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魔王登場
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メクリアの中に入って見渡してみたがやはり人が見当たらない。
この広いメクリアから魔王がどこにいるかを探さなければならない。
ルーナ
「本当ここ不気味ね。魔王はあの塔にいそうだよね。」
ルーナも僕と同じ事を考えていた。メクリアの中にそびて立つ高さ約100mの黒い塔があったのだ。魔王が最上階で座っていそうな雰囲気がある。
ルーナと話し合いとりあえずそこを目指すことにした。距離はそこまで遠くはない。
進んで行くとゴブリンが3体いた。それらを倒し突き進んで行くと、剣を持ったガイコツの魔物が現れた。
ルーナ
「こいつはスケルトンよ。今まで戦った魔物の中で1番強いよ、気をつけて!」
僕はオーラリングソードを唱えスケルトンに剣を振りかざした。
スケルトンに攻撃が当たったが、すぐにカウンター攻撃をされ左足を切られてしまった。呪文ヒーランで傷を治した。
もう1度オーラリングソードを放ったが倒れる様子がなく、カウンターを喰らう前にルーナが助けてくれた。
ルーナ
「オーラリングソードはスケルトンと相性が悪いんじゃないかな、火力が出てても相性が悪ければあまりダメージは与えられないよ」
無属性呪文でも相性が悪い時もあるのかと少しがっかりした。これはピンチだ。僕の呪文の攻撃で火力が大きいのはオーラリングソードだけだ。あとはファングなどが倒せるぐらいの火力が出る呪文しかない。
考えているとルーナが離れた距離からシャイニングアローを放った。スケルトンに直撃したが倒れない。
ルーナは攻撃力はそんなに高くない。ルーナにスケルトンを倒すのは難しいだろう。
とりあえず離れた距離からファイヤーボールを唱え放った。するとスケルトンは剣でファイヤーボールの軌道をルーナの方向に変えたのだ。
ルーナはよけきれずファイヤーボールを喰らってしまった。
駆け寄ろうとするがルーナは自分で回復するからと言い回復呪文を唱えている。
傷は後でいいということだろう。
僕は頭の中で1つの呪文を思い出した。相手はガイコツだ。成功する可能性はある。魔物に使うのは始めだ。
僕はスケルトンに
「デスクラッシュ」と唱えた。
スケルトンは足の骨が砕け、立ち上がれなくなった。
デスクラッシュは成功したのだ。
スコットにデスクラッシュを使ってから、ルーナに使うのを止められていたのだ。呪文レベルは高いほど使うのが難しく自分のレベルに合わせた呪文でなければ制御できないらしい。
デスクラッシュは呪文レベルSだから自分がだいぶ成長したんだと実感した。
なんとかスケルトンを倒しルーナのところへ向かった。
ユート
「ルーナ大丈夫!ごめんね、僕のファイヤー
ボールを当ててしまって。」
ルーナ
「これくらい大丈夫だから、心配しないで!それよりデスクラッシュ成功させたんだね。」
そんな話をしながら回復していると後ろから声が聞こえたのである。
「今の呪文デスクラッシュ、なぜお前も使える」
振り向くと人間のような姿だが、全身緑で、黒い羽が生え、ツノがある魔王らしきものが立っていた。
こいつが魔王か?心の中で思った。
こいつがダントツでオーラが違う。
勝てる気がしない。
ユート
「もしかしてお前がメクリアの魔王か?」
魔王
「いかにも私がメクリアの魔王、バロールだ。ワイバーンから敵が来たと聞いてな。私が直々に来てやったぞ。」
バロールとの戦いが始まる。
この広いメクリアから魔王がどこにいるかを探さなければならない。
ルーナ
「本当ここ不気味ね。魔王はあの塔にいそうだよね。」
ルーナも僕と同じ事を考えていた。メクリアの中にそびて立つ高さ約100mの黒い塔があったのだ。魔王が最上階で座っていそうな雰囲気がある。
ルーナと話し合いとりあえずそこを目指すことにした。距離はそこまで遠くはない。
進んで行くとゴブリンが3体いた。それらを倒し突き進んで行くと、剣を持ったガイコツの魔物が現れた。
ルーナ
「こいつはスケルトンよ。今まで戦った魔物の中で1番強いよ、気をつけて!」
僕はオーラリングソードを唱えスケルトンに剣を振りかざした。
スケルトンに攻撃が当たったが、すぐにカウンター攻撃をされ左足を切られてしまった。呪文ヒーランで傷を治した。
もう1度オーラリングソードを放ったが倒れる様子がなく、カウンターを喰らう前にルーナが助けてくれた。
ルーナ
「オーラリングソードはスケルトンと相性が悪いんじゃないかな、火力が出てても相性が悪ければあまりダメージは与えられないよ」
無属性呪文でも相性が悪い時もあるのかと少しがっかりした。これはピンチだ。僕の呪文の攻撃で火力が大きいのはオーラリングソードだけだ。あとはファングなどが倒せるぐらいの火力が出る呪文しかない。
考えているとルーナが離れた距離からシャイニングアローを放った。スケルトンに直撃したが倒れない。
ルーナは攻撃力はそんなに高くない。ルーナにスケルトンを倒すのは難しいだろう。
とりあえず離れた距離からファイヤーボールを唱え放った。するとスケルトンは剣でファイヤーボールの軌道をルーナの方向に変えたのだ。
ルーナはよけきれずファイヤーボールを喰らってしまった。
駆け寄ろうとするがルーナは自分で回復するからと言い回復呪文を唱えている。
傷は後でいいということだろう。
僕は頭の中で1つの呪文を思い出した。相手はガイコツだ。成功する可能性はある。魔物に使うのは始めだ。
僕はスケルトンに
「デスクラッシュ」と唱えた。
スケルトンは足の骨が砕け、立ち上がれなくなった。
デスクラッシュは成功したのだ。
スコットにデスクラッシュを使ってから、ルーナに使うのを止められていたのだ。呪文レベルは高いほど使うのが難しく自分のレベルに合わせた呪文でなければ制御できないらしい。
デスクラッシュは呪文レベルSだから自分がだいぶ成長したんだと実感した。
なんとかスケルトンを倒しルーナのところへ向かった。
ユート
「ルーナ大丈夫!ごめんね、僕のファイヤー
ボールを当ててしまって。」
ルーナ
「これくらい大丈夫だから、心配しないで!それよりデスクラッシュ成功させたんだね。」
そんな話をしながら回復していると後ろから声が聞こえたのである。
「今の呪文デスクラッシュ、なぜお前も使える」
振り向くと人間のような姿だが、全身緑で、黒い羽が生え、ツノがある魔王らしきものが立っていた。
こいつが魔王か?心の中で思った。
こいつがダントツでオーラが違う。
勝てる気がしない。
ユート
「もしかしてお前がメクリアの魔王か?」
魔王
「いかにも私がメクリアの魔王、バロールだ。ワイバーンから敵が来たと聞いてな。私が直々に来てやったぞ。」
バロールとの戦いが始まる。
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