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メクリア
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今日はいつもより少し早く起きた。
ルーナと朝ごはんを食べて、出発する準備を始めた。僕は大きいリュックサックを背負った。中には昨日道具屋で買った物がはいっている。
僕が行こうと言い、家を出た。
メクリアはルーナと始めて会った芝生の上をひたすら歩いたところにある。
芝生の上を歩いているとファング2匹がやってきた。僕はファイヤーボールと唱え1匹を倒した。ルーナはホリーソードと唱えもう1匹を突き刺して倒した。
僕はレベルも上がり今ではファイヤーボールでもファングを倒せるほどに成長したのである。ルーナはあれから見違えるほど攻撃力が上がっている。
その後も依頼で倒したことのある魔物が現れては倒して行き、半分の地点まで来たので休憩することにした。
ルーナ
「少し数が多くなってきたね。ここからはもっと慎重に行かないと。」
汗を拭きながらルーナが話していた。魔物も強くなってきている。魔王に近づいているのかと考えていた。
また歩き始めると見たことのない緑の二足歩行の魔物に出会った。今まではスライム、ファング、犬みたいな見た目の肉食のガレル、蜂のような虫ビートなどを倒していた。
しかし、この魔物は今まで倒した魔物には感じなかったオーラを感じる。
ルーナ
「これはゴブリンよ、魔王の手下だわ。気をつけて。」
なるほど、このオーラは魔王から来ているのか。
僕はファイヤーボールをゴブリンに向かって唱えた。直撃したがまだ立っている。
ルーナがホリーソードと唱え突き刺した。
すると、ゴブリンは倒れた。倒すことができたようだが、もう一撃では倒せないとこまで来たと実感した。
慎重に歩いているとゴブリンが2体現れた。1体はオーラリングソードを放ち一撃で倒すことができた。オーラリングソードの威力が上がった証拠だろう。もう1匹にルーナがホリーソードを唱え攻撃した。
しかし、ダメージが浅くゴブリンにカウンターをくらい左腕を切られてしまった。
すかさずファイヤーボールを唱えゴブリンを倒しことなく終えた。
無属性の呪文ヒーランを使ってルーナの傷を治した。傷を治すだけで体力を回復できるわけではない。いわば止血みないなものだ。
ルーナの魔法は体力や魔法力を回復することができる。しかし今は傷などは治せないらしい。
ルーナ
「ごめんね、足引っ張って。」
ユート
「そんなことないよ、1人だったらもっとやばかったかもしれないし。」
ルーナ
「ここからは駆け足で行きましょう。無駄な戦闘は避けるべきよ。」
ルーナの意見に賛成して駆け足で行くことにした。ゴブリン達と戦い過ぎて体力や魔法力を消耗しすぎては大変だからだ。
それからゴブリンを合計で6匹ほど倒し、目的地が見え始めたので休憩を取ることにした。
これ以上進むと休憩できる場所がないかもしれないからだ。
お互い相当疲れている。当たり前だ、依頼はこなしていたが、冒険は始めてだ。始めての冒険が魔王討伐だし、精神的疲労もかなり溜まっている。
しかし、こんなところでへばってはダメだ。
メクリアは地球でいうところのコロンビアに位置しているためまだ南アメリカ大陸だ。
日本奪還にはユーラシア大陸まで行かなければならない。これ以上に過酷だなと心の中で思った。
またメクリアに向かって歩き始めた。
歩いていると何か飛んでいる物が目に入ってきた。よく見ると黒い小さな龍が2体飛んでいた。
ルーナ
「あれはワイバーンよ、厄介だわ。」
ワイバーンはこちらに気づき、火の玉を口から発射してきた。間一髪でよけ、こちらもファイヤーボールを唱えた。しかしあっさりかわされてしまった。
飛んでいるものにファイヤーボールを当てるのは難しいな。剣の攻撃なんて当たるはずがない。頭で考えていると、ルーナが私に任せてと言い1歩前に出た。
ルーナが「シャニイングアロー」と唱えると手から光の弓で矢を引き、発射した。
その矢が1匹のワイバーンに直撃し討伐した。もう1匹は逃げてしまった。
ユート
「すごいね!そんな技があったなんて」
ルーナ
「私もやる時はやるんだから。でも喜んでる場合じゃないよ、逃げたワイバーンが魔王に敵が来たって知らせに行ったかもしれない。」
確かにそれはある。だとすれば相当まずいことになった。敵を集められて攻められる可能性がある。それでも行くしかない。
2人はまた歩き出した。
しばらく歩くととメクリアの前まで来れた。
メクリアは異様な雰囲気を醸し出している。人が見当たらない。もしかするとこの国全体が魔王に支配されているのかと考えた。
僕たち2人はメクリアに1歩踏み入れた。
ルーナと朝ごはんを食べて、出発する準備を始めた。僕は大きいリュックサックを背負った。中には昨日道具屋で買った物がはいっている。
僕が行こうと言い、家を出た。
メクリアはルーナと始めて会った芝生の上をひたすら歩いたところにある。
芝生の上を歩いているとファング2匹がやってきた。僕はファイヤーボールと唱え1匹を倒した。ルーナはホリーソードと唱えもう1匹を突き刺して倒した。
僕はレベルも上がり今ではファイヤーボールでもファングを倒せるほどに成長したのである。ルーナはあれから見違えるほど攻撃力が上がっている。
その後も依頼で倒したことのある魔物が現れては倒して行き、半分の地点まで来たので休憩することにした。
ルーナ
「少し数が多くなってきたね。ここからはもっと慎重に行かないと。」
汗を拭きながらルーナが話していた。魔物も強くなってきている。魔王に近づいているのかと考えていた。
また歩き始めると見たことのない緑の二足歩行の魔物に出会った。今まではスライム、ファング、犬みたいな見た目の肉食のガレル、蜂のような虫ビートなどを倒していた。
しかし、この魔物は今まで倒した魔物には感じなかったオーラを感じる。
ルーナ
「これはゴブリンよ、魔王の手下だわ。気をつけて。」
なるほど、このオーラは魔王から来ているのか。
僕はファイヤーボールをゴブリンに向かって唱えた。直撃したがまだ立っている。
ルーナがホリーソードと唱え突き刺した。
すると、ゴブリンは倒れた。倒すことができたようだが、もう一撃では倒せないとこまで来たと実感した。
慎重に歩いているとゴブリンが2体現れた。1体はオーラリングソードを放ち一撃で倒すことができた。オーラリングソードの威力が上がった証拠だろう。もう1匹にルーナがホリーソードを唱え攻撃した。
しかし、ダメージが浅くゴブリンにカウンターをくらい左腕を切られてしまった。
すかさずファイヤーボールを唱えゴブリンを倒しことなく終えた。
無属性の呪文ヒーランを使ってルーナの傷を治した。傷を治すだけで体力を回復できるわけではない。いわば止血みないなものだ。
ルーナの魔法は体力や魔法力を回復することができる。しかし今は傷などは治せないらしい。
ルーナ
「ごめんね、足引っ張って。」
ユート
「そんなことないよ、1人だったらもっとやばかったかもしれないし。」
ルーナ
「ここからは駆け足で行きましょう。無駄な戦闘は避けるべきよ。」
ルーナの意見に賛成して駆け足で行くことにした。ゴブリン達と戦い過ぎて体力や魔法力を消耗しすぎては大変だからだ。
それからゴブリンを合計で6匹ほど倒し、目的地が見え始めたので休憩を取ることにした。
これ以上進むと休憩できる場所がないかもしれないからだ。
お互い相当疲れている。当たり前だ、依頼はこなしていたが、冒険は始めてだ。始めての冒険が魔王討伐だし、精神的疲労もかなり溜まっている。
しかし、こんなところでへばってはダメだ。
メクリアは地球でいうところのコロンビアに位置しているためまだ南アメリカ大陸だ。
日本奪還にはユーラシア大陸まで行かなければならない。これ以上に過酷だなと心の中で思った。
またメクリアに向かって歩き始めた。
歩いていると何か飛んでいる物が目に入ってきた。よく見ると黒い小さな龍が2体飛んでいた。
ルーナ
「あれはワイバーンよ、厄介だわ。」
ワイバーンはこちらに気づき、火の玉を口から発射してきた。間一髪でよけ、こちらもファイヤーボールを唱えた。しかしあっさりかわされてしまった。
飛んでいるものにファイヤーボールを当てるのは難しいな。剣の攻撃なんて当たるはずがない。頭で考えていると、ルーナが私に任せてと言い1歩前に出た。
ルーナが「シャニイングアロー」と唱えると手から光の弓で矢を引き、発射した。
その矢が1匹のワイバーンに直撃し討伐した。もう1匹は逃げてしまった。
ユート
「すごいね!そんな技があったなんて」
ルーナ
「私もやる時はやるんだから。でも喜んでる場合じゃないよ、逃げたワイバーンが魔王に敵が来たって知らせに行ったかもしれない。」
確かにそれはある。だとすれば相当まずいことになった。敵を集められて攻められる可能性がある。それでも行くしかない。
2人はまた歩き出した。
しばらく歩くととメクリアの前まで来れた。
メクリアは異様な雰囲気を醸し出している。人が見当たらない。もしかするとこの国全体が魔王に支配されているのかと考えた。
僕たち2人はメクリアに1歩踏み入れた。
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