の物語』がスタートする
「『異世界でたった1人の日本人』 私達を蔑ろにしチート貰ったのだから返して貰いますね」が好評だったのですが...昔に書いて小説らしくないのでしっかり書き始めました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる